悦楽るーぷへお越しいただき誠にありがとうございます。
12巻発売中だよやったぜ。
今回はWEBでの公開より前にコミックに66話が掲載されている模様。
公開日は8月10日ということになりますかなおそらく。
辛抱たまらんペケジローはすかさずコミック購入しちゃいましたのでね、いつも通り感想を述べていきたいと思います。
今すぐ66話よみてぇぜ?というお方はコミックにてどうぞ。
いつもは無料大公開後に感想を述べるのでネタバレに関しては気にせず記述しておりましたが、今回は状況的にネタバレとなる場合がありますね!
慎ましくするつもりではありますが、以降ネタバレ注意です。
お話としては引き続きシェルメナの入浴介助のシーンから。
初手はニシャゴラさんが風呂の底板割っちゃって、アチアチのはずなのにあいつは直に入ってる尻が狂ってるだの
シェルメナはデリケートけつなのでやけどしちゃうからレグが手伝うべし。という思春期の少年にとって嬉恥ずかしチャンスの到来にござった。
僕も伸びる腕が欲しい。ゴムは嫌ですワイヤーの方でお願いします。
シェルメナが楽しそうで良きかな…
おっさんになるとこういう無垢な笑顔とは無縁の日々ですからね、なんかもう上手に笑えないですよ僕。
子供たちにスマイル一撃で防犯アラームゲットする自身あるぅ!
だもんでこういうほっこりする場面は癒しにござる…
して、レグさんは腕に全神経を集中させ脳のメモリーにいろんな感触をインプットしているのかと思いきや、先刻のメナェとの会話を振り返っておりました。
すまぬ…すまぬレグ。おいちゃんの心が汚れすぎていた。
レグさんはさりげなくメナェから発言を引き出していたというのに。
それって脅しぃ?と聞いたらば、
「聞こえないようにすれば平気」といって耳を寄せるように言ったメナェは、
「あのね…ウチらのこれはね…
えっと…たとえば右手で二人がおなじ…」
と、ここまでいった直後にこんな様子にござった。
何かに叱られちゃったような驚き方をした直後に発言を撤回。
一体何に聞かれなければ平気だというのか。
そして何に驚き発言をやめたのか、とても謎めいた場面にございました。
こんな意味深な発言を引き出すとはすごいぞレグ!
さすがリコさん隊の突撃隊長やでぇ!
さす…
…レグさん?
ほほう…これはシェルメナに腕に絡みつかれていろんな感触を堪能しちゃってるようですねぇ…
で?
テパステ姐さんが何かに気づいちゃいましたよねぇ
なんて強い眼差しなんだ…テパステちゃんはこの現象をデリケートレグと名付けました。
レグが動揺しつつ「邪魔してないで手伝ってくれ!」と言ったらこうなった。
手伝う…わたくし、この言葉の意味を今日ほど深く考えたことはありません。
そして唐突に入浴後と。
レグさんちょいとそこに座りなさいよ…何があったのか詳しく述べたまへ。
まぁファプタのジト目でいろいろ想像が膨らんでしまいますな!
お風呂の後はお食事タイムってことでスラージョさんが一生懸命仕込んでたお料理の登場!
その名も肉糸煮込み!
さてお味の方は…
レグさんはどこか一味足りない様子。
ナナチは。
高評価!
この場面でナナチの辛い過去を思い出してしまいますねぇ…
一人でサバイバルしてご自慢の料理が奈落シチューの日々。
そんな厳しい生活がナナチの味覚を寛大なものにしてしまったようです。
このこ、なんでもそのまま焼いて塩振ったら旨いと言っちゃうのではなかろうか。
と、いうわけでナナチのお料理批評は当てにならねぇ。
では真打リコさんはというと…
なにやら納得いかない様子。
これは大変なことですよ…壁の味がする携行食を平気で貪るリコさんを悩ませる物足りなさがあるらしい。
次いで他の人の様子を窺っちゃいましたよね。
これ、皆はどう思うのん?って気持ちが出ちゃいましたか!
ん~~~~?ってスラージョさんのお料理もらっておいてハラハラしちゃうのですが。
ゴラッチは…ダメだこいつはなんでも食うタイプだ!
スラージョさんは…「?」てあんた味見しながら作ってたでしょーが。
ヤタラマル…こいつだ!やっべぇぞって顔してる!
ヤタラマル、決死の手信号
なんかすげぇ必死にリコさんに伝えてた。
その助言通りにリコさんが塩を入れて食すと…
おいしくなったそうです。
そこそこってところがリコさんのお料理センスの高さを物語ってますね!
もしかしたらリコさんの手料理で呪詛船団を懐柔できるかもしれない。
リコさんがなぜにヤタラマルがスラージョに直接言わんのじゃろか…と思ってたらば。
マジカヨってな情報が。
お料理失敗すると嘘みたいに凹むスラージョさん…見てみたいんですけど。
あんなオラオラタイプの隊長さんがお料理失敗でどうなっちゃうんでしょうね?
ここにきてスラージョさんの乙女チックな一面を知らされようとは思わなんだが好感度は上がりましたな!
続いてリコさんが大人になったんだなって場面も見受けられました。
食味はどうでしたか?と聞かれてこう答えた。
すんごく元気においしいです!って答えましたよね!
こっそり塩入れたくせにな!
でもこれは平和の為なんです。
塩入れたらなんぼかましでしたわ!なんて言っても誰も幸せにならんのです。
さて、ごちそうになる前にファプタはリコの作ったのしか食わんそす!といい、ナナチに褒められこんな感じにござった。
超強い奈落の姫がナナチに手懐けられちゃっててなんかハラハラしますね。
戦闘力1万と1くらい差があると思いますがリコさん隊のモットーは仲良し第一なのかもしれねぇ。
して、お食事をしていたリコさんが気づいた時のファプタはこうでした。
これな!
わんこが欲しいのを我慢してじっと見つめてくるやつ。
このような姿勢を見せられてはもうご飯上げるしかありませんね。
リコさんが器に塩振ってから上げたらば、リコの作ったものという条件を満たしたのか普通に食べました。
こんな感じでしばらくキャンプに滞在するのかと思っていたのですが…
なんか即刻旅立ったので驚きでしたわい。
リコさん隊と呪詛船団は7層でのキャンプ候補地を発見するまで共同戦線を張ることにしたのだとか。
なんとも心強いような危ういような、不思議な協力関係ですな。
途中、隊の事を何て呼べばいいのか聞かれて、リコさん隊(仮)と回答しましたらスラージョさんから隊名の提案がありました。
各話のタイトル回収きましたわ名付け親はスラージョさんかい!
ちなみに隊はあっという間に7層に突入しちゃっておりました。
そして獣の気配が強くなったということでスラージョさんがハリヨマリ集の何篇かを伝授することに。
リコさん隊が脱落する可能性を考慮しその前にという判断にござった。
たくさんの目がみてみます
やら
似てはいないのに吸って吐くのを真似ている
といった意味深な言葉がわらわらと出てきましたぜ…
こりゃ妄想が捗りますなぁ
そして歌の終わりとともに描かれたのはおそらく巣窟と思しき場所。
意図的に設計されているようでいて、自然が生み出したような様相でもある不思議。
逆さ森の調査区域に残された何かと同じ形状ですね。
そして下の方の発言はハボさんのものなのですが、彼もまた何かを知ったのでしょうか。
まるで…ということはネストの姿についても知っているのでは。
そして次は場面変わってオースの南区岸壁街の番外地。
謎の奇病を調査するオーゼンさんたちが登場しましたよついに来たかって感じですね。
調査の過程で寄り道だそうです。
その道中、我らが不動卿から驚きの情報がもたらされました。
オースは双子が珍しく、30年に1組くらいしか現れないのだとか。
そんな双子の珍しいオースには北区に双子がいるのだが、なんとここ岸壁街にももう一組双子がいるという。
名前はシェルミとメナェ。
ジルオが確か北区の子たちもそんな名前だったのでは?と問うと驚きのお返事がありました。
おやおや…そうなるとあの獣相のシェルメナと、かつてのシェルメナは別人とも考えられまする。
不動卿が会いにきた人物が登場しての幕引きとなりましたが、そのお姿がこちらにございます。
驚いたことにこちらのお方、シェルメナ同様に四肢がない。
不動卿の言葉によると、呪いのせいでこのような姿になったそうな。
と、いうことはシェルメナがレグに対して口を濁していたのは、事情を語り聞かせることでレグにも呪いが生じてしまうことを懸念しての事にございましたか!
しかしこの人、何か引っかかりますな。
もしかして…僕のよく知る元男の娘、メナェなのではあるまいか?
絶命したシェルミに語り掛けるメナェの様子が6巻に描かれておりましたが…
レグが葬還符を目撃した際に読まれた名前はシェルミのみ。
メナェの符はありませなんだ。
時系列がよくわからんようになりそうですけども、
シェルミとメナェがリコさん達と同時代の人物であるという証拠に覚えがない。
大量の葬還符の中に見たシェルミの符も、いつ降りてきたものかはっきりわかるものではない。
シェルミの死は呪いが発動したことによるものであるのならば、誕生日に死ぬ奇病とは関係がない。
不動卿の年を考えたら20年以上前の人物の可能性は有り。
という点からあの人物がメナェの可能性がちらっとでもあるかなと思えます。
髪型にも少々名残があるような気もしますぜ…
いやしかし雰囲気変わりすぎじゃろ!
目つきも悪くなっちゃってるしそりゃないって!
と、思うかもしれませんけども。
赤子の時は天使レベルで可愛かったわたくしですが、今の姿はハルク…いやシュレックの方が近いですし?
かわゆいウリ坊だって大人になったら猪突猛進なわけですし…この世で二次性徴の悪戯程悪意に満ちたものはないわけです!
なのであの可愛い「シェルミ、メナェが大人になったらこうなった」でもおかしくないと思われます。
しかしそうなると…かつて可愛がってたはずのメナェさんに対するオーゼンさんの発言が気になりますね。
事故った間抜け
うーん辛辣ぅ!
性懲りもなくメナェ説を前提に二人の間に何があったのか想像してみたいと思います。
まず四肢を失いつつも九死に一生を得たメナェさんは衣類を提供される時に男物の衣類を渡されますが…女子力低すぎる衣類はメナェ、お断りよっ!
とはいうものの、
それを全力で否定され…自分が男の子であり、普通はあのような恰好はしないということを知ります。
これまで不動卿に施された教育が全くもって特殊である事、今の今まで本来あるまじき生き方を強いられてきたことに気づいたメナェさんは不動卿許すまじの心でいっぱいになります。
対する不動卿にとっても不都合な真実に気づいちゃったメナェは基準から外れちゃった存在…男の娘じゃないなら情けは無用ってことでそこから絶縁状態に陥ったのではなかろうか…!
うーむ、妄想してみたけど状況的には不動卿が世話してた方は岩壁街には住んでなかったっぽいんですよね。
不動卿の方の双子は博物館に行ったりしてて割とオースになじんでましたし。
なので獣相のシェルメナが岸壁街の双子なのだと思われます。
オースでは獣相というだけで抹消されてしまうので、獣相のシェルメナ達が隠れ住むならば岸壁街の方が最適。
あの人物が不動卿の元お気に入りのメナェであった場合、
現在の岩壁街の双子、シェルメナはラストダイブ中なので存在せず。
北区の双子はまた別に存在しているってことになるじゃろか?
いやはや、次から次へと謎めいてまいりますな!たのしぃ~い!
毎度毎度続きを読むのが楽しみ過ぎて待ちきれない終わり方でたまらんですね。
今回のお話も面白かった!
最後までお読みいただきありがとうございました!