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【メイドインアビス】成れ果て村、いるぶるについて考える。

投稿日:2018年3月29日 更新日:

村の成り立ちについて、ヴエコさんの回想と村の様子をヒントに想像。

最初に想像の元になった事柄をあげてみます。
恐らくこれで拙い文章能力が補われるはず。

村の特徴をおさらい

  • 村の中には力場が存在しない。
  • 命を差し出す事で、欲に応じた姿と守りが与えられる。
  • 自分の持つ価値を上回る価値に傷を付けると、村による査定でむりやり精算される。
  • モノを価値に変換するような仕組みがある。
  • 価値はそれぞれに付与され、捨てたりは出来ない。
  • 皆の魂の信号は監視されている。

ヴエコさんの行動をおさらい

  • ヒト以上のものになりたくてやってきた。
  • 成れ果てじゃないという言葉に対し、まだちゃんとヒトに見えるんだ…という反応をする。
  • 六層、白笛という言葉を知らない。
  • 自己紹介で自信なさげにたぶん人と説明する。
  • 暇なので清算時の黒いヌルヌルに名前つけたり歌を歌ったりして過ごしていた。
  • 首を触手のようなもので繋がれており、それは他者が取れろと思って触ると取れる。便利。
  • 村の信号を見ていた。
  • 村の成り立ちを良くない、呪われていると言っていいと説明し、それに自分も一枚噛んでいると正直に言う。
  • 地獄の中で感覚が麻痺して、自分たちが地獄を生み出す側になっていた。
  • それなのに村を作るのだけは嫌だった
  • 誰かに見つかるとまずいみたい。
  • 賑やかな村の様子に対し、呼び込みの時期ではないかと回答。
  • リコをナナチが居るベラフの住居に案内するも、同行は拒否。脱出した事がバレるとすごくマズイそうな。

上の情報を引っ張って抓ってこねくり回した結果

村は砂漠のオアシスのように有難い場所に見えるが、実態は安寧を求め訪れた者の生命の源、命を回収する為の罠だ。
住人が神の恵みであるかのように思っている新しい姿なんてのは、失った命に比べれば搾りカスのようなものである。
村に力場が無い事、価値という村独自の摂理、そして清算の時に容赦なく取り立てをする黒いヌルヌル達。
これらは回収した命を用いて実現されており、村はより効率的にそれを集めるために作られた。
当然、ベラフ達が都合よく使う為でもあり、ヴエコはそれを嫌って村を作る事に反対した。

と、想像しました。

まずヴエコさんが欲にくらんでヒト以上のものになりたくてと言っている事から、
既に目途の尽きつつある研究がおこなわれており、そこに合流する形でやって来たと推測。
根拠がなければこんなとこまで来るわけないし。

で、その研究ってなんだろう。

地獄の中で何もかも…という発言から、地獄というとまず6層の負荷の事が思い浮かんだ。
うっかり受けたら激痛と共に人間性の消失もしくは死に至るというのだから、まさに地獄のような環境である。

ヒト以上になりたかったヴエコさんが、地獄に足を運んでまで求めた研究内容。
それは人がアビスの呪いを気にせず生きていく方法のようなものか?
人である以上避けて通れないアビスの呪い、避けて通れたら人以上。

その研究の最中、彼らは生命力の制御方法的なものを発見してしまったのではないだろうか?

ファプタは成れ果ての姫と呼ばれているが、祝福を受けたナナチとは様子が異なる。
一番の特徴が4本の腕
これって、元の女の子にもう一人分の命を注ぎ込む事で起きた変化なのでは。
実験初期のお試しなので命を丸ごと押し込めた結果、あのように整った姿で成れ果てたのではなかろうか?
ナナチとミーティの場合は互いが近くに居た事で干渉し合って…うっ頭が。

ファプタの後に成れ果てたであろうベラフはどうだろう。
ベラフがミーティを得るときに払った対価の中に、724本の手足とある。
注入された命の分だけ手が増えるとして、一対で二本と考えると、足の分を引いたら361人分の命。
うっ…村にそんなに居たかどうか。
そしてあの異形と巨躯は、多くの命を取り込んだ事による変化ではないだろうか?

これは村での価値的に考えても有利な事だと思う。

命をふんだんに盛り込んだベラフ達と違い、村の住人の成れ果て度合いはまさにいびつ。
なんというか、お化けみたいな姿ばかりです。

© 2014 つくしあきひと

 

あっ…なんかそこそこおっきい奴居ますね。
うわぁ…これどうしよう。
なんだか色々と疑わしくなってきたけど…どうしよう!
見なかったことにして次へ行きます。

カジャさんは匂い。でもそれって体じゃないよね?
マアアさんなんてオバQリスペクトfeatという見るも無残な姿に。尻が本体。
この違いは素材を最小限に抑えて成れ果てた結果と思われる。

ここでちょいベラフさんの異形っぷりを再確認。

© 2014 つくしあきひと

初めて見た時はリコを見て感動の余り涙を流すベラフさんに好感度アップ。
可愛らしいおめめですね!
しかしすぐに目じゃなくて口であると判明。
ってことは…よだれじゃねぇか!
心の奥底に喰ったろ!という熱い情熱を感じるという、一転して禍々しいコマに仰天チェンジである。
このように元人間とはとても信じられない程様変わりしてました。
そんなベラフは体長の半分やら数百本の手足を村に差し出しミーティの完全な複製を得ている。
対価を払った後でも、他の者と比較してまだまだデカいのは蓄えた命の量。
そして異形は命多すぎて逆に人間性を保てなくなったとでもしておこう。

ここでミーティを完全に複製するなんて超常現象に注目してみた。
命を複製するなんてのは自然の摂理的にあり得ない上に、その不死性までも再現している超ド級の奇跡。

いかに村の謎仕様と言えども、物を生み出すには素材が必要なはず。
生命を生み出すにはやはり元となる命が必要ですよねぇ…。
というわけで、村は命を元にあれやこれやの超常現象を再現しているのではないかと考えた。

人が奈落で負荷を恐れず生きる方法を探して色々実験してたら、命を使って色々出来る事がわかったでござる。
でも自分の命を使ったら本末転倒。
だから少コストで大量に集められる仕組みを考えよう!
ついでに自分達だけ美味しい思いしてもいいよね!
という感じで出来たのがいるぶる!
当然、村を作るために初期には大量の犠牲者が発生したはず。
その辺がヴエコさんの、成り立ちが良くなかったり呪われてるって発言の出どころではないでしょか。

村の事を考えていたら、アビスの仕組みに思い至ったでござるの巻き

村の仕組みはアビスの縮図とも言えるのではなかろうか?

遺物の仕組み

これまで出てきた盛りだくさんの遺物、実は規模は違えども村のような仕組みなのでは。
字面で想像するしかない機能も多々あるけども、
時を止めるだの他の生き物に自分の意識を植え付けるだのと、どれもこれも謎パワーを発揮する代物だ。
そして命を響く石の原料が人間であり、その音色によって隠された真の役割を引き出す仕組み。
人間の肉体というよりも命が原料という事であれば、遺物そのものに込められた命が反応して…と考えた。
リコがプル笛の意思を感じられる事から、あの笛はプルシュカの命そのものとも思える。

上昇負荷

これまで、見えない負荷によって肉体が物理的に損傷する事でダメージを受けるのだと思っていた。
これって実際にダメージを負っているのは人の細胞それぞれが持つ命なのではなかろうか?
ナナチ博士によるこの説明も実は大ヒントだったのでは。
心臓の部分の命をアビスの力場に濾し取られたりするとその部分の細胞は死ぬ。そして人は生命活動が維持できずに死ぬ。

© 2014 つくしあきひと

そして成れ果てと言われる変化は肉体が命の形に合わせようとする事で起きるものと考えた。

© 2014 つくしあきひと

まるで獲物を捕らえる罠と言うべき力場の仕様。
そして獲物とは人の体内に細胞の数だけ存在するであろう命なのでは。

下層へ行くほど負荷が強くなるというのは、罠として考えるとっても理にかなっている仕様だ。
表層付近でお宝ゲットした者が、地上で吹聴して回れば新たなお客がやってくるのだから。
何者かの知恵が生み出した仕組みにも思える。

アビスに対する人の行動

ご存じの通り、千客万来の賑わいっぷり。
遺物に引き寄せられて続々とアビスに降りていく。
命の回収をして何をするのか?
恐らく一部は遺物の製作に充てられているはず。
これまで多くの探窟家が遺物をアビスの外へ持ち出しているが、それでも赤字とはならない。

© 2014 つくしあきひと

これはライザが時を止める鐘を回収しに向かった場面であるが、遺物一つに大量の人員が割かれている。
そして生き残ったのはオーゼンとライザのみ。
むしろ大繁盛なのである。
そう考えると、かなり狡猾な罠に思えてならない。

村の『呼び込み』に異変のヒントがあるかもしれない

魅力的な餌をチラつかせ、人を引き寄せ命を集め、それを収拾する事で何事かを成し遂げる。
そんな仕様が似通っている事から、まるで村はアビスの縮図のようだと思ったわけです。

まだ言葉でしか知らない呼び込みですが、イメージからすると2000年周期の異変はアビス版の呼び込みなのではなかろうか?
呼び込みに関係有りそうなのは、何故かまだまだ下層があるのに6層に集まってきている命っぽいもの。

© 2014 つくしあきひと

この続々と集まる命に対し、村人総出で何らかの行動を起こすのでは。

アビスの地形的な変化を考えてみる

コメントを頂いた事で3層に海賊船が埋まっていた事を思い出しました。

忘れていたのはきっとボンドルドのせい。

© 2014 つくしあきひと

実態そのものを追及するとハゲそうなので、地形的な異変のみを考えてみます。

地形的な変化をはなんとなく、穴の内側が沈みこみ、外側は隆起するような感じ…?
これは文字で説明するとわかりにくいかもしれない…こうなったらあれをやるしかない。
美術力2の度し難さを世に発信する罪をお許しください。
でもきっと後悔すると思うんですよねぇ…僕が。

”深淵をのぞき込む”


”度し難し!”

あっ…美術2かぁ…なるほど、と思った方に届けたい。
それみたことか!という言葉に涙を添えて。

ペイントの図形とかいろいろ駆使して頑張って…これです。
諦めましょう。

さて、一応なんとなくお察し頂けると思いますが徐々に移動している何かは海賊船のつもり
上を向いた矢印は要らなかった。

3層に海賊船があり、そこは深度4000付近の海面の遥か下。
なので地層が下がってくるのは間違いない。

そして、地中に埋まっているという事は、船が一度地中に埋没せにゃなりませぬ。
なので、穴の外周が隆起して沈んだ地点の上部に覆いかぶさるように移動。
これで船が埋まっていたんではなかろうか?
まるで宇宙に有るブラックホールみたいな…ペイントを触らなくてもよかったかもしれない。

現状よりも深度が下がるという事が考えられますね!
今の5層は6層の位置まで下がったりするのかも知れない。
ついでに全層の呪いが7層レベルに跳ね上がったりしたら一網打尽。

2巻で、2層手前に有る風乗りの風車が4000年以上前から有るというセリフを発見。
これは恐らく、元々は穴の淵で使っていた発電施設のはず。
それが4000年で2層手前まで移動したと考えると、2000年で1層の半分くらい下がるのだろうか。

呼び込みの様子を見たら、異変についてもう少し予想が付きやすくなる気がします。

呼び込み

46話で呼び込みの様子を見ることが出来た。
多分、今回見せられたのは稀に発生する非常事態なのだと思う。
普段はちょいと大きめの生き物を皆で囲んで、すぐに終わる感じだろう。

©️ 2014 つくしあきひと

このように、住人は命がけのガチ労働。
何も出来ずにやられちゃうんだけど、やられた分だけ獲物から精算するから無駄ではないのかな?
村の価値が増えても自分が死んでしまったら意味がないとは思わないのだろうか?

」そのものと、「住人」は切り分けて考えた方が良さそうだ。

これ、誰が主導してるのかしら?

あの燃え滾る村人の様子からして、ワザワザ呼び込んでるようには見えない。

© 2014 つくしあきひと

自分たちで招き入れておいてあのジャスティス感を出していたとすると…おかしいもんね。
というわけで、僕は村の運営側の思惑に住人は利用されているのだと判断いたす。
ヴエコさんは長い間村の信号を見ていて、村が設立された経緯まで知ってる。
だから運営側に近い視点で物事を捉えていてもおかしくはない。

© 2014 つくしあきひと

ヴエコさん(運営視点)とリコ(村人視点)で事態に対する反応に温度差があるのもそんな理由じゃなかろうか。
呼び込み初登場時のヴエコさんの反応を見ると、お祭り的なイベントと思っちゃいますよね。

住人達はこの時獲物の討伐に必死だったかも知れず、尻を噛まれた!と絶叫したり、とったどー!と雄叫びをあげたりしていたと思うとけっこう酷い言い草かもしれない。
他人事って雰囲気が良く出てます。

当事者である住人側は、外から猛獣が襲撃してきた!ということで対処してるだけに見える。
呼び込みの時期』という発言を見るに、これが人為的なイベントなのは間違いない。
市場というお宝を守るために命をかける!
そんな人達が自らあのような危険な生き物を招き入れるとは思えない。

運営側であるはずのジュロイモーが出てきたのでちょいとややこしい感じも有りますが、激しい営みが価値ということでプレイの一環で出てきただけっぽい。

© 2014 つくしあきひと

ワズキャンやベラフが出てこない理由。
それは自分の価値を損なわずに恩恵を受ける為か?
膜が破られると出てくるとか言われてましたが、住人なんかより村そのものを重要視してるような印象。

村人が獲物を討伐しても、 逆にやられてしまっても、村の価値の総量が増える。
…これ考えた人エグいけど凄いですね。
増えた価値を自由に使える者が居たのなら、何でも思い通りのハッピーな生活を送れそう。

と、なると三賢の主導による、住人への強制イベントと考えていいかも。

呼び込みの光景を見て、住人に対する認識は変わりました。
ジュロイモーを筆頭に総力戦を仕掛ける一体感を見せられちゃったら好印象しかない。

村と三賢はまだ疑わしい感じ。

50話、欲望の揺籃までを読んで 2018/12

ただいま村の生まれる過程をヴエコさんが絶賛回想中…ゆえに足らないおつむでコネコネ考えた内容にズレが。
何故かズレというワードにドキッとしちゃう今日この頃ですがこれはニット帽。
待てばヴエコさんによって真実が語られる状況なんだけども…全然見当違いな物語を予想するのは楽しい。
そして外れた時の羞恥心…じゃなくて本編読んだ時にそうだったんだ!というワクワク感も高まる気がいたす。

  • 村の中には力場が存在しない。

これはイルミューイの体内だからなのかな?と思ったのだけど、リコさんは死産であったから恐らく母の胎内でも負荷は受けるっぽい。
…こうと言い切れぬフワっと感。
また別の仕組みなんでしょうかね?

  • 命を差し出す事で、欲に応じた姿と守りが与えられる。

言葉では神秘的なイメージなんですけどねぇ
この、欲に応じた姿が与えられるというのは揺籃の効果まんまなのではないか?
でも村の成れ果て自身が使用したような結果が表れているだなぁ…
ここから村の設立の要としてのイベントを予想すると、イルミューイの思考能力を奪うような事をするのかも。
そうする事で彼女の産むという願いだけが残り、使用者の欲を参考に新たな体が与えられる仕組みとしたんじゃろか…?
ワズキャンからどうよこのナイスアイデア!と聞かされたヴエコさんがそれに反対して幽閉されると。
47話にてヴエコさんのイルミューイへの問いかけが故人へ語り掛けるようだったのは、村の仕組みが完成する事がイルミューイの死を意味するという事か。
ファプタに関してはヴエコさんはお目通りが叶わなかったって事で彼女の姿を見ていない。
だからイルミューイとそっくりってのもヴエコさんは知らないんですよねぇ。
ヴエコさんがファプタとイルミューイを別人と考えいるならば…それが答えになるのかな。

  • ヒト以上のものになりたくてやってきた。

これはワズキャンの決死隊への誘い文句だったのかな~と思いますね。
6層でのサバイバル中に大多数の人間が生きるのに必死な状況に追い込まれていたわけなので人以上とか言ってる場合じゃない。
むしろワズキャンについてきたらとんでもない目にあったよこいつ絶対許さねぇ…とか思ってもおかしくない雰囲気。
でもワズキャンだけはどんな状況でもこれを目指して行動していたような印象を受けます。
まだアビスが世界に認識されるよりも以前、遺物の存在も曖昧な状況でワズキャンだけはヒト以上のものになれると確信して行動しているのは何故だろう。
神懸かりの預言者かぁ…
ちと都合がよろしすぎるのでワズキャンでも妄想しといたろ!
この予言ってのも実は遺物によって得られた力だったりして。
深層の何者かに誘導され、イルブルを作り出すように利用されたっていうのは無茶過ぎじゃろか。
うーん、でもなんかこやつだけ知識的にインチキ臭いのよね。
イルミューイが村の救いになるよ!からの~ほんまや!なんてもはや直感というには苦しい。
何らかの情報源があるとすれば神懸かり的な目標の達成率もわかるような…?
羅針盤やら揺籃の中央に有ったあの針っぽいのが体に埋め込まれて深層から電波受信中だよビビビビビ!って…ないか(;’∀’)

51話、願いの形までを読んで 2019/04

村となった過程を知りましたのであれこれ答え合わせを…懲りずに妄想込みでいったろうと思います。

村の中には力場が存在しない。
これは村がイルミューイの体内である事と、ファプタを生む為に力場そのものを全力で吸い上げていた事が関係してそうです。
生んだ後でもその仕組みが残っていてそうなっているのかな。

命を差し出す事で、欲に応じた姿と守りが与えられる。
これは村人目線の願望込みな物言いでしたね。
イルミューイが最後の子を生む為に機能増強を図った結果としてそうなっただけとも思えます。
最初に取り込まれたベラフが超特大サイズである事と、脊柱を思わせるあのデザイン。
ポリヨーンさんは石を成型するのが価値…石って胆石の事かしら…胆嚢みたいですね。
カジャさんはなんでしょうね…おならかな?

自分の持つ価値を上回る価値に傷を付けると、村による査定でむりやり精算される
これもなんとなく体内のバランス調整的な現象に思えてきました。
しかしモノを価値に変換するような仕組みがあるのは未だに謎めいてますね。
通貨に換算されたりとか。
この辺りの謎現象はワズキャンの願いが悪さをしていって思えば良いでしょうか。

価値はそれぞれに付与され、捨てたりは出来ない、皆の魂の信号は監視されている。
村人の実態はイルミューイの一部なので、今考えるとあたりまえですね。

村人が目の奥に行くと具合が悪くなるのは、
母体の自分に対する不快感やらが無防備な所に直撃しちゃうから。
ワズキャンが平気そうだったのは自覚があったから。
リコさんが平気だったのはそれらを感じる事が無いから。
という事だと考えました。
何も知らず村を母と慕う村人が、その母なる存在からヤバい信号浴びせられたら…辛すぎて吐くのも無理はないですね。
なんか決死隊以外の村人がちょっと可哀そうになってきました。

次に、過去を語る前のヴエコさんの様子について振り返ってみます。

ヒト以上のものになりたくてやってきた。
これは決死隊メンバーの出自が原因でしたね。
ヒトから排除された者達が集まり、自分達を捨てた者達を見返す為に新天地を夢見てやって来たというのが始まりだったのかも。

まだちゃんとヒトに見えるんだ…という反応、自称たぶんヒト。
村の始まりから現在まで、人口や入口の位置を考えるにかなりの時が流れているように思えます。
人の寿命ではありえない程の時を目の奥で過ごしてきた自覚によって、自分がヒトというには疑わしい存在になっていると考えているのかも。

六層、白笛という言葉を知らない。
まだオースという町が存在せず、地上でビヨンドグリフが使用されていた時代に彼らはアビスへやって来ました。
それがどうしてリコさん隊と出会えるのか…アビス時間て本当に不思議。
でもこれなら10年なんてチョロいもんですね。
ライザとリコの再会もそう遠くないのかも。

暇なので清算時の黒いヌルヌルに名前つけたり歌を歌ったりして過ごしていた。
娘の子供達に、娘がしてやれなかった事をその代わりにしていた事が判明。
同時にイルミューイ想っての行いだと思うと暖かくも哀しい時を過ごしていたように思えますね。

首を触手のようなもので繋がれており、それは他者が取れろと思って触ると取れる。
これはイルミューイの脳神経細胞という事なのかな?
こうして繋がっていた事でヴエコさんは村全体の状況を信号として感知していた様子。
リコが念じて外れるのはイルミューイと同じヒトの子だからなんでしょうかね?

地獄の中で感覚が麻痺して、自分たちが地獄を生み出す側になっていた。
同じ地獄と思い込んでいましたが、前者は6層で全滅寸前の過酷な状況を、後者は生んだ子を喰われ続けるイルミューイの状況を意味していました。

村を作るのだけは嫌だった
ワズキャンに流されるままヴエコ母娘はもうわけわからん状態になっちゃって、挙句の果てにここが僕らの故郷だ!なんて言ってイルミューイの中に住もうとするとんでもない流れに。
それをヴエコさんが命懸けで阻止しようとした場面はとてもかっこよかった。
我が子の尊厳を守る為と思うと母は強しよねぇ…失敗しちゃったけどネ!

イルぶるはイルミューイという少女が、複数の願いによって形を変えられた姿でありました。
この先は村とそこに住む者達の行く末を見守る事になりますが、どうなるのか見当も付きません。

そして偶然発見されたちっぽけな遺物、その一つがこのような結果をもたらしていたとは驚きです。
村の成り立ちは悲しいやら恐ろしいやらで大変つらいものでした。
それなのにアビスの底知れなさに興味が言ってしまうのは困ったものですねぇ…僕もいよいよ度し難い。

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