屍牙姫はページの見開きを利用したサプライズ演出があったりしますので、ここを読むことで本編読んだ時にその辺の効果が薄れちゃうかも?
注意されたし。
4巻が20日に発売する模様。
表紙の美輪子様がちょっとカッコいいかも。
26話 宣告
扉絵のチカちゃんが屍牙を隠してるのにお胸丸出し。
ドSで露出好きってのが血族女子の特徴なんでしょか?
さて、クラスメートの前で皆殺し宣言されて屍牙まで出して…もうやるしかない状況。
これでは修も腹を括るしかないだろう。
と、思ったらチカちゃんの頭を抱きしめそのままダッシュするという方法で危機を回避。
えぇ…絶対無理ぃ…見るな見るなと授業中に絶叫して注目を集めつつチカちゃんも無茶な体勢でダッシュ…横走りならいけるのか?
いや僕やった事無いからわからないなぁ…くっ…これがリア充。
教室で写真か動画撮られてたっぽいのであれが後に影響してくるとかあるのかなー
ここまで騒ぎになって平気なんじゃろか?
修の胸に顔を埋めてウットリするチカちゃんがまたなんとも形容しがたい空気を演出しちゃってる。
最近すれ違い気味だった事を考えるとこの様子は微笑ましい気が。
普通の女の子ならね!
教室でクラスメートを皆殺しにしろと笑顔で言い放った後ってのがどうしても引っかかるところ。
で、美輪子邸に戻ったら女性二人で仲良く血のお風呂に入浴中。
ヘチマの代わりに心臓使っちゃうよ血族だもの。
状況を聞いたはずの美輪子もチカを叱責する事無くあらあらウフフ。
その光景を茫然と見つめる修をえっちーとかからかいつつ二人でクスクスしちゃう様子が不穏な空気。
仲良く修の精神を削ってくる二人はまるで姉妹のように似た雰囲気を醸し出す。
もしや血族化しても依然として美輪子の欠片の影響力は残っているのだろうか?
今後、美輪子に体を乗っ取られたりして。
その後、修がチカの今後の生活を心配するもチカはそれを一蹴。
自分は血族、そして修は使い魔と化した事で普通はとっくに終わっているのですと。
あらぁ~割り切り早いですねこの子!
通常であれば取り乱してもおかしくない状況を、修と同じ世界に来られた事で受け入れられたって事らしい。
ギュっと修を抱きしめてもう離さないでねって…教室での発言が嘘みたいな光景。
今回はずいぶんと脳みそかき回してきますね。
チカちゃんをどう捉えたらよいものか判断が難しい…
それでもチカに普通の生活をしてほしい修は俺と同じ世界なんてダメだと彼女を突き放すと。
メンヘラスイッチ、オン!
全部だと怖いので目元だけ拝借。
多分、チカがこの顔になった次の瞬間にはこうなってた気がする(;’∀’)
先刻までスキ!って抱き着いてた相手の頭をネジネジ&吊り下げ。
この言動不一致な感じ…間違いなく血族だなー
チカは修より背が低かったはずなのでここではでかくなってそう。
修は使い魔化してない時は普通の身体能力なんですかね…?
瞬殺過ぎてちょっと悲しい。
修がぷらーんて…彼氏なのに。
修が次に目覚めたのは学校の教室。
黒板の文字をみて体育館へ急ぐ修が先日までの事が夢でありチカが戻ってきたとか色々期待しつつ扉を開けるとそこには…チカちゃんがおメメきらっきらで待ってました。
ほんと良い顔してますよね…恋する乙女的な眩しい笑顔。
それでもって次の瞬間の修君のお顔がなんとも味わい深くて可哀そう。
なんで修がこんな顔してるかっていうと…チカちゃんが全校生徒を血族に変えやがりました。
教室で修が自分の命令をスルーした事を根に持っていたのだろうか?
どうあっても修を普通と決別させたいらしい。
修が人間を狩らない事を美輪子から聞いてご丁寧に全員血族化…この前不用意に屍牙を使うものではないと言われてませんでしたっけ?
いやほんと、この子滅茶苦茶やりおるわ…
自分でお姫さまって言っちゃった(; ・`д・´)
そして修君はチカちゃんの醜い召使いなんだってさ…彼氏に対して酷い言い草。
どうしてこんな痛い子になってしまったんだ…前からこんな感じだった気もするけど。
うーん、この辺の様子を見るとチカちゃんは修に対してマウント取ろうとしているような。
そしてチカちゃんが修を指さすとそれに従うように修を凝視する元クラスメート達。
見た感じではクラスメートの屍牙は短く知性も感じられない。
これって、チカが滴りの分量を調節とかした結果なのか、それとも自分が血族化させた者に対しては行動を支配可能って事なのか?
詳細は不明だけども、修が大ピンチで有る事は確か。
彼氏に対して大量の血族をけしかけ今日がわたし達の卒業式だよと血族おめめでほくそ笑むチカちゃんと、修に襲い掛かるクラスメートって所で26話終了でした。
27話 卒業
迫りくるのは全員血族化して正気を失った知人。
来るな来るなと戦う事無く逃げまわす修ですが…こうなった。
なんかチカちゃんのポーズに見覚えがありますねぇ…
というか、血族に群がられて修が喰いつくされちゃったかも知れないのに…そんなに悲しくなさそう。
別に死んでも構わないって認識なのだろうか?
その後、追い込まれた修が使い魔化をして生徒を斬り始めたのだけども、恐らくブチ切れたのではなく…もうどうしようもない事を痛感しての行動ではなかろうか?
体中喰われてたしな!
どれ程の時が過ぎたのか、全身血濡れで立ち尽くす修。
お構いなしにエア卒業証書を授与するチカちゃん…なんか滅茶苦茶馬鹿にしてる感あるし修の気持ちもスルーってすごいわこの子。
茫然とする修に一方的に話しかけて自分は用が有るから先に帰るわ!とかもうやりたい放題。
で、その用事ってのは壮一に会う事だった。
2日ぶりにチカちゃんに会った壮一君のご尊顔がこちらです。
なんか…嬉ションしてそう。
壮一に血族として慣れたか尋ねられたチカちゃんのお返事は血族を楽しんでいるというもの。
性格の不一致が過ぎますね~修が聞いたら失禁しそう。
で、楽しんでる証拠的に屍牙を出して見せたチカちゃんをみた壮一の反応が…こいつもなかなか極まってます。
辛い日々を過ごすうちに色々とこじらせてしまったのだろうか。
チカちゃんは血族にしてくれてありがとよっって事を伝えたかったらしい。
そして本題は使い魔に関して。
自分に声が掛かったと勘違いした壮一君はハリキリモード。
が、あっさり修君に頼んでるからと言われてこんな顔。
表情筋の忙しいやつめ…でもなんかちょっぴり可哀そうになってきました。
なんで彼なんか…とチカちゃんに詰め寄るんだけどお前がどうした。
ここで壮一がチカの腹部の血痕を発見。
聞けば時々溢れてくるのだとか。
ここに来るまでにチカは結構な血液を摂取しているはずなのに、この傷は治癒できていないらしい。
後々の展開で活きてきそうな気がしますね…修が付けた腹の傷。
その傷を癒すため、壮一君がひと頑張り。
自らの手を口に突っ込み、自分の心臓引っこ抜くよ!
この行動を見るからに、やっぱり壮一は色々と拗らせてる気がする。
これは美輪子に心臓抜かれた時に口から腕出されたのが癖になっちゃってるんだよきっとそうだよ…殆どの登場人物が頭おかしい気がしてきたぞ…?
壮一がなんでこんなに頑張っちゃったかというと、己の有用性をアピールしてチカの使い魔にして貰おうって魂胆ですね~
あ、あれ…なんか今回の壮一君はいつにも増して気持ち悪いぞ…?
こんなもんでしたっけ?
使い魔の主人たる血族…そのチカちゃんも堪らず怯む不気味さ。
ある意味快挙…というかチカちゃんも酷いですね~さんざん思わせぶりな態度しといてこれ!
ピッってどういうことなの…!
しかも去り際に今広田君とまたうまくいきそうなのとか言ってるし…どうみても全然うまくいってないのにすげぇよチカちゃん。
この言葉、よ~く考えたら修とギスギスしてたからお前に乗り換えようとしてたけどうまくいきそうだからやっぱ要らん的な意味なの?
…血族化する前から悪党だった可能性が浮上。
なんで…なんで美輪子もチカも自分を選ばんのや…!
そんな怒りがよく表れていますね…激オコすると顎の力み具合がこんな感じになるもんね!
そして壮一の性格上怒りの矛先は修君なんですよねぇ…
恐らくこの辺の若干ズレた感性がお断りされちゃう要因なのではないかしら…
そもそも自分が修とチカに関わる全ての発端である事を忘れちゃいかんと思うよね。
場面は移り変わって血濡れのまま帰路に就く修が不穏な決意を呟き終了
今回の引きは一味違うぞ…
修の周囲でパトカーのサイレンが鳴り響いているのだから。
全校生徒の遺体が発見されたとみて間違いなかろうと思うんだけど!
しかも大量の血族の遺体サンプルが人間の手に渡ったとも考えられてしまう…
これまで全然バレて無さそうだったところにきて初回でいきなり大量の物的証拠、遺体と生徒を照らし合わせれば生存者としてチカと修の存在が浮き彫りになってしまうだろうし。
そして、チカは修うまくいくと思っている。
修はもうチカではないと彼女を殺す気でいる。
壮一はモテ男修に逆恨み。
拗れに拗れて滅茶苦茶な事態に陥りそうで予測が付かない状況で面白いですね…