14話では神側のおっ?という小次郎の構えを見ての反応やらヒルデちゃんのドヤ顔と、勝利の気配をヒシヒシと感じさせながらのヒキでありました。
それがどうした事かゴングが鳴った後も両者動かず膠着状態。
アレスがいい顔してますね…弄られキャラで行く事にしたのでしょうか。
出来る弟ヘルメスのお話によるとポセイドンは間合いに入った虫ケラをぶっ潰すだけだそうな。
なんだただの脳筋か。
その後小次郎が動いた!と、思ったらいきなりやられちゃいました。
これは小次郎自身の仕掛けた時のイメージだったので一安心…
ヘルメスさんもそれに気付いて何回も仕掛けてるみたいと言いますが、それを聞いてえっ(; ・`д・´)と言っちゃうアレスさん。
いやぁ~ヘルメスはアレスの事めっちゃ煽りますね。
既に顔面と指が「おめぇ頭でぇじょうぶか?」的態度なのにさらに言葉で追い込むなんて。
こいつ絶対アレスの事馬鹿にしてるよお兄ちゃんの事馬鹿にしてる!
で、アレスさんはあ…あた…?と言いつつそんな事わかってるし…という反応ですか…なるほどこれは弄り甲斐のある性格。
ムキムキで顎にケツが付いてさえいなければ可愛いもんです。
で、ヘルメスの見立て通り小次郎は既に脳内で18回ぶっ殺されてるのだとか。
結構エグイ殺られ方しまくってます。
某グラップラーの渋川先生みたいに真の護身開眼しちゃってるのでしょうか。
でももう試合中よ手遅れなのよ頑張って!
と思ったらこんな事言っちゃいましたよこのジジイ
死ぬじゃねぇかって駄目じゃねぇか!
えぇ…吾がゆこう…!とか元気よくエントリーしたりヒルデちゃんにめっちゃ期待させたり構えで神々を感心させたりしてたのがどうしてこうなった。
どうすんのよこのドヤ顔をよぅ!
よく見ると微妙に腰まで力入ってるし滅茶苦茶期待しちゃってるでねーか!
で、小次郎が次なる一手を投じてこうなった。
次のコマでまさかの「!?」が登場。
なんだか特攻というよりはお上品な感じ。
よっこいしょ…のセリフも端折って小次郎が座ってるコマに!?だともう少しだけブッコミ感アップしたかも知れません。
座った小次郎より先にそれを見て顔面がブチギレ崩壊したヒルデに被せたら状態で見せられたらもう不運と踊っちまったとしか言いようが有りませんでした。
ヒルデがだけど。
そのまま小次郎の素敵な笑顔でフィニッシュ…
なんとなく年の功で一泡吹かせる的な展開を予想させますが…どう考えてもポセイドンの方が長生きしてます神だもの。
どうすんだこれ。
ひとまず何処かに勝機が無いか探さねばなんかモヤっとしたまま次回を待つ事になっちゃいそう。
そこでイメージでポセイドンに突撃した時の様子を見直してみると一つ発見しましたぜ…
左がビフォーで右がアフターなわけですが、ポセイドンの持ち手に注目なのですよ。
なんと小次郎にブッ刺した時には槍の付け根を握ってるのです。
これだとポセイドンさんが星流れみたいな事をして間合いを誤魔化してる事になりますが、神の在り方に並々ならぬ拘りを持つポセイドンがこんな小細工するかいなぁ…
って、これはあくまでも小次郎のイメージなのでした。
という事は小次郎は虎眼流と立ち合った事があるのでしょうか?別の作品なのに…
星流れとか虎眼流って何それと思った人はシグルイを読めば良かろうと思いますが、超真面目に狂った描写が描かれているのでいろいろな面でぬふぅ…!と歪むかもしれません。
正気にては大業成らず。
小次郎が達人過ぎて結果が見えちゃうっぽい描写ならばやはり大ピンチは変わらず。
でもビビり過ぎちゃって悪い結果が浮かんじゃうのなら…やっぱダメじゃん。
3戦目でちょっと変わった感じの戦いになったけど相変わらず先が読めなくて面白いですね。
本線はこんな感じだったけども、今回はかつてポセイドンが一人の神を殺したというお話が捻じ込まれました。
相手はアダマスっていうお兄ちゃん。
何処かで聞いた事ある名称だなーと思ったらゼウスの全身タイツモードの名前がそんなだったような。
見た瞬間思いましたよねぇ…全然神っぽくないよアウェイ感半端ないって。
そんなアダマス兄ちゃんが「ゼウスが最高神だとぉ…兄より優れた弟などいねぇ~!」というジャギリスペクトな感じで叛逆しちゃってポセイドンを味方に付けようとしたらなんだかんだで殺されちゃったお話。
ゼウスが兄と同じ名を付けた形態がこれだった。
あぁ~やっぱ微妙に馬鹿にしてますかこれ?
兄弟に恵まれなかった神様なんだなきっと。
途中でポロっとお兄ちゃんの弟に対する不満的な背景が出てきました。
なんとポセイドン、生まれて一度もアダマスの目を見てお話してくれなかったそうです。
あ、あれ…アダマスお兄ちゃんがなんだか可哀そうに思えてきました。
一生懸命お兄ちゃんしようとしてるのにポセイドンは全スルーだし。
話しかけてくる人をスルーって人としてどうなのか。
これは神でもあかんやつだよ…あっ…まさか家族全員アダマスにこの感じだったりするの…?
それでグレて奇抜な格好し始めちゃった的な…?
ポセイドンもさぁ…
神は群れぬ、謀らぬ、頼らぬ。
神は初めから完璧な存在だ。
なんてサウザーみたいな事言ってましたが家族間のコミュニケーションに難があるようですがそれはどうなの?
それでもってオレを見ろー!と鎌を振りかかったアダマスが実は脅しだけのつもりで仕掛けてたのにポセイドンがガチで反撃とかだとさらにアダマスが可愛そうな感じ。
兄を殺しておきながら終始真顔なポセイドンのクレイジーさも際立ちます。
この作品に出てくる神様って人格的に問題ありまくりですね、崇める気持ちが微塵も湧かない程の俗っぽさに逆に親近感を覚えちゃいます。
それに比べたらヘルメス&アレス兄弟は仲良しですね。
ヘルメスはお兄ちゃんをおちょくる事に全力なだけだもの…
アレスのナイスリアクションを引き出す事で結果的にアレスの好感度が上がるのだからwin-winな関係なんだなきっと。
今回はアレス兄弟が面白かったですね。
二人そろっていいキャラしとるで…!