まず初めに
吹き出し邪魔過ぎぃ!
いや確かに情報は重要であるが今回ばかりはなんというか背後の絵の方が美術的観点から見ても一大事。
心眼を開くしかないのか…
さてこの男、鳶沢かと思ってたら庄司だったでござる。
うーむ、これまでムキムキな野郎どもを見続けていたせいかなんだかひょろい印象。
wikiやらでいろいろ見てみると庄司甚内は遊郭がどうたらこうたら書いてあったので知っていたら前回で判明してたかも知れない。
でもどこかで庄司は付き合ってらんねぇやーと仏門に入ったとか見たような気がするし、もう一人のつるつる頭が庄司的に物凄く説得力のある頭してるんだ!
おかしいなぁ…ハゲに悪人は居ないという僕の理想郷が儚くもちるらむ。
と、なるとあのつるつるが、風魔討伐が済んだ後に他の甚内を討ち滅ぼしてまんまと徳川のSP的ポジションにおさまった鳶沢甚内ですか。
江戸的に徳の高そうな頭してるくせにやることが外道なので油断ならない人物と見た方がよいかしら。
そういえばお菊ちゃんの名前はなんとあの有名な怪談、皿屋敷の幽霊から来ているっぽいですね。
お父さんが高坂甚内と言われていた事に由来するのかなー
でもね、大切なのは名前じゃないんだよ。お尻だよ。
それでもって今回その人物が見られる庄司さんは…小太郎に手も足も出ない様子。
味方として考えるとちょいと頼りない上にジャイアンよりも昔からジャイアンな奴だった小太郎に命令されて高坂に近付くのだからこちらも油断ならない。
今のところ他の甚内の足手まとい感が結構強いんだけど、今後上手いこと共闘できるんじゃろか?
余りにも分が悪そうなので、少しばかり庄司に希望を求めてその人物に注目。
小太郎に対して終始ヘタれてた印象であるが、所々…恐らくそれ以上は許せないって所できっちり反抗してるんですよねこの人。
ヘタレ気味だけど譲れない一線があり、それが遊郭の女達という事じゃろか。
この後小太郎にあ”?と凄まれてめちゃめちゃヘタれたわけですが。
しかし小太郎に捕まってる女の命がいよいよ危ういとなったその時、へんな汗をかきつつも小太郎に槍を突き出した所は中々のかっこ良さ。
顔面に汗かきまくってるから内心めっちゃビビってるに違いないんだけども、女の命を守る為に恐らく決死の覚悟でぶちかましたんじゃろか?
しかし通用しなかった事であっさり土下座して小太郎の命令を受諾。
やっぱりヘタレちゃってるんだけども、この辺からちょいと遊郭の主人やら男のプライド的なモノを全部放り出して仲間の命を最優先にしての行動ではないかと思い始めた。
囲が騒然としている最中、真っ先に弔いの用意を指示したところは殺された女の事を片時も忘れて無かった気がして良いですね。
恐らく一人目が殺された時点で激昂していたら被害はさらに膨らむと思ってのあのヘタレっぷりだったのではなかろうか?
小太郎も言っていたけども、庄司は冷静な判断力を持っていそう。
大丈夫、心配すんな!と言い切る所はひと仕事終えた感ありますもんね。
一人殺されちゃったけど、他の者達は守り切ったのだし。
主役側には全くもって戦力にもならんだろうし小太郎の息が掛かっているので信用も出来ない。
小太郎はウンザリする程良く知っている脅威であり、高坂とは面識無し。
と、なれば現時点では庄司は小太郎の狙い通り行動するはずなので不穏な感じになっちゃうなぁ。
一点、初手から小太郎に叛意を抱いている可能性があるとすれば…
引きのコマにて見せた涙の意味にもよるのかなぁ。
殺された女を想っての涙という事であればやる気満々かも知れない。
怖かったから涙がポロリしちゃったなら色々ダメかも知れない。
うーむ、動機を知っているのもそうですが、庄司の性格は嫌いじゃない。
彼がどちらに付くかが戦局を左右するっぽいので注目せねば。
で、前回から色々やらかしてくれちゃった小太郎さんですよ。
登場時のユーモアあふれる感じから始まって好感度が急転直下の大幅下落にて候。
なんやこいつ…ジャイアンよりジャイアンしとるやないか!
誰も俺に勝てな~いとか言って自分にウットリしちゃってたくせに相手の情報収集っすか…なんかやる事せこくなぁい?
あぁ~でも高坂の毒によってただいま肉体の再生能力に制限が掛かっちゃってる様子。
今切り刻まれたら本当に死んじゃう可能性があるので内心ビビってる状態なのかも。
その腹いせに…って事だとすると庄司はとばっちりであんな目にあったのかもしれないなぁ。
今回、小太郎のグッときたコマはこちら。
一瞬、タンポポの綿毛が離れず茎ごと飛んじゃったやつかと思ったよ!
こんな悪い奴はまた煽ってやらにゃならんじゃろ!
というわけで、頭にフーフーしてあれぇ?飛ばないなぁとか色々想像してるうちに羨ましくて悲しくなってきたので寝ます。