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最近ゆってぃと狩野英孝の区別が付くようになったペケジローです。
なんだかすげぇ失礼な事書いてる気がしますけども…ちっちゃな事は気にせず頑張って生きて行こう。
さて今回は言葉も話せず非力な少年ボッジの冒険活劇、王様ランキングのもう一つの見所について全速力で語っていきたいと思います。
誤字脱字何言ってんのこいつって雰囲気お構いなしにモリモリ突き進みますので御免なすって。
脳の老化現象により頭に浮かんだイメージと毛髪が秒速で消えてゆく為僕には時間がねーんだ!という脅迫観念に狩られていますのでゆるしてね。
もう早速ズバッと結論を述べちゃいますけども、主人公ボッジの生き様に無くてはならない存在である二人のお母ちゃん、彼女達の在り方こそがもう一つの見所だと僕は思うのよ?
異論はお気に召すままアズユーライクにございます。
しかしながらこれまで随所に描かれてきた彼女達の母性はすんごくでかい。
王様がランキング形式で査定されちゃう風潮のこの世界で、王として必要な資質を何一つ与えられず生まれてきたボッジに惜しみない愛情が与えられておる…
ああ…幼き頃田舎に帰省していた時の事が脳裏に浮かびますねぇ…
婆ちゃんがコツコツ貯めた小銭をお小遣いじゃと渡してくれたっけ。
そしてタイミングが悪い事に帰りたくないと駄々をこね始めるペケジロー…
何度言い聞かせても聞かぬペケジローに堪忍袋の緒がブチ切れママジローは拳骨をブチかましたのでありました。
婆ちゃんの努力の結晶、大量の硬貨が詰まった巾着袋で。
ぬぅわぁぁぁ!!ママジロー…ちぃきしょぉお!という当時の怒りが未だにフラッシュバックします。
愛ってなんだ母性ってなんだ。
そんなペケジローにはボッジに与えられる彼女達の母性愛が実に羨ましいものに思えてなりません。
因みにそんな風に育てた覚えはなんちゃらとか言われた時は子供の頃頭うってアホになったのでどう育てられたか覚えてませぇぇぇんあばばばば( ゚д゚)といって乗り切ってきました。
なるほどこんなクソガキは硬貨で一発ブチかましでもせんとやってられなかったんでしょうね…致し方なし。
さて、自分自身も強くなりたいと思っていたシーナママは、巨人の子なのに小さく生まれてきたボッジを見ても、かわゆいとその誕生を素直に喜んでくれました。
強さを求めていたのであれば我が子にもそれを求めそうな気もしますが、彼女はそうではありませんでしたね。
そして最後はボッジを守りきり命を失う事となってしまいました。
継母ヒリングの当初意地悪そうだった言動も、全てはボッジ可愛さゆえに生じたものでありました。
きつそうな見た目で勘違いしちゃってましたが、連れ子のボッジにも我が子ダイダにも分け隔てなく愛情をもって接している、実に愛情深い女性にござった。
ボッジが高所から落下したのを見て、我が身を省みる間もなく直ぐに後を追おうとまでしたヒリングさんに真心を見た気さえしたもんね。
そういやカゲちゃんのお母さんも実に立派な人でしたっけ。
こんな風に、この作品に登場するママさん達は超強力な母性愛を惜しみなく我が子に注ぐ、全人類にとって理想且つ憧れの母親像を持っているのかも知れませんねぇ。
あっ…ペケジローがマザコン気質でない事はもう言わなくてもわかりますな?
幼少期に鈍器で殴られてマザコンでいられるわけがねー事は言うまでもありませんね?
自己分析の結果によると自分が得られなかったものに対して憧れを抱いているのかも。
あっ…なんかママジローが鬼婆の如きイメージになっちゃってますけど平常時は普通の人なので恐らくあの時のペケジローが相当御し難かったであろうことを付け加えておきます。
そしてあの時ペケジローが空気の読み方の習得に成功した事も。
さてさて…僕はやはりこの作品を我が子が最初に読む漫画として推したく思う!
既に絶滅危惧種なペケジローだけど億千万が一という事も有るかも知れない。
無理ならパラレルワールドのペケジローに託すとします。
一見厳しく接してくるようでいて、それが深い愛情によるものだったヒリングさんは良いお手本になるじゃろなぁ
キッズ達が煩いだけと思っている親の愛に気付く、そんな切欠にならんかしら?
いやさりとて幼き日にママジローにドヤ顔で王様ランキングを手渡されヒリング…ええで!?なんて言われた時の事を想像すると腸が捻子くれそうですよ腸捻転だよ…
くっ…!
でも素直で心優しいボッジは悲しい目に遭ったりもするけれど、彼は皆に愛されておる!
周囲に流される事無く真っすぐに生きる事の尊さを教えてくれているようではあるまいか?
決して語る事のないボッジの心情を汲み取り、真心を持った子に育ってくれたら嬉しいですねぇ…独身だけども。
なにはともあれ、
愛情深い母達のおかげでとても良い子に育ったボッジが、非力で何も持たなかった我らが主人公が、努力によって膂力ではない別の力を得て今己が人生と向き合っておるわけです。
こいつぁ何としても最後まで見届けねばですのぅ!