もう2話くらい続くのかと思ってたらクライマックスだったでござる(; ・`д・´)良いコマもいっぱいあり過ぎて困った(;´∀`)
全部借りたら叱られちゃいそうなくらいあるなぁ…どこまで許されるんでしょうね?
試してガッテンの精神で行ったろうと思います面白いのがいかんのよ。
開始早々、二刀流になった小次郎をみての神&人間の感想がなんていうか…すげぇ…かっこいい!!という僕と似たり寄ったりの語彙力だったのでとても安心しちゃいました。
これ迄数多の作品に登場したであろう佐々木小次郎…しかし二刀流の小次郎は初出でしょうな!なるほどカッコいいわい。
その様子を見ていたゲルちゃんがなんで折れた神器が二本になったんじゃろ…と不思議がってたらヒルデがフリストは二つの力が同居唯一のワルキューレなんやで!と大興奮。
でもちょっと様子がおかしい。
キカキカ連呼しはじめてホラーテイストな仕上がりに。
ついに顔のみならずメンタルまでも…と心配してたら次ページでこれ。
ついに物の怪レベルまで…これ迄散々面白がってきたけども、今回は流石にもうやめたげてって思っちゃいました。
因みに奇貨とは…利用すれば思わぬ利益が得られそうな機会だそうな。
いやいや、思わぬて。
言い出しっぺが一番言っちゃいけないセリフなんじゃ…
あんなに張り切ってたのにこの人やっぱりなんも考えてませんでしたよ!とんでもねぇや!
それにしても、ゲルちゃんも立派になったもんですよ…
口には出さねども脳内では長女に対して鋭いツッコミをこなすとは…ゲルちゃんはやればできる子。
!?を翻訳すると恐らくは…「こいつマジか」ではなかろうか。
ゲルちゃんもとうとう自分の姉の程度がなんぼのもんか判っちゃったみたいですが…それでも前向きに生きて欲しい。
それにしてもヒルデは相当嬉しかったんでしょうねぇ…地が出たって事なのかな?ちょっと可愛いですね…こういう残念な感じの女性キャラって嫌いじゃないよむしろ好き。
この作品ってアニメ化とかもされちゃいそうな雰囲気ですよね…その時はオーディションとかやるのかな?
ヒルデはご覧の通りのじゃじゃ馬…いや、もはや暴れ馬と言っていいレベル。
一体誰が演じる事になるじゃろか。
今はグッドラックとしか言えない。
さて二天岩流の技前や如何に?
こんな感じで、ポセイドンの攻撃を軽々といなす程には強まったらしい。
そういえば武器の持ち込みは一本までとか見たことないけど皆さんお行儀良く一本でしたよね。
本当は二本が良いんだけど…吾、空気読みます。
てことで一本での参戦だったんじゃろか。
小次郎が見せた二天岩流には、これまで戦った強者達の強みが活かされてて皆で戦ってる感ましまし。
観客席にいるのにまるで背後霊のように出てきちゃう先生。
小次郎の剣士人生の結集とも言える力は、これまで髪しか切れなかったポセイドンの頬を掠めたのでありました。
これには観戦してる神々もオーマイガーって顔しちゃいます。
まぁアレスだけなんだけど…あんた本当に軍神ですか?
ほんと、良いキャラしてますわいなぁ
ロキは…喜んじゃってますね。
他の神に見られないよう手で隠してるのかな?
う~ん…神にもサイコ気質とか有るのか…有るんでしょうね。
剣を二本構えた小次郎が凄くカッコいいのだけど、解説者武蔵が我が事のように誇らしげなのは…かつてのライバルが強くて嬉しいんじゃろか(゜ロ゜)
巨岩はついに天を衝くって言葉が格好良かったですね。
見た目ゴツイくせにやりよるわ詩人かよー
して、血まみれポセイドンさまが真顔でちょっとおもろい。
それを見てマジかよ…マジかよ…とおののく神々とは対照的に希望を感じ始める人間の皆さん。
いやいや…あんた誰?
もしかして偉人さんだったりするのだろうか…誰なのほんとに。
それにしても多種多様な人たちがいますよね。
この中にしれっとガンジーがいて、やったれオラァ!とか叫んでたら大事件なので気付いても内緒しとこうと思います。
して、傷付けられたポセイドンがまたしても鼻歌でモードチェンジ。
ターン制ってもどかしい。
なんか、あっはぁ~んとか聞こえそうなくらいセクシーな動きで流れる血を救いとり…
髪を撫で付け準備はOK!
って、なんかカッコ良くなってるじゃん(゜ロ゜)
まさか調子が悪かったのは前髪が変だったせいとでも言うつもりなの?
前髪よこせオラァ!
しかしこれ、小次郎がゾッとしちゃってたので冗談では無さそう。
腕の力みもムキャンとかいっちゃって半端ではない…ムキッではなくキャンってのが一瞬での強化を思わせてめっちゃ強そう。
そして四十日四十夜の大洪水で残像ドームを作っちゃうポセイドン。
残像のドームや~!ってなんか斬新ですね彦摩呂さんは元気じゃろか…
どうやらターンバトルもいよいよ佳境っぽい雰囲気。
して、小次郎は。
絵面的にやけっぱちで刀をブンブンしてるように見えるけど、なんとか攻撃をしのいでた。
それだけで精一杯な状況に、心折れかけるコジコジ…水底に沈むかのような心象風景でちゃいました。
その時!
ここって実はとても良い演出なのです。
しかしなんというか先生とか武蔵って故人であるわけなのでこんな風に水中で登場されると洒落にならんというかなんというか。
お前もこっちに来いよぉ~と小次郎に群がる亡霊的な絵面と思われても無理はないですよ!
良い場面なのに亡霊扱いしちゃった僕の身にもなって欲しい。
現実では背後で皆がエア素振りで頑張れぇ…頑張るのだ小次郎ぉ~と応援してた。
神様達は何してんのかわけわからんぽい感じですが、小次郎に伝わりゃ構わんですね。
これは応援どころか良い支援。
そこから小次郎は再び接戦開始。
たった一度でいい…吾も…という生涯無勝な小次郎のセリフが重い。
そしてポセイドンにぶつけた「吾もな…勝ちてぇんだよ!」という小次郎の叫びが熱いですね~
負けるのが趣味ってわけじゃなかった。
そんな小次郎を見つめるおめめの綺麗なポセイドン。
気付いたらいつの間にかポセイドンは小次郎をちゃんと見るようになってますね。
戦ってる間に実は認めつつあるのだろうか。
そして必勝の気迫を持った小次郎が千手を上回る萬手無双を開眼。
ドラゴンボールでは悟空が十倍界王拳をつこうてベジータを吹っ飛ばしましたが体かついていかずボロボロに…
千手萬手はおつむのオーバークロックと思われるので脳ミソプリンになったりしちゃうかもしれねー
そんな事を考えてる間に小次郎はポセイドンに逼迫してました。
余計な事考えてる場合じゃなかった。
我がことながら、真面目に読めよな!って思いました。
それにしても、ポセイドンの攻撃を完全回避しちゃう萬手無双ってめっちゃ強いですがな。
そして必殺の一撃を繰り出す最中の小次郎が良い。
剣の歴史を紡ぎし全ての剣士たちよ…ありがとう。
こういう感謝からの一撃って熱いですね!とってもお上品なもろたで宣言
二天岩流奥義
双燕斬虎万刃繚乱
なんかすげぇ…
字面的なイメージから想像するに左右それぞれの刀が燕のように舞いつつもその斬撃は虎の如く荒々しい…そんな攻撃が数えきれぬ程繰り出されるぜな技じゃろか!
で。
一撃て(‘Д’)
イメージ!イメージが…なんか悔しい気持ちになりました。
でも素晴らしい快挙です。
人間が神の右腕を吹き飛ばしよったで!
かつての2試合でも神に対しここまでダメージを与えたことはなかった。
イキリフリストの殺る気のせいじゃろか。
相手がエシディシとかいう謎生物ならここでうひぃ~俺の腕がぁ~と泣きじゃくって隙ありにも程がある大チャンス到来なのですが流石はポセイドン、全く動揺する事なく吹き飛んだ腕ごと槍をキャッチし、すぐさま次の攻撃を繰り出すとは。
この死んだ魚のような目…流石海の神様やで!
神の中の神とか自称するだけはあるわい…そう簡単には終わらせてくれないのね。
そうだ豊漁祈願しとかねば…今度鯵釣りに行くので大漁にしてほしい。
はいドーン(゜ロ゜)
願った展開なのにいきなりパワーバランスが逆転しちゃって戸惑うわたくし。
ともかく、これで勝負ありだなー
負けちゃったポセイドンは雑魚雑魚言った小次郎にごめんなさいしないといけないね…
チラと出てきたゼウスの頭の瘤がまだなおってないのでザマーですわと思ったけど、佇まいが何かを感じてそうだわ小さくなって見えるわでちょっと神妙な雰囲気。
でもロキで台無し。
口では話を合わせてるけど、実の所他の神とかどうでも良さそう。
これは雰囲気的におわりやな…と思ったらば。
ポセイドンつえーなぁ!
両腕を失っても口があらぁ!と必死の形相で槍を咥える姿に何故か好感度アップ。
人間相手に全力で挑む姿勢はこれまでのポセイドンからは想像もつかなかったですね。
しかし、萬手無双によってそれさえも読んでいた小次郎の一手が見事也!
ポセイドンは最期の瞬間、真ん中のコマで小次郎相手に雑魚という言葉は相応しくないと思い直したのかも知れませんね。
でもここで評価を改めるのは己のキャラと違うって事でやっぱりこの雑魚が…って言って撃沈って流れじゃろか?
傲岸不遜だったけど、戦士としては立派なキャラでしたね死んだ者を悪く言う奴は居ない的に考えて。
さて…小次郎、生涯初の勝利の感想は。
屈託のない笑顔でこれかい…これはイケジイ。
そんなわけで第三試合は人類代表の勝利でしたが正直な感想は
あっ…勝っちゃった。でした。
いやだってあんなに負けムード煽ってくるんだもん…勝つとか思わんかったわい。
勝って「あれっ…?」って気分になるってなかなか新鮮なもんだねぇ…
人類初勝利なので試合後の様子も気になりますね。
人間は神側みたいにどんなもんじゃオラァ!とか調子こかずに紳士的で、逆に神々がやだ…私たち恥ずかしい…とかならんかな。
煽りまくってギスギスしてもかまわんのだけども。
人類勝利パターンのヒルデの様子も気になります。
展開もヒルデの顔もどうなるかさっぱり読めないので毎度楽しみですわい。
そういえばポセイドン退場しちゃったけども、ゼウスがお爺ちゃんでポセイドンが若者な理由がこの本読んだらなんとなくわかったですよ。
クロノス父ちゃんが我が子に王位を奪われるのを恐れて、生まれた子を次々と飲み込んでたんだけども、ゼウスだけは母が石とすり替えて助かったと。
その後ゼウスが祖父ウラノスの預言通りに父クロノスを倒し、飲まれた兄弟を救い出したわけですが…
最初に出てきたのはゼウスの身代わりになった石だったのでゼウスが長男って事になったんですて。
つまり兄弟全員が出生と逆の順番で再誕した感じ?
ゆえにゼウスはポセイドンよりも歳を経ていたって事らしい。
時の神に飲まれていた事で成長が停止していたのだとしたらシワシワゼウスと髪の毛フサフサポセイドンってのも納得ですね。
こんな感じで、終末のワルキューレ読んでると神話も面白く読めちゃいますわよ。
こういう、買ってまでは読まんけど無料なら読んでみたい作品がunlimitedならあれこれ読み放題なので地味にお勧め也。
コメント失礼します。
ポセイドンに敗因があるとすれば、かつての兄のような慢心した気持ちがあったからでしょう。最初から相手を見てちゃんと戦っていたら余裕で勝てたのに、慢心してしまい気が付いたら嫌悪していた兄のように強くなった気でいてしまっていた。
それに対して、小次郎は己の剣に慢心することなく死後と鍛え続けていた。
その差が絶対的な力を持つ神との溝を埋めてしまった。
N様コメント有難う有難う!
失礼どころかとても嬉しいペケジローです。
なるほど
アダマスが兄より優れた弟などいねぇ!ならばポセイドンは神より優れた人間などいねぇという慢心にて敗北してしまったわけですね。
おかげ様で「流石兄弟だ死に方までそっくりじゃないの~」なんて皮肉たっぷりな最後という認識が生まれ、ポセイドン戦の面白さが蘇がえったですよ!
ごめんなさい。ちょっとだけ、追記させてもらいます。
ポセイドンVs小次郎の対比は慢心と鍛練と書きましたが、それ以外にも“見ない者”と“見る者”があると思いました。
実の兄ですら“見よう”としなかったポセイドンと負けても相手のことを神髄まで知ろうと“見続けた”小次郎。
これもまた一つの対比として楽しめる要素だと思います。
見る者と見ない者という対比は確かに!
人類側の初勝利が、数々の対比が描かれた実に重厚なストーリーとなり初読とは違った面白さを見出せました…感謝!
僕も変なとこばかり見てないできちんと物語を見なくてはなぁ…と思う一方、ヒルデの変顔が恋しいペケジローにございます(〃´∪`〃)ゞ