読み物

【メイドインアビス】絶界の祭壇でうんちする場面にも意味を見出す

投稿日:

絶界の祭壇でのこの場面。

© 2014 つくしあきひと

絶望的な表情を浮かべつつも、素直に従うリコさん…
真面目を装ったお笑いシーンなのかと思って流してしまいがちな場面だと思う。

未知の領域を冒険中っていう雰囲気に忘れがちだけども、リコだって孤児院で裸吊りにされて普通に恥ずかしがる心の持ち主。
そのリコがレグとナナチの割と近い位置でウンコするのはどうしたわけか?

最近、その理由がわかる出来事をやらかしたので、代弁しようと思う。

危険生物が生息する奈落の中で、尻を出してうんちする。
これは絶対に恐ろしい

これは僕が先日山菜を採りに行った場所。
鹿のものか猪のものかわからない足跡がちらほら有ったりして、なかなか野性的な環境でした。
これは下に生えている草がこのくらいまばらだと目当ての山菜は生えていない事を説明しようと思って撮影したもの。

で、僕もこんな所で急に便意に襲われたわけです。
出物腫物ところ選ばず。
そう、出物腫物ところ選ばずなのです!
これはもう不可抗力
出来る事なら颯爽と下山したい…しかし…不可抗力なのです!

ティッシュとウェットティシュも持っている。
時刻は午前7時…周囲を散策する人影無し…!
で、思い切って人の矜持のギリギリの部分を守るべくしてお尻を出したわけです。
その瞬間、絶海の祭壇でのあの場面が脳裏を過ったわけですねぇ。

その時脳裏に浮かんだ不安がこちら

  • 人がひょっこり現れたら恥ずか死ぬなこれは…。
  • 猪か鹿に後ろから体当たりされて打ちどころが悪かったら僕は尻を出したまま遺体で発見されるのだろうか?
  • そもそもダニ対策で完全密封してたのに、今尻ががら空きじゃないか?ダニさんウェルカム状態はまずい。
  • しまった、山の上の方を向いておくべきであった!下に向かって突き飛ばされたら転げ落ちるじゃないか?
  • 正面から動物が現れたらもう立ち上がって応戦するしかない!丸出しだってかまうもんか!あっ…でもパンツが中途半端な位置にあるので足の動きが封じられている…これは思ったより大ピンチな状況だ…。
  • なんとか善戦出来たとしても、猪にズボン持ってかれたらもう山に住むしかないよ…人里に丸出しで降りていく勇気は無いよ!
  • まさかさん来ないよね?足跡は無かったけど。尻を引っ掻かれたらなんか強そうに見えるのだろうか…?
  • 動物が歩きながらウンコするのって、理に適ってるんだなぁ。

こんな風に、普段個室でリラックスしている時とは違って異様にソワソワしてしまう。

日本のお山と違って、アビスは危険生物も多く、まだ未知の危険生物も存在しうる。
リコ達はこれまでの冒険で、排泄時は常に強いストレスを感じていた事だろう。
僕のは羞恥心寄りだが、リコ達は死のリスクが強めのストレスなので度合いが違う。

恥ずかしいのと死ぬの、どっち?と言われたならば、大きな目的があるリコさんは当然前者を選ぶでしょう。
と、いうわけであの場面はリコがレグの勢いに押されてついついウンコを垂れるお笑い的な場面では無く、
ボンドルドを撃退してさぁ次だとウキウキな読者の気持ちを引き締める意味で重要な場面ではなかろうか?
アビスの冒険そのものが常に危険と隣り合わせである事を同時に匂わせるという巧みな演出!
かも知れない。

ついでなので、山でうんこ垂れた僕が実は何かの生物に攻撃されていた事でも。
ここから先はメイドインアビスとは関係無くなるけど、現実世界でも体感できる自然の驚異って事で。

まず、帰宅後に違和感に気付いたのですが、あの僅かな合間に僕の至宝が何かの攻撃を受けていたらしい。
デリケートゾーンともいう。
局所的に痒みがあって最初に脳裏を過ったのはマダニ
これには血の気が引いた。
こんな命の近そうな所にマダニの侵入を許すなんて、ペケジロー一生の不覚。
病院へ行ったら、お医者の先生たちに娯楽を提供する事になるだろう。
守秘義務もプライバシーもモラルも崩壊しかねない程に、くっついてる場所がもう卑怯
僕が医者なら普通に笑っちゃう。
行くわけにはいかない…詰みだ…マダニのやろう…天才か?

恐る恐る患部を見たら何も引っ付いていないので一安心。
しかし虫刺されみたいにポッコリ腫れている。

こんな感じ!と画像を掲載したら不愉快にも程があるので蚊に刺された感じを想像してみて欲しい。
まだ蚊は早いと思うんだけど、山中の蚊は痒み成分が強力で厄介。
猛烈な痒さ…しかし掻きむしるわけには行かない。
だってデリケートゾーンなのだから。
そこで人類の叡智、虫刺されのかゆみ止めを塗る。

ギェー!

まさかアンメルツ?

再確認すると、ちゃんとした虫刺されの薬。
だけどなんか燃えるような感じ…。
…確かに、ダニ以前にそんな所を蚊に喰われるとか想定して製薬してませんよね。

このように、大自然で尻を丸出しにしたらえらい目にあったでござる。
しかしただ転ぶわけにはまいりませぬ…!
現実でもこんな目にあった経験を得て、奈落の環境は想像を絶する程に危険に違いない!という方向に考える事にしました。

今現在も、まるで燃えるような熱さを体感中なのですが…平気なのだろうか…。

 

-読み物
-

執筆者:


  1. […] 【メイドインアビス】絶界の祭壇でうんちする場面にも意味を見出す絶界の祭壇でのこの場面。 © 2014 つくしあきひと絶望的な表情を浮かべつつも、素直に従うリコさん…真面目を装 […]

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

関連記事

終末のワルキューレ 52話 光と陰 53話 光の道 の感想

悦楽るーぷへお越し頂き誠に有難うございまぁす!週末はお仕事疲れで脳みそへろへろ状態。その上今日は大雨に降られてふーらふらなこのタイミングで最新話を嗜むスリルったらねぇや!今宵のペケジローは狂っておるか …

おもしろ作品をちょちょいっとご紹介するぺーじ

良き作品との出会いに感謝を込めて! 悦楽るーぷへお越しいただき誠に有難うございます! 面白いとは何ぞ?と悩み続けるペケジローです。 作品の魅力は読み手の感じ方によって千差万別、そして今も多くの作品が世 …

終末のワルキューレ 第10話 楽園追放の感想

外野であるアレスの語りで始ったところに某グラップラーな漫画の気配を感じますね… そういえば今回の対戦は全宇宙の偉大なる父VS全人類の父という、言うなれば最強親父対決。 今後、某地上最強の生物が乱入した …

主にラノベを読んでた僕が時代小説の居眠り磐音読んだらドはまりした。

居眠り磐音 江戸双紙 既に完結したこの作品、電車の中吊り広告で目にした人も多いかと思います。 僕もそれを見てはいたのですが、なんの興味も示していませんでした。 母が1巻から3巻へと読み進めたその後日、 …

終末のワルキューレ 50話 暗雲 の感想

悦楽るーぷへお越し頂き誠に有難うございます!雨が去ったと思ったら強い日差しに苦しめられているペケジローです。毎度その流れで僕の地球を守ってという作品を思い出すわけですが地球よりも僕の頭皮を守って欲しい …

music

Hulu



カテゴリー

error: Content is protected !!