またしても2本立てとは素晴らしいですね…恐らくあと2話くらいで決着となるのでしょうか?
それでは気になった個所を振り返りつつ感想を述べてまいります。
ネタバレ絶許なお方がこんなところに来るわけが無いとは思いつつ体裁を取り繕うために物申す…ネタバレご注意でぇす。
なお、お話が脱線する事が多々有りますので忍耐が必要。
26話・真相
さて前回ラストでヘラクレスの腕を吹っ飛ばした攻撃は元より、これまでの戦いでジャックが仕込んでたあれこれの真相が暴かれた感じ。
今回は名探偵ロキが活躍してましたがやっぱりニチャァ…って感じに笑ってました。
親し気に近づいてくるけど実は有害な人物という予感がヒシヒシと。
まぁ悪戯好きの神とか言われてますもんね。
何か企んでるのか、それともただ状況を楽しんでるだけなのか。
神友の腕が吹っ飛びびっくら仰天のアレスさんがスタンだっぷ!
僕もアレス様の股の間が真っ黒過ぎてびっくりですよ…ボカシ入れられたのかと思いました。
なんぼ神様でも男のチラリズムは僕にとっては毒なので腰巻はやめて欲しい。
さてその真相とは。
ジャックが語ったヴェルンドの仕様に嘘が有ったと思いきや。
そもそも袋が神器ってのが嘘でした~!ですて。
ハサミは嘘で本物は袋だよ!で、それも嘘ですか…この人嫌いだめんどくせぇ(*´ー`*)
ホンモノはこれだそうな。
なん…だと…?
触れた物全て神器になる手袋とは。
真実に嘘を混ぜて巧みに誘導する頭脳プレイと思ってたらそんな事は無かったぜ!
安易に関わるとめんどくせータイプ…というより殺人鬼なので関わったら終わりなのでした。
今度こそ本当となると、新たな謎が生まれちゃうような?
あのでっけーハサミとか傘とかどでかいナイフとか大量のナイフとか…どっから出したん?
どれもこれも市販されて無さそうな雰囲気もありましたわよねぇ
うん、生前愛用の品を全部マントの下に背負ってたって事で良いですね。
悩むと間もなくレッドデータ入りしそうな我が頭皮の健康が損なわれちゃうし。
ヒルデさんサイドはと言うと、ゲルちゃんが怒ってました。
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんやって感じ?
僕もわからんのですが。
そもそもジャックのヴェルンドが手袋だとゲルちゃんが知っててもどうにもならんような。
こんな事になるなら開幕早々ヘラク兄さまにネタバレかましてたって事でしょうか?
ヘラク兄さまには勝ちを譲る的な考えだとしたら公私混同ですもんね~
やり場のない怒りをヒルデにぶつけたのでしょうか…末妹恐るべし。
そして本来であれば大局を見失いお兄ちゃん贔屓しちゃったゲルちゃんを締めてもおかしくないヒルデさん…
圧倒的優位かと思いきや、劣勢な雰囲気。
目を泳がせちゃってますね~
これは…新鮮な姿です。
なんだこの男勝りでガサツな幼馴染に対して不意に乙女を感じちゃったような気分は…幼馴染の女の子居た事ねーけど多分こんな気持ち。
神器錬成には相棒が必要って事で、今回ジャックの武器となったのはフレックちゃんでした。
これまでの姉妹と違い金髪で可愛らしい感じ。
ワルキューレは半神半人の乙女達が集まって姉妹と称しているだけなのかも…
と、思ったら。
ヒルデに次はおめーだからと言われてこの反応…間違いなくフリストの系譜ですね。
!?が良く似合ってやがらぁ…
なんか別のキャラの声で脳内再生されたような気が。
まぁゲボカス野郎とヴェルンドしろと言われちゃったらこうなりますわよね。
やるやらない以前に使用者と心を一つにせにゃならんので自分には無理だと突っぱねますが…気配を消して背後に忍び寄るジャックさん。
背後の不穏な気配にフレックちゃんが気が付きますが、そこはジェントルメンなジャックさん。
紳士的にアプローチ開始です。
手を差し出し微笑むジャックにちょっぴりときめいちゃった模様。
こいつ…チョロいぞ!?
しかし脳内に響いた声のキャラと同様にツンデレっぽいフレックちゃんは一筋縄ではいきません。
もう一段階挟まねばならん模様。
だ、誰があんたなんかと…という様式美。
フフ…チョロいもんですよ。
ここまでくればもう一息です。
→そうか…残念。
君じゃなきゃダメなんだ。
???
さて正解の選択肢は…
首を締める( ゚Д゚)
あ、あともう少しでエレガントに攻略出来たっぽいのにとんでもねールートに突入しちゃいました。
助けを求めるフレックをただ傍観するヒルデさん恐るべし…いくらフレックのルーンが必要とはいえ非情なり。
いよいよという時、フレックはヒルデの事をブリュ姉ではなくお姉ちゃんと呼び助けを求めますが…
ジャックに無理やりヴェルンドされちゃいました。
神器強制て。
もしワルキューレにとっての神器錬成が神聖且つ大切な事であったならばこれは酷い(゚Д゚;)
ちょいとヴェルンドを伏字にしてみますれば
最低なゲボカス野郎と〇〇せよと姉に強要されてそんなの無理無理お断りと拒否。
しかし時すでに遅く背後に忍び寄った野郎に姉の見てる前で無理やり〇〇されちゃった。
※〇〇=神器錬成です。
やっぱ強制ってのと最後の発言が素晴らしい(goodgirl)ってのがイケナイ場面見ちゃった感の原因じゃろか。
あとゲルちゃんの発言もなかなか煽ってきますのよね。
ひ…ひどい!!無理やり神器錬成するなんて…!
やはりワルキューレにとって神器錬成は大切な事のような気配。
くっ…どうしても脳内で伏字にしてしまう!
いやでも良く良く考えてみればフレックちゃんは無理やり神器にされちゃったとは言え、戦闘中にジャックの意のままにあれこれ神器化しとるわけですからね。
ほれこの通り。
もしや今はデレているのだろうか…ジャックの野郎ゆるせねぇ。
そういえばフレックちゃんも1巻にシルエットで登場してましたね~
こんな風にスクルド(仮)の手の平に乗ってました。
この時は姉妹達も仲が良さそうでしたけども。
ヘラクレス戦が始まってから姉妹間のギスギスが増しておるような。
フレックもお姉ちゃん助けてって言ったのにスルーされましたしね、この試合に勝っても姉妹間の亀裂は埋まらなそう(;´∀`)
なんぼ素直なゲルちゃんも兄殺しに熱心なヒルデにそろそろ限界っぽい雰囲気です。
これらの原因っぽいジャックが絶好調って感じでなんだか鬱々としちゃうんですけど。
勝てば人類側2勝目なんだけども、なんだかな~
大義が無いというかなんというか。
ここまで拗れるとヒルデの思惑がとても気になりますね~
この試合に勝っても姉妹的にはアウトじゃない?
フレックちゃんのメンタルも相当ヤバそうだし…それみたゲルちゃんもドン引きだろうし。
これまでの様子を見ると人類救済の為に確実に勝利せねばならんというわけでも無さそうですよね~
勝ったらラッキーくらいのノリで来てたのにヘラクレス戦に関しては練りに練ったって感じ。
何故にそこまで頑張るのか、その原因が知りたくてモヤモヤしちゃう。
27話 底無しの愛
ちびっ子たちの声援がヘラクレスの力となる感じ?
今や完全にヒーローですやん…グッズ化までされてる模様。
大人は半神半人とか言って舐めてますけども、ちびっ子たちには愛されてますね~
ピンチの時こそ応援するポジティブなキッズ達に対し、大人なアレスさんは…
ロンドン全体が神器となり得る事を知り、ヘラクレスの敗北を脳内シミュレートした模様。
あの…ヘラクレスまだ生きてるんですけど…
その時誰かに思いっきりぶん殴られました。すんげぇ良い顔で。
アレスを壁までぶっ飛ばしたのはゼウス様。
まさかのギア・サードです。
何やら熱いセリフで誤魔化していますが、アレスがアゴのケツをブルブルさせるもんだからムカついただけかも知れません。
アレスはヘラクレスの左腕が切断された事に動揺しておるようですが…
他人の腕よりまず自分のケツをですね?
あとこの絵面、どこかで見たような…なんだっけ?
その後のゼウス様のフォローによりアレスさんは立ち直りましたが…実は殴る必要なかった感がすごい。
あ、いやもしかするとパラージュ(整形)ショットだったのかも。
カッコよくなってやがる…
もう駄目だぁ…とアゴをブルブルさせてたくせに俺の最高の神友だ!!っていい顔しちゃう。
このチョロい感じがアレスのチャームポイントですね。あとアゴ。
さて試合の方はと言いますと今回は舌戦のみ。
イキったジャックさんがこれでもかと煽り立てますが、その最中とんでもねー事が発覚。
綺麗な心を見るために沢山人を殺していた模様。
これには観客の皆さん本気でドン引きです。
イケてる趣味を教えたら完全アウェイになったでござる。
人類側は4戦1勝で不利な状況ながら、それでもこいつの勝利は要らんとか、終末不可避なんて思ってそうな雰囲気。
そんなジャックに対し、ヘラクレスのゴツいカウンターが炸裂。
憐れみの籠った目でジャックさんのメンタルを分析。
絶望に負け快楽に身を委ねてしまったのだと一刀両断しちゃいます。
直後、ヘラクレスの胸の奥底から湧き上がる心の光。
言葉に偽り無しと、心の色が見えるジャックには一目瞭然なのが面白いですね。
さらに半神半人なヘラクレスが人間の愚かな所を大発表。
嫉妬、憎悪、差別、侮蔑、堕落、不実、追従、淫蕩、背信、叛逆、横暴、怠惰、羨望、報復、傲慢、憤怒、怨恨、自棄、利己、不義、強欲、狡猾、奸智、絶望
スラスラと淀みなく沢山の短所を述べられちゃいました。
…やっぱ終末ですかねヘラクレスも言ってる間血圧上がってそうだし。
だが…それでも…
オレは人間を 愛している だと…?
なんだこのプレイボーイは…あれだけ下げておいてそれでも愛してるってお前…素敵やん?
なんという事でしょう…人類側目線で読んでたはずがここに来てヘラクレスに勝って欲しいと思うようになるなんて。
ヘラクレスの神格が爆上げですわい…振り返れば最初からキャラブレてないし。
半神なのにアレスより格上感があるのはどうしたことか。
ヘラクレスが心の奥底から放つこの色は、なんとジャックがかつて母に見たものと似た美しさ。
その美しさに思わず見惚れるジャックさん…てこれもう負けフラグなのではあるまいか?
そもそもジャックは綺麗な色が見たくて神様をやっつけようとしていたはず。
アダムと小次郎はなんか背負ってる感有ったけど、ジャックは終末とか興味なさそうだものな~
そんな彼がここで目標達成しちゃってるので、もう頑張れないのでは…
前々回はヘラクレスが死亡フラグ立ててましたがここに来てジャックにも怪しいフラグがピコンと。
後から立った方が超不利っぽいし、ジャックが負ける流れなのですかね~
果たしてどんな結末になるのか、みものですわい。
完全無欠の正義漢ヘラクレスがジャックの救済を宣言し次回へ!
良いヒキしてやがらぁ…
ジャックが色々拗らせ過ぎてて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
これはヘラクレスの勝ちで終わらせてもらうしかありますまい…
どちらかと言えば勝敗よりもヘラクレスに対するヒルデの思惑が重要ですね。
さらっと何事もなく次の試合に行かれたら凄くモヤモヤするに違いない。
纏まりのない記述をここまで読んでくれて…ありがとう有難う!
仕様です
コメント失礼します。
ヘラクレスが語った人間の悪い側面ですが、これはそのまま、神々にも当てはまることだと思います。
人間を“差別”し“軽蔑”する。アダムには世界を支配するように言っておきながら、“傲慢”で“不実”で“不義”に滅ぼそうとする。その行為は“横暴”でしかない。
トール戦の時もそうだが、平和の神ですら助けてもらった恩だけでトールを盲信し“追従”する始末。
種族の違いだけで、どちらも愚かなのは変わりない。
長文失礼しました。