悦楽るーぷへお越し頂き誠に有難うございます。
本誌は発売されているはずなのに電書勢ゆえにまだ内容を確認していないペケジローです。
今回は第5試合の勝敗に関して予感めいたものを感じさせる出来事がありましたので、自分がまだ読んでない今のうちに記述しておきたいと思います。
予想と違ってたら面白いしお得。
”40話を読む前の記事”
先日、船での鯵釣りを堪能した日の事、
その日の海上は風が冷たく、頭頂部の防御力が低いペケジローはニット帽で武装しつつの釣りとなりました。
寒さに耐えつつも楽しく釣りを終えてみれば、大中小各10ひきずつとまずますの釣果。
帰ってこれらを捌かねばならない事に想い至り、ちょっとげんなりしたペケジローは、母のお友達に釣りたての新鮮ピチピチな鯵をお裾分けしようと思い立ち寄ったのでした。
新鮮な鯵が貰えて嬉しい&捌く手間を減らせて嬉しい…まさにwin-winではあるまいか!
そしていざ、鯵を渡さんというその時、ペケジローは失礼の無いようニット帽を外してこんにちは。
すると…「あらペケちゃん、パーマかけたの?」って。
もうね、すんごい衝撃。
超フレンドリーに釣れたての鯵をプレゼントしに来たので、もう好意しか存在しないと思ってたら凄いの来たわ!
一瞬でこの描写が脳裏に浮かびましたわよ!
とっても仲良しなマダムからまさかの八咫烏をブチかまされたですよ。
こんな場面とシンクロしたくはなかった…
腕でガードしたはずが何故か顔面に一撃貰っちゃったシヴァさんも、この時思ったに違いありませんのよ…
何が起きたんだ!?何をされたんだ!?と。
同感です。
兎に角平静を装いその場を友好的に後にし…自分に何が起きたのか調査開始です。
この毛髪量でパーマかける奴ぁきっとこの世にはいませんぜ?
いやいや、パーマて^^
僕って直毛ですやん大分スカスカしてるけど…
と、思いつつ頭頂部に手を延ばすと、ニット帽の圧により歪められた毛髪がチクチクと刺激してくるではありませんか!
しかもしっちゃかめっちゃかあっちこっちにツンツンしよる。
なるほどこれを指してパーマと。
マダムの人柄を知っておるので、あれは絶対に悪意によるものではない…むしろペケジローの頭頂部に+1万本程の補正をもって接しておる様子。
旦那さんはつるりんこだったのでありうる…
有る=セーフであり、無い=アウトという判断基準を持つ可能性が!
つまり感覚的にはペケジローのオサレポイントに気付いたわよ!
みたいな感じ?
なるほど…一応納得はしましたが、
win-winかと思いきやまさか負ける事になるとは思わなんだぜ!
完敗だ。
さて、メンタルに八咫烏を喰らったペケジローのその後はどうかと言いますと、その後3日程ガラスの反射や鏡で自分の頭頂部を目にする度に「パーマて!」と声に出ちゃう症状に見舞われ、ちょっとどころか大分効いちゃってましたよね…
でも、痛みと引き換えに恐ろしい技を知りましたよね。
どう考えてもパーマしない状態の人に「パーマかけた?」って自然体で尋ねると、雷電の八咫烏的な破壊力を相手の精神にブチかます事が可能です。
普段から剥き出しで全然気にしてませんけどぉ~?って感じを装っている僕でも3日は喰らったので、デリケートなタイプなら間違いなく堕ちるでしょう。
喰らった僕が言うんだから間違いない。
やべぇよこんなのまさに禁じ手じゃん…つらい。
今回同調した事でシヴァさんの状態を冷静に考えますと…
上腕2本と下左腕1本が損壊
なおかつ上腕2本を圧し潰し千切り飛ばす程の威力を秘めた掌打が顔面直撃。
後のぶっ飛び具合から見ても、腕で威力を減少させられたとも思えませぬ…
ここからすぐに再起できるとは思えませぬなぁ…
特に何事も起こらねば、実は39話で勝敗は決していたなんて事も有りえそうです。
一つ気になるのは、シヴァ登場時に観客の中にガクブルしちゃってる人たちが居た事ですかねぇ
僕も純真なキッズに頭頂部を凝視されるとこうなりますけども…
シヴァさんのこれまでの戦いを振り返ってみても、こんなビビる事無さそうでしたよねぇ。
だとするとまだ我々に見せていないものがあるという事なのだろうか?
もしかすると、雷電に続いてシヴァさんも禁じ手を解放しちゃうのかもしれませんね。
そうなると今回の試合でやっぱ神ってやべぇ的な雰囲気を煽られる事も有りえそうですし…
結局のところ続きが気になって仕方なくなっちゃいましたね。
でも、ペケジローがパーマかけたと言われてメンタルヘルスを損なったのは事実だよ。
それでは、来年の電子版ゼノンの公開を楽しみに良い年越しをしましょうね。
…パーマて!
”閉じる”
41話にて決着を迎えた第5試合はなんとも感慨深い読了感でございました。
終わってしまったんだなぁ…って感じ?
これが…これがエモいというものか…!
それでは熱いうちに感想を述べていきたいと思いますが、印象深いコマをお借りしつつの感想ゆえにちょいちょいネタバレを挟みますのでご注意を。
40話 共鳴の感想
場面は雷電が八咫烏ブチかました直後からの始まり。
シヴァさんの顔面がなんか死んでるっぽい方向にリアルですね。
そして4本の腕に関してわかった気がします。
上の腕がおまけの方だと思っていたらそうでは無かったようですね…
脇の下から生えてる方がおまけだったんや!
神様の身体的特徴に関して触れるのはいけませんね、ペケジロー反省。
余分に生えてる分にはいいんじゃねーの?足らないよりはさぁ~と見下しつつ頭頂部を凝視されても返す言葉がなかろうもん…
観客も谷風もゲルちゃんもこの状況に勝利を確信。
僕もやはりあれを受けてしまっては流石のシヴァさんも…と思ってました。
が(‘Д’)
力なく開かれていた手が拳を握り…
ゲルちゃんと一緒にビックリです。
流石、この作品の中で数少ない安心できる感性の持ち主だぜ。
状況に対する模範的な反応を示してくれるゲルちゃんとシンクロしておれば間違いないのかも。
しかしヘアスタイルにいかんともしがたい違いが有りますので僕には出来ねぇ!
あんなに顔面ぶっ飛ばされて立ち上がるなんてシヴァさんパネェっす…
しかし八咫烏のダメージは深刻な様子。
神々による八咫烏の分析では
衝撃波で周囲の音を飲み込む程の一撃であり、腕でガードしていなければシヴァの頭は吹き飛んでいたであろうとの事。
そう聞くとやっぱシヴァさんて喧嘩慣れしてますねぇ~
瞬時にカウンター狙いからガードに切り替えた判断力があればこそ、今立っていられたって事ですもんね。
し、しかし立ったとはいえ依然として雷電有利な状況に変わりはありますまい!
ガードするにしてもあと1本しか腕ないのだし。
しかしここで雷電にトラブル発生(゚Д゚;)
あっ…マジですか~(゚Д゚;)
人の身で神の肉体を損壊せしめる超威力の一撃、八咫烏の代償はとんでもねーんだ!
反動で全身ズタボロなんですて…
そして僕の心もズタボロだよ…
ヒルデさんの演技に磨きがかかってやがる( ;∀;)
なんと雷電は立っているのが不思議な状態ですと。
なんとここに来て両者共に満身創痍なギリギリの状態。
戦況がリセットされちゃいましたねぇ
ここで、ヴェルンドと化したワルキューレと使用者の間で会話が出来る事が判明。
恐らく初カレピな雷電の身を案ずるスルーズさんが凄まじい良妻っぷりを披露してくれちゃうんだぜ…
しかし会話が出来ていたとすると、これまでの選手も何かしら言葉を交わしていたんでしょうかね。
ふと呂布さんはどうだったのか気になって来ちゃいました。
召喚・即・戦闘だったっぽいですが、今考えるといつヴェルンドしたんです?あっ…あの包帯グルグルからの復活って実は入場パフォーマンスだった的な…?
このあとで呂布さんは試合場で落ちてきた槍をキャッチ。
それがヴェルンドだったわけです。
うーん、この時のヴェルンドは事前に相手を知っていたグリーズさんが独自に変化したんでしょうかね?
そうじゃないと一旦お見合いしてヴェルンド完了…
後に「俺、こんな感じで入場するわ!」という…演出って事になりますな?
カッコよかった呂布さんのお茶目な一面と見るべきか否か…!
ちょっと親近感湧いてきちゃいますね。
誰しも痛い過去を九つくらいは持っておるもんじゃて…。
共感性羞恥にビリビリきやがる。
こんな感じで気が緩んだ所へ良妻スルーズさんがぐいぐい来よるもんだからグッと来ちゃいますわね。
満身創痍な雷電がこれ以上筋肉を酷使したら腸までぐちゃぐちゃになってしまう。
しかし雷電はこれ迄裏切って来た相撲を本気でとりたい。
体も命も全部かけて全力で…なにせよワシァ力士だからなと笑うわけですよ。
これ以上頑張ったら絶対アウトなんだけど
でも…それでこそアタイが惚れた漢だよ!と涙をポロリしつつも全力で支える宣言とくらぁ!
なんとも素敵な二人ですわうらやま!
かくして全身ズタボロなれど再び動き出した雷電はスルーズの助力と再び相撲に打ち込める事に感謝のごっつぁん!
ギャラリーの皆さんもその姿にごっつぁんコールを送って戦気高揚待ったなしにござる!
クライマックスの最中でさらに気分をぶち上げてきよりますね~
よっしゃもう一発ブチかまして勝利だ雷電!
しかしここでシヴァさんサイドでも支援効果が発動ですよ…
フワリと体を撫ぜた風に何かを感じたシヴァさんが振り向くとそこにはマブダチのルドラさんが!
ここぞというタイミングで姿を見せ友を励ますのがシヴァの事わかってる感あって小憎らしいですわ!
シヴァさん元気出ちゃいましたねぇ
仕切り直しの最中シヴァさんは雷電に
自分も雷電と同じように1116柱の想いを背負っているからこそ負けられないのだぜと語り掛け
なんだか戦いの後に友情が芽生えちゃいそうな雰囲気に。
ふむ…状態は互いに拮抗しているとみて良いでしょう、
どちらが勝利するにせよ、良い戦いをしてくだされよ…
なんて思ってる所にまさかの
シヴァさん奥の手発動っすわ…!
この時点であっ…(察
となりましたよね。
だって雷電って心筋操作したらギアセカンド使えそうとか言ってたらまさかその相手のシヴァさんが手動でギアセカンドしてくるなんて思わんですよ…
それも共に満身創痍なこの状況でさぁ!
いやまぁ奥の手ってのは最後まで取っておくから効果的なんですけどもね?
さらっと初チャレンジとか言ってましたけど何故これで勝つると思ったんや…
シヴァ家に代々伝わる技的なものなんじゃろか…?
ともかく、一言で言い表すなら「あかん…!」ってとこでしょうか。
時至ればシヴァ神はターンダヴァを踊り世界を破壊す。
然してシヴァ自らの肉体を焼き尽くし その灰燼より世界を再創造せん
輪廻舞踊灰燼 ターンダヴァ カルマ
めっちゃ漲ってますがな!
頭つるりんこな人がガクブルしてたのは、この伝承を知っていたからなんでしょうね~
それじゃシヴァさんが普通のターンダヴァつこうた時なんかはもう失禁しちゃってたりして。
そして二人とも勝たねばならぬと必勝の気迫を込めての両者激突となりて続きは41話へ。
シヴァセカンドの力は未知数ですが、互いに気力十分。
雷電にも勝機ありそうに思える良い幕引きにござった…
でも…でもね
僕の負けは確定した模様
なんかヒルデさんこれからずっとこの感じで行きそうじゃない?…これ。
ぼ、僕は下積み時代のアグレッシヴなヒルデさんが好きで追ってきたのにこれはいったいどうした事か…(; ・`д・´)
ゼノン表紙に始まりアニメ化のビジュアルと回を重ねる度に高まる大物女優ばりの転身っぷりに一抹の寂しさを感じちゃいますねぇ
なんだろう地下アイドルを一生懸命応援してたらある日一花咲かせてメジャーデビュー…その後久方ぶりに顔を合わせたらすんごい塩対応されたとしたらこんな気持ちになるんかい!?
41話 ありがとう の感想
最終局面を迎えた戦いにおいては攻撃の応酬が繰り広げられちゃいまして嫌でも高まるクライマックス感。
シヴァさんは燃えちゃってるので戦いが長引けば燃え尽きちゃいそうですし、
雷電は攻撃を当てても受けてもその部位が燃え尽きてしまうし、そもそも無茶して体を動かしてる状況。
あっ…やっぱり雷電の方が大分苦しい状況かもですね?
それでも止まらぬ戦いには目を奪われちゃいますなぁ
この戦いの応酬に関しては何がどうとかってのは野暮ったい気がしちゃいますね、それくらい互いに命を懸けて必死で戦っておりますばい。
そんな雷電を心配そうに見つめる者がおりました。
おとっつぁん&おっかさん、会場におったんですかい!
雷電は見てるの知らんじゃろなぁ…
バチバチの戦いが続いていく中でオーディエンスの熱狂も絶頂を迎えていましたね~
ヘルメスって興奮するとヴァイオリン弾いちゃうのん?
おもろい神様やで…
その一方、この興奮の坩堝の最中にある縁者の様子がしかと心情を捉えているようで良い良い。
雷電の両親はただひたすら息子の無事を願い、
パールバティさんとカーリーさんも夫の無事を願うと。
でも恐らく元ヤンなドゥルガーさんは興奮中だったり。
中には脳内物質出過ぎて筆が止まらなくなっちゃった北斎先生も居たりして、
会場は完全に熱々の状態にございますよ…
次から次へと浮世絵クオリティの絵を描くとは…
さらさら~の数がバグってらっしゃる所が流石なレジェンド北斎。
肉体的に限界を迎えつつある雷電が繰り出せるのはあと一撃…
これに全てを懸ける宣言をした雷電に対し、こいと応じるシヴァさんが粋ですね。
かわしてしまえば余裕の勝利となりそうなものですが。
戦った者同士の間で通ずる何かを感じずにはいられませんな!
死闘を繰り広げながらも相手の想いを汲んでらっしゃる。
そうして互いの技のぶつかり合いとなったわけですが、雷電が八咫烏を繰り出す前段階が初回と全然違っている所がなんとも…
もう筋肉移動が無いんですわ…
ただ全力で放った鉄砲と言っても良いかも知れません。
ほんとのほんとに体がボロボロになってるんだな~って様子が見て取れるのがちと切ない。
しかし初回の八咫烏で痛い目見たシヴァさんは、八咫烏って言われちゃうとマジゲロやべー技って思い込んでるじゃない?
そこで足技にて迎撃を選択すると。
大切炎舞 デーヴァローカは炎熱を纏ったつま先による刺突でござろうか?
それらが衝突した結果…
初見では混乱しがちだと思われますが、シヴァのつま先の方が勝った感じ。
つま先が掌を貫通し手首付近まで潜り込んでおる…
雷電の一撃にもし初弾の八咫烏相当の威力が籠められていたならばシヴァさんは指先から足首まで捻挫じゃすまねーダメージを負っていたはずですが、一方的に破られてしまいましたねぇ
やはり本当に力を絞りつくした最後の一撃だったんでしょう。
足が刺さった所で威力は収まらずシヴァの足が振り切られ、雷電の腕が真っ二つに。痛い(‘Д’)
気絶しちゃいそうな雷電でしたが歯をグッと喰いしばり堪えます。
力士として最後まで土俵に倒れまいと気張っておるのでしょうか。
勝敗はともあれ、もはや最後まで見届けるしかない状況ですね。
ぐいっと引き込まれましたわい…
雷電が何のために堪えたのかというと、シヴァに自ら礼を言う為にござった。
あんたのおかげで思う存分ワシの相撲が取れたと。
悔いも残さず一切全力出し切ったと、こんな幸せそうに言われちゃぁ、何も言えませんわいなぁ
ただ雷電の相撲人生が報われた事を喜ばしく思うですよ。
そして心もイケメンだった雷電さんは、スルーズにヴェルンドを解除するように言うんですねぇ
あかん!と思ったら解除すればワルキューレは助かるって事じゃろか?
しかしスルーズさんは
アタシャ惚れた男とは一生添い遂げるって昔から決めてるのさ
と、それを拒否。
スルーズさん綺麗ですねぇ…
間もなくの消滅を控えてのこのスマイルは値千金にございますね。
末永くとはいきませんでしたが、今この瞬間満たされた時を過ごしている二人が素敵やん…?
そうして、雷電はシヴァの介錯により消滅となり試合終了。
消えゆく雷電を抱きしめつつ自らも消えていくスルーズさんがやっぱり綺麗ですのぅ…
初回登場時はムキムキ女子や…とか思ってたペケジローは悔い改めねばなりません。
第5試合、読み終えてみればちょっぴり切ない溜息が出ちゃう良いお話にございました。
まさに比翼連理というべきスルーズと雷電の関係性、
子を想う母、故郷を想う雷電
相撲への愛が報われなかった雷電の人生が報われた事などなど。
勝敗はこれで神3勝で人類2勝となり、現状はバランスを保ちつつ試合が進んでおりますね。
12試合までこの感じで行くんじゃろか…?
ここから神側4連勝はもう無さそうですね、試合が終わっちゃうもん!
一度くらい人類側が捲ったりするんじゃろか…?
まだまだ油断できませんな!
時に…今回ロキさんどっかいってねー?
シヴァの腕が吹き飛んだ時なんて我先にニヤニヤしそうなもんなのに、今回は姿が見えませんでした。
釈迦と揉めた後も何やら行動しているのだろうか?
ロキさんもまだまだ行動が読めませんので、次の試合が始まる前にまた何かやらかしそう。
あけましておめでとうございます。
第5戦ほど両者共に負けてほしくなかった戦いはなかったな。
次は折り返しでもある第6戦目ですから、両陣営共に強い人材を送りこんできそうな気がします。
いったい、誰が出てくるのか。
ちなみに、ノストラダムスが登場する時は観客席に、一時終末論で騒いだ某出版社の人がいないか楽しみにしていますwww
キ〇ヤシ「あ、あれが・・・・・・。ノストラダムス・・・・・・」
キ〇ヤシ登場はヤバいですね~!
ノストラダムスのピンチに「このままでは人類は滅亡する!」とか言ってくれたら感無量です。
終末をかけて戦ってる所でこれが言えたら大したもんですよ