引用しつつの感想なのでネタバレ嫌いな人は要注意でございます。
前回からの流れで、今回はゼウスのターンです。
何やら不思議というか絵面的にキモい動きにてアダムを翻弄し一発ブチかます作戦のゼウス様。
背景の不穏なオーラっぽい描写によって辛うじて攻撃っぽい雰囲気。
ゼウス様だけ見ると、パンチ効いちゃってるだけとしか思えない絶妙なカクつき。
観戦しているアレスもアレをやるのか!?となにやら恐ろしい技を繰り出すっぽい演出に一役買っちゃう。
でもやっぱりかわされちゃって、さらにこのキモイ動きも完全に模倣されて自分だけ攻撃を喰らっちゃった。
とばっちりでアレスにまで漂い始める噛ませ臭。
偉そうにしてるけど、試合には出ないので凄さを証明する場が無い…小物に分類して良さそうです。
しかしアダムの模倣は考える程に恐ろしい能力です。
アダムと対峙した邪気眼使いを想定するととんでもない事になりそうだ。
痛い所を完コピされるという事はつまり自分を客観視する事に繋がり使い手の心の成長を待たずして力を失う事になるだろう…
一瞬でお布団があったら潜って足をバタバタしたい気持ちにさせられるのだから無理もない。
奇天烈な動作でも翻弄する事が出来なかったゼウス様は、今度こそ本気の一撃をお見舞いするつもり。
かつて自分が喰らい、見切れなかった父クロノスの一撃をもって挑む!
でもゼウス様はその時クロノスに勝利している。
技が強かったらその時ゼウス様は負けてたんでねぇのかしら…
技の名は時を超える拳
またしても0.00000000…秒的な演出があったので恐らく不思議パワーとかじゃなくて単純にものすご~く速い一撃。
前回のジャブよりもはるかに速いとみて良かろうと思います。
が、これにもアダムはカウンターを合わせて来ちゃうんですねぇ…
ん?
ちょっとこれ迄と様子が違いますね。
カウンターってのは相手の動きに合わせて繰り出さねばならんはず。
これまでゼウスの動きを回避してから同じ動きでやり返していたのとは違います。
今回のカウンターは、ゼウスが時を越える拳を撃つ前にアダムがそれを習得していたって事になりますまいか?
技を見て、覚えて、真似をするではないっぽい。
次回あたりで神虚視の種明かしとかされちゃうのだろうか?
この辺からアダムの優勢が覆っちゃうかも知れませんね。
とはいえ、今回もずっとアダムのターンにて次回へ!
引きのコマのゼウス様の顔面がギャグ漫画っぽい。
自分は一発も当ててないのに一方的にボコボコにされたらこんな顔にもなるか…
アダムはヴェルンドの特性を使ってないのか、こっそり使っていて優勢だったのかでお話が変わってきそう。
そしてこのギャグのような顔…大逆転前の余裕って事なのかも?
カウンターをヒントに何かを見破って勝利を確信…勝ったな。
これからずっと俺のターンや…!という事でこんなふざけた顔面してるのかも知れませんねぇ。
今回はちと盛り上がりに欠けたような印象ですが、次回への期待が高まる良い回でもあったと思います。