冒頭から凄い絵面
( ﾟДﾟ)修くん…めっちゃ絶望しとるやないか！

鉄塔で佇む彼の上空を飛び回るヘリは報道が目的なんでしょか。
目立つ位置に血塗れの少年が座ってるんですけど。
もしかしたら修の姿がカメラに残ってて大騒ぎに…ならんか。
この町の人達ってのんびりしてそうだし気付いてない可能性がお高い。

鬱モードな修をよそに、やらかしたチカちゃんは頭のなかがお花畑状態。

美輪子様から自分用の館を提供され、おめめキラキラですねぇ
ここだけ見ると以前と変わらぬ様子なんだけども、あんな事やらかした直後だと思うとこれは酷い。
館もらったら次は修やでー！と勢いに任せて美輪子様に譲ってくれと持ちかけるのだが…美輪子様にマジ顔でお断りされちゃいました。

自分の所有物であると念押し。
しかしチカちゃん的には恋のお話的に聞こえてそうですね。
つまり、修は私のカレピだから！と言われた感じ？
ですよねーと意外と聞き分けが良いチカちゃんでしたが、全然諦めてませんね。

お前が死ねばわしのもんじゃろ？とか目がマジです。
女の闘い…恐るべしだわバチバチしとる！
双方の主張に若干食い違いがあるような気がしたけども、どうやらご主人（彼女）が死んだらフリーって所は同じらしい。

殺して奪う気なのかしらー？と言われてそうですよしねしねー(σ≧▽≦)σとかじゃれはじめ…

徐々にエンジンかかってきてやべーですね。
ポコポコから徐々えぐい音へと変わる過程でチカちゃん文句言いまくり。
何で知ってるのか考えると…やはり入浴中にガールズトークのノリで美輪子様がぶっちゃけたのでしょうか？
と、なると内容的に…壮一いなかった風に伝えてるっぽいですね？
うわぁ…かつて下僕であったことまで否定されちゃう壮一君がいとあはれ(￣▽￣;)
それにしてもキャットファイトをすっ飛ばして絶殺モードじゃないのチカちゃん…こわぁい。
愛ゆえにってやつなんですかねぇ…そのわりには修の首をへし折ったりして結構雑な扱い。
血族の性質なんでしょうか。

それにしてもこのお洋服、伸縮性に優れているのかチカちゃんがおっきくなってもへっちゃらですね！
そして屍牙がこれまでのどの血族より巨大。
やっぱ一次感染者ってだけじゃなくて、チカちゃんだけ特別強まってるのですかね？
どれだけ強くても血族同士では決着付きませんが。

その様子、ハメを外した姿を修君に見られ(／▽＼)キャッて感じで一瞬で元通りになるところとか、言い訳はじめるところとかが女の子ですなぁ…手遅れだけど。

やはり生徒の大量死は事件として注目されているらしく、修の家族の今後や殺害したクラスメート達のことをチクりと伝える修でしたが…

チカちゃん、「そんなことより」って言っちゃった(゜ロ゜)
この台詞が決定打だったかもしれませんな。
もしチカが悔いる姿勢を見せていたら、修は踏ん切りがつかなかった気がします。
殺るしかねぇ…と内心決意した修にチカちゃんは相変わらずの様子。
そして出ました血族モード。

元々のキャラとは雰囲気が違いすぎるし、どちらかというと美輪子様っぽい。もしかするとまだチカの中にある美輪子の欠片が悪さしてるのかもですね。
美輪子の欠片+環の滴りってのが厄介です。
でもまぁ、チカを殺すつもりでいる修にとってこれはダメ押しですよね。
美輪子を殺すよう修を唆しますが、振りほどかれちゃいます。
さらには今度は美輪子が修にチカを殺すように命令。

これ以上チカがやらかして血族の存在が世に知れたら大変！とかいう大義名分のおまけ付きです。
えぇ…ムサシとか滅茶苦茶雑に死体を放置してましたよ？
そもそも潜むのであればホイホイっと血族増やしちゃ行けなかったんじゃ…
さらには風呂でガールズトーク中に肝心な事としてレクチャーして無かったでしょ。
まあお馬鹿で無ければ修みたいに人外になったと自覚した時点で自ずと潜むもんだと思うけど…
うむむ、事態がゴタゴタとしてますなぁ。
でもこの状況は美輪子さんの思惑通りに違いない。
修を自分の立派な使い魔として育成する為に事を運んだのだと思われます。
だとすると結構本気で修の事を気に入っているんですかねぇ…滅茶苦茶虐めてるけども。
こんなふうに、美輪子様って上部を取り繕いつつお上品にゲスな行為をぶちかますスタイル。

チカちゃんはまんまと弄ばれちゃったのだと思うとちょっとかわいそう…
じゃ、ない(゜-゜)

こぇぇー！
そしてつぇえー！
死んでくれ…とか言ってた修くんをワンパンで天井に張り付けニッコニコ。

僕知ってるよ、世間ではチカちゃんの事をメンヘラって言うんだよ。
どっちを選ぶのよぅ！と修に問い、俺はお前の事がずっと好きだった。
美輪子は悪魔だよ好きになるわけないよ！とのお返事でこれ。

感情の振れ幅広すぎぃ！
が、その後今のお前も十分悪魔だわ！
頼むから死んでよぉ！
すぐに俺も死ぬからぁ！
という修の本気を目の当たりにすることに。

いやほんと、これまで修君にはいろんな心のこもった表情を見せて貰いましたよねぇ…
ま、マジで…？と心の整理中に美輪子様が積極的に煽るというか勝ち誇ってますね。

マジ惨めだわー
女として同情するわー
とか言ってますがあんたもさっきお断りされてましたやん…しかも修との関係は主従関係。
それなのに男女関係の勝敗にすり替えてチカちゃんを煽ってますね。
冷静に考えれば意味合いが違うんだけども、チカちゃんには痛恨のダメージ。
この辺はチカちゃんが血族の主従関係のなんたるかを知らないから拗れてるのかも。
僕も良くは知らんけど。
それに対し、チカちゃんがブチ切れた瞬間に修が与えた腹部の傷が開いてしまいました。

ここは恐らく…美輪子がチカに与えるはずだった館を自分の領域にしたからではなかろうか？
守りが無くなったとか。
領域ってのも今一良くわからんですねー

きょ、今日の所はこれくらいにしといてやらぁ！とばかりにその場を去るチカちゃん。
最後に見せた顔は紛れもなくチカ本人ですよねぇ

チカちゃんが気の毒に思えるんだけど、もしかして僕も壮一みたいになんか喰らってるのでしょうか…
この泣きかたとか、表現的にいいですね…幼児的な泣きかたしちゃうのって、自分じゃ制御不能な泣きかたに思えます。
それでもそんな風に泣いちゃうってことは…めっちゃ悲しいのだな！

泣かないでチカちゃーん！
あっ
で、でたぁ～！

前回振られて更なる闇属性が付与された…壮一！
なんか殺る気満々そうな壮一の顔面で次回！
こいつ…最後にチラっと出てきて意識を全部持っていきおったで！
すげぇ…キャラの使い方と次号への誘導が巧みですね( ﾟДﾟ)
まだ見ぬ次号に対するドキドキ感も相俟って面白い回にございました。

いよいよチカも年貢の納め時か…と、思うでしょうが多分死なないと思うんですよ。
チカちゃん。
どうせ壮一なんてチカちゃんのふぇーんでイチコロに決まってるんだ…あいつはチョロいんだ…
て事で壮一がチカを助けるんでないかな？
そして暫し行方を眩まし…月日は流れパワーアップして帰って来たチカちゃんがタイトルの屍牙姫ということだったりして。
なんだかんだで1話から居るキャラだし思いっきり巻き込まれてる。
チカちゃんだけ死んだら修が使い魔やる理由が無くなっちゃうし。
て事でまだまだお話は拗れまくると思うなぁ。
なんか、屍牙姫読んでると他人の不幸で飯が美味い的な思考に陥ってそうでイケナイ気分。

四巻買わなくっちゃ(゜-゜)