悦楽るーぷへお越し頂き誠に有難うございます!
最近引きこもりの才能有りと自覚したペケジローです。
よく考えたら最近どころか昔からだった気がしますが人生何が幸いするかわからんですわね!
余談は続くよどこまでも。
ついこの間一度手放した品性は二度と取り戻す事が出来ないのだぜ?なんて知ったかぶりしていた僕ですが、
そもそもこのブログ内の所々の記述がいかんのでは?
そう今更ながらに気付いたのでした。
あっちてポロリ、そっちでハラりと品性を落としながらやって来たような気がしますねぇ…
そういえば品性と毛根は取り戻すことが出来ないという点で一致する。
そんな事を念頭にこれまでの記事をチラ見してみましたら!
なんかもう手遅れだった。
品性のみならず毛根までも…一度に二つの重要な要素を失う事に人の心が耐えられるのかという、神の試練でしょうか?いや髪の?
そろそろどうでも良いですね。
と、いうわけで今日も今日とて品性なんか気にせず元気に生きて行こうと思います。
最近のペケジロー的オーゼン像
かつて奈落の底へ憧れを抱きながら研鑽の日々を経、白笛となった不動卿・動かざるオーゼン。
だが今やその方向性は「奈落の底より男の娘」をスローガンに掲げ、底より寧ろ頂を目指す、真逆なものに変わっていた。
あたいは最高の男の娘をプロデュースして世界に旋風を巻き起こすんや…!的な。
その熱意は相当なものであり、記念すべき初の男の娘マルルクは監視基地を訪れたジルオがマルルクの性別を仄めかさねば確信には至らない程の完成度を誇っている。
それでもオーゼンpの情熱は冷める事は無く、オースにて一卵性の双子、シェルミ、メナェ姉弟を囲い弟の方を男の娘へとプロデュースするに至る。
そして、女児である姉を手本に成長し、自身の言動になんら疑念を持たずにいられる男の娘という、恐るべき存在を生み出した。
常人では想像もつかない発想によって育成されたメナェはまさに一見すると女児としか思えない程の完成度であり、何の免疫もない一般人に対し「付いているか付いてないか…そんなのは些事である」という心の受け皿を用意させる力を秘めていた事だろう。
性別とか関係ねーから。
どっちでもいいから。
だって可愛いから。
…な?
そんな、オーゼンの魂の叫びが聞こえたような気がしたようなしないような。
作中でのオーゼンPの暗躍はここまでしか提供されてはいない。
だが…だがオーゼンPには先があるとペケジローの十中八九外れる勘が言っている!
これまでチラリズムで提供されていたオーゼンPの行いを振り返れば、
倫理観?自動愛護精神?ンフフ…そんなもんじゃ憧れは止められねぇんだぜ!?
そんな熱いパトスを感じずには居られない。
パトスってのはあれだ、ポトスの近縁種じゃなくて情念ってやつ。
くっ…僕の品性が尽きるのが先か、新たなオーゼン像を構築するのが先か…勝負だ!
この限りなく0に近い品性ならいけそうな気がする。
そこで、以前遺物に関して立てた一つの仮説を引っ張りだしてみましょう。
遺物は奈落で果てた人の願望をモデルに生み出されているんでねーかな的なやつ。
そしてさらに、長い事探窟家をしてきたオーゼンさんも同様に考えていると仮定してみますと…
オーゼンはとある効果を持った遺物を探しているのではなかろうか?という考えが浮かんできました。
性別を変えるおパンツ的なやつ。
いきなりなに言っとんじゃコイツという思念をヒシヒシと感じますが我慢してください。
まず、何らかの遺物を探しているなら監視基地の防人程うってつけの職業は有りますまい?
深層から遺物を掘り出し地上を目指す探窟隊は補給と休息を求めて確実に監視基地を中継するでしょうし、競売よりも先に交渉する事で遺物を入手し易い。
探窟隊が監視基地に滞在している間は、その遺物を独占状態で調査する事も出来るでしょう。
マルルクを養い、吊って楽しみ見て楽しみ、国の出動命令はスルー可能、そして目当ての遺物を回収する一石五鳥、いやどれ程の利点があるかはかり知れませんねとっても狡猾ぅ!
なぜに性別を変える遺物を探しておるのか?
それについてはオーゼンPのこれまでの男の娘に対するアプローチを振り返ってみましょう。
第一のアプローチは
男の子として成長していたマルルクに対し、シンプルに女装をさせ後に熱血指導するというものでした。
第二のアプローチは
自分が男であるという自己認識を持つ前から女の子として育てるというもの。
しかも手本として瓜二つの姉が存在するという念の入り様。
第二の時点で我々の想像を絶しちゃってるオーゼンさんのさらなるアイデアは如何ほどのものになるであろうか…考える程に頭が沸騰しそうだよぉ///ってなりました。
そうして茹った脳で放り出されたアイデアが…こうだ!
第三のアプローチ
筋がね入りの女の子として育った子の体を男児のものに変えちゃうの巻き!
どうです…狂ってるでしょう?
僕もどうかと思いましたけども。
我が身を女性と信じて疑わぬ確固たる自信。
で、ありながら付いてる事に対する恥じらいが付与されることでしょう…
パーフェクト・マルルク作成計画とも言えるかもしれない。
オーゼンPの熱血指導によって立派な男の娘へと成長したマルルクではあるが…オーゼンPが惜しく思う点が存在する。
それはマルルクが自分を男と強く認識してしまっている事だ…!
あと一皮むければ人智を越えたオーゼンPが理想とする男の娘へと近づけるのだがいかんせん出会うのが遅すぎた。
マルルクはマルルクで可愛いのでまぁ良いのだが、だがしかしあと一歩、プルスウルトラ!
と、いうわけでまだ次が有ると予想。
そしてそのような遺物を入手する事にはさらなる利点が存在する。
二次性徴を間近に控えたマルルクの男の娘生命は短い…しかし秘密のおパンツを着用する事で女の子に変われば女装を強いられたお気の毒な少年など存在しなかった事になるではあるまいか!
そこにいるのはただのメイド服着たボクっ娘ですよ…つまり不動卿の悪事の証拠隠滅まで出来ちゃう。
やりたい放題やらかして悪事の隠蔽が出来てしまう。
児童保護条例違反で逮捕するぅ!とやってきた警察がマルルクのスカートを捲った時点で犯罪成立、カウンターで逮捕まで出来てしまう!
とはいえ、そんな夢を叶えてくれる遺物が出てくる可能性はどれくらくらいあるだろう?
実は以外とお高い。
女性探窟家が奈落の底で肉体的性差に煮え湯を飲まされる事は多々あったことだろう。
他ならぬオーゼンさんでさえ何者かにボコられた事があったらしい。
直前まで酒飲みバトルを展開していたライザさんにボコされた可能性が無きにしも非ずですがこの際都合よく他の人にボコられた事にしとこ!
誰もがライザさんのように強いわけではありますまい…
探窟ガチ勢の女性探窟家の中には男に生まれたかったと考える人も居たかも知れません。
で、あるならばある日ひょっこり湧く事も考えられるのでは?
人を阻む奈落で生まれた、人に利する遺物って所に少し違和感を感じますので、
人の願いを元に人では無い何かが作ったものと考えるのがお優しい。
と、ここまで考えてある恐ろしい可能性に思い至りました。
天地が返る可能性
性別を変える遺物の存在を仮定し、オーゼンさんがそれを入手せんとしている前提で考えてましたが…
いつから遺物を入手していないと錯覚していた…?
って事があった場合、コアなオーゼン好きばかりか純粋にメイドインアビスという物語が好きな少年少女の脳までもスポンジ状になりかねない。
我々がこれまで見てきたマルルクに対し、既にそのような処置が為されていた場合、マルルクはただのメイド服を着用したボクっ娘であり…
男の子から女の子へと変わるという稀有な体験に戸惑っているだけであり…
そうなると男の娘!男の娘!いぇぇぇ!とかノリノリで読んでた僕の方がやべー奴って事になりますね?
シェルミ・メナェ姉弟に関しても昔は弟だったけど物心の付く前に遺物を使用されていたとしたら…今はきちんと妹なので何もおかしい所はないわけです。
それなのに…不動卿…恐ろしい子っ!とか考えてニヤニヤしてた僕はやっぱりやべー奴って事になるのでは…?
いや疑問符要らんですわ!
ま、まさかそんな事が…!
しかしオーゼンさんはキャリア50年以上の白笛にございます。
狙った遺物を入手する腕前は千人楔で実証済み。
あんな、1つでもヤバそうなもんを120個も手に入れてるという事実が重く圧し掛かりますねぇ
男の娘キターと思ってたら実は男の娘なんて居なかったって事になったら僕はどうすればいいんだ…どうすんだこれ。
不意に哲学の時間が訪れてしまいましたぜ?
僕はマルルクちゃんが男の娘の方が良いのだろうか、それともきちんと女の子だった方が良いのだろうか?
わ、わからない…もうどうすれば良いのか全然わからないよ!
ニーチェ先生の作品の中に次のようなセリフが有りました。
怪物と戦う者は、その過程で自分自身も怪物になることのないように気をつけなくてはならない。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。
深淵=オーゼンさんのおめめでしたか
ぼ、僕は大した覚悟も無くなんて恐ろしいもんを覗いてしまったんだ…
と、こんな事考えて過ごしていたわけですが如何だったでしょうか?
僕は今、世の中には大人しく寝てた方が幸せな場合もあるという事を強く訴えたい、そんな気持ちで頭皮が張り裂けそうです。
最後まで読んで頂きありがとうありがとう!