期限が過ぎると過去のお話が読めない場合が有ります。

今回はこれまでと比べ、コマ割りも大人しい感じでこれ迄と比べてなんだか全体的に白い…もしや今後に関わる重要な事柄が仕込まれているのか…！？シナリオ重視なのか！？

と、思ったけど多分白昼の出来事だからですね。

2話で有無を言わせぬ感じで続きがどうこう言っていた事を踏まえつつ…宿屋の早朝からスタートだと！？

クスっと来たところ。

甚内たちが宿泊した宿屋の番頭が好々爺。
なるほど、宿屋なので描いておかないといかんよね。

と、思ったらすごいゲス爺な一面を披露する所が好き。
この爺は読者の心境を表す鏡なのだわ…！

次のページもなかなかのものだけど、武士の情け。

お菊を使いに出した長安と対面する場面へうつろう…。

西洋かぶれ…でいいのだろうか？
首に巻いたヅラと髷のミスマッチ感…逆に新しいような。

甚内に対し、当時にしてはかなり斬新な挨拶をブチかました後の、長安の緊迫感が絵のみで見事に表現されているのがすげぇ…。
ど、どうだ！？っていうしたり顔から敗北を悟ったような自嘲交じりの口元アップ…滴る汗。
甚内のハートをつかむのは失敗だけど僕はこの人嫌いじゃないかも。

次は風魔をおびき出す作戦行動中のひとこま。

スーパーとかで小っちゃい子がママンにブチかます必殺技だこれ。
観衆が多ければ多い程効果は覿面…しかし訓練されたママンには通用しないので次男三男と末の子になればなるほど不利になるっ…！
お菊ちゃんはママンではありません。

効果は抜群だった。
綺麗な目で喜んじゃって微笑ましい。困惑するお菊ちゃんも可愛らしい。
観衆にとってはこれ、男同士の会話だという事を念頭に読むとヤバい。

今回の風魔さん。

甚内の作戦により、風魔の首領として晒されていた天狗の人の首を回収しに来た。

手にした天狗の頭と比較すると、大分ちっこい。
仕草もなんか…可愛い感じ？

中身はよくわからないけど、女の子っぽいなぁ。
心配だ…甚内に酷い事されないか心配だ。

しかし使う忍法はちょっとエグい。
なんかゾンビがいっぱい出てくる…お線香なのこれ？

忍法というより道具の力なんじゃ…
そういえば天狗の人もマントに仕込んだ刀でズバズバっという物理攻撃だったような。
攻撃そのものを言うのではなくて、結果の有様を忍法だからとごり押す感じ？
ふふん…カッコいいからどうでも良いですね！

甚内も緋扇使ってました。
手を飛ばして直接風魔のちっこい人を捕まえるのかと思ったら、飛ばした手を足場にするという使い方。

便利な手ですねぇ…。
それにしてもこの緋扇ってどういう術なのか凄く気になる…。遠くに鎮座するお菊ちゃんの豊かなお尻とか…やりたい放題じゃないの…！
でもよく考えたら高坂さんそういう事していませんね。
お菊ちゃん獲得も正攻法で挑んでるし、実は紳士なのだろうか？

 

一番気になった所。

長安に風魔討伐の条件として、お菊ちゃんを嫁に貰いたいと伝えた場面。

長安、あっさり了承。

その後抗議する菊ちゃんでしたが、長安に一喝されてこんな顔。

なにこの可愛い感じ…？
高坂甚内の末路が史実通りに描かれるならば…長安、最初から用が済んだら始末するつもりっぽい。
どうせ始末するので今は黙っとけって事でしょうかね。
菊ちゃんはその辺の企みは知らない様子。
今後どう動くのか注目せねば。

それにしても、これまであんなに嫌そうだったのに長安に喝ｯ！されたら渋々ながら了承するってなんかもやっとしますねぇ…。
主従関係だからかな～と思って見なおしたらば、高坂が長安にオッサンっていったコマ、後ろで小さく切れたようすの菊ちゃんが。

上司がオッサン言われてこの反応するかなぁ…
もしかしたら長安の忍び兼妾って感じなのかも知れないなと思ったり。
あのむちむちボディも良く考えたら忍びとして考えるとちょっと相応しくないような気がしてきたぞ…。
お妾さんのわがままボディって言われるとなんかしっくりするような…！

高坂甚内という人物についてちらっと眺めた感じだと、風魔討伐成功は確定。
さらに最終的には鳶沢甚内にやっつけられたような事も書いてある。
最後は鳶沢甚内がいいとこ全部攫っていった感のある展開が待ってると。
それを今後どのように覆すのか、そのままなのか？
元ネタ有っても気になる描き方してありますね。
お笑い成分多めでありながら、きっちり謎めいた部分も仕込んであるのは良いですね。

先ほどのお菊ちゃんの違和感に高坂も何か感じた様子。
ここで既に長安側の腹積もりに気付いてたりするだろうか？
もしかしたらもう腹芸合戦が始まっているのかも…なんて思うとまた先が楽しみになって来ます。今回は派手さは減ったけど話が動き始めた感じ。
1話見た時点で高坂甚内という人物についてチラっと調べちゃったんだけど、大まかな展開知っててもこれから面白くなりそう。

読み切りもなんかすごいのあった。

ヒュースラーンという火星で発見された植物をお婆ちゃんの為に育てるお話…

 

これは…食えない。

因みに、甘さを極めた時の表情がこちら。

こいつ…気持ち良すぎる感が溢れちゃってる！

こんなやべー植物を育てている主人公の姿を見ると

普通にちゃんとしてそうだ。
むしろ真面目な好青年を思わせるビジュアル。
読んでるうちにだんだん慣れてくるんだけど、よく考えると表情で味が変わるので好みの表情に育てるというスタイルがなんか能動的。
育てたら面白そうだな…ちょっと欲しいかも。