読み物

メイドインアビス7巻の感想

投稿日:2018年7月27日 更新日:

43話から47話が収録された大7巻、今回も良い表紙ですのう…!

楽しげな雰囲気でなんだかほっとする光景。
リコさんがボーイッシュでカッコいいからか、マアアさんがなんだかスカートをひらひらさせてエスコートされるお姫様のような…
体色もピンク…もしかするとマアアさんは女性であったのだろうか?
僕はどっちでもいいんですけど…って良くない!
なんたることか…よりにもよって女性のあれをなじっていたなんて。
あれってなんだ?という人はそうですね…
今の所は遥か後方で口をあんぐりと開けたレグの、何かとんでもないものを見てしまった感から想像して頂きたい。
恐らくそれは…姫にあるまじき何かです。
いや、有るんだけども見えてちゃいけないやつ。

47話まで読んだ感想がこれなので、コミックで読む派の人は表紙を見てもふぅんて感じかも知れませんね。
マアアさんて呼び方知らんし。
しかし中身読んだ後でみるとしっくりくると思います!
そこがちょっと羨ましい。

7巻のみどころ

各話の間に描かれたリコメモ。

リコさんが村民の事を率直に書いたこのメモがなんとも良い仕事をしています。
マアアさん
メポボホンさん
ムーギィさん
カジャさん
エンベリーツさん
シュレカカさん
以上の村人について記述されており、中には過去の場面の意味合いが変わりそうな新事実がさらりと書いてあったりして興味深い内容になってますのよ!

当たり障りのないところで一例をあげてみましょうか…
冒頭でリコさんの尻をせっせと拭き取っていたあの便器。

© 2014 つくしあきひと

不思議な生き物を利用した画期的な便器かな…なんて思ってたでしょう?
あれも従業員なんだってさー
と、いうことはなれ果てって事ですよね?
と、いうことはリコさんの尻が元人間によって嘗め回されていた事になりますよね?
あっ…こいつっ…えぇ…(´Д`;)
僕、メイドインアビスを読んでいて険しい顔して考えこんだのはこれが初めてかも。
欲に応じた体が貰えるこの村で…何故にこの人はこの姿を与えられたのか?
貴方はそれでいいんですか?
いいんでしょうねぇ…という過程を経て本望の二文字が浮かんだのでこいつは放っておいた方が良いと結論付けました。
6層まで来てそれかよぅ!というなんだか悔しい気持ちで胸がいっぱいです。

これは知らない方が穏やかで居られた情報かも知れない。
と、今更気が付きましたがかまやしねぇ…みんな道連れじゃーい!
こんな感じで考えようによっては今まで見た場面の意味合いガラリと変わるような事が書かれていて面白い。
連載を追っていたとしても楽しめる作品となってますね!

つぼミーティ

© 2014 つくしあきひと

つぼミーティ…またしてもごっつい言葉で精神攻撃を…!
これ、商品化しよう!?
つぼナナチとセットで商品化しよう!?
ツボの真ん中にあいた穴からナナチのお腹を押したらンナァ~と鳴き、範囲内につぼミーティが居たらミ~と鳴く二人で一つな商品にしてほしい。
片方の声にもう片方がお返事する仲良し仕様でお願いします!
ただし…ナナチだけはンナァ~と鳴いた時にミーティが範囲内に居ない場合、24話、魂の解放で一度レグを止めたあの時の悲壮感漂う「ミーティ!」というボイスを何度もぶちかまして所有者の罪悪感を刺激的する仕様でお願いします!
仲良しを引き裂こうだなんてとんでもねぇ!

しかしこれだけではキッズがお母さんにおねだりするには押しが弱い…
ならばアロマディフューザー的な機能を兼ね備えた実用的なものではどうだろう?
大きさは直径10~15cm程を目指し場所を選ばないようにしつつ、アロマ的な機能は仄かに香る程度で十分です。
鼻を近づけて嗅いだらわかるくらいにすればレグの気持ちもわかるはず。
お返事で鳴いた時にぽわっと香る仕様でも良いですねぇ…!
ナナチ1体に対して10体のミーティがお返事する仕組みでもかまわんですよ!

商品そのものがナナチの願いを実現した逸品という素晴らしさ…おなかをぽよっと押せば仲良しな二人がいつでも見られるだなんて素晴らしいぃ!
と。
つぼミーティを見て文字通りツボに嵌って妄想が爆発してしまったわけですが。
誰か、もしくはどこか本気でこういうの作ってくれませんかね?
そして完成した暁には…1ペア僕にください!

背表紙

1巻はリコさんの裸吊り。
2巻はマルルクの裸吊り。
3巻はナナチが夢見た祝福ミーティ。
4巻はボンドルドに詰められたぽっい女の子達とプルシュカ。
5巻はかぐわしきナナチと、祝福モードのプルシュカ。
6巻は成れ果て姫ファプタとそれをみて不覚を取るレグ

露出多めのサービス的ページだけど皆ちびっこだしヘッチャラですね。
しかし今回は二度目の真顔で硬直する事態に直面。
なんと今回の背表紙に搭乗するのはヴエコさん
恥ずかしそうに手を振っているような姿に思わずふへぇ…!言わされました。
不覚。

各話の感想

43:迫り来る危機、44:成れ果て食堂の感想

当時の僕はヴエコさんの事が気になって吐きそうだったそうな。
今は別の意味で吐きそうです。

45:囚われし者の感想

ここでは予想が覆されてのたうち回る様子がみてとれますね。
我ながら楽しそうで何より。
これだから話を追わずにはいられません。
そして次の話が待ちきれず、何を思ったか山菜採りに行き急所を蚊に刺されるという悲劇。
面白さは時に人を狂わせる事がおわかり頂けるだろうか…しかし僕は平常運転です。

46:呼び込みの感想

前後編にわけて描かれた46話。
ここが7巻で一番の見所ではないでしょうか?
極めて自然にうちなるロマンが引き出されてあらゆる描写を好意的に解釈してますね。
マアアさんとかもう、キラキラして見えちゃってましたからね…やられたぜ。
とにかく、大興奮で読んでいた回でしたね~

47:村の秘密の感想

こちらは7巻の引きのコマ的お話でしたね。
肩透かしを食らいつつ、まぁ一段落かな~なんて思ってたらホゲッと言わされ次の話が気になってしょうがないという…もうこの作品から目が離せないと思い知った回でした。
苦し紛れに回避ルートを想像したりして、負荷を喰らいつつも楽しんでいる様子。

今一度お話を追ってみる。

また新たに気付く事が有るかも知れませんので、コツコツと43話からもう一度順に読み直しつつ感想を述べていきたいと思います。
うっかりネタバレしちゃってるかもなのでご注意を。

43:迫り来る危機 7/29追記

生きたお便所の衝撃。
43話はこの一言に尽きる!とか言っちゃいそうなくらいあいつの半生に興味津々です。
丸一日心を囚われ、やっと気づく事が出来ました。
…そこにロマンは無い。

では、ちょいと各自の行動をざっくりとおさらいしてみます。

リコさんは何時の間にやら一人になっており、二人が居ない事に不安を覚えて村の中を捜索する。
途中、言葉もわからぬ村民に騙され、拘束されてしまい窮地に立たされてしまう。
そこへ何処からか現れたマアアさんがキレッキレの動きでリコとメイニャを救出。
最終的にリコがマアアさんという名前を付け、行動を共にする事になりました。

レグは迷子になってリュウサザイに襲われている所を、ファプタと一緒にいたでっかいロボに助けられる。
そこでロボから、恐らく6層をはやく去れと言われるが腑に落ちない。
もっとわかりやすくしてくれとリクエストしたところ、村に長居をすると価値によって縛られてしまい村から出られなくなるっぽい事を伝えられる。
引きのコマではロボの言葉と共にミーティとお昼寝するナナチ。
微笑ましくも不穏な気配を残して次回へ続く。

だいたいこんな流れで良かろうか。

改めて読んで気が付いたのは、清算を受けた村人たちについてですね。
清算は、誰かの価値を傷つけると謎のネバネバが瞬間移動してきて加害者の価値を容赦なく取り立てる。
だけども彼らは価値を傷付けるつもりは微塵も無かったのではなかろうか?なんて思いました。

© 2014 つくしあきひと

リコを見て目を見開く、えぇと…リコ風に名付けるならばオボーさん。
次のコマではなんかうっとりとしたような顔をしてました。

© 2014 つくしあきひと

この感じ…面白いもの見た僕に似ている…で、あるならばうっとりで間違いない。
そして、リコに手を出す直前には目に涙まで浮かべてました。

© 2014 つくしあきひと

びっくり、うっとり、感涙って流れでリコに触れたように思えますね。
それでも、マアアさんが助けてくれなければ大変な事になっていた気がします。
悪意は無さそうなんだけど、この人達はきっと人間に接する時の力加減がわからない。

マアアさんも初見の時にはメイニャを触っていたらうっかり潰してしまったような感じだった。
それが救出時にはこのようにふわっと優しく抱え込んでいたので、やはり最初に触れた時は加減がわからなかっただけではなかろうか。

© 2014 つくしあきひと

リコと初対面だったオボーさんも、加減がわかっていなかったはず。
頚部圧迫による窒息死だったり、脊髄損傷とかやらかしてもおかしくない。
彼らは言葉を話す人よりも人間性の喪失度合いが高くそのせいで人との感覚に大きなズレがあるのかも知れない。
今回、マアアさんはそのズレを見事に修正して見せてくれました。
これまでで二度発生した清算は、リコ達と村人が互いに不慣れだった事で発生した不幸な事故だったのかもと思わせるには十分は働き。

やはり、最初に読んだ時とは随分印象が違って見えました。

特にマアアさんがすごいですねぇ…
なんやこいつ…メイニャのストーカーか!
メイニャは俺の嫁とか言い出すつもりか!
価値が移ろうて…まさかこいつ!
尻!
なんて警戒心バリバリで見てましたっけ。
酷い。
僕の手の平クルックルで今なら空飛べそうですわい。

44:成れ果て食堂 7/29追記

再びとお話の流れをざっくりと。

道中話しながら村を目指して移動するロボとレグの場面からスタート。
ロボの話によってレグの正体がぼんやりと見えるような気がするが、それと引き換えに大きな謎が増える嬉しい展開。
ロボさんは聞けば色々と答えてくれそうでしたが、良い所でイルブルに到着し場面はリコへ。

マアアさんと共に市場を捜索中、良い匂いに釣られてお腹が空いて成れ果て食堂へと突撃するリコさん。
腹が減ってはなんとやら。
言葉がわからないながらもジェスチャーを織り交ぜ注文することに成功。
出てきたものが思いの外美味かったようで、夢中になってご飯を掻きこむリコさん。
それを見て感心した食堂のおかみさんが「いけるねぇ」と言った事でカジャさんの他にも話せる人が居ると判明。
他にも三賢ワズキャンが話せるという事で紹介されつつ時は流れ、場面は閉店後へ。

リコがおかみさんに言葉を教えて欲しいと願いでて、基礎的な言葉を身に着ける事に成功。
さらに、ナナチ達が向かいそうな場所の心当たりを聞くと目の奥と言う場所の事を教えられる。

マアアさんと共に縦穴を下って最下層へ。
適当に暗闇の中を進もうとすると、後方から微かに声が聞こえる。
その声の元へ向かうと、暗闇に縛られた人物が現れ次回。

色々端折りましたがザックリなのでこんなもんでしょう!

睾丸焼き

このお話でも、リコメモによって何でもない場面が衝撃的なものに変化しました。
なんて厳しい作品なんだろう。

© 2014 つくしあきひと

ムーギィさんが睾丸焼きと言っていたこのお料理が問題の逸品です。
完成した見た目が似てるから睾丸焼きって言うんだろうなぁと思っていたのですが、どうやらこれはお得意さんが提供してくれるらしい。
本物…だと?(; ・`д・´)
心なしかリコメモの一文もどこかしょんぼりした様子。
うまぁぁい!と食べた後に言われても困っちゃいますよね。
ナナチに食べさせたいって思っていたけど、どうするんだろう?
リコさんなら事実をありのまま伝えた後で食べてみろって言いそうな気もします。

これまではリコさんの微笑ましいお食事風景だったのに、一部は地獄のような光景に変化しますねこれ。
最初に匙を入れる場面を見ると震えが来ちゃう…だって僕も男の子だもん。

村の外観

こちらは村の全体像。

© 2014 つくしあきひと

もしかすると上の部分は増築中なのかも知れませんね。
村の内部は力場が存在しない安全地帯。
最終的な目的は村を地上まで到達させる事だったりするのかなと思いました。
地上へ帰りたいのかも?

そして色々拡大しつつ見ていたらちょいと発見。

© 2014 つくしあきひと

よく見ると何かが吊るされていました。
豆粒くらいで詳細不明ですが、これが何かを考えるのも面白そうですね!

囚われた女性の顔

© 2014 つくしあきひと

これは、遠くから弱い光が当たられている状態で見えた姿。
リコの目に映った姿とも言えますね。
次のお話で顔が変わって見えるのは、リコが近づき光が強くなったから。
このように細やかに描き分けられているのだと思うと、絵の説得力が増しますね…!
これをライザさんと勘違いするのも無理はない…ないですよ。

45:囚われし者 7/30追記

囚われていた女性に近づくと、共用語で語りかけてきた。
自らをヴエコと名乗る女性に、リコさんはすかさずレグやナナチの行方を尋ねる。
すると、心当たりはあるけれど自分はここから動けないといい、ちょっと悪い顔しつつ拘束の解き方を伝えてきた。
リコさんが悪い人ですか?と尋ねるとカクカクシカジカで自分は悪い人だと答えるヴエコさん。
リコさんは何の迷いも無く拘束を解き、ヴエコさんを目の奥から連れ出す。

そして案内された先は三賢ベラフの家。
ヴエコさんは見つかるとまずいからとお留守番。
中へ入りナナチを発見する。
連れ帰ろうとすると、ベラフによってナナチが自身を売りさばいたと告げられる。
どうすれば二人を返して貰えるか尋ね、交渉開始。
髪と左手の爪5枚、そして身に着けているもの全てを対価に交渉するが、それでは足りないと言われてしまう。
上記に加え、両目、両足、臓器の半分からどれかを選ぶ事、そしてこれ以上譲らない事を告げられ、思い悩むリコさんで幕引きとなりました。

結構端折ってますがこんな流れって事でよいかしら。
今回はコミック版を読んだからというよりは、今頃になって気になった事が多いですね。

ナナチの想い

拡大で見られる幸せ。
という事でナナチを拡大して見ていたらこれ。

© 2014 つくしあきひと

薬で眠らされても手を放さないだなんて…これを見たらもうなにも言えませんね。
魂の開放はどした!とか。

村の変化

目の奥から連れ出された時の、ヴエコさん。

© 2014 つくしあきひと

崖の高さを見てのこの反応から察するに、目の奥に拘束された時にはこんなじゃなかったって事でしょうね。
どれくらい時間が経ったのかはわかりませんが、やはり村は全体的に上に向かって増築中の様子。
上に伸ばしてどうするつもりなのかってのを知りたい。

成れ果て

ベラフがミーティを手に入れた方法。
価値を永久に還元する事で村に産んでもらう

© 2014 つくしあきひと

わぁグロい。
人外ならではの常軌を逸した光景…と、考えていたのですが。
実はこれって村の成れ果て全員が通った道なのでは?

© 2014 つくしあきひと

場面は6巻の村の入り口部分に戻りますが、壁には耳、爪、顎、あばらといった人体のパーツが埋まっていました。
これはどう考えても元々は村人の体の一部。
村人は自身の人としての体を永久に還元する事で、村に産んでもらった人達とも考えられるかなぁ…
一度肉体を没収されてから新しい体を貰うって事だと、普通の成れ果てとはちょっと違いますね。
カジャさんは欲に応じた姿を貰えると言ってましたが、何処まで叶えて貰えるんだろう?
お便所の人なんてあからさまに都合よすぎますよ…また囚われてるし。

46:呼び込み 8/1追記

ここは2話分のボリュームなのでとても長い…なのでささーっといってみます。

ベラフによって提示された不自由な選択の中から何かを選んだらしきリコさんでしたが、カジャさんによって発言は阻止。
その後カジャさんマアアさんによって家の外に連れ出されるも依然として取り乱している状態。
外に居たヴエコさんにナナチを取り戻す方法を尋ねたその時、多分ベラフのおうちに強い衝撃と共に何かがぶつかる。
呼び込みにて招かれた獲物の事を思い出し、リコにそれを伝えるヴエコさんは話を逸らす事に成功。
リコも見た事の無い巨大な生物に気を取られ、呼び込みを観戦する事になる。
獲物が進路を変えた時、プルシュカの元に向かっていると気付いて工房へ向かう。
無事にプルシュカを救出した事で観戦を再開。
ここで三賢ジュロイモーが参戦し、カジャさん大興奮。
しかし群衆の中ではジュロイモーがもつ業物の本来の力は発揮できず、形勢は不利な状況。
そこへ市場の連中が登場し、これから討伐へ向かうと言う。
獲物の進路は市場であり、市場は自分たちのたからもの。
リコは避難しておれと言い残し獲物へ挑んでいく。

世話になったムーギィさんをはじめ、市場の人達が次々とやられていくのをみて昂るリコさん。
村人たちは獲物の事を良く知らないと聞き、これまでの経験から獲物に関しての考察を開始。
何かを閃いたリコさんはカジャに用意して欲しい物があると伝える。

ジュロイモーの敗北を切欠に、ヴエコさんからの合図をリコへ伝える為、マアアさんが駆け付ける。
するとそこには長い髪をバッサリと切り、目力強いリコさんが立っていた。
リコから貰った髪を価値へと変えて、カジャも速身体でリコを手伝う。

作戦開始。
やけっぱちのような顔をして獲物の注意を引き付けるリコさん。
おいしそうなのが居るぞと自分で言っちゃう。
しかし獲物もそれに食いついたので間違いでは無さそう。
結構ギリギリな追走劇を繰り広げつつ、獲物を鏡の罠へと誘導する事に成功する。
そこで待ち受けていた火の得意な者達が、強い火力で獲物をかちあげる。
そして鉄線隊により、ワイヤーにて獲物を地面に押さえつける。
高硬度からの落下ダメージも狙っている模様。
賢い。
その後は村人総出で飛び道具による一斉射撃。
これにより獲物は沈黙する。
その後はムーギィーさんによるヒーローインタビューにより作戦行動の解説が見られる。
兎に角一段落と思ったその時、オオガスミ(仮)の体が膨張し周囲へ拡散。
オオガスミを囲んでいた村人が次々と絡めとられ、リコにも迫ろうかというその時、マアアさんがリコを突き飛ばし身代わりに。
リコの無事を確認した後、メイニャをリコの元へ飛ばすというファインプレイ。
お尻が残念な天使、マアアさんが食べられそうになり、絶叫するリコさん。
その時、プルシュカがリコに語りかける。
「あたしを呼んで」
その言葉の意味をすぐに理解し、笛を鳴らしたリコ。
直後、村人を捉えた獲物の触手は切断され、強い衝撃によって獲物は半壊。
白く煌くレグが皆を助けたのであった。
カッコいい。

ほ…なんて言おうとしたんだろう?

© 2014 つくしあきひと

よく見たら口を押えられて「ほがっ」では無さそうであった。
ほね?ほっぺ?
ほんとうに死なないようにしてくれるなら、と言おうとしたんですかね?
取引中断したのでもう心配はないんだけども、リコさんは何を差し出そうとしたんでしょ?
やっぱり気になるなぁ~

オボーさん

リコにちょっかいだして清算されちゃった人が居ましたね。
マアアさんの様に無事な姿で再登場。

© 2014 つくしあきひと

こいつも熱い仲間だったのか~と思って見てました。
が、よく見ると下の部分の目がリコさんの事をモロに見つめちゃってるんですよね。
まだ諦めきれてないのかも。
上の目は遠くを見つめてリコさんを見ていないふり。
そしてお腹の目でしっかりと見るという小賢しいこの感じ…
これに気付いちゃった事で他人とは思えないキャラになってしまった。
速攻でオオガスミに喰われてましたが。
この人、口の中にも目が有るので成れ果てる前はなんでも見たくて見たくて堪らない人だったのかなぁ。

お得意さんと古い力

© 2014 つくしあきひと

あっ…なんかちょっと…これは良くない絵面
こんな事考えちゃいけないのだわ!と思いつつお悩みを共有するお友達欲しさゆえにあえて、あえて指摘しよう。
ムーギィさん特製の睾丸焼きが本物であると知らされてジュロイモーを見るとどうしてもそんな事を考えちゃう残念なワタクシ。
ほっぺだし、あれは瘤的なものに違いないんだよきっとそう。
でも成れ果ての体って何でも有りだし、あり得ない所にあり得ないものがぶら下がっていてもおかしくないとも思う。

これできっとお友達が増えたはず。

古い力はその存在は知る事になりましたが、実態はサッパリわからないですね~
始めはレグに似た力でも使えるのかな?と思いましたが、ジュロイモーの業物はどうみてもなまものだし。
だから光線とか出せるわけでは無さそう。
そして狭くて混んでると使えない…
ほっぺのあれ
…閃いたけど何も書かないよ。

リコさんの顔

テンション上がりまくりで全然思い至らなかった。
一段落してじっくり見ると会話内容が面白い。

© 2014 つくしあきひと

ムーギィさんの絶妙な誉め言葉。
リコさんのえへへ…?がまた良い味。
しかし言葉の意味をじっくり考えると、何も考えて無さそうな顔してるって事になる。
リコさんの顔に対してこのような評価を下したのはムーギィさんで三人目?
三人もそんな事を言うのだから相当なものなんでしょうね。
読んでるこちらはそんな風には思わないんだけども、なんでそんな風に言われるのだろう?

通常であれば顔を顰めたくなるような状況でも、迷わず解決する方法を考えているから

という事で皆何も考えていないように見えるのかな?
フワっと浮かびましたがどうなんだろ。
不自由な選択の時は滅茶苦茶考えこんでたようだし。
リコさんは、そんな風に言われるのは不本意でしょうね。
実際はあれこれ一生懸命考えてるのに…なんて気の毒な顔なんでしょう。

47:村の秘密

こちらはまだ公開中なのでお話の流れはサボろう。
公開終了したらば追記しようと思います。

ファプタとイルミューイ

コメントにてセージさんからロマンの贈り物を頂き感謝感激。
コメントを頂くとどうしてもプルシュカの「ねぇ!あたしが助けてあげよっか?」から続くこの場面が脳裏に浮かんでしまいます。

© 2014 つくしあきひと

そして一番左のプルシュカがまたなんとも良い笑顔なんですわ…
でもボンドルドさんはきっと平坦な口調で言ってるんですよね。
この場面からすると、助けてもらった方の僕がボンドルド?
おぉぅ…感激がちょいと嘘くさいように見えるかも知れませんが…とても感謝してるので疑わないでください。
それにしても…プルシュカの良い笑顔は今みると心に刺さりますね。

 

© 2014 つくしあきひと

ご指摘いただいた通り、ヴエコさんがイルミューイに対しまるで故人のように語りかけています。
天国から見ている的な雰囲気。
おまけに、姫にお目通りは叶わなかったと有るのでファプタとヴエコさんは面識が無い。
ファプタ生きてるし、これはもう別人としか思えない。

イルミューイはファプタなのか、それとも別人なのか?
これは恐らく次回、ヴエコさんが語る事で判明するのだと思います。
でも、どっちなんだろう?という興味津々な状態で次のお話を待つのもなんだかワクワク出来そう。

ここは心をボンドルドにして、ファプタにこじつける方向で頑張った方がより楽しめるはず。
戦ってやつは、負け戦こそ面白いのよ!って誰か言ってました。
骨は…拾って育毛剤のタンクに沈めてください。

いざ!イルミューイへ思いを馳せるヴエコさんの言葉。
何か多重に重ねられた言葉がありました。
踏みつけられた。
かわいそうな。
で、合っているだろうか…ちと自身無し!近眼か乱視か老眼です。

これはビヨンドグリフの言葉を表現しているのかな?
たしか複数の意味を持つって言ってましたもんね。
この部分だけ見るとファプタに対しての言葉っぽいんですが、まだ弱いですね。

うーん、故人に対するかのような言い方って所をなんとかせにゃどうにもならない。
そういえば、成れ果てにて、ちょうど良い事を考えてました。
成れ果ては一度、人としての体を価値に還元する事で村に産んで貰うのかなと。
この過程を厳密にいうならば、いっぺん死んで生まれなおす
還元される事で、イルミューイは死んでしまう。
そしてファプタが生まれる。

ど、どうだろう?いける感じ?

 お目通りが叶わなかったという発言からちょいと妄想に突入。

ヴエコさんは村をつくる事に反対して目の奥へ拘束された。
そしてファプタと面識はない。
この事から村を作る為に利用されたのがイルミューイでぬわー!
今いきなり脳裏に浮かんだなんの根拠もない単なる思いつきを突然書いちゃいますが、ヴエコさんってファプタのお母さんだったりして…。
娘であるイルミューイが村の設立に利用される事を嫌っての反対。
拘束される続けるには十分な理由かも…娘を亡き者にされた母親がどんな行動を取るかって考えると…これもなんだかあるような気がしてきましたぞ!
拘束されている間にイルミューイは還元されてしまい、ファプタが生まれる。
面識がない理由はこれで良さげ。

ヴエコさんがファプタと話をする事が出来ていたら、ファプタをイルミューイであると認識できていたかも知れません。
しかし、会えていない。
これにより、ヴエコさんの認識ではイルミューイが死んでしまったという所で止まってしまっているのでは!
ファプタという存在が生まれる事は、ワズキャン達と同じ研究をしていたからわかるはず。
しかし実感が無い故にファプタをイルミューイとは認めたくない感情が働いているのではなかろうか?
今回、リコ達に彼女の事を語る事にしたヴエコさんは、この感情に折り合いをつける決意をした…という感じでいかがかしら!

いやなんか…かなり無理やりですが、考えてて滅茶苦茶楽しかったです(; ・`д・´)

僕はメイドインアビスのお楽しみを見届けねばなりません…しかし一人ではとても…

はい、どうぞ?

助けてあげよっか!って…可愛くどうぞ!?

あぁ…これがボンドルドの…ボッチ感なのですね。

ペケジローは皆さまのロマンをコメント頂けると大変喜びます。(/ω・\)チラッ
こんな風に、新たな視点からまた別のロマンが溢れると大変嬉しい。
今回の記事が、コメント頂いたことへの感謝の気持ちとなれば良いのですが。
皆さまがメイドインアビスをより一層楽しめますように。

パパはワズキャン!イエーイ

ワズキャンの表情についてのあのコマで、ヴエコさんはあいつと言っている。
しかし6層到達時の彼らを見ると、隊長として接しているのかきちんと敬語。

© 2014 つくしあきひと

ここを都合よく受け取っちゃいます。
あいつ。
親密な間柄の者を呼ぶときにも、あいつとか言ったりしますよね。
旦那ならば、あいつと呼んでも良さげ。
そしてこれは語り掛けている相手、イルミューイにとってもあいつと呼べる間柄って事にはならんだろうか?

ママ:ヴエロエルコ
パパ:ワズキャン
子供:イルミューイ

という関係なのかも知れませんね。
そういえばヴエコさんは自分が決死隊ガンジャの生き残りと言っていました。
三賢以外残っていない…他の決死隊員は全員価値を還元されちゃったのだろうか?
その価値をイルミューイにつぎ込んだ事でファプタという価値の化身になったのだろうか?
気になる事がたくさんあって嬉しくなっちゃいますね。

あの日母と引き裂かれたファプタは、母が殺されたと思っていそう。
二人は黄金郷の本当の住人というロマンを語り合う程の仲良し母娘だったはず。
奪われた怒りはどれ程のものだろう。
ファプタにとって成れ果て村は自分と母の犠牲の上に成り立つ忌々しき場所。
首謀者はどう考えてもワズキャン。
彼が怖がっていたのは、かつて自分がファプタにした事や彼女の怒りを思い出したからなのだろうか?
あいつらを根絶やしにするってのは本気なのだと思えてきました。
回避ルート消滅ですわ…悲しい( ;∀;)

ヴエコさんとファプタが再会する事で幸せな展開へと向かえば良いなぁ…
リコさん隊に母娘で合流とか楽しそう。
だけど、母娘の感動の再会にじ~んと来たところに悲劇をブチかましてくる、そんな胸が締め付けられる結末が待っている気が( ;∀;)

自分が目指す光景を目の当たりにした時、リコは何を思うのか?つくし卿はどんな展開で心を抉ってくれるのか?
次のお話が楽しみ過ぎるんだけど、それに不安がついて回るこの感じが堪りません。
喜びも哀しみも全部ひっくるめて面白いだなんて、困った作品ですこと!

リコと初めて会った時のヴエコさんの会話を見ると…
地獄を生み出す側に~の所で既にファプタが誕生しており、その後で村を作る事に反対して拘束されるという時系列。
ふふふ…どうやら先のお話を見たらお布団をかぶって足をバタバタ悶絶する事になりそうですね。
でも考えてる時は楽しかったから…いいね!

 

-読み物
-

執筆者:


  1. U・M より:

    7巻買いましたあああ!
    正直、前回の6巻は謎が残り過ぎて(何せラストページのあの引き・・・!)かなり
    消化不良気味でしたが、今回の7巻は前回の消化不良を全て解消し、かつお釣りが来る
    くらいの読み応えでした!(自分はコミックス派)

    しかし、次巻でまたまた波乱が起こりそうな気配が・・・!

    • ペケジロー より:

      7巻の一気読みだなんてそんなの大興奮じゃないですかー!
      コミックスで一気も良いアプローチですよね、なんと羨ましい(*´ω`*)
      マアアさん達村人とかなり親密になった所でのあのラスト!
      なんてこったという気分と同時に8巻への期待が高まる絶妙な引きが堪りません!
      今後共に展開に弄ばれる喜びを楽しみましょう(; ・`д・´)

  2. セージ より:

    あわわわわ、わたしの拙い妄想ごときを、記事として取り上げて頂けるとはアワワワ
    嬉しいやら恥ずかしいやらー
    因みに『イルミューイ = ファプタの母親』と言う発想は、先日のペケジローさんの『ファプタは両親の想いから祝福を受けた』と言う記事から着想を得ておりまして、どうしても『イルミューイは故人』と言う発想から抜け出せなかった私は『母親』なのではないかと連想いたしました。それはもう、おぞましい妄想とともに、、、、
    ですが、今回の記事を拝見して、『ファプタ = イルミューイ』も納得出来ました。
    「ねえイルミューイ・・・」の発言は故人に対する口調にも思えますが、実はファプタは『村の様子を知ることができる』何らかの能力、或いは遺物を持っていて、それをヴエコも知っていたとすれば、まさしくあれは『ファプタへの語りかけ』になりますよね。
    そして、そう言うトリックを、つくし卿なら仕込んでいそうな気がします。
    今後の展開が非常に楽しみですね!
    またまた長文失礼いたしました。

    • ペケジロー より:

      本当にもう、今後が楽しみで待ち遠しいですね!
      今回の妄想を前提にするとファプタの祝福は誰から?って事になり…ギブアップ(゜ロ゜)
      根絶やし回避も無効になる等、結構雑な仕上がりとなっておりますが皆様のロマンの切欠にでもなれたら嬉しいです(*・ω・)

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