悦楽るーぷへお越しいただき誠に有難うございます。
ふとももはどこへ行ってしまったのだ…
いや違うんですよキャラデザやらそれぞれの身体バランスの素晴らしさは文句の付け所がないくらい程の画力であるがゆえに普段鳴りを潜めていたわたくしの「ふとももっていいな」という気持ちが解き放たれてしまっただけなので僕が悪いわけじゃないんですよ超絶画力で描かれたビューテホーレッグがいけないの!
そんでもってバレちまったならしょうがねぇの精神でお代わりを所望し続けているだけなのでね、まぁ魔女対戦の感想はこんな感じになっちゃうのは自然の摂理ともいうべきものですのよ。
とはいえ漫画は話を読むためのものとわかっているにも関わらず、わたくしめが一部強制的に絵を眺めるだけの状況を押し付けられておる…ほんとに恐ろしい作品やでぇ!
はい、こうしてと皆さんの気持ちが「知らんがな」と、一つになった所で今月も感想を述べていきたいと思います。
背後から銃弾を撃ち込んだにも関わらずあっさり回避&突って反撃という凄技を見せた累殿に対し疑念をぶつけるラクシュミーさん。

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
今の攻撃は剣術の域を超えている。
その目には何が見えているのか。
未来、それとも全てかと的に質問しちゃう素直なラクシュミーさん。
それに対し正直に答えてくれちゃう累殿。
これは千里眼じゃなくってよ!
この眼が見るのは物体ではなく意思であると。

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
そういってどの程度見えてるのかを丁寧に説明開始ぃ!
見えるってどういう事ぉ?
どこまで見られちゃうのぉ?
という恐怖
なんかもう話してる最中に撃っちゃおっかな…
という迷い
斯様に意思は全ての行動に伴うもの
消すことは出来ない
意思を読み取れば見ずとも動き、心理の機微すら見える。
なんとまぁ武士と最強の相性を持った魔法にございましたぜ
で、こんな風に親切丁寧に答えてくれた累殿にどういうつもりだ?なんて言い出しちゃうラクシュミーさん

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
自分が不利になるとわかった上でなぜ自分の魔法をペラペラ話すんだ!
解せん!とかなりオコですけど…あんたが聞いたんでしょーが!
ここでキスキルさんが何で累殿が答えたのかを推察
優位に立ちいつでも勝てると判断した格下に手を抜き馬鹿にした動きや情けをかける行為…舐めプ!

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
いい絵面やで…リリムかリリスのドヤ顔がミラクルマッチしててよき。
しかしながら累殿の返答が粋よのぅ…

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
知れた事…私は侍 正々堂々相対す 知らぬに乗じて斬るには忍びない ただそれだけの事。
か、かかかかっこいい!
これ、ラクシュミーさんもトゥンクしちゃってんじゃないのぉ!

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
この返答に嬉しくなっちゃったラクシュミーさん、なんだかアゴの無いゲンさんみたいな笑い方をし始めよったで!ニへぇー
まぁでもラクシュミーさんは累さんのい事を大層気に入ったみたいですね。
累殿の姿勢を知って己も公平を期すために、と魔法をお披露目。
そして出てきたのが立魔法・女神の加護

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
ん…?め…がみ?随分コミカルな女神さまが出てきたもんです。
しかしこの女神は攻撃したりするものではないのだとか。
それじゃ説明始めるのかなと思いきや普通に攻撃を始めるラクシュミーさん。こ、公平は?
まぁ良いでしょう。
どうせ累殿には見切られちゃってますもの。
それでは吾輩も見るとしましょうか…
銃弾ぶっ放した時のラクシュミーさんの体の捻りが良く描かれておりますぜ…

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
背中の捻りと脊柱のラインやら首の傾き左足の向き…こういう動きしたらこうなるんだなって信じられますもんね。やっぱスゲーんですわよ
それでもって銃弾を凌いだ累殿にラクシュミーさんが接近した場面なんかもすごいんでないかなぁ
体格差のある二人を見る光景

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
ちっこい方のラクシュミーさんの背後に視点を設ける事で累殿までもが目に映るわけですね。
そして描き手の気持ちもわかるようになってきた気がします。
ふとももだけじゃなくお尻も御覧なさいよ。
はい!わかりました!
銃弾で気を逸らしてからの奇襲も弾かれ、累殿に背を向ける形で吹っ飛ばされるも…

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
小柄な体型を生かして銃の反動で空中移動。
ね?とくと見よって感じですよ。
ラクシュミーの背後に突撃してきた累殿に対しカウンターを取るような形勢になりましたな。

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
しかし刀の切り替えしが間に合わないと思われた累殿は脇差を用いて剣を防ぎましたぜ。
そしてクールに

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
意思は隠せない
と来たもんです。
あの…累殿。
ラクシュミーさんが銃の反動でぶっ飛んできた時ちょっと驚いてませんでした?
さてこの状況、遠距離攻撃タイプのラクシュミーさんとしては近づきすぎましたな。
即座に脇差で斬りかかった累殿により右上腕を負傷。

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
累殿!刀の方で行っとけばもっと深手を負わせられたかもしくは勝ちだったのでは!?
でも脇差での攻撃がカッコよかったですわね。
して、攻撃を食らったラクシュミーさんが謎の呟きをし始めましたぜ
今のは480カルマ…といったところか。
会場中で何いってんのこの子…な雰囲気が蔓延した所で女神に動きがありました。

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
なにやら所持している壺にコインをチャリンと入れましたな。
金貨だそうな。
このラクシュミー金貨ほしいですわね。
ここまで切り結んでやっと己の魔法の説明を開始するラクシュミーさん。
ラクシュミーの魔法は二柱の女神
ラクシュミーとアラクシュミー
ラクシュミーは幸運を司り
アラクシュミーは不幸を司る女神
幸不幸は表裏一体
不幸には同等の幸運が伴っている
ここまで言えばどういう魔法かわかるな…?
と、言われた累殿のお返事がよい…良いね!

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
素直でよろしい。
そこでわからん累殿に実際にお披露目する親切なラクシュミーさんなのでした。
この試合で受けた傷の分を使うとするか、そういうとアラクシュミーが壺の中から何枚かのコインを取り出してグシャっと破壊。

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
それと同時に累殿の脇差がピシッとひびが入りへし折れました。

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
この状況を訝しむ累殿
ラクシュミーに攻撃の意思はなかったにも関わらず脇差を折られているので解せぬ模様
するとラクシュミーさんはいろいろわからん累殿にさらに説明開始。
私の魔法は因果を操る
貯めた不幸を消費して幸運を引き起こす事が出来るそうで、
その幸運というのは自身にも何が起こるかわからないんだって。
ゆえにラクシュミーの魔法に意思はない
ここまでお披露目した所で全魔女に対するアピールが再開されましたぜ。
先程、累殿の脇差をへし折るのに消費した金貨は約1000程
そして今現在ラクシュミーは288万金貨を保持している
間違いなく悪魔女王すら打倒できる額であるぞ(ドヤー!

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
何故かこの宣言に強烈に反応するジャンヌさん

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
あんた…アグラッド様になんか恨み在りましたっけ?
しかし当のアグラッド様は余裕の微笑にございます。

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
これ、魔女としての力与えたのがアグラッド様なので謀反でも企てようものなら没収されておしまいなのでは。
だからマタハリはこそッと何かやらかそうと4人集めてるんでないかな?
らくしゅみーのように表立って反発すると対処されちゃうから。
だとするとラクシュミーさんは完全に厄ネタ化しちゃってますわよね…負けちゃうかも。
この私の戦闘力は288万です発言に異を唱えるのはキスキルさん。
因果論的に言えば人間の人生は幸も不幸も概ねゼロに近づき終えるはず
これほどのカルマをどうやって貯めたんや!
その答えはラクシュミーさんの人生に有るようですね。
288万はラクシュミーがずっと貯めていたものなんですて。
なんかすんごいシミジミ語りよるでこのこ…

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
不幸、そんな類のものは飽きる程味わった
いや、味わわされた
それほどまでにあの時我が祖国我が人生には絶望が溢れていた
その言葉と同時に、頭から血を流し息絶えるラクシュミーさんの姿が描かれ今回の幕引きとなりました。

魔女大戦 ©2020 塩塚誠
こういう引き方されるとラクシュミー・バーイーという人物や時代背景に興味が湧いてきちゃいますぜ
さらっとググってみましたらば、ヒュー・ローズ男爵って人が出てきそうですなぁ
一体どのように読ませてくれるのか今から楽しみですぜ
それにしても…何があってうさ耳ツインテになったんです?