悦楽るーぷへお越しいただき有難う有難う!
それでは今月も張り切って終ワルの感想を述べていきたいと思いまぁす!
あくまでも紳士的に。
今回で決着かと思ってましたがもう一段盛り上げてくるとは…良きかな。
そしてグッとくる描写が山盛りで楽しかったです。
感想
さてお話の方は開幕早々にヘラクレスがこん棒を空に向かってぶん投げた。
試合放棄でない事は直前のコマで力の入った顔面してるヘラクレスを見ればわかるのでそんなにビックリしませんでした。
あっ…え?
とか思いませんでした。
その後こん棒に異変が生じ、ペケジローの中二心を掻き立てる超展開が!
やっべぇ…これカッコいい(; ・`д・´)
僕が現役だったら間違いなく学校でやらかしてましたよ!
現役世代が凄く羨ましい…教室とかで急に「出でよ 地獄の番犬」とかやったら女子の視線が刺さりまくって致命傷を受ける大チャンス。
それで本当にケルベロスが出てきたのですが…
神様が地獄の番犬を使役て…実は天国地獄でマッチポンプ状態なのでは…とかそんな事言ってる場合じゃないですね。
変身?の過程がこれまたカッコよかったので一部のみお借りして…こうなった!
第十二の御業 冥界より出でし厄災(地獄の番犬 ケルベロス)
途中がいくつか端折られた気がしますが、なんと最後の御業は棍棒を変化させるものでは無く自身の能力を爆発的に高める邪王炎殺黒龍波なやつだった!
いやほんと、僕が今中学二年だったら間違いなく闇に飲まれていた事でしょう…
そのような過去を持ちながら全部忘れて父となり…
ある日子供とヒーローごっこに興じていたら、子供がマジ顔でなんちゃらアタック!とか言うんですよ
その瞬間、脳裏に在りし日の己の行いがフラッシュバックし
怪人役のお父さん、うぅおぁぁぁあああ!とほんまもんの大絶叫。
子供はテンション爆上げで、きっとこの時父と遊んだ思い出を忘れないのだぜ?
いやぁ…中二病って素晴らしいですね。
さぁ、黒歴史を積み上げろ。
自己責任で。
ググったらヘラクレスの十二の功業が書いてあったので名前だけ記述しておきます。
01:ネメア―の獅子
02:レルネーのヒュドラ
03:ケリュネイアの鹿
04:エリュマントスの猪
05:アウゲイアースの家畜小屋
06:ステュムパーリデスの鳥
07:クレタの牡牛
08:ディオメーデースの人喰い馬
09:アマゾーンの女王の腰帯
10:ゲーリュオーンの牛
11:ヘスペリデスの黄金の林檎
12:地獄の番犬ケルベロス
こうしてみると、あっ…(察
って感じの御業がチラホラとありますね。家畜小屋とか女王のパンティとか生き物被てたり林檎辺りは技にするにはちょいと厄介。
でもどうせなら見てみたい。
腰帯の使い方ってもしかして。
この第十二の御業、ケルベロスは試合終了の先触れとも言うべきものでした。
タトゥーが全身を喰いつくすか、相手を屠るまで御業が終わらないときたもんだ。
OH…絶対どっちか死ぬまで終わらない。
いや場合によっては両方かも?
ヘラクレスの御業の代償って一生ものですもんねぇ…仮にこの試合に勝利しても、もう戦えない状態になるのではなかろうか?
もしやヒルデの狙いはそれであり、ジャックは最初から捨て駒という事も有り得るのかしら…んまぁ~良くわからんですね。
そういえば最近ヒルデさんの変顔が不足しておるような。お寂しい。
それにしてもジャックに対して背水の陣とも言うべきこの御業を用いるとは…ヘラクレスは本気でジャック救おうとしているんですね。
英雄カヨー
ジャックも最後の御業の凄まじさに気付いたようで、本能で構えないとやべーと直感します。
構えって…えぇ~…もうね、大好き。
そしてこのフレーズに無限の可能性を感じたペケジローも活用を試みた。
アフロディーテのけしからんお胸を懲らしめたい。だがあくまでも 紳士的に!!
みたいな?
いや素晴らしいですねこれ、どんな行為にも紳士的にと付けると正当性が付与される気がしますよ!
これは下手に活用すると火傷では済まないというか、許される気がするだけで許されるわけでは無いので用法と状況を想定してからご利用ください。
さていい加減正気に戻りましょう。
ヘラクレスのパワーアップがなんぼのもんかが良くわかるコマが有りましたな。
パンチで爪痕の衝撃波が出ちゃってますね。
ジャックもヒョロい体型とは裏腹になかなかの格闘センスがあるようで、なんとか攻撃を避けますが…
神様はみんなギア・サード出来るんだぜ。
これはヒラリとかわされてしまうのですが、なおもヘラクレスの猛攻は続き
次のピンチでジャックはマンホールを盾にパンチを受ける。
そしてこの後がある意味衝撃的にござった。
そのまま鉄板ぶち抜いてジャックさんの顔面殴っちゃいました。
Σ(゚Д´(〇=(`Д´)
良く考えてみましょう…
ここで刮目すべきはヘラクレスのパゥワーでは無かったのです!
鉄板をぶち抜かれるまで持ち続けられるジャックもかなりヤベー力を発揮しているのではあるまいか?
少なくともヘラクレスと同等のパワーでマンホールを押さえつけねばこうはならんと思うのですが…
なんかもうゴチャゴチャ考えるのめんどくせーので、こいつらめっちゃクレイジー!って事で良いですね。
そして直後の実況が。
無駄無駄無駄ぁあ!!て。
ヘイムダル(CV:子安武人)が約束された気がしますが果たして。
全試合DIO様の実況で見られるとか良い方向にヤバそうなのでそのうちURYYYY!もやったりましょうよ!
その後の道中あれこれ端折りまして…ジャックの反撃がゴツかったですね。
ロンドの祝福 という 建物倒壊ブチかまし。
ものは言いようの好例です。
実質的には技では無いね?
しかし超質量の神器にはヘラクレスも耐えられなかったようで辺りは瓦礫の山となりました。
この時ジャックさんは窓から建屋の中へ避難し、その後ひょっこり登場してました。
いや待ちたまえ。
倒壊する建物の中に避難し無事に出てくる過程を想像すると、実はジャックも内部で大変な苦労をしていたのではあるまいか?
裏の窓から脱出でぇ~い!
と、思ったらドアが締まっていて あっ…( ゚Д゚;)
で、自爆によって試合終了の可能性もあったに違いない。
雰囲気的に敗色濃厚となったヘラクレスに対し、皆が無事を願うという胸熱展開。
アレスさんの必死な表情が良いですね。
このひともイケメンになってみたりケツがアゴだったりしておもろいですね。
もうどこがアゴでどこがケツなのか…
そして、立ってくれぇぇ!という切なる願い
からの~
ウォオー!
めっちゃヒーローなタイミングですがな。
これにはいい歳こいた僕もアレスもトキメキましたよねぇ
いやほんと、良い顔しよりますねぇ~アレスさん。
ヒーローに出会ったちびっ子の表情してますわ。
ここまでアレスさんを見てきましたが、この人素直でいい人っぽいですね。
立ち上がったヘラクレスは「わいのプレゼントはどうでした?」と感想を聞くジャックに対し、
何をしようと俺の心は、正義は揺るがないと断言。
その後、その心の色を確認したジャックが実に愉快に笑いました。
なんか、初めて見せた心からの笑いって感じですね。
ここだけ見ればただの爽やか紳士ではあるまいか?
これによりジャックは、かつて焦がれた母の感情が偽物だったと知り、ヘラクレスに真実の愛を見た様子。
悲し気な表情でそう語るジャックがちょいとお気の毒になっちゃう場面でした。
そして
「私は…ああ…私は…
そんなあなたを…
本物の愛で彩られているあなたを…
私は…私好みの色に…」
(。´・ω・)ん?
OH…こいつはもうダメです重症です。
このコマはジャックの狂おしい程の悪意が見事なタッチで描かれていて好きです。
この発言に対するヘラクレスのお返事で次回、最終決戦となりました。
正義と悪の対立という構図で始まったこの試合ですが、両者共に笑みを浮かべて爽やかにクライマックスへ突入。
最終局面に差し掛かり、この試合はこれまでの試合と変わらず出場者の信念のぶつかり合いに変化したように思えますね。
ヘラクレスは自分が信じる正義…ジャックの心を救済する為。
ジャックは真の愛を知った後も、かつて自身の心の拠り所であった相手の心の色を演出し鑑賞する為。
お互いに自分の生き様を賭けて戦っているだけなのかも知れません。
ならば正義も悪も有りますまい。
そもそも何が正義で悪かはその者の立ち位置で変わるわけですし。
次回はいよいよ勝敗が決まりますが、そろそろ共倒れという展開も有るかも?
そういえばヒルデの思惑がわからんですね
なにゆえヘラクレスにはジャックをぶつけると決めていたのか?
現状では試合後のヒルデの反応を見るより他に有りますまい。
実は神側の出場者にヘラクレスが選ばれる事も読んでいたのではなかろうか?
そうなると神側に人類とのタイマン勝負を吹っ掛けたのも…実は人類救済が目当てでは無く、別の目的が有るような気がしないでもない。
第三試合で対戦カードどうしよう…って悩んでた所を見ると試合全体の勝敗に関してはほぼノープランで挑んるみたいだし…あの変顔名人は一体何を企んでいるのでしょうか。
何か企んでいる者がおるならば、どこかのタイミングでその思惑が明らかにされたら嬉しい。
そうすればまた、違った試合の見方が出てくるのではなかろうか。
6巻の発売日が4月20日とのことですが…ゼノン本誌が25日発売なので収録されるのは4試合の途中までになりますね。
試合丸ごと一気に読みたい気持ち。