読み物

メイドインアビス 8巻の感想

投稿日:2019年5月30日 更新日:

8巻には48話から51話までが収録されております。

相変わらずの夢と希望に満ち溢れちゃってる良い表紙。
これが在りし日のヴエコさん達の様子なのだと思うと…作中でのある瞬間のベラフとのシンクロ率をマシマシにする良い仕掛けにも思えますね…
夢と希望どこいった。

紙の本だと特典も貰えたりするのですね~
で、電子書籍ならどこでもナナチだもん!
釣りに行く時だって3巻表紙を出してやりますねナナチ…とか言いながら釣りをすれば職務質問待ったなしですね降参です。

8巻のみどころ

つくし先生のイラスト数点

つくし先生がナポリコミコン2019でライブペイントした美しいナナチとリハーサルで描いたレグ。
なるほどナポリでは可愛いナナチが描かれる過程を見られたのですね~羨ましい。
完成の瞬間感極まってンナァー!と叫んだ人が居たかも知れないと思えるくらい良いナナチ。

他にイルミューイとベラフ?の原案と思われるキャラのイラストが載ってます。
このベラフであったら物語はどうなっていただろう?なんて考えるのもまた面白いですね。

描きおろしの名前の無い物語

ファプタとでっかい干渉器の出会いが15pに渡ってほっこり風味に描かれております。
発売前はハウアーユーの続きを期待してましたが、このお話も素敵でしたなぁ…
この二人の会話が本編の理解度を増すところも有ったりするのでお友達から借りるなり買うなり漫画喫茶へ行くなりして是非とも読んだ方が良いお話ですね。
僕が逆様の人間とかいってたあのサインの意味もド直球に教えてくれたり、ファプタとイルミューイの関係性がわかった気がしますのよ。

辛抱堪らんので画像をひとつだけ拝借致す。

© 2014 つくしあきひと

なんだこの完全無欠なモフモフ形態は…こんなの誰も勝てんぞこの状態に手出しするなんて空気読めないにも程があるってなもんよ?
モフみ的ライバルのナナチはこの姿に一体どう立ち向かうのだろうか…
それはさておき、なんだか無性に雪見大福食べたい気持ち。

このお話、あえてタイトルを付けないという小粋な演出が素晴らしい。
後程きちんと感想書きたいと思います。

裏表紙

ファプタが夢で思い出した、かつて彼女と過ごしたころのレグが描かれております。
レグさん何しとんじゃ?いや、何されとるんじゃ?
ヴエコさんと世界のレグ好きな人々がニンマリしちゃいそうなサービスカット。
ちとお顔だけお借りしますが、なんか今よりレグの仕草が女の子っぽいようには見えまいか?

© 2014 つくしあきひと

記憶喪失前の方が女子力高いとなると…どうなんですかね?

もう一方に描かれたナナチとミーティも良きかな。

 

書きおろしのお話を読んで知ったこと。5/31

ファプタと巨干渉器の名前の由来

巨干渉器さんが、ファウ(尊い娘)とアプタ(不滅のもの、永遠)という言葉を組み合わせ、ファプタ(果てぬ姫君)と名付けました。
そして干渉器にはファプタがガブールン(女王の守護者)と名付けました。
つまりこのお話はファプタとガブールンの物話でしたね。
そして、ファプタに言語等の基礎教育を施したのは名付け親となったガブールンで有りました。
でも今回、語尾にそすってついてないんですよね。
もしかしたら後に姫はお上品に語尾にそすって付けると教えられたのかも。

価値の単位?

シイ、クウ、グツ、メイ、ハク

一、十、百、千、万とお金で例えるとわかりやすいかも知れない。
ハクは願いの顕現魂の形、そしてかけがえのないものをそう呼んだのだとか。
逆さ吊りのヒトとは大違いの尊い意味が込められてござった。
そしてこれらを知った後で読み返すといろいろな想いやら事情が見え隠れしてきて面白いですね~
村の通貨にもそれぞれ価値が刻まれており、イルぶるが信号に応じて分け与える価値が正確なものと思えます。

© 2014 つくしあきひと

カジャさんが差し出した通貨にはハクが刻まれてます。
誠意というか本気度が見てとれますね。

そしてリコさんがメイニャを傷つけられた時の価値がこちら。

© 2014 つくしあきひと

グツコイン1枚とシイ、クウコインが数枚。
なんと言って良いのか判断しづらい絶妙なお値段ですが、メイニャが無事だったのでこんなもんですかね?

イルぶる前とナナチの絵のハクサイン。

© 2014 つくしあきひと

そういえばガブールンの右肩付近にもあったっけ。
そういえば今回登場した姿には頭頂部に突き刺さった剣のようなものがありませんでした。
6層の状況下でガブールンの頭にこれを突き刺した何者かが居たって事でしょうかね?
一体誰なんだろう。

© 2014 つくしあきひと

これはファプタにとってのかけがえのないものというサインなのでしょうなぁ。
可愛いとこありますね!
でも根絶やしとか言っちゃうよ。

リコさん隊の絵にハクサインを書いたのは…なんか採点結果っぽいですね。
リコさんはヒトの子ゆえに、ハクサイン。
ナナチのほうはシイですか…やはりモフモフ同士ライバル視してるのでしょうか、厳しい査定。

ファプタが持つイルミューイに関する記憶

母は既に言葉を失っていた。
ファプタのこの発言は何気に今後の展開に関わりそうな気が。
村の外で産み落とされたファプタが、何故にイルミューイの状態の経過を詳しくしっているのか、そして何故にこれ程の憎しみを「奴ら」へと向けるのか。

これは恐らく、ヴエコさんが度々話していた「信号」を見て知ったという事ですかね~?
子供とお母さんも繋がっているのだし。
あいつらマジでゆるさねぇ…というイルミューイの激情に日々曝された事で、ファプタは完全無欠のリベンジヤーとして誕生したのでしょうか。
…胎教って凄い。

信号による胎教だとすると、誕生前にはヴエコさんとも間接的に繋がっていたわけなので彼女もちょっぴり影響を与えてそうですね。
ファプタのモフモフな姿を見れば二人の愛慕が作用したことは疑う余地がないわけですが、如何せんファプタは「奴ら」に対し並々ならぬ怒りを秘めている様子。
奴らとは何処までの事を言うのだろう?
村に住む者全てなのか、それともヴエコを除く決死隊メンバーを指しているのか?
数千年単位の時の流れにもかかわらずヒトであった頃と変わらぬ姿なヴエコさんには、イルミューイの想いが反映されてそう。
その想いがファプタにも継承されているとしたらなんとかならんかしら。

これまでのお話の締めくくりは常にメンタル満身創痍。
なのに今回のお話はアビス的に考えて異常とも思える程にお優しい。
それでいてファプタが母の受けた仕打ちを知っていたり、奴ら絶対ゆるさねぇ…という意思を主張して根絶やしムードをしっかとアピールしてますね。
お話自体は穏やかでありながら、先の不穏を煽り立てる度し難い仕上がりとなってるのではなかろうか。

ええ…まさかこれって最後の晩餐的なプレゼンツなの?
これからちょいとしんどいからさ…これでも読んでゆっくりしてなよと与えられた甘い毒なんじゃろか…?
ヴエコとの繋がりが、激情に囚われたファプタの心に安らぎを与える仕組みとなることを願いつつ、次のお話を震えて待つばかりですね。

ファプタの変幻する身体

ガブールンさんがファプタを観察した結果として、変幻する身体を指摘しております。

© 2014 つくしあきひと

そういえばレグを押さえつけた時に背中の腕がムキムキ過ぎて異様だったっけ。
さらに今回は高所から降りる時に尻尾を変化させて体を支えている姿が描かれておりました。

© 2014 つくしあきひと

うーむ…もしかするとファプタボデーは何でも有りかも知れませんね?
ファプタがその気になれば全身ムキムキの戦闘形態も有りえる感じ?
あ~めっちゃ強そうな大人ファプタも見てみたいですね!
僕は芸術力2なので描けないですけども。

そしてもし自在な変化が可能ならば、7巻ラストで捥いだ腕や頭皮も再生可能かもしれないですね。
痛々しいと思ってましたので、もしそうなら喜ばしい事ですぞ!
…頭皮が元通りって心底羨ましい。

各話の感想 6/1

過去リアルタイムで妄想した内容を振り返ると僕の頭皮に継続ダメージが入りますので目を背けたい気持ち。

48話

© 2014 つくしあきひと

ヴエコの養父が酷かったですねぇ…1話だけの登場なのにろくでなし勢の上位にランクインしちゃうすごいやつ。
いずれ僕が禿げるにしてもこいつと同じ感じにだけは…それだけは勘弁してください。そう祈らずにはいられない。
街を散策中に同じヘア&髭スタイルの人を見たらその場で失禁しちゃいそうなくらいのトラウマを植え付けてくれちゃいました。

今思えば、こやつの存在と劣悪な親子関係がヴエコさんのイルミューイに対する愛情の純粋さと深さとを際立たせてますね。

そうそう、書籍版では「羅針盤は闇をさした」とタイトルが変わってますね?
「全ての始まり」に比べ、語り手のヴエコを連想させ、さらには読み手の気が一段引き締まる良い雰囲気を醸し出しておりますな!

49話

あっ…この感想書いた人頭が変ですよ物理的な意味じゃなくて。って思いましたよね。

© 2014 つくしあきひと

イルミューイがヴエコさんの教育方針的に恐らくはまだお早いと思ってる事をサラリと言ってのけ、なんで知ってんの!?的にびっくらこく彼女が面白い。
いやはや、気を付けねばなりませんねヴエコママン、そう思ってたらねぇ…

© 2014 つくしあきひと

プロレスごっこ、娘に見られちゃいましたよね。
しかも大分アグレッシヴな様子。
カウントダウン待ったなし状態ですね。
この後イルミューイに滅茶苦茶質問攻めされ…攻守逆転しちゃってふへぇ!と言わされまくったんだろなぁ…とか考えると面白くて仕方がなかったのできっとそのせい。

50話

妄想が意外といい線いってましたが、次回更新日が近づくにつれて乱心するという副作用が発生しておりますね。
船で鯵釣りしたり甘鯛釣りにいって決死隊ごっごじゃ目指せ黄金郷ヒアウィーゴー!とかもうね、海に落ちれば良かったのに。
きっと次回を待ってる間も楽しくてしょうがないんでしょうねぇ…
でも釣り鯵のヅケはなかなかの美味なので鯵釣りマジお勧め!
食べきれなかった分をヅケにすれば勿体ないお化けも怖くない。

51話

村の成り立ちに関するお話のクライマックス。
ヴエコさんの発言によって良からぬ事が有ったのだと知りつつも、その内容にただただ目を見張るばかりの展開にござった。
そして観光坑道でボンドルドの実験用昇降機っぽいのを発見して喜ぶわたくし…大人になるって難しいことなのね。

で、コミックでは村の前から立ち去ったファプタが、土の中に埋もれていたガブールンと出会い、学び、共に旅立つまでの過程のお話が読めるわけですね。
それでは、面白かったところを振り返ってみましょうぞ。

© 2014 つくしあきひと

ガブールンが起動した事に驚き飛びのくファプタの姿。
尻尾の先がもやっとした感じなのは実際に形態が変化しているらしい。そして背中までフワフワになると。
このように誕生直後はメンタルが獣寄り。
でもカッコいいですね。

それでもって、話しかけてきたガブールンへのお返事がこちら。

© 2014 つくしあきひと

うん…野獣かな?
面白いのはその威嚇音。
シャァァァンって、イルミューイも言ってましたよね。
やっぱこの辺も遺伝するんですかね~って、そういえば彼女達は単為生殖によって生まれたのでありました。
雄なんて要らんかったんや!
遺物による謎作用も関係あるかも知れませんが、ファプタの基本的な部分はイルミューイのコピーと考えられるはず。
あっ…なんかややこしい感じになりそうなのでガブさんの発言に着目してみましょう。
ファプタの姿を、あのワンパンされちゃった干渉器達を通じて知っていたそう。
干渉器達は全ての情報を共有しているみたいですね。
力場を用いた無線通信で画像のやりとりですか…この時は数千年前のはずなので超文明の気配を感じます。
これまで読んできて、遺物は化学的、そして干渉器は科学的なアプローチによって作られている気がしてきましたぞ。
これを踏まえて読み直してみると面白いかも。
ちんちんとかお尻の穴まであるレグは、双方の技術を結集して作られたまったく新しい干渉器なのかも知れませんね。

あと、僕が思わず考え込んでしまい、暫く眠れなかった彼らの様子がこちら。

© 2014 つくしあきひと

遭遇した当初からガブさんの問いかけを完全にスルーするファプタが面白いのですが、この時は言葉を知らないのだから仕方ないですね。
それはさておき、…ゴフ…ってなんだ。
臭かったのか?
そもそも干渉器って匂いわかるのか?
あっ…でも見て触れて知りたい干渉器なのだから当然匂いも守備範囲に違いないですね。
そうですか…ならば詳しく感想を述べたら良かろうと思うんだけどもあえてそこに触れない所にガブ衛門の武士の情けを感じるでござる。

最終的に

お尻くっ付けられたらなんぼ可愛くても臭いもんは臭い。干渉器だって臭いんだ。

という結論に達し、僕の意識は闇に溶けたのでありました。

そして、ファプタが素材を回収し、それを切り出し自身を改修するガブさんに期待が高まりますね、レグの右腕治るかもって。

© 2014 つくしあきひと

図体に反して繊細な火加減で部品の切り出しですか…ロボは見かけによらないですね。
これまで腕を直すには製造者を頼るしかないと思い込んでましたが、干渉器自身に改修の知識があろうとは盲点です。

ガブさんが立ち上がった時の姿がこちらですが、左腕部分を丸ごと欠損している様子。

© 2014 つくしあきひと

それが現在は立派なハサミ型の腕が取り付けられており、さらに自在に動かしているのが見て取れます。

© 2014 つくしあきひと

あらためて見ると左腕部分の後付け感が凄いですね(;’∀’)
そうか自作した腕だったのかぁ…どんな仕組みで動かしているのか気になりますが、ともかくレグも何とかなりそう?

コミック購入特典的なお話でありながらこんなにワクワクな内容だなんてとんでもないですね。
僕としては、これが52話として公開されていても文句言わない程に面白かったですよ。

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