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メイドインアビス4巻の感想とあらすじ

投稿日:2018年1月21日 更新日:

メイドインアビス第4巻を読んで、感じ、想った事を記しています。

ところどころネタバレしちゃってますので、初見は作品で!というスタイルの方は、スルーした方が良いです。

既に作品を知っていて、あの部分について、こいつはどう思ったのかな?という人や、

僕と同じく、内容を知らされていても作品を楽しめちゃう人であれば、

見ても気分を害する事はないかなぁ…という度し難いページとなっております。

それでは、宜しければ続きをどうぞー!

 

闇からの生還

扉絵にて、祈りを捧げるボンドルドさん。

神々しいと言うべきポーズなのになんと禍々しい…センス抜群です。

そして物語の方はレグの見ている夢から開始。

メイドインアビスはコマが手書きで描かれており、要所にて効果的な演出となっていますね。

今回も朧気な雰囲気を醸し出しており、初見でも直感的に夢であると感じました。

レグが目覚めると、病に倒れていたはずのリコがナナチと仲良く語らっている。

リコ達が回復後初めて言葉を交わす場面では、二人の感情がとても良く表現されていて感動的。

レグの頑張りを見ていただけに効果抜群、じ~んと来てしまった。

さて、リコとナナチは何をしていたのか?

ちょっと推測。

リコが目覚めたと知ったナナチ。

腹減ってんだろ?オイラ特製の奈落シチューをご馳走してやるぜ!

それを見た料理の達人リコさんが駄目だしをしたところでしょうかね。

その間、リコがナナチにベタベタ~っとした感じでふわふわを堪能してるのですが、そこでレグからツッコミが入りました。

ナナチのお返事がこちら。

© 2014 つくしあきひと

おっさんの心を搭載した奈落の至宝…親しみが湧きます。

あっそういえばナナチは男の子?

やっぱりこの至宝、ちょっとわからない。

気分を変えて…リコの指導によりナナチが作ったお料理。

© 2014 つくしあきひと

なんという事でしょう…

リコ皿と奈落シチュー…食前食後くらいの圧倒的な差が!

ナナチにしてみればこれは最早未知の食べ物。

レグ焼きという前例が有るからなのかちょっと疑心暗鬼。

考えてみれば、お肉を焼いただけで奈落シチューを超えるレグの才能も恐ろしい。

しかし何とも言えない良い香りに怯みつつ、恐る恐る一口食べたナナチ。

んまぁ~!可愛いですね!

こんな可愛い生き物見た事ない。

© 2014 つくしあきひと

ここでスプーンを持つ手に注目なのですよ…

最初は普通に持っていたのですが、一口食べて美味しさが口に広がった次の瞬間には持ち方がぐ~になってしまった。

これまでちょっと頼れるお兄さん風だったナナチですが、時折垣間見せる幼さがなんともかわゆい。

三巻のキツイ場面を乗り越えて来たご褒美でしょうか。

ありがてぇありがてぇ…!

なんとも幸せな光景が続きましたがここでリコから驚きの発言が。

© 2014 つくしあきひと

そしてリコは夢の話をします。

共に悲しみを共有していた存在。

ずっとそうしていたが、ふと煙のような匂いがして泣き声がやんだ。

そしてその子は振り向かずに行った。

リコが知るはずのないある事実と一致していました。

少女の姿は人であった頃のミーティに間違いありません。

© 2014 つくしあきひと

力強い眼差しで見つめている先は何か…。

ナナチに再び出会う為、そういって自分を殺すように頼んだミーティ。

この約束が、彼女をこんな顔にさせているような気がします。

再会フラグと思いたい。

話を聞いた後、ナナチは水を汲みに行きました。

野暮な想像ですが、確証を得て一人涙しに行ったんでしょうね。

 

まだ完治したとは言えないリコの為に、ナナチがとっておきのパワースポットに二人をご案内。

© 2014 つくしあきひと

神秘的な風景と豊富な湯煙、そしてガラ・ルファらしきお魚まで生息している。

この場所も遺物に匹敵する大発見なのでは。

レグの介助で入浴開始。

 

© 2014 つくしあきひと

時は止まった!

仰天チェンジをしていたレグの何か。

© 2014 つくしあきひと

時は…動き出す。

レグの反応を見て自ら答えに辿り着いたリコさん。

ロボだと思って無防備だったこれまで、そして今。

一気に恥ずかしさが溢れた様子がとても良く表現されているコマでした。

頭の位置が低く変わっているのは体を隠したから。

そして口に浮かぶ照れ笑い。

© 2014 つくしあきひと

見ていて思わずニヤニヤしてしまう光景。

傍から見ていたナナチと完全にシンクロ。

こんな様子が見られるのもリコが回復したからであり、

ミーティが生還の手助けをしてくれたからだと考えて間違いありますまい。

最悪の場合、傷は癒えても記憶喪失…ひたすら泣き続けるリコという状態になっていた可能性も有ったのだから。

ナナチはミーティに感謝の言葉を送り、続けて意味深な一言を。

もう少しだけ待っててくれるかな…ってナナチ死んでしまうん?

 

ここでミーティが受けた呪いについてもしや…と思った事を書いちゃいます。

強制的に上昇負荷を受けさせられている最中、ナナチは神に祈っていました。

どうか奪わないでと。

この想いが作用した可能性が有るのかなと。

さらにナナチは祝福を受けている真っ最中。

祝福の子の願いを反映させた先がミーティであったという事ではなかろうか。

これが正解だったとして、ナナチが知ったらメンタルやられちゃいそう。

新たなるスタート

リコの治療もいよいよ大詰め。

腕に寄生させた茸を取り除く大仕事からのスタートでした。

取るとき滅茶苦茶痛いと言ってたのは本当のようで、口に布をあてがいレグが体を押さえての施術。

© 2014 つくしあきひと

既に何本か取り除いており、上の場面は次の施術に怯えて震える様子。

相当痛いのがものすごく伝わる場面でした。

これにて完治。

© 2014 つくしあきひと

左腕は神経を切断していた事も有ってか、親指が微かに動くだけになっていました。

うわぁ…なんと残念な。

これから色々不都合が有りそうなんて思っちゃうんだけどリコの考えは違っていましたね。

腕が残り、親指が動く事に手ごたえを感じている様子。

修羅場を乗り越えて探窟家として一皮むけた印象を受けます。

動かなくした原因は自分であると凹むレグ。

そんな彼に、リコはこれは自分を守ってくれたという大切な証なのだと言いました。

リコ、強い。

さらにリコ無双は続きます。

© 2014 つくしあきひと

その前に、ナナチが可愛すぎる。

耳が…耳がたまらんモフモフ具合。嗅ぎたい。

リコはナナチに一緒についてきてくれないかと願います。

訳:絶界行するんだけどついてきてくれない?

ナナチは快諾しましたが、普通なら断る申し出ですねこれは。

底を目指す過程で命を落とす危険も有るし。

二人が去った後、自ら命を絶つ可能性もあり得るので僕としては良い展開。

ミーティと再び巡り合いたい、追いかけたいという思い。

胸の奥底に眠っていた冒険への憧れ。

困難を乗り越え、底を目指すリコ達。

これら全てが快諾の要因なのでは。

リコの膨大な知識は伝え聞いたものや書類で目にしたものであり、状況の判断に若干の遅延が発生する事がありそう。

しかしナナチの実体験としての知識が加わる事でチーム力が大分強化。

おまけにナナチは力場を見る事が出来るので、コミックでは3層以外のアビスの呪いを制覇しているリコさんも安心。

そしてなにより可愛らしい。

探索の再開が迫り喜びが抑えきれない様子のリコがまぶしい。

見ただけでまた冒険が始まるのだとワクワクしてしまう。

その後は探索の準備が始まり、要所が一コマずつ描かれている。

きっちり描いたらそれだけで一話まるごとになりそう。

それがギュッと2ページに濃縮されているので、

リコ達の急げや急げ、冒険が待ってるぜ!という懸命さが見て取れる。

そして準備が終わり、ナナチのアジトを後にする場面ではセリフがない。

しかし、ナナチの思いをヒシヒシと感じる場面。

このようにメイドインアビスには見えない部分に描かれているモノがある。

それを見つけたり空想したりするのが、まるで遺物を探索しているかのようで楽しい。

 

出発した一行は不屈の花園に到達。

© 2014 つくしあきひと

穏やかな風が全体に吹いているように感じる。

© 2014 つくしあきひと

レグが一人で助けに向いますが、向かった先に居たのは【祈手】アンブラハンズと言われるボンドルドの探窟隊でした。

何故か一度も振るう事無く失ったはずのブレイズリーブを手渡され、『もう落とすな』と言われる。

さらには後方で様子を伺っているリコ達の事も知っている様子。

情報が筒抜けなのが不気味。

監視されていたそうなので、3巻読み直してみたけどわかりませんでした。

ますます不気味。

うむむ…そんな祈手が何をしていたのかというと、

6層の生物が花園全体に苗床を作成しちゃったのでそれの駆除だそうな。

祈手の説明、そしてライザの封書の情報にて詳細が判明しますが、かなり危険な状態でした。

クオンガタリと名付けられた、トコシエコウに擬態する生物は新しい形の驚異。

タマウガチ等のガチンコ勢に比べると非力ではありますが、生息数により驚異度が鰻登りしちゃうのがやっかい。

ライザが封書に乗せていた懸念。

不屈の花園にこいつらが住み着いたらどうなるかと想像してのものでしょう。

祈手によれば、花園全体で下のような光景が見られる程だとか。

© 2014 つくしあきひと

生きながら昆虫に体を喰われるとかおぞましい~

人間のみならず様々な原生物が餌食になっているそうな。

もう滅茶苦茶。

オーゼンが封書を発見した時にはなんともなかったんでしょうか。

と、なると60日以上前に禁域指定されているので封書発見から結構時間が経過しているのかな。

そもそも6層の生物がここに来てしまった原因を考えると、

レグが持ってきたというのと、

3巻ラストのボンドルドに尻尾が生えていたので、彼も6層に行った事があると推測できます。

実験大好きボンドルドが思いつきでやらかした可能性もありますね。

事態を収拾する為に派遣された祈手は、花園全部を焼き払ってしまいました。

絶景の消滅と、クオンガタリの断末魔。

燃える自身も顧みず卵を植え付けようとする、クオンガタリの種の存続にかける執念が昆虫らしさを際立たせている。

© 2014 つくしあきひと

 

あの状況で祈手が生存しているとは考えにくいですね。

自滅覚悟の花園焼却…人間らしさが少しも感じられない。

最後まで不気味な存在でした。

 

花園を後にした一行は、今後予想される展開について話ます。

なんと6層へ向かう唯一の侵入口は前線基地と言われる場所にあり、それはボンドルドの実験場。

行動を把握されている事もあり、遭遇は避けられないので覚悟が必要だという結論。

もう嫌な予感しかしない。

気合を入れる為かはわかりませんがここでお食事タイム。

本日の食材はこちらです。

© 2014 つくしあきひと

うーん、びちびちしている!

ハマシラマって名前あり。

アビスという環境が生み出した造形…深海魚の方が可愛いレベル。

塩揉みしたら止まる事を知らない程のネバネバ…

レグの毒見の場面がおもしろい。

© 2014 つくしあきひと

レグの切なげな表情…ナナチは喰ったらレグが死ぬと思ってそうな程にヤバい眼差し。

ベア・グリルスを思い出しました。

芋虫やら昆虫はなんとか飲み下していた彼が、原住民からご馳走と言われたラクダの睾丸だけは吐き出した時の衝撃が忘れられない。

しかし封書通り美味しい食材だったようです。

美味いと分かればこちらのもの。

あの怯え切っていたナナチがこの表情

© 2014 つくしあきひと

可愛い。

前線基地に向けて再び歩き出す時のナナチのセリフがなんとも感慨深い。

ああ ちくしょう

オイラがずっとずっと望んでた 地の底の冒険だ

ちくしょう… 本当に楽しいなぁ…

ちくしょう…

本当はミーティとこんな冒険をするはずだった。そんなもしもの情景を目に浮かべていたかもしれません。

運命の再会

亡骸の海を越え、前線基地に辿り着いた一行。

アビスってジャングルのようなサバイバル環境が続くのかと思ったら。

© 2014 つくしあきひと

まさかの文明的な建築物の登場。

 

遺跡をそのまま再利用していると考えればまぁあり得なくもない。

一から建築したとなればその過程が凄く気になりますね。

これほどの規模の建築物を5層に構築するのに、どれくらいかかるのか想像するのが難しい。

どうせ情報筒抜けで待ち構えているだろう、というわけで正門からお行儀よく訪ねる一行。

出迎えたのはボンドルドでは無く、ナナチも知らないという少女でした。

パパと言っているからボンドルドの娘らしい。

セリフのせいも有ってか、ちょっとツンとしたイメージが。

出会い頭にちっこいと煽っていくスタイル…これは第一印象最悪でしょうね。

© 2014 つくしあきひと

 

中へ入ると少女はレグに対して次々と質問攻め。

よく見ると身長も大差ないような…それどころか自分の方が小さいという…ツッコミ待ちでしょうか。

そして、逆に情報を引き出すんだ!とナナチ参謀に言われているレグが答えに窮しているとこうなった。

© 2014 つくしあきひと

あ、あれ…?

実は普通にいい子なのではなかろうか。

その後、彼女が自分の名はプルシュカであると自己紹介。

そこから一気に会話が進み、とても嬉しそうな様子はなんとも微笑ましい。

コミュニケーションに慣れてなさそうなので、同年代の子と接するのは初めてなのだろ思える。

嬉しそうに会話をしている最中、闇を纏う不吉の象徴がやってきました。

© 2014 つくしあきひと

手前側は普通に証明の明かりで照らされているのに、彼らの周囲とその後方には闇が広がっています。

これはどう考えても不吉。

警戒心山盛りで読み進めると、ボンドルドさんはとても紳士的でした。

ミーティの肉電球が消えていたことから、ナナチが目的を達成した事を知って賛辞を贈るボンドルド。

元をただせば全部ボンドルドのせいなんだけど…。

慇懃無礼ってこのことか。

ナナチはやはりボンドルドに恐怖や怒りを感じている様子。

しかし、それら全てを飲み下して、先へ行きたいから通してくれとボンドルドに願います。

答えはあっさりしたもので、おっけ~ってな感じ。

 

ここで白笛の仕様が明らかにされました。

本人にしか使えない事。

遺物、命を響く石 ユアワースの加工品である事。

親子であっても、命の紋が異なれば使う事は出来ないとも伝えてきます。

このセリフからすると、リコがライザの娘であると掴んでいるのでは。

ボンドルドの情報によって、リコ達が先へ進めない事が判明しちゃいました。

すかさず、部屋を用意したからそこで考えを巡らせてみたら~?というボンドルド。

とても親切。

部屋の場面にてレグのヘルメットに現れる模様が使用回数を現しており、残る回数は多く見積もって3回程度と判明。

全部撃ちきったらレグはどうなってしまうのか気になりますね。

もしかすると活動停止するのかも。

3人が眠りにつき、リコが目覚めた時には事態が急変してました。

部屋にはリコが一人。

レグとナナチはどこへ行ったのか?

周囲を探しても手掛かりはなく、残るは上昇負荷を受けてしまうという階段のみ。

上昇負荷を体験することに定評のあるリコさんがかなり警戒しつつ突入。

しかしダメでした。

© 2014 つくしあきひと

5層の上昇負荷は感覚の消失と自傷行為とありましたが、4層のそれより緩いと思うのは間違いでした。

普段無意識に制御している肉体の力、感覚を失う事により歯が砕けるまで歯を食いしばるとか恐ろしい。

リコの場合、感覚どころか自我も消失しかけているように見える。

プルシュカの呼びかけが無かった場合の事を考えると、実は結構危ない場面。

ここでのプルシュカの態度はもうね、

認めざるを得まい…立派なお姉ちゃんそして親友というに相応しい存在だと!

これはもうナナチに続く新たな仲間に違いない!

と思わせる程に暖かなものでした。

 

もう階段を上る以外に探すところがないとなり、プルシュカがメイニャという可愛いモフモフを召喚しました。

帽子の中にずっといたみたい。

なんだろう、このグデっとした感じが堪らない。

ネリタンタンと共にぬいぐるみの開発が望まれますね。

最新の技術を用いて高品質なぬいぐるみを作成して頂きたい。

おっさんも買うからよろしくお願いします。

© 2014 つくしあきひと

メイニャの目や足はなにやら特別な感覚を持っているそうな…有能!

 

場面変わってナナチとボンドルド。

ナナチが自ら会いに行ったのか、それとも連れてこられたのか不明ですね。

ミーティや他の子たちを実験台にした男に娘が居たとは驚き。

娘が居ても平気で同年代の子を実験台にしちゃうボンドルドにも驚き。

そんな男が愛を語った事に激おこなナナチがボンドルドを罵ります。

そのお返事がこれ。

© 2014 つくしあきひと

うぬぅ…同意せざるを得ない。

どうやらボンドルドと我々が分かり合えるのはただ一点、ナナチ可愛いという認識のみと判明。

会話の中で、他に居るはずの白笛についての情報を引き出します。

神秘卿、先導卿、共にボンドルドをスルーして6層に行っちゃってました。

…ボンドルドさんてやっぱり嫌われてるんでしょうか。

自身がボンドルドに協力する事の見返りに、リコ達を先へ行かせようとするナナチでしたが…

ボンドルドのお返事がやっぱりな感じ。

ここでレグについての情報が出てますね。

少年型は前例がない個体

つまり、似たような存在は前例があるという事ですよね。

詳細が知りたい所ですがこれ以上は言及されていません。

さて、前例がない個体だったのでもう既に…というボンドルドさん。

ちょっと発想がおかしいというかぶっ飛んでます。

前例がない個体なのでお客として招いたレグをどうにかしちゃおうってのが普通じゃなかったー

© 2014 つくしあきひと

手足のみならず頭まで固定、視界も塞がれている状態で周囲には祈手数名…詰んでます。

前例がない個体というからには希少だと思うのですが、なんで解体しちゃうのか。

レグの右腕が切断され、次は腹か足かという所でナナチが駆け付け、次いでリコ達も到着。

祈手に文句言いまくりのプルシュカでしたが、祈手にレグのいた場所に座れと誘導された時の様子が気になります。

涙を浮かべて首を振る…何をされるのか察している様子でしたね。

祈手はボンドルドの娘に何をするつもりだったんでしょ。

もうこの人たち良くわかりません。

プルシュカに船着き場に案内され、脱出を図るリコ達。

共に行こうとプルシュカを誘いますが、彼女は残って事態を収拾する道を選択しました。

ナナチがプルシュカを警戒しまくっているのは無理もない、当然そう有るべき反応。

しかし、リコ救出時のプルシュカを知る僕としてはちょっと悲しい気分になりましたね。

プルシュカもパパがやらかした事の重大性と、自分に対するナナチの不信感を感じていたのでしょうか。

こんな事が起こらなければ、堂々と言えたセリフを遠慮がちに伝えるプルシュカがちょっと寂しそうで辛い。

© 2014 つくしあきひと

プルシュカはリコ達と出会ってとても喜んでいた様子だったのに、そのお友達に対してパパが色々やってくれちゃいましたからね。

お父さんがクレイジー過ぎて友情の危機を迎えるなんて、なんともやるせない。

そして次のコマとの落差がなんとも意味深過ぎて恐ろしげ。

闇に囲まれるプルシュカって嫌な予感しかしません。

 

 

激闘の果て

ボンドルド…許すまじ!というわけで一行は作戦を練ってボンドルド討伐を決意。

目覚めたレグが、奈落シチューの焦げた部分の匂いがすると言い作戦決定。

ナナチを追ってやって来たボンドルド一行。

コミックでは初のブレイズリーブを使用する場面。

© 2014 つくしあきひと

ちょっと離れた上の方、リコが何もない地面に打撃を加え、凄まじい爆炎と轟音が発生。

そしてすかさずナナチ達は上に脱出。

上昇負荷に慣れているナナチと負荷を受けないレグが囮になって、リコがトラップ発動するという適材適所にちょっと感心。

我が身よりもナナチの身の安全を心配するボンドルドの考えはやはり読めませんね。

そして…地面から飛び出す夥しい数のカッショウガシラ。

ライザの封書に記述されていた、尾が7つ有る猛虫。

巣の近くではゲロを干した後で焼いた時にする匂いと同じすると書かれていた事から、今回のトラップを思い付いたんですね。

ゲロを干して燃やすシチュエーションが想像出来ませんが…きっと深層ではよく有ることなんですね。

あと、奈落シチューはゲロの味と判明。

ナナチ…

 

サソリの急襲はとても素早く、獲物の姿を認めた瞬間に尾の毒を撃ち込んでいるように見えました。

5層の死因第2位くらい行きそうですね。

© 2014 つくしあきひと

尻尾の毒もタマウガチのものより即効性があり、見る間に劇的且つ致命的な変化が肉体に現れてます…。

これはリコ達が遭遇したら一匹でも極めて危険なのでは。

これはもう勝ったでしょ…全滅確定!

© 2014 つくしあきひと

と、思ってたら枢機へ還す光、スパラグモス一閃。

火葬砲と比較すると使い勝手と燃費が良さそうな武装です。

ナナチも先ほどのトラップで倒せるとは考えていなかったようで、次の作戦まで考えてあるという念の入れよう。

ボンドルドの度し難さを身をもって知っているとはいえ、この用心深さは流石です。

ナナチが居なければここで終わっていた可能性も有り得る。

ここで、ボンドルドがナナチ自身の視覚を覗き見ている事が判りました。

肉電球といい、視覚の覗き見といい…断りも無くやりたい放題のボンドルド。

これはちょっとキモイですね。

ともあれ、祈手は全滅して残るはボンドルドのみ。

再びまみえる彼らを、プルシュカと一人の祈手が見守っていました。

あの別れを見た後でプルシュカが無事で居るとはちょっと意外。

やはりボンドルドにとっても大切な娘なのでしょうか。

戦いが始まり、レグが攻撃を開始。

リコもボウガンで支援します。

読み返して気付いたのですが、この時ボンドルドは一切レグに攻撃をしていない。

ただ攻撃を受け、そして素晴らしいと繰り返し賞賛を送るだけでした。

そんな状態なのであっさりやられてしまい。

なんだか拍子抜けだったのです。

が!

倒れるボンドルドに駆け寄るプルシュカが父の死を嘆き悲しみます。

そしてそのプルシュカに寄り添うように、お供の祈手がやってきて…

© 2014 つくしあきひと

 

なんとボンドルドの死体から仮面をはぎ取り、それを被ります。

マスクをはぎ取る所がちょっと…しかもそれを被るって…ヴぉえ!ってなりそう。

しかし、マスクを交換したらボンドルドになりました。

プルシュカもこれがボンドルドであると確信を持っている様子。

元の祈手とかそんなの関係なく、これがボンドルドであると確信する何か…ボンドルド独特の禍々しさでしょうか。

© 2014 つくしあきひと

ここでちょっとびっくらこいたのが、尻尾の存在です。

そういえば、先ほど倒したボンドルドには、三巻ラストでは有ったはずの尻尾が無かった。

本物はこっちだったのか?と考える間もなくナナチが何故二人居る?と突っ込んでくれました。

やはり…ナナチは可愛いですね。

回答によると、祈手は全員ボンドルド。なにそれ怖い。

先ほどボッコボコにした実績のあるレグさん、何度でもやったらぁ!と襲い掛かりますが一撃でダウン。

リコも再びボウガンを撃ち込もうとしますが、それよりも速く呪い針「シェイカー」を撃ち込まれてゲロり。

上昇負荷と同じ効果を与える針で、撃ち込んだのは3層の負荷分だそう。

もしかすると負荷の調整ができたりするのでしょうか?

7層分にしたら絶対殺す針になっちゃうので恐ろしい、というよりもボンドルドが所持しているのが恐ろしい。

先ほどとは逆に、圧倒的な戦力差で軽くあしらわれたリコ達の絶望感。

もう、皆の命はボンドルドの手の平って状態。

そもそも、どこからそうなっていたのでしょうか?

先の戦闘も、プルシュカを完成に導いたという発言からしてボンドルドがそう誘導したのでは。

尻尾の祈手がボンドルドのとっておきの体に違いないし、やられた方が攻撃を受けるだけだったのも気になります。

プルシュカを完成させるその為の行動だったのでしょうか。

そもそも、完成ってなんだ?

思ってたらプルシュカが起きちゃうからとボンドルドは帰って行きました。

いつでも来てください、歓迎しますよと言って去る余裕。

そして殺意を向けられ、それを実行されても尚紳士的な所がやっぱり不気味。

本当に何を考えているのか分かりません。

彼はアビスの事を知り過ぎているのかもしれない。

だから、まだアビスの事をよく知らない者から見ると異質に思えるのでは。

 

 

唐突にセリフのみのコマが現れました。

ええ…紅を付けたものは全て破棄してください。

© 2014 つくしあきひと

ボンドルドって本当に言動が一致していないですよね。

いつまでも一緒ですともと言いつつ、紅は破棄なんでしょう?

どういう事だこれは…理解が追い付かない度し難さ。

これに比べたらオーゼンさんなんてちょっと力持ちで可愛いだけやないか!

4巻はここで終了となりますが、5巻でもボンドルドに会うと思うとちょっとしんどいです。

こんなゲス外道なんだもの、そりゃ神秘卿もスルーしますわ…

それにしても、皆で一生懸命作戦を練って、それが成功したと思ったらボンドルドの手の平の上で踊らされていたみたいな結果が辛い。

もう挫けちゃいそうな終わり方でした。

5巻では彼らがどう立ち向かっていくのか、見届けねばなりません。

 

出典元 メイドインアビス 第四巻

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