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メイドインアビス アニメ版も参考にしちゃおうの巻 第4~7話

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原作2巻分で4話からの視聴です。

こちらは原作8巻読了後にアニメ鑑賞をしてあれこれおさらいしつつ何かを発見したいページとなっております。

4話 アビスの淵

ゴコウゲちゃんが出てきましたね。
コミックだとさささーっと忍び寄ってきたのがアニメではどし~んどし~んと寄って来てリコさん達のことをちょろい獲物と思ってそう。

© 2014 つくしあきひと

そして映像化されたゴコウゲの破壊力恐るべし…でかいしキモい。
割と最初から最後まで作画に全力だと思ってましたが、ゴコウゲさんちょっとぼやけ気味だったりレグのワイヤーがヨレヨレ。
ゴコウゲが何から何まで気持ち悪いせいでしょうか。
昆虫が人間サイズになったら超危険というのを何かで見ましたが、ちょい役ながらそんな説得力のある場面に仕上がっておりました。

そして足元トラップに簡単に引っかかっちゃうリコさん…ここはリコさん一人だったら終わってたところの一つですね。
拾って良かった奈落の至宝!

追跡者らしき存在を凝視した時、コミックではレグはじ~っと目を凝らしていました。

© 2014 つくしあきひと

やはり視力が良いんだなぁ~くらいの認識だったのですが、アニメではちゅいぃ~んと機械音が出ちゃってました。
眼球までもが機械式ですか…生っぽいのに。
生命に高いレベルで擬態する機械なんてものは現代でも実現不可能なのでは。
こうしてみると、やはりレグの体は高度な技術の塊なんでしょうねぇ…そりゃ見つかったらこねくり回されるわいな!
ボンドルドさんがレグにした行為は科学的アプローチを志す者の使命感によって為されたのだとすると当然の成り行きだったのかも。ゆるさんけど。

ハボさんに追いつかれ語り合ってた場所の背景にしれっととんでもないものが描かれてました。
一見するとごく自然な地層なんですが、これだと土や埃が堆積してできたお上品な地形って事になりそう。
ここに来るまでの間に地層は見当たらないのに、急に出てきましたね。
これは予想ですが、ハボさん達がお話しているあの地点が長期間安定した状況にあったという事を意味しているのかも。
二千年周期の大異変が起こる前には現在のオースのような場所だったのではないかな~なんて思いました。
すると地形的な大異変てのはどういう過程になるのやら。
これはもっといろいろな状況を整理しつつ考えないとだめかもですが、とりあえず(;’∀’)

2000年周期の異変で元の大地は穴に向かって引き寄せられ、その後大穴からは目に見えない塵が噴き出し堆積して地層を形成するとかかなぁ…
引き寄せられるのでなければ3層の途中にある海賊船の説明がつかないのですよね、海上を進む乗り物が海より深い場所にあるのだし。
とても複雑な変化を想像してるけど、実は簡単な事だったりするんじゃろか…?

© 2014 つくしあきひと

このように、コミックでは…あ、地層に見えなくもない?ちと淡い色合いなので地層かなぁ…?くらいの感じ。
アニメではくっきりしっかりあっ…地層や!とはっきりわかりますね。
いやはや面白い発見があったものです。
そういえばハボさんてイケVoよね。

その後、レグの腕で降りていく最中に空中で虫に集られる二人。
レグが両手を使って高所を横移動する面白シーンが追加されてました。
道中も楽しそうだし、リコ汁を作成している時もウキウキクッキングだわ美味しそうだわで、このころはまだピクニック気分抜けてませんね~
二人とも、頼むからもうちょっと気を引き締めてちょうだい(゚Д゚;)

5話 火葬砲

ナキカバネのタスケテという鳴き声があからさまにもうあかん時の声なんだけどそれに釣られちゃうレグさん。
そもそも君たち人助けなんてしとる場合なのかしら?
ただでさえ無茶な冒険なのに自ら危険に首を突っ込んでいくスタイル…抜け落ちた髪のうち数本は彼らのせいに違いない。
リコさん、ナキカバネを知りつつ罠かも…と言ってましたが、かも…じゃなくて思いっきり罠でした。
レグが、声を出しているのは人ではなく襲っている生き物の方だと気づいた後でリコさんの説明があるんだけど、こういう描写は素晴らしい。
危機的状況にある人間の生々しさというか、キャラがきちんと生きてると感じられて好きなところです。

© 2014 つくしあきひと

これ、コミックでは人を襲うとは予想していなかった事がわかりますがアニメではそこ端折られてますね。
そのせいで余計に何しちゃってんのもぉ~!って気分になっちゃいます。
さては見る者の庇護欲を執拗に刺激する作戦だなぁ~?

もひとつ気になったのは声を聞いたレグの発言であの時とは違う…とありましたがこれはリコさんの助けを求める声しか思い当たらない。
しかしながらリコさん大ピンチの際に行け!という発言を思い出しつつも体が覚えていた事で火葬砲を射出する事に成功したと。
この辺の微妙な感じも何かしらのヒントになりそうでならないような気がしますね。
なんだろう…自分自身の記憶としてではなく、誰かの行動を通じての記憶だからこんな思い出しかたなのかな?なんて思いました。
今のレグの中身と、リコ救出の際に火葬砲を撃ったレグは中身が違うっぽい雰囲気。

火葬砲をぶっ放した後でレグが動揺し、指がいい感じに震えてますね。
ロボっぽいレンズ音とは反対に人間味を強調するこの描写…ロボっぽかったり人っぽかったりでレグもなかなかに謎めいてますね。
なんだか火葬砲を初めて撃ったようなイメージなんだけどなぁ…記憶喪失ならおかしくはないんですよね。
なんと厄介な。

因みにナキカバネ関連のトラブルもレグがおらねばリコさん死んでましたよね。
こんな危なっかしい二人が穴の底を目指すという…見る者の不安を煽るスタイル。

修羅場を乗り越えた直後にリコ石焼き作るよ!
リコさん何気に強メンタルですね絶対僕より強い子なのだわ。
そして映像で見ると美味しそうで堪りません。
見た目は鳥なのに、焼いた感じがビーフっぽいナキカバネ肉。
リコ石焼きを再現するならビーフでやると見た目は近いかも知れません。
表面をこんがり焼いてハーブソルトを振りかけ、後はアルミホイルをかぶせて蒸せばなんのお肉でも美味いはず。

インビョウっていうお猿っぽい生き物に縄張りを主張される場面では原作と違って大分攻め込まれましたね。
着地点がズレていたら二人とも死んでたかも知れない。
こうしてアニメでは見事に存在感を発揮してましたが、原作でちょろっと出てきた奈落にいる無害そうな生き物もヒトにとっては危険であることに変わりはないのかも知れない。

6話 監視基地

不動卿はオースの男の娘界で不動の地位に君臨しているからそう言われているんだよ。
なんて言っても許される気がしてきました。
だってマルルクちゃん表から見ると女の子にしか見えないんだもの。
でも後ろから見ると頭が刈り上げられてて男の子っぽさも残されています。

© 2014 つくしあきひと

…これは恐らく弟子として他者と接する機会が多いために施された、白笛オーゼンとしての尊厳を守る為の逃げ道…!

と、いうわけで監視基地でのあれこれが描かれた6話、監視基地であります。
オーゼンさんの事となると平常心を保てるか自信がもて無いのは何故なのか。

アニメでおやおやおやと思ったのは、リコさんが歩くお肉と遭遇する直前に人影があったところで、おまけに猫背っぽいという度し難さよ…!
翌日奈落模様の芸術が施されたお布団前でのオーゼンの発言から察するに、あれは意図的にリコさんにブチかましたのだとわかります。
まぁ呪い除けの籠はオーゼンさんの私室にあってドアもあるし?穴の中央に向かって進むというのなら下に落っこちてないとおかしいし?
それでお肉がリコさん達が眠る場所にたまたま偶然入り込むかというと…そんなわけないですね。
なのでオーゼンさんの意地悪度がわかりやすく上昇するように手が加えられたという事ですな?
そんなオーゼンさんの声がキャラの雰囲気にマッチしてて素晴らしい。
初めて声を聞いた瞬間に「あっ…この人ちょっとやりにくそう」と思わせる迫力がござる…それでいて男の娘を愛でる趣味をお持ちという度し難さよ!

※ここから先はオーゼン&マルルクを見ると心が搔き乱されるペケジローの習性によってわりとどうでも良い内容となっております。

© 2014 つくしあきひと

マルルクちゃんの仕草や口調が完全に調教済みな仕上がり…あっ、マルルクちゃんの声もとても良いですね。
少年っぽい声音であの口調…あれで本人ノリノリだったら小悪魔過ぎて一体何人の探窟家が道を踏み外す事かわかりゃしません。
恐るべきは不動卿の内に秘められた情熱(男の娘限定)
オーゼンさんがチガウヨソウジャナイヨと熱血指導したかと思いきやマルルクが会心の仕草をした時にはフフーン♪とわかりやすい反応をしたり僕は一体なんの訓練をされているんだ…とマルルクが悩んだりして過ごした日々があったればこそ、今日我々が目撃した光景があるわけですね。
そんな努力の結晶こそがマルルクちゃんに違いないんだけどやっぱり言いたい、なにやってんの不動卿。
地臥せりの皆さんも慣れているのか、もしくはすっかり女の子と思い込んでいるらしい様子。
仕事が完璧過ぎてもはや恐怖を感じるレベルに達しておられる…
そして探窟家としてよりも男の娘としての成長著しいマルルクの将来も心配でならない…どうすんのこれ、需要がオーゼンさんにしかないんですけど。
喉仏できたらポイーとならねば良いのですが(゚Д゚;)
伝説級の白笛ともなれば青少年保護育成条例も華麗にスルーなんですね~権力ってやつぁ度し難いぜ…きっといつの日か次なる逸材がお披露目される事でしょう…不動卿の憧れは誰にも止められやしねぇーんだっ!

リコさんがおねしょして私室に案内されるところまでで6話、監視基地は終了です。

7話 不動卿

何度も同じお話を見返しているのですが、ふと自分のとんでもない症状に気がづきました。
動画の視聴は面白いけど何故か時間がかかるなんて思ってんたけど、僕ってメイドインアビスのオープニング飛ばせない病なのだわ!
これは不覚。
リコレグが歌うDeep in Abyssと共にリズミカルに切り替わる奈落の自然が美麗に描かれ、途中に出てくるおてて繋いだ二人の絵も美麗でついつい見ちゃう。
それでもって最後の方のと、ま、ら、なぁ、い~の所で映像がチラチラチラっと切り替わるのですが…多分なぁに反応しちゃったらしいボンドルドが出て来よる。
アニメ1期OPからこんな不穏な映像が仕込まれていたなんて…原作未読な状態でアニメ作品一気見すると劇場作品の深き魂の黎明で思い知る事になるわけですか…度し難い。

序盤で白笛マニアのハボさんが熱く語ってくれちゃいますが、オーゼンさんの逸話が50年以上前から語られているそうな。
えぇと…順当に白笛になったとして20歳で白笛になったとしましょうぜ?大サービスです。
と、なるとオーゼンさんの実年齢は軽く見積もっても70を超えるのでは…年金受給できちゃうじゃん!?
いやはやまさかそんなにバ…

© 2014 つくしあきひと

(;゚Д゚)
その割にはお顔がお若いですね。能面みたいにお肌ツルツルだー
お酒好きなので命を伸ばす酒を飲んだ事有るのかも知れません。
そういえばハウアーユードコカ03でジルオに付き合わせたあのお酒の中身は平気なのでしょうか。
強力に眠気を誘うお酒
飲んで最初に見た相手の言いなりになっちゃうお酒
命を伸ばす酒
ああっ、ダメだ何故かイケナイイメージしか持てません。

© 2014 つくしあきひと

果たしてあれは普通のお酒なのかどうか…ジルオが心配です。

 

7話ではレグがオーゼンに火葬砲を撃とうとして腕をリコに向けられた場面で微妙に違いがあったかな。
コミックではレグが即刻自分で腕を蹴り上げ回避。
アニメではここでマルルクが助けを求めに駆け出し、オーゼンが気を取られた隙をついて蹴り上げると。
マルルクの存在がきらりと光る良いアシスト…こいつぁオーゼンさんもお仕置きの裸吊りにも身が入ろうというもんです。

オーゼンさんによるリコレグ虐めに関しては、身の程知らずにも母を追って奈落の底へ行ったろうというリコレグのあまあまな考えを改めさせるため知恵を絞って導いたものか、もしくはただの趣味だと思われます。
過程はどうあれ二人にとって良い教訓となった出来事だったと思えますね~

それにしても声有りだと迫力が段違いですね。
これでもまだ序の口と知ってはいてもなかなかにエグい。
レグ負けないで~!からの無慈悲な鉄槌はいつ見てもえぇ…ってなるよね。
でも、二人にとって辛く厳しくとも、この経験が先へ進む為の糧となるわけです。
10日程度という短い期間で深層での生存方法を叩き込むのだから厳しくなるのも無理はないって事でオーゼンさんに感謝せねばなりますまい…
と、思っていたら原作同様に後で裸吊りだよぉ…とマルルクちゃんの耳元でこっそりささやくんですわこの人。

© 2014 つくしあきひと

耳元に口を寄せてマルルクだけに言うのってなんかイケナイ雰囲気がしよりますね…せめて二層辺りまではポリスメンを配備しておいた方が世の為マルルクの為になると思いますが相手は不動卿ですからね、無駄な足掻きでした。
マルルクちゃんのこの絶望感溢れる表情をみてごらんなさいよ…裸吊りと言いつつもそれ以上の何かが待っている気がしてなりません。
この展開を覚悟の上でリコ達を助けに走ったマルルクの勇気は称賛に値しますね~
凄いぞマルルク!…で、この後君はいったい何されるん?

今回もキリよく終了かと思いきや、少しだけ3巻序盤の生存訓練に入って7話終了となりました。
全13話中7話で2巻部分が終了となると、3巻部分で残り6話分を使用するって事ですねいや濃いな~!

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