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SHIORI EXPERIENCEはやっぱ面白いなー

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悦楽るーぷへお越し頂き誠に有難うございます。
シオエクだけはコミック派で常に最新刊をモジモジしながら待っているペケジローです。

僕が面白く読んでるこちらの作品はマンガUP!のアプリ版で無料ポイントを使用して読む事が出来ますので是非読んでみてちょうだい!

それではシオリ・エクスペリエンスの面白いところを振り返りたいと思いますが、うっかりネタバレ風味な記述をしちゃうかも知れませんのでご注意をば。

読んで聴こえる…気がする描写が良きかな。

僕も読む前は音楽って絵じゃ聴こえないじゃない?と思ってたけども、最近ではバンドのオリジナル曲でさえも読んで聴こえる気がしてくるので不思議でござる…!

恐らくこれは、27clubとして実在したミュージシャンと曲をが登場させる事で作品に音が取り込まれておるからでしょうね~
オリジナル曲の少ないバンドがコピーした数々の名曲もまた然り。

ジミ・ヘンドリックスのPurple Haze


忌野清志郎のデイドリームビリーバー

シオエクがコピーしているこの2曲を聴く事で読者ペケジローも実際の音を作品に取り入れつつ楽しめるわけですよ!
シオエクのボーカルは目黒ちゃんですので、ツヅリ・ヅクリがカバーしてる方を聞くとイメージが近づくかもですね~

デイドリームビリーバー カバー@ツヅリ・ヅクリ

そして27clubにはまだまだすんごい人が居るわけでして、その人達の歌声も聴く事が可能なわけです。
既に伝説的なシンガーが他のバンドの契約者として登場し、それぞれが新たな伝説を生み出そうと競い合う展開が熱いなり。

カート・コバーンのSmells Like Teen Spirit

MVカッコよいですねぇ!
髪もサラサラふさふさでスタイルも良くて歌も歌えるとか…カート・コバーンになりたい人生だった…( ゚Д゚)
そんなペケジローは小学1年の頃学校で習った歌を両親の前で披露した際一生懸命過ぎて顔真っ赤だったのを笑われ歌がへたっぴなのだと思い込みそれ以来由緒正しき音痴にございます。
いやそもそも歌の上手い下手以前にいかんともしがたいビジュアル的問題が立ちはだかっているのですけども。

さてお次は名前は知らずとも歌は知っていたというまさに伝説のシンガー、ジャニス・ジョプリンですよ!

 

ジャニス・ジョプリン MoveOver

聴いた瞬間こ、この歌は!となったでござる。
歌手の名を知らねども歌が脳髄に叩き込まれるとはまさに名曲なり。

各契約者の特徴が良くとらえられている

ビジュアルもさることながら、その人物の性格も頑張って再現しちゃってそうな所が物語の真剣さを高めてきよりますねこれ…
このジャニスの笑顔の再現度の高さが物語にのめり込ませるんですわ

SHIORI EXPERIENCE ©2014  長田 悠幸×町田 一八

そういえば。
ジミさんの見た目がヘロヘロ問題は物語の進行と共に解消されるのでそっ閉じしちゃいかんなり。


SHIORI EXPERIENCE ©2014  長田 悠幸×町田 一八

こちらがビフォーでお次がアフター

SHIORI EXPERIENCE ©2014  長田 悠幸×町田 一八

どうですかこのジミさんの仰天チェンジっぷりは…!
マジゲロカッコよくなっとるやないですか!
この驚きの変化を受け止めるには理由が必要だったので考えてみましたよ…
このビジュアルの強化は恐らく彼と契約しているシオリンの技量が関係しているのではないかしら!?
かつての自分の夢さえ忘れていたギターの腕前ヘロヘロなシオリンの、後に汗と涙と感情に塗れつつモリモリ向上する技量。
それに呼応するかの如くジミさんもかっこよくなっていったんですわ!多分。

嫌いな主要キャラが存在しない。

僕は1話から登場するバリバリコテコテな悪役&意地悪キャラなすばる先生がヤベーと思ってました。

なんせシオリンのバンドの初期メンバーである井鈴ちゃんはすばる先生の一存で吹奏楽部をスパッとあっさり退部させられてますのでね、文句なしの敵ですわ。

SHIORI EXPERIENCE ©2014  長田 悠幸×町田 一八

こ、こんなのパワハラよっ!
とはいえ井鈴ちゃんもこんな事言っちゃう先生の指導を仰ぐってのも気まずいですしねぇ…
と、思うでしょうが後に井鈴ちゃんは改めてサックスが吹きたいと勇気をだして訴えるんですね。
よーし、ならば心を入れ替え頑張りなさい!とはならず、すばる先生、まさかの大事な事なので二度言いましたですよ。
退部なのですよ!

な、なんて嫌な先生なんだ…とヘイトがモリモリ高まり辛抱堪らん状態になるわけですが、この評価が8巻から徐々に、そして10巻である程度ひっくり返されましたわよねぇ。

毎度、奏者の心象風景が刺さりよる所が良い

この作品では演奏中でも漫画であるが故に無音で描かれる個所が見受けられまする。
しかし奏者の表情や仕草、想いと共に描かれる演奏シーンには毎度グッと来させられちゃいますね。
そこに至る過程を追ってきたからこその感動じゃろか。
対バンで勝つべき相手として登場したBlackBusの物語を追ってからの…


SHIORI EXPERIENCE ©2014  長田 悠幸×町田 一八

ここだけ見るとなんのこっちゃかもしれませんが、BluckBusのメンバーが歩んできた物語を知り、今、渾身の一曲を!って所でこの描写は上がりますねぇ、グッと来ちゃいますねぇ!
主役サイドの敵の演奏でありながらまんまと感激しちゃって、今ではブラバスも好きと来たもんです。
いやもう騙されたと思って読んでみたまえよ皆の衆…面白いから。

そうして読み進めて行けば、13巻で最初のクライマックスが訪れる事でしょう…
何気に13巻で完結って言われてもそれはそれでアリかなってくらい満足度が高く感無量な読了感。

はぁ…となってた所に14、15巻とまだまだ物語は終わないと来たもんだ!
そして今15巻の続きが気になって仕方がないという幸せな状態で日々を過ごしており申す。













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