悦楽るーぷへようこそ!
英雄じゃないのに遅れてやってくるペケジローですこんにちは。
しかしながらブックウォーカーに移行した事により電子版の発売日翌日に読めるようになりました。
すごいぞブックウォーカー!
サービス向上しとるやないかい…ちょいと作品が探しにくいのが難点ですけども。
巻数のある作品はタイトル事にまとめるとアクセスしやすいのですが…圧倒的にお得なので文句言っちゃいけませんね!
作品…探しにくいけども!
その上神様ぶっ殺そうぜ!な終ワルを読んでるんだからまぁ罰当たりにも程があるってもんです。
4/4追記
Book☆Walkerではひと手間加えればシリーズ毎に表示できました。
無知なペケジローを許してほしい。
掲載作品が大量に有りますのでね助かりますね~
キャラデザはちょっとむっちりとした方が好きなわたくしはそんな作品を血眼になって探しておるわけですが…
読み放題の作品だけでも1万5千件ありますのでね!
昨晩は夏休み最終日に宿題終わらない気持ちで過ごしておった次第。
シリーズ表示に気が付いて良かった…
こちらは29話を読んだ感想を述べておりますので微妙にネタバレしてたり
そのくせ読んで良い感じの流れの部分はなるべく伏せてたりします。
なので読んでない人にはなんのこっちゃな記事になると思いますので…御免なさいよぉ!
さて、今回で正義vs悪の戦いに終止符がうたれました
タイトルに漂うネタバレ感…「勝ったのはオレだ」
ジャックは私って言うよね?
で、扉絵にはドヤ顔のヘラクレスさん…不屈、健在、威風堂々!!
視界に入る全てがヘラクレス推し。
やはり…
そもそも筋肉量が違いすぎるもんな~
でもジャックは良く頑張りましたよね、大したもんですよ。
僕ならヘラクレスに正面に立たれた時点で中身が全部でちゃいそうだし。
せめてジャックがどう負けるのか、その過程を見届けようではありませんか。
戦力差は歴然としておりますので、これ迄同様の追いかけっこになるんじゃろなぁ…と思ってたらいきなりジャックがどでかい死亡フラグを立てたのでびっくりです。
いざ最終決戦へと前進を始めるヘラクレスに対しジャックは…
応戦( ゚Д゚)
はい、アウトー!
すげぇ良い顔してもダメですよこれはいかんやつ。
両手に持っているのは剣と盾に見えない事もない…でも神器化しているとはいえ…木材ですし。
なんだこれは…まるでゴミ収集車に自ら入ろうとするペケジローでは有るまいか。
きっと担当の人も自発的に回収されようとするゴミなんだと勘違いして止めてくれないと思うので僕は絶対そんな事はしませんけども。
んまぁ~どう考えても無茶よね?
あぁ~てもジャックってただの殺人鬼にしてはなかなかの格闘センスをお持ちの様子、人をジェントリーにぶっ殺す為なら努力を惜しまない、そんな頑張り屋さんなのかも知れない。
剣術も紳士の嗜みですよとかいってスゴ技を披露する…いやそれじゃ設定盛り過ぎだろうしうーんうーん。
こんな事考える間もなく戦闘開始したわけですが、左に盾、右に剣という絵面がダークソウルっぽくて好き。
強敵に挑み何度もボコられた経験上…頑張れジャックと言わざるを得ない。
打ち合いの末、相手へ先に痛打を与えたのは片腕のヘラクレスでした。
腹にズドンと重い一発。
この一撃を耐えたジャックの腹筋を称賛するべきなのでは…?
僕ならこの時人としての尊厳を尻から盛大に放出しているに違いない。
…流石ジェントルメンだ、何ともないぜ!
ヘラクレス超優勢と思いきや、御業の代償があったのでした。
ジャックさん、一生懸命逃げ回れば楽勝だったのでは。
アレスさんもヒントを叫んでジャックをアシストしちゃってます。
良かれと思って全力で足を引っ張っちゃうタイプ。
で、ジャックさんが防戦一方になるじゃない?
するとこんな事言っちゃうんだなぁ…
えぇ…
あんなスペシャルヒントを与えておいて…これ!
後ろのロキさんもあぁっ…コイツやべぇよとマジびっくりしてそうです。
その直後のロキさんのなんてことない仕草にイマジネーションが刺激されちゃいますよ。
ピッって。
こっそりアレスの頭に鼻くそ飛ばしてるって事にしときましょうよ戒めとして。
その後、腹部の出血量からジャックにもあまり時間が残されてはいない事を指摘。
時間稼ぎをするならば接近戦は避けるはずであり、ジャックには何か狙いがあると推測。
流石ロキさん御明察。どこかのアレスとは大違いですよ…
ジャックは正々堂々の打ち合いと見せかけ、視覚からの暗器による致命の一撃を狙っていたわけですね~
接近戦が仕込みの為だったとは実にジャックらしい。
しかしその攻撃はヘラクレスの頬を僅かに貫くだけにとどまりました。
これで隙を生み出せれば勝機も視えてくる…と思いきや神様のメンタル強靭すぎてやべーですわね。
上のコマでは顔に刺さった槍を見ているように見えますが、全然違うもんを凝視していたのでありますよ…
それはジャックさん。
顔面に槍が刺さっても敵から目を逸らさないとか強すぎる。
僕はなんか黒いモジャモジャが視界を過っただけでひゃぁんとかいってビビって目を瞑っちゃうことだろう…
で、ヘラクレスの強メンタルがジャックにさらなる痛打をもたらすと。
うわぁ…こんなでけぇ拳でこんな風にぶん殴られるとか考えただけで気持ち悪い。
しかも遠くまでぶっ飛ぶ程の力で。
さてぶっ飛ばされたジャックさんは…
白目剥いて伸びちゃってました。
無理も有りません…が、顔面がアンパンマンになっていない所は流石。
紳士ってすごい丈夫なんだね…
いやでも目のあたりにちょいと違和感が…ずーむ、いん!
あっ…(゜-゜)
これ、完全に意識飛んで気持ちよくなっちゃってるやつ!
白目だけよりなおエグい絵面だったなんて。
スルーしときゃよかった。
こんな負け方かぁ…と思ったらマザー・グースを歌いヘロヘロでありながらも立ち上がるジャックがカッコよかったですね。
最近絵画的で印象に残るコマが増えてきましたが、こういうの好き。
強烈な印象と共にこれまでの過程が記憶される気がします。
さて、立ち上がったとて意識が朦朧としている様子のジャックを見ると負ける気しかしないのですが。
まるで金曜日のペケジローのよう…全く使い物にならないってことさ!
が、しかーし!
ジェントリーきたこれ。
そうでした、ジャックさんはあくまで紳士なのでした。
朦朧としてもこうなるって事は、沁みついてんだな~紳士やべぇ。
そんなジャックの強さをヘラクレスが認める所が粋ではあるまいか。
闘いからギスギスした感じが抜けたように思えますな。
その後の戦いはまるで西部劇のよう。
ヘラクレスはジャックが間合いまで近寄るのを待ち、互いの気を読んで戦闘開始ってのがわかり合ってる感あってカッコよきかな。
互いが攻撃を繰り出す次のページも実にカッコいいんですよね~
最初は正義だ悪だとギスギスしていたと記憶しておりますが、なんだかんだと最終的にはただただ熱い戦いになっていく所が終ワルの魅力ではあるまいか?
でもジャックさんは人類救済の為に戦ってるんじゃないんですよね。
ヘラクレスの心の色を自分好みのものに変える為。
と、いいつつも何かを知りたいが為にこんなになってまで足掻いておるのでしょうね。
しかしまたしても即行で痛打を貰っちゃうジャックさん。
あんなに頑張ったのに…
自分にも他人にも厳しいヘラクレスさん…社長だったら従業員漏れなく発狂しちゃいそう。
因みにこの時のアレスの様子を記憶しておいてほしい。
この人安心すると良い顔しやがりますよね…
さて、崩れ行くジャックに救済と言う名のトドメを刺さんと手刀を繰り出そうとするヘラクレス。
これで決まりか…ジャックさんも脳みそ揺らされて目がピロピロリンとしちゃってるしもうアカンな?
アレスが調子こいたまま終わってしまうのか?
と思ったら次ページから始まる刹那の攻防…初読時はなんも考えられずただ追うしか出来ませんでしたぜ…
で、いろいろ端折るとこうなった。
勝ったのはオレだって思ってただけに意外な結末。
手袋に染みこませた血を神器化させての貫手…技の名はDearGod。
ジャックからヘラクレスへ捧げる親愛の情って事じゃろか?
どうみても致命傷なんですけども。
好きっ!って言いながら刺すみたいな?
ヘラクレスはジャックに問いました。
どうだ、オレの心は…変わって見えるか?
対するジャックは
いえ…私の…負けです。
と敗北を認めると。
なるほど試合のルール的には消滅したヘラクレスの敗北となりますが、
二人は別のルールで闘っていたわけですね?
ヘラクレスはジャックを救えたら勝ちであり、ジャックはヘラクレスの心を変えられたら勝ちだったと。
おぉぅ…なんだこの唐突に高まるイチャイチャ感は。
忘れるな
オレはいついかなる時も
ここはあのセリフを脳裏に浮かべちゃうにはこれ以上ない程の描写ですよね…OH MY GOD
いやしかしこの絵面は今後薄い本が乱造されかねないのでは…!興味…有ります。
爽やか&爽やか
これまで出てきたどの神様よりも光属性な神様ですね。
今回の対戦カードを仕込んだヒルデさんにまで爽やかでした。
この愚かしくも愛しい人類を救ってくれ。ヒルデにそう言い残し、消滅するヘラクレス…嘆き悲しむ者達。
アレスさん…うわばっちい。
神友の死を嘆くのは当然でございましょうが…
今思うと少し前のこれがヘラクレスの死亡フラグになってしまった気がしてなりません。
交互に見るとちょっと笑っちゃうんですけども。
他にも問題児達が見受けられますね…
ロキさんなんて試合中にスマイル連発してたのにヘラクレスが負けたとたんに…これ!
周りは神様だらけなんで空気読んだらこうならざるを得ないのでしょうが。
ヒルデさんもなんか気落ちしてそうな雰囲気ですがお顔が見えないのでなんとも言えませんね。
これ迄の振舞い的に笑い堪えてそうに思えるのが恐ろしい。
…な?
でもまぁ今回の試合に至っては割と顔面おとなしめでしたのでね、肝心なところはヘラクレスにジャックをぶつけた事の狙いが明らかにされるまでお預けでしょうか。
そんなこんなで第4試合は人類側の勝利となったわけですが…スコア的には大勝利でも人類を愛している神様を消滅しちゃったという後味の悪さが残りますね。
一つ救いがあるとすれば、ヘラクレスとの戦いを通じてジャックが救われたようである事だろうか。
他者の色を見る事ばかり考えていた殺人鬼が、己の心に思いを馳せる。
殺人鬼ジャックはもう居ないのかも知れない。
試合を見た者は殺人鬼をも救うヘラクレスの大いなる愛に信仰を取り戻したかもしれませんなぁ…
これがヒルデの目的だったりするんじゃろか?
今回はヒルデさん…主に顔面がおとなしくてちょっと寂しかった気がしますけども、なんだかんだで良い試合にございましたね。
きっと次回はゲルちゃん荒れるんだろなぁ…
最後まで読んで頂き有難うございました!