2019/08/19追記
ア、アマプラに来てるぅ!
これは是非とも見ましょうぞ。
お馬鹿騒ぎな所だけみても良いし、きちんとお話を追っても面白い、さらには音楽もいいですぞ。
随所に漂うB級臭…だがそれがいい。
VODの方がお手軽過ぎてディスクがほこり被っちゃいそうだけど、これは素直に嬉しい。
この機会に是非、地獄の化身ジュンコの姿を目に焼き付けてちょうだい!えぐいから!
追記終わり
邦画はあまり見ない僕ですが、TooYoungToDieは見事にハマったなぁ…
もう何度見た事か…6回は確実に見直しており、好きな場面は何度見たかわからない。
僕自身はレンタルで一度見てからDVDを購入という流れ。
映画館で見なかった事をかなり悔いてたり。
そして今は特典付きが気になってしょうがない。
劇中の地獄専属ロックバンド、ヘルズはメンバー全員きちんと演奏しての鬼本気ライブを見せてくれる。
性ハードコア女学院軽音楽部の超暴力ガールズバンド、デビハラによるデビルハラスメントという曲も見応えがある。
ドラムはシシドカフカでベースがKIYOSHIといった絶賛活躍中なアーティストまで地獄に引き摺り下ろして結成された贅沢仕様のバンド。
そこでじゅんここと皆川猿時が野蛮かつ華麗に歌い上げる圧倒的地獄サウンド…。
鬼姫こと清のライブパフォーマンスはデビハラでも顕在なので、ついつい目が行ってしまう。ジュンコの顔面に匹敵する注目度だ。
次の動画でダイナミックにベースを奏でている女性がそうですね。
さらに、動画のマーティフリードマンやローリー寺西といったガチ勢まで地獄に召喚するという豪華っぷり。
ディスク自体も、タイトルメニューにミュージックチャプターという項目が用意されており、演奏場面をダイレクトに選択可能。
この仕様から、いかに音楽に力入れているか一目でわかっちゃう!
物語のほうは最初から最後まで話がスドンと続いていて、ゴール目掛けて全力疾走。
そして繰り返し視聴する事でニヤリと出来る作りになってるので二週目からが本番。
ただし、ジュンコに心を奪われると物語どころでは無くなってしまうので注意が必要だけど、そんな奴は僕だけか?
僕は3週目でなんとか目を逸らすことに成功して近藤さんが現世で曲が書けなかった理由に思い当ったり、天国のベッドと現世への入り口がアレなのは何か意味ありげだな~とか考える余裕が生まれた。
それまでは頭の中がジュンコでいっぱいである意味地獄のような生活だったのでちょっと幸せな気持ち。
エンディングまでの流れが素晴らしく、最後の最後まで楽しく感動的な終わりなので毎回じ~んとしちゃいます。
DVDはライブ映像として視聴する事も出来るので一枚で二度おいしい。
今は主にライブシーンを繰り返し見ております。
ヘルズはパフォーマンスも曲も地獄地獄していて格好良いのだが、デビハラも甲乙付けがたいレベル。
ジュンコはたたでさえ注目度がおかしな事になってるのに…近藤さんが言ってた顔で弾けってのを体現しちゃってるのは流石。
キャプチャー貼ったら怒られちゃうかしら?後で削除せにゃならんかもだけど、達人にしか見えない程の超絶エアギターに痺れちゃう場面なんですわ!
そして鬼姫のベースも凄いし修羅のドラムも迫力あるしで一回じゃ全部見切れないよ!
ダンサーの女の子達も鬼メイクでわかりづらいけどライブ中はとても良い笑顔で楽しそう!
ヘルズもデビルハラスメントも普通にライブ行きたいくらい完成度高いです。
作中のみの活躍で終わらせるのが惜しいくらい。
良く考えたらこれはコメディ…なのに音楽は鬼本気だし、感動させやがるしで最後まで飽きる事無く視聴できる。
天国地獄がこの作品で見たままならば、僕は地獄へ堕ちたいとさえ思います。
地獄のプロモーション映像とも言えますね。
ネタバレしてもおもろい作品なので、ここから先は気にせず書いて行きますわ!
主人公、関大助に関してはじゅんこにデブスと直球投げたりしてることからゲスいと思っていたがよく考えるとあれは致し方ない気がしてくる。じゅんこは大助が手塚さんを好きな事を知った上で喰らおうとしているのだ…!
こんな悪魔に正論で抗うのは不可能…と、なれば悪魔には強い口調による拒絶が必要だったに違いない。
大助の置かれた状況もなかなかに悲惨である事だし。
地獄に堕ちた理由がバナナを喉に詰まらせての窒息死からの自殺扱いだというのだから理不尽極まりないではないか。
そんな状況のなかで、不眠不休で本来ならせずとも良い努力を重ねている最中にですよ、突如現れジゴロックバトルでデビハラが勝ったら童貞を頂くと宣言するじゅんこ…そしてヘルズが勝ったらじゅんこの処女を捧げます!という条件にヘルズの仲間ももノリノリで応じちゃうんですわ。
友情って難しい。
どう転んでも貞操の危機という、理不尽で佃煮が作れちゃいそうなくらい理不尽塗れなあの状況では…。
あんな発言になるのは仕方ないんじゃねぇの?
しかも後にバトルと関係ないところでじゅんこに身心共に喰われるという悲劇が待っているんですわ…カマキリて。
もう一人の主人公キラーKこと近藤さんも最後は理不尽に地獄行きだったのが見ててきついとこですわ。
電車に轢かれそうな子供を助けようとして死んじゃったという、自己犠牲的な行いをしたのにまた地獄て。
一度地獄に落ちたら何してもまた地獄なんじゃろか?
地獄の1日が現世の1年だとすれば近藤さんて大助のちょっと前に地獄に来たばかりだと思うんだけど、思いっきり馴染んでたよね…。
地獄って鬼やべぇ…とでも考えとけばいいね。
そしてジュンコはもう第三の主役と言っても過言ではないくらい作品に爪痕残しちゃってる良いキャラだなぁ。
一目見た時から顔から目が離せない程に濃ゆい。
なんで私だけぇ~!という絶叫シーンは思わず静止させて見ちゃったけど、やっぱり濃ゆい。
鬼姫が大助にブスって言えや!と言った所でジュンコが鬼姫を三度見した所、
あの時のジュンコの顔をみて芦谷雁之助が演じていた時の裸の大将を思い出したんだけどジュンコメイクのせいじゃろか。
フレームアウトさっ!という発言を聞いてから作品を見直すとちゃんとフレームアウトしてるという…姿見せなくてもおもろいジュンコ…好き。