悦楽るーぷへお越し頂き誠に有難うございます。
初夢ではワンコに尻を押し付けられそうになりフーフー!と息を吹きかけ接触を阻止する戦いを繰り広げていたペケジローです。おめでたい。
それでは新年初読みの感想をば述べていきたいと思います。
気になったコマをお借りしてという性質上ちょいちょいネタバレになっちゃいますので未読な人はご注意ですぞ。
お話は前回から引き続きハデスとベルゼブブの戦いからスタート。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
やはりイケメンってやつぁ何気ない所作が既にイケメンなんですねぇ
ここでペケジローがハデス様と同じポージングをしていたならば「盆踊りかな?」と思われて情報が正しく伝わらない事でしょう。
人類皆平等という言葉の後ろに微粒子レベルのサイズで(だったらいいね)と記されている事にやっと気が付きました。よくも騙してくれたなぁ!
戦いの状況は予想通りハデス様優勢で進みましたね。
ここでハデス様がベルゼブブボコられてたらば、今まで見た彼らの関係性に違和感が生じてしまいますがゆえに。
と、いうわけで予定通りにハデス様にぶっ飛ばされるベルゼブブさん。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
ぶっ飛ばされ、壁が壊れる程に打ち付けられた後にこの姿勢ってやっぱ凄い気がする。
僕ならば肉体の強度が足らずに壁を壊さず消し飛んでしまう、もしくは壁に変な沁みを付けて終了の可能性があります。
ラグナロクではこんなの序の口でまだまだここからじゃーい!って所ですが、ベルゼブブさんはあっさりと流石ハデス!勝てないや!と即降参。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
なるほど目的が死ぬことであるからこその流れにございますな。
出会い頭の殺伐とした表情とは打って変わって穏やかな雰囲気。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
ハデス様の表情にその心情が見えるような気がしますね…「なんやこいつ」って。
普通ならこの時点でえぇ…何この人コワイ。となって逃げる選択を取るのでは?と思わなくもないですがそこは流石のハデス様。疑問を解消せずには済ませません。
どストレートに質問する事で僕らにもその答えを提供してくれちゃうなんて、名君ですわ。
ベルゼブブさんは自ら胸を貫かんと手刀を繰り出し実演開始。
こうなった。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
次のページでさらに詳細が描かれておりますけども、ここではこのコマのみお借りしましょう。
リリスによって刻印されたタトゥーが作用し、ベルゼブブの腕を拘束。
自傷行為を防ぐ効果があるようです。
なるほど、ベルゼブブはこのタトゥーのせいで自死出来ず、自分を殺してくれる者を探し求めていたわけですね。
メンタルヘルスを患ってたからではなかったんや!
ベルゼブブ曰く、これは呪いなのですと。
贖罪の為に誰かに殺されようとしてもこの刺青が死なせてくれない。
リリスがもっと生きて苦しむようにと僕に残した呪い
それを終わらせてほしいってのが冥界の騒動の原因だった模様。
それを聞いたハデス様が汎用性の高い発言をなさりましたぞ。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
いろんな所で煽りに使えそうですよね友達居なくなりそうだけども。
お前とリリスの間に何があったのかは知らぬが、知らぬ余にもわかるぞ。
それは呪いなどではない、祈りよ!的なお説教が始まりました。
ハデス様が退場した後でこうも好感度上げられちゃったらば始皇帝戦を読み直すとまた違ったイメージを受けそうですね。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
いや凄い説教。
リリスが生きて欲しいと願ってんのに死ぬ死ぬ言ってんじゃないよぉ!
なんか終ワルで初めて神様的ムーブを見た気がするのですが。
流石長男は伊達じゃないぜ…この兄が居て何故兄弟があんな感じなのか。特にゼウス様。
有難い説教ビームを喰らったベルゼブブさんは…

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
あーこれは改心してますわぁ
目がキラキラしよりますのでねぇ!
冥界の王が闇落ちベルやんの心に光を灯すとは。
しかしこうしてみるとベルゼブブさん人の話全然聞いてませんね?
愛してると言いながら施された刺青を呪いて。
まぁそれ程メンタルが追い込まれて忘れちゃってたと思っておきましょうかな。
で、ここで思い出したと。
そう思って読み進めたらばこうだった。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
そこには祈りぃ?本当にぃ~?と訝しい様子のベルゼブブさんが。
こ、こいつめ!
思い出したんじゃなかったのか…と思ってしまいました。
しかし次のコマで祈りである事を受け入れる事にしたと思える描写が。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
うむ、許した。
それから月日が経ち…
再びハデス様の元にベルゼブブが訪れたようですね。
ハデス様は、また殺されに来たんか?と問いますが、NOと答えるベルゼブブ。
おぉ…ハデスの説教は流石だぜ!と思った所で次の問いが。
では死ぬのを諦めたのか?
ここでも彼は再びNOと答えました。
…ん?様子がおかしいぞ?
と、思う間もなく超持論を展開するベルゼブブさんなのでした。
やっぱ自分は死ぬべきなんだけども、超強いヤツにピチュンと消されるのはダメだと思う。
で、気付いたんだけど、もっと生きて苦しく惨めで最低で残虐で出来るだけ醜悪な死を迎えるべきなんですわ!

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
すんごいスッキリした顔で語ってるので本人は大真面目ですよねぇ
でも見てよハデス様の顔!
もう隠しきれてないですね。
えっ?どうしてそうなるの?という気持ちをヒシヒシと感じる。
そしてやっぱこの斜め上どころではない展開にハデス様も効いちゃったみたいで

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
無言で頭抱えちゃいましたよねぇ…
心なしかオーマイガー…と聞こえて来そうな気もしますが神はあなたです。
…どうしようこいつ。
うーん…
で、到達した答えがこれだ!

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
笑って誤魔化す。
これが神の処世術よ…!
釈迦さんもやってた気がしますけども。
小さく描かれているベルゼブブさんの顔が大真面目ですのでね、こいつぁ手に余るってなもんですよ。
ここで間を開けてはいけません。
考える隙を与えたらなんか気付いちゃうかも知れないので迅速に次のイベントへ向かうべし。
って事でハデス様からのプレゼントタイム。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
ベルゼブブの持つ神器はハデスからの贈り物にござった。
前回の戦いでベルゼブブの性質を知り、それに合った物を見立てたようですね。
これで簡単には死ねんぞ?
だが案ずるな余が見届けてやる
貴様の苦しみ続ける姿と醜悪な死とやらを。
流石のベルゼブブさんも、どうしてこんな僕の事を構ってくれるん?と聞いちゃいます。
よし!うまく話を逸らしたぞ!という喜びを抑えての回答がわかり味の強いものにござった。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
余には大層面倒な弟たちがおってな
あー…確かにと思ってしまいましたわね。
そして去り際のベルゼブブもなかなかの返しにござった。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
ベルゼブブの言葉の意味としては面倒事に首を突っ込む世話焼きな神って事かなと思いました。
まぁ本人はそれを面倒とは思ってないようですね、本気で驚きのリアクションしてますし。
と、いうのがハデスとベルゼブブの出会いであったと。
そして時は現在、試合の真っ只中へ。
そこでもベルゼブブの心中を知る事が出来ました。
ハデスさんの面倒くさい性格のせいで、僕はもっともっと面倒なヤツになってますよ!
と、亡きハデスに語り掛けながら懸命に戦うベルゼブブ
なんかキャラ変わってる感。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
心なしかコマ割りというか向きが勝者側になったような。
そして次のコマではベルゼブブがハデスをどう思っていたかがわかるような気がしますね。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
ハデスの敗北を目にしてショックを受けておる。
そして、戦いの中で語られた心中が直球でしたな。
ずっと殺されたかったのに…今は人類を塵にしたい!とやる気満々状態です。
表面上は塩対応だったかも知れませんが、内心はハデス様の事をめっちゃ慕ってたんですねぇ。
あの物事に消極的だったベルくんがこんなに積極的になって…じゃない!
人類的にはアカン方向へ積極的なのでとっても危うい状況ではあるまいか。
そんな人類に対する殺意満々状態で、杖の頭蓋骨を万力のように締め上げはじめたベルゼブブ。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
何やら禍々しい雰囲気が漂い始め、それを見たゼウス様が解説カットイン

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
あっ、これはヤバそうな気配。
あの技、という事はつまりゼウス様は見たか喰らったかした事あるのかも?
普段飄々とした様子であるのにこの時ばかりは狼狽しておりますな…どうやらほんとに危険は技なのかもですね。
テスラさんはまだ何か見せてくれるのかな?と興味深々でぶん殴ったりしてますけど、ベルゼブブさんの本気な雰囲気は収まらず。
キッズの頃にお友達が僕は怒ったぞっ!と表明したもののそこまでじゃなかろうもん?と追撃したらガチギレされた記憶が呼び起こされましたねぇ
ダメな所がテスラさんと似てるのかも知れぬ。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
豊穣の守護神と蠅の悪魔出会いし刻
虚神 生まれ出て
約束の地を飲み込まん
これは…超必殺技の時に入るアレだ!

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
このゼウス様の慌てようも、技の恐ろしさを煽りますねぇ。
人生舐めプな感じのゼウス様が制止しようとして噛んじゃう程の破壊力なんじゃろか。まだ半信半疑。
冥界の原罪・零號
『虚神』
と、きて今回の幕引きとなりました。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ
効果範囲が試合場全体に及んでいますね、これでは両者共に大ダメージなのでは。
なんならば描かれた状態がまだ序の口で、これからこの球体が拡大していく可能性もあるじゃろか?
ゼウス様が技の発動をやめさせようとした理由によりますかね。
現状では自滅技とも考えられますので、両者共に消滅となると試合の意味が無くなるから止めたとも思えますし。
技名の虚神と書いてカオスってのも気になります。
相当危険なものが出て来ちゃうイメージがお強い。
やはりここからさらに被害拡大と思ってよかろうか。
テスラさんが無事かどうかは不明ですねぇ
ゲマトリアゾーンを丸ごと飲み込んで出現しちゃってるように見えるので、瞬間移動であぶなかったぜ…とはならんのではなかろうか。
最近あれですね、大技ドーン!で次回ってのが多いですね。
次回まですげー悶々としちゃうので僕に関しては効果は抜群です。
それでは、今年も皆様が楽しく作品が読めますよう願いつつ。よろしくお願いします!
あけましておめでとうございます。
ゼウスが慌てるのも珍しいから、この技は本気でヤバい力みたいですね。
ブラックホールなのではという説もあるので、振動だけでも大喜びしていたステラはますます喜んでしまいそう。
瞬間移動、ブラックホール、振動。それらがどんな化学反応を起こすのか楽しみです。
コメント有難うございます!
アレスさんが慌ててもいつもの事ですけども、戦闘大好きゼウス様がマジびっくりな顔で技を止めてますからね~
流石に大変な事になっちゃうのではないでしょうか!
ブラックホールだとすると観客席も危険ですね。
なんてことしよるんじゃ…!
随分と前(ベルゼブブが初めてガードした辺りを見た時)に、アポミュイオスの杖はハデスからもらったものじゃね?と考察したら、この回で当たってスッキリしたのいい思い出。
実は7回戦の回想の中に、ハデスがそれっぽいの持ってたの見つけたもので。