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約半年以上の時を経て67話がやってきましたよ待ってました!
さぁさぁひとまず本編をおさらいしましょうぞ。
それでは気になったコマをお借りしつつ感想を述べていきたいと思います。
まず冒頭で描かれていた見たことある獣が、よく見ると不思議な感じで目を奪われましたぜ。
左側の獣は頭が逆さまについてるっぽいのに対し、右の獣は普通なのが不思議でおもしろい。
ちらっと出てきた獣の不可思議さだけでも1冊本が書けちゃいそうなところがアビスよなぁ
して、この獣を狩るかどうかという会話にも、この段階で違和感ありましたね。
脳内に浮かんでるのはリコさん隊なんだけど、どうも口調が違ってるような気がしました。
そして次へ進むとあらびっくり。
い、生きとったんかーい!
しかも死装束のリメイヨさんと行動を共にしているってちょっと情報の圧が強すぎてパニックになりますわね。
リメイヨさんがボ卿を裏切ってネヨーゼルを逃がしたりしたんじゃろか?とかいろいろ考えちゃいました。
ちょっとしたらそんな感じでもない様子が見られましたけども。
リメイヨさんが何かあったみたい…と不振がっていた理由によりまた一つボ卿のゾアホリ活用法が明らかになりましたぜ。
『狼煙』とかいてロアサイン。
リメイヨさんは狼煙が途絶えた事で前線基地で何かがあったようだと言っておりましたけども。
5層6層間で断絶がありますて言ってるんだから途絶えて当たり前なのではないかしら?だって今還らずの都で休憩してるんですぜ?
あっ…なるほどリメイヨさん達以外にも祈手のメンバーが6層以下に点在しているって事なのか!
で、狼煙を制御する仕組みが前線基地に存在するゾアホリなので何かあったと考えたのかな?
ともかく今はその通信が途絶えた状態なのでボ卿の支援は期待出来ない状態であるそうな。
ちらっと書かれてた「トリガーが引けませんので」という言葉が何を指すのか謎です。
一体どんな感じで個々を支援するんだろう。
そして獣相の情報も明らかに。
なんでも心臓付近に目覚める臓器と言われる獣石というものがあるのだそうな。
そしてスラージョさんはそれを感知することができると。
スラージョさんも獣相だったりするのでしょうか。
さらにリメイヨさんとネヨーゼルが同行している理由もなんとなく察する事が出来ました。
次のコマで。
ネヨーゼルさん、ボ卿がスッキリ納得するまで調査されたことで普通にリリースされたようですね?
針ぶっ刺されてかなり死にそうな顔してたのに生還しててすごい。
調査に協力してくれたお礼にリメイヨさんを護衛に着けてスラージョの元へ送ってくれたのでしょうか。
僕、ネヨーゼルさんてモフドルド化した時の体がそうなのかと思ってました。
しっぽ生えてたし、獣のようでもありましたのでネヨーゼルさんが素体であったならああいう変化をするのも不思議ではないかなーと。
だがこうして元気にしておるネヨーゼルさん…ではあのボデーは一体誰だったんだろう。
もう一点驚きだったのはリメイヨさんが女性であったことですね。
かなり労働環境がブラックな祈手、その中でも武闘派集団の死装束に所属する女性てもう、どこかに所属せずとも白笛になれちゃうくらいお強いのでは?
祈手でありながら個性がきっちり存在しているところもまた、謎を深めてきますわね。
性格はかなりきつめのS気質にございます。
ネヨーゼルさんの捕まった時の事を振り返って精神攻撃を繰り出します。
ネヨさん、ここは俺に任せて先に行け!というテンプレ行動を繰り出した結果、即捕まった模様。
ちなみにリメイヨさんのボンドルドに対する気持ちが表れた呼び方が良いですね。
ボンドル殿。
尊敬してるのか小ばかにしてるのか際どい所を突いています。
ちなみにスラージョさんもネヨさんに対する支援として解放させようと笛を吹いたみたいですが、膜に阻まれネヨさん変わらず、笛で祭壇が動いちゃってさようなら~という流れですか…呪詛船団が愉快な集団に思えてきましたね。
狼煙が途絶えた事でリメイヨさんの腹が座ったのでしょうか、スラージョが7層へ向かったと想定し、7層を目指すことに!
恐らく個人の探求心を優先しての判断ですよねこれは。
死装束である前に探窟家なんだなーって思えるこの個性が祈手集団としては不思議な感じ。
狼煙が途絶えた今がチャーンス!って事だとすると、やっぱ祈手の皆さんもボンドル殿のインストールに関して鬱陶しく思ったりするのかも。
7層へのロマンに思いを馳せるリメイヨさん達の想像図と今まさに7層を歩んでいる呪詛船団&リコさん隊の姿が重なる場面転換が素敵やなぁ…と思いましたぜ。
右下部分に生き物が密集してますけども、ここでもちょいと目を引かれちゃいますわね。
外をうろつく獣たちと、洞穴に詰まってるネリタンタンみたいな獣たち。
どんな関係なんでしょ?
ネリタン風の獣が追い込まれている図なのでしょうか。
ラストダイブした白笛はこういう場面を観察し封書をしたためつつ下を目指すのでしょうが、呪詛船団は何やら急いでおるようす。
リコさん隊は『枢機の輪』に待ち人がいるようですし、スラージョさんはネストで巫女に会いたい感じ。
実は同じ場所だったりするのだろうか?
急ぎの旅っぽいけどもリコさん隊達の冒険スタイルはブレませぬ。
目新しい環境も役割分担しつつ調査しちゃう様子に探窟家としての成長を感じますなぁ
そんな様子に関心したスラージョさんが各自の役割を分析。
オチもついて良い4コマですな。
好奇心担当てなんもしてないみたいな言い草ではあるまいか?
しかしリコさんも緊急時にはレグを解放して状況を打開する事がありますのでね、隊長さんだし!
頭脳および警戒担当のナナチと実働担当のレグの負荷がすごすぎる隊と思われているのかも?
ファプタに至っては「?」ですけども、こう見えて呪い無効でレグに匹敵する戦力ですからね、実際のところリコさん隊の構成はなかなかに濃ゆい布陣なのではなかろうか。
好奇心担当のリコさんというだけあって、直後にものすごく核心を突く質問をスラージョさんにぶつけるリコさんに痺れましたぜ…
魂ってなんですか?
おぉぅそれそれ、僕も気になってたんですよぉ!
と、思ったらどうやら自分が魂について思い違いをしていたことが発覚。
リコさんが時折感じていた魂の存在、それはアビスにしか存在しないものだったんですて。
ナナチの「えぇ…?なんて?」って感じの表情がまさに大多数の読者とシンクロしちゃうのではないかしら…僕もモフみと可愛らしさを除いてこんな表情になっちまいましたぜ。
駄目押しにございます。
スラージョさんは「魂」に関する答えに至っておったよう。
実在する正体不明の信号といってのけました。
命の識別、意思の伝播、呪いと祈りの具現
『魂と呼ばれる信号』の 役割は多々あるが、最も大きな存在理由は『下処理』である。
オースに生きるものはアビス由来の魂と渾然一体となった存在
命の一体となった魂は膨大な情報を持つ
関係性から記憶、無意識に至るまで。
このとっても難しいお話を聞いて、普段は何も考えていない顔と言われるリコさんの瞳に知性が宿りましたぞ!
なんだろう、やっぱアビスガチ勢のリコさんにはかなわねぇぜ…って気持ち。
実際にアビスに身を置き、憧れてきたものにしか至れない答えっぽくて良いね!
リコさんはアビス由来の魂の有り様がまさに誕生日に死ぬ病の仕組みであると確信を得たのでした。
なかなかに意味深な理解の仕方をしていますねぇ
「いつ生まれたのか」「いつ生まれた事にしたのか」
後者に関しては呪い除けの籠の中で息を吹き返した自分を指してのものであろうか?
しかしこれ、遺物に対しても当てはまる言い方に思えますね。
決死隊と行動を共にした干渉器たちが言っていた、「遺物はなかったところに有ったりする」でしたか?
そう考えると、探窟される遺物はアビスによって差し向けられたモノとも考えられますかなぁ
ゾアホリックや呪い除けの籠等の特級はまさに、それを人に使用させることで思惑通りに事を運ぼうという何者かの意思が関係してたりして。
リコさんの至った考えにスラージョさんが答えを教えてくれましたぜ。
原点に呼吸と記される、隠された呪いなんですて。
なるほど呼吸とは良くいったもんですよ。
吐き出して命をもたらし、吸い込んで命を刈り取る二千年ごとの呼吸ですかぁ…スケールデカすぎですねぇ。
リコさん達の会話を聞いていたナナチもスラージョに蘇りはあると思うか?と質問をしました。
それまで自分がイメージしていた魂というものが、アビスでは何か様子が違うと知らされたのだから無理もありませんな。
ミーティとの再会を願うナナチにとっては大切な事ですね。
しかし間髪入れずに否定するスラージョさん。
しかもですね、
魂の海の一部に還った場合、仮に肉体を用意したとしても別の存在になるだろう。
命を響く石といった方法もあるが、それら疑似的な生まれ変わりも魂の連続性があってこそ。
なんていって、完膚なきまでに否定してましたわね。
ド直球に答えてくれるところはスラージョさんの美点かもしれませぬが…
この時ばかりはナナチがお気の毒過ぎてしょんぼりですよ
ぬあぁ…ナナチがしょんぼりしているぅ!
どうしたもんじゃ…と思ってたら奈落の太陽リコ隊長がやってくれましたねぇ
メイニャもナナチの事励ましてらぁ!
こんなまっすぐな眼差しで自分の迷いを否定してくれる存在てやつぁ…もうお日様なんですよ。
そしてぇ!リコさんのくせに強力にも程がある根拠をぶちかましてくれましたね。
誕生日に死ぬ病も、魂も本当にあった!
でも自分たちが見てきたものは今の話では説明がつくものではない。
ファプタを見なさいよぉ!
ナナチ隊員のガッカリ感をとてつもない自信で吹き飛ばす…これは隊長さんですわ!
そしてファプタさん…マスコットキャラに第二次成れ果てを遂げておるではあるまいか?
これで超強力な戦力だってんだから人間相手なら初見殺し過ぎますわね。
あっ…
隊長さん、頭脳担当が伏せてた情報を漏洩しちゃったでござる。
呪詛船団がリコさん隊をどうしようと考えているのかは不明ですが、皆の表情を見たところ脅威的な存在であると認識しているのだろうか?
単純に呪い無効ってなにそれやっべぇ…って畏怖を感じているのだろうか?
まぁ、この環境で抱えて大ジャンプされたら死にますしな。
しかし状況的な希望のみならず、かなり信ぴょう性のお高い希望がリコさんの口から知らされました。
ナナチ復活ッ!ナナチ復活ッ!ナナチ復活ッ!
そうでした、レグさんアビス特化のチート武装を所持していたのでした。
そんなこんなでメンタルヘルスの健全なナナチが返ってきたところでテパステちゃんがナナチに質問らしき事をしましたね。
直後にニシャゴラにゴラァされて引っ込んじゃいましたけども。
対するナナチの反応がこちらでした。
ミサグラファってなんか出てきたっけ…?
ジェントルノックと空気まんじゅうくらいしか出てませんでしたな。
この他に回収された遺物と思ってよいじゃろか?
そうして歩みを進めてる最中にニシャゴラさんがいきなりこれ。
なんか来たんじゃろか?
スラージョに報告を求められた答えがわからねぇ!わからねぇからとまれ!というものだったことで徐々に増していく緊張感。
状況把握の切っ掛けとなったのはレグわんこの嗅覚に関する違和感。
風上にいるナナチの匂いを感じないよなんか変だよ!
この発言によってスラージョさんから新情報と共にヤバさが伝えられてさらに増し増しの緊張感
感覚の逆位相
渦中厄場
何?なんなの?わかんないんですけど!?
わかんないけど呪詛船団の身のこなしからして相当にヤバい状況であることは伝わるわけでして。
皆が息を止めて周囲を警戒している最中、それは突如現れましたなぁ
これは恐らく巨大な生物の一部なのだと思いますが、こんなクソでかい図体でステルス攻撃とかやべぇ生き物がいたもんですよ、さすが7層激ヤバ環境過ぎますぜ…
さて、こいつの登場にいち早く気付いてしまった人物がおりましたな
それはナナチ
現れたモノの直下にはシェルメナがおり、狙いは明らか。
しかしナナチは瞬時に飛び出しちゃいますよねぇ
他者の為に必死なナナチですか…勇ましい行動なのに可愛いだなんてこまったフワフワですよ
ナナチはシェルメナを押しのけ救いましたが…その直後の光景が受け入れがたいものにござった。
はぁ?血痕のような描写があるんですけど?
ナナチはアビスの重要有形文化財なのになにしちゃってんのぉ?
いやそんなはずはないですよきっとあの触手が空ぶって地面で自爆しただけ…
やっちまった…!なんで助けてんだ!?
って感じにナナチの意思はまだ生きていますでな、無事に違いないんだぜきっと。
あ、あぁぁぁ…なんでナナチの帽子が転がってるんです?
飛び出したときはしっかり被ってた帽子がどうして転がってるんです?
あの帽子気に入ってーーってなんだ。
ーーって
気絶しただけよな?
あと、レグハンド間に合いますよね…?
ファプタも動き始めてるし大丈夫ですよね?
うわぁナナチに何てことしよるんじゃ…
次のお話が今月中に更新されるのでなければどうにかして記憶を失うしかないですね
しかし、リコさん隊はなかなか良い構成だねきっと大丈夫!と安心したところでこんな事になるなんてねぇ!
7層の上昇負荷は読んでる側にとってもしんどいですねぇ!
「門番」なんでしょうかー