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終末のワルキューレ 79話 反逆の王 の感想

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悦楽るーぷへお越しいただき誠にありがとうございます!
最近アレッポの石鹸を愛用するようになったぺけじろーですこんにちは。

抜け毛や薄毛に効果有りの文言をみて瞬時に食いつきましたよこんなの抗えるわけありません。
実際に使用してみた感じ、髪の毛が一般的なシャンプーを使用したときよりもサラサラしている気がするし、肌もしっとりしてますね。
これはいいかも。

なんか似たような品がたくさんありますので迷っちゃいますけども、
僕は公式ページから取り扱い店舗を見てLOFTに買いに行きました。

それでは今月も気になったコマをお借りしつつ感想を述べていきたいと思います。

早速レオニダスの過去回想がインタビュー形式で始まりました。

ナレーションが良い感じにレオニダスへの期待感を煽って来よりますね!

その漢を語るとき 少年は目を輝かせる
その漢を語るとき 老人は枯れたはずの血潮を滾らせる
その漢を語るとき 兵士はアドレナリンを滾らせる

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

いやーこりゃ戦意がブチ上がりますなぁ!
インタビュアーは誰なんでしょ?やっぱゲルちゃんですかね?

回想で明らかになったアポロン許すまじの原因が判明

それはカルネイア祭にござった。

アポロンさん、「カルネイア祭の期間は一切の軍事行動を禁ず」というラブ&ピースな神託をぶちかましてた模様。

それで代々この神託を守ってきたスパルタの爺さんずも、ペルシア軍が進行中であるにも関わらず神託大事ということで聞く耳持たず。

アポロン様の神託を守っていれば大事無いのだし。
スパルタ最強なので祭りが終わった後で対処しても問題ないのだし。
神のお告げを守ってさえいれば悪いことにはならないと妄信しておるような。

アポロンの神託なんてペルシア軍は知ったこっちゃなかろうし。
のんびり祭りに興じて腑抜けている隙を突かぬ理由はありますまい。
しかもスパルタ最強とか言ってますけどどうせ爺さんズは戦うことはないんでしょ?

で、この状況に身を置いた兵士さんはこうなった。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

んまぁ絶対あかんやつってわかっていても自分には決定権なんてないし、かといって決定権持ったボケナスをわからせてやるのはとってもめんどくさい…てことで考えることをやめたの巻き

あれぇ…なんかわかり味が強すぎるんですけど。
まさかぽっと出の兵士に感情移入するとは思わなんだぜ。

そんなどうしようもない議会の最中にあの男が立ち上がったのでござる…

神罰だぁ?
アポロンだぁ?
神託だぁ?

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

我らが王はド直球

あったことも見たこともないこんな野郎に命を預けるなんてごめんだぜ!

と、レオニダスはいうものの、長年神託を守ってきた長老達は頷けるわけもありませぬ。
アポロン様になんていう口を…許されんぞレオニダス!といってどうにかやり込めようとしますが逆効果。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

なにやらアポロン像にやらかそうと構えます。
この像を見たところ、髪型を忠実に再現しておりますので大昔に会った人はいたのでしょうね。

像を破壊し、これで神罰が下るなら俺様一人じゃ文句あっか!と言われた長老は背を向けて去ろうとするレオニダスに苦し紛れの捨て台詞をプレゼント。

数百年続いた神託を破ったお前についてくる奴なんかいないんだからねっ!

神に背いてまでどうして今行かなきゃいけないの!
そんなに戦いたいの血に飢えてるの!?

それに対するレオニダスのお返事に人物が見えてくるような気がしましたな。

戦いなんてしたかねぇよ疲れるし死にたくもねぇし…酒なんか飲んで昼寝でもしてたいね。
それでも今が戦うべき時だからさ。

うーむ、さすが王ですよ対局を見据えてらっしゃる。
ペルシア軍の進行を許しちゃいけないラインがあって、祭りが終わるまで見過ごせばそれこそ後の祭りになっちゃう状況だったのでしょうな。

それでも問題がない状況だったらスルーしてたろうし、アポロン像も無事だったかも。
レオニダスがアポロンに激オコさんなのは
自国の民を考えなしのボケナスにするような神託を考えなしに下したところに腹が立っておるのでしょうか。
おまけにペルシア軍が進行してきてるってことは、そんな神託を下しておきながらアフターフォローなしってことですもんねぇ
祭りの期間の軍事行動を禁ずるっていうならば、その間スパルタが軍事行動をする必要がない状況にいられるよう助けねばならんと思います。

それがねぇ…天界でビューティーズとお風呂でウフフと来たもんです。
あいつやっぱ許せねぇな!

それにしても今回のレオニダスの過去回想は最高にアドレナリン出ちゃう仕上がりでよかったですわね!

この、一人でペルシア軍に立ち向かわんと覚悟を決めた漢の貌が激渋ですな。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

この兵士、ハギスていうんですけども超至近距離で目の当たりにしちゃったもんだからこうなった。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

レオニダスの在り方に対する憧れ
30万の軍勢という敵の強大さ
レオニダスの助けになりたいという思い
同行しペルシア軍と対峙した果てに迎えるであろう己の運命

など、いろんな考えが脳裏を駆け巡っている状態なのでしょうなぁ
なんかウホッって事かと思ってごめんよハギス。

しかし時として人は意思を超えた行動を取ることがあると。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

ハギスは魂が勝手にあの人を追いかけていたんですよと述懐しておりますが、このような機会を得たハギスが羨ましく思えますね。
そういえばアレッポの石鹸の購入に出かけた僕も似たような状況だったかもしれませんね。
薄毛に良しという文字を見た瞬間駆け出してましたのでね、魂が勝手に購入を求めたんですわ…

そうして魂に従って集ったのがかの有名な300名というわけですね。
なんかもう一度映画見たくなってきちゃいました。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

漢がシビれる背中…確かに最高にかっこいいですわ!

しかしこれ、みなさん背中背中って言ってますけどもその実痺れておるのはレオニダスの生き様在り様なのではあるまいか。
己が行けぬ場所や行動へと迷うことなく、確固たる意思で進みゆくレオニダスを目で追えば、その目に映るのは彼の背中にございますがゆえに。

背中で語るってのはこういうことか。
どれどれわたくしの背中はどうかしら?と鏡越しに見てみればなんか毛が生えてました。
おいおい生えるのはそこじゃないでしょ頭でしょ…と悲しくなっただけで終了です。

そして場面は現在へ。
回想の合間にレオニダスはアポロンが何をやらかしたのか教えてあげてた模様です。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

無責任に神託なんぞ垂れ流しやがってって事でしょか。
さーて、アポロンさんはそれを受けてどんな気持ちなんてしょうか。
そいつはうっかりしてたぜすまなんだ!

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

とはならんですねやっぱり。
「こいつ…バカなの?」という気持ちが透けて見えるような顔してやがります。
しかも話を聞いておきながらレオニダスが何を言わんとしているのかさっぱりわかってなさそうです。

あぁぁなんだろうこの気持ち。
一生懸命話して理解してもらおうとしても相手の頭が弱すぎて全く伝わらない…もはや知性に訴えかけるのを諦めざるを得ませんね。

はぁ…こいつをどうしたもんじゃろか…

なんて思ってるところにアポロンの天性の煽り力をぶちかまされましたぜ。

全く生意気な奴だなぁ~~
そもそもオレ様と会話したいならさ…

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

ほぎゃぁぁ!
こ、こんのやろぉ~!!
こいつぁこれまで出てきた神側闘士の中でも最強…最強の煽り力をもってやがりますよ!
謎のポージングも秀逸ですよ

話を全く理解してないどころかおそらく聞いてもいない
そのくせ自己評価だけは一丁前に高くて神に対する敬意を求めるところが最高にダメですね。

レオニダスにしてみれば、目の前でアポロンが軽薄な振る舞いをする程にアドレナリンがドバドバ吹き出しそうになるでしょうなぁ
こんなアホの神託を真に受けたせいで…って思っちゃうでしょうし。

とはいえなぜアポロンにこれほどイラっと感を覚えるのか…それはおそらく何処にでもいる肩書に対して中身が全然足りてない手合いに感じるものと同じ感情なのではないかしら!

そんなわけで左下でビキィ…ッとなってるレオニダスとのシンクロ率が恐ろしい事になりましたぜ

俺が…俺がレオニダスだ!

こんな出来損ないの神にはよぉ…最終奥義、肉体言語で直接わからせるしかねぇなぁ!

というタイミングでレオニダスは

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

そうか奇遇だなぁ…俺もあんたを跪かせたいと思っていたんだ!と攻撃を繰り出しました。
盾が殺意マシマシの形状に変形。

レオニダスの相棒も明かされましたね。
5女のゲイレルルちゃん!

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

お顔から察するに勝気な性格っぽいですが、試合中に会話する場面とか出てくるんでしょか。
わたくし、イチャイチャを見せつけられて発狂するのも嫌いじゃありませんのよ。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

不意打ち気味にぶっ放されたレオニダスの攻撃に対しアポロンは余裕をもって対処。
ぐぬぬ…おつむは足らんようですがやはり戦える神だけあってなかなかやるじゃない。

フンッと鼻で笑って腹立つわぁ…と思ったらレオニダスもお怒りだった。
やはり俺がレオニダス…

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

なんか腕にオーラっぽいものが湧き出してどうなるの?

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

完全に受け止められていた盾が再び勢いを取り戻しアポロンにさく裂しました。
どうやら自在に動かせるみたいですね。

はっ…!
刃の並びから察するにこれはもしかして。

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

刃が一つ絶妙なとこに刺さってるのでは?
OH…クソ神といえどもこれには男として同情を禁じ得ませぬ。
これがレオニダスの落とし前…恐るべし。

血反吐はいてぶっ飛ぶアポロンに対するレオニダスの言葉が辛辣で良いですね~

間抜けな神様に教えてやろう…
長生きをしたければ

終末のワルキューレ ©2018 アジチカ

痛快って顔してますね!
やっと想いを届けることができましたからね~アポロンに話して聞かせても全然伝わらないし。

今回はだいぶ気持ちのいい幕引きとなりました。
おそらく次回はアポロンが本気になるっぽいのでこれから一喜一憂する場面がやってくるのでしょうけども…今は次回の事をあまり考えたくないですね!
この感じは初ですなぁ
次回のお話が来るまではアポロンに一発ぶちかました良い気分に浸ったままでいたいですね。

ここまでレオニダス寄りになった状態でクソ神大勝利となったら悔しすぎて精神が崩壊しちゃいそうであるがゆえに。

 

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  1. より:

    コメント失礼します。
    漢は背中に語るものなので最後はアポロンを初め神々もレオニダスの背中に美を感じるのかもしれません。もっとも、音楽対決で相手の皮を剥ぐような逸話が残っている神ですから、自分よりも美しいレオニダスの背中に逆ギレしそうで怖いです。

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