3巻が3月20日に発売されるとの事でとりあえずリンクをぺたっと。
でもよく考えたら3巻の途中まではアダム戦なので、表紙が小次郎とポセイドンだとそこでわかっちゃうんですね。
ははぁ…なるほどそれで次巻予告からの仕掛けが生じたわけですか?
良く考えられてるんだなぁ~と感心しちゃいますね。
それでは14話の感想です。
前回のお話で僕は出場選手が佐々木小次郎とポセイドンだと知ってます。
そしてポセイドンが海の神である事も知っている…
で、これ。
うわ汚い( ゚Д゚)
いきなり神サイドのみみっちい所が見られて嫌でもヘイトが高まります。
会場の趣向を変えると見せかけてポセイドン超有利な状況にしてるんだもん…この姑息な行いは敵役としてはとても優秀。
ギャラリーの神がこれ海じゃん?って事はまさか…とか言ってますが。
ポセイドンだからって会場を海にしちゃいけないとおもうの。
ヘイムダル曰く
大海の暴君
神々でさえその逆鱗に触れる事を恐れる最恐神
海のゼウス
そんなポセイドンがこちら。
第一声がこれ。
カスどもってのは会場全体に向けられたものっぽいですね。
なんという強い言葉なのでしょう…BLEACHの藍染惣右介が自らその言葉の正しさを証明したあの言葉を思い出します。
あまり強い言葉をなんとやらなのだぜ…?
いやだってこの人、登場時にこんな風に海水を割って出てきたじゃないですか…
こんなの、今後対戦中に「あっ…やっべ!」と思ったらお仲間が忖度して用意したこの海水を使って小次郎を攻撃しちゃうに決まってるよぉ!
そう考えるとねぇ…出てきていきなり雑魚どもて。
しかも俺つえーと信じて全く疑ってない感じの表情もやべーですね。
周囲にこれ程の海水を準備しといて強者風を吹かしちゃうなんて…もしかするとなかなかの脳筋野郎なのかも知れません。
あっ…もう一つポセイドンの許されざるポイントを思い出しました。
こやつはゼウスのお兄ちゃん。
これ、弟
なんで弟よりフサフサなの(怒
いやそれ以前に肉体年齢がおかしなことになってますよね?
ゼウスが爺なのにどうしてそのお兄ちゃんがイケメンなのか…?
神は何でも有りなのか?
だったらどうしてゼウスは爺してるのか…?
どうしてこんな事になってしまったんだ。
ゼウスの兄というから頭のちょろ毛が二か所に増えたよポセイドンだよ~みたいな絵面を想像してたのにわけわからん程にフサフサなイケメンが出てきて困惑しちゃったじゃないの!
でも出てきてしまったもんはしょうがないので、キャラの性格をイメージしてみましょう。
性格めっちゃ悪そう。
見目麗しいのでフラフラ近寄った女神がえらい目に遭わされてそう。
この世の常識知らんがなって感じで生きてそう。
コミュ障なのに自分のやりたい事だけはしっかり押し通しそう。
自分の事めっちゃ好き。
あれ?こいつジャイア〇じゃねー?と、なりました。
あの口の悪いカラスたちもこんな有り様です。
ポセイドンの位置からカラスを確認するのは難しいと思うんですが…それでもきちんとやっておかないと後で難癖つけてくる奴なんでしょか?
この感じだとポセイドンにお友達はいないかも知れないね!
して、次は小次郎の登場です。
ヘイムダルが頑張ってましたよね。
今回のMCの為に日本文化や歴史のお勉強とかしたのでしょうか…様になってます。
小次郎を盛り上げるために源義経や上泉伊勢守や高柳又四郎という剣豪の知識まで習得する…こんな頑張り屋さんな所は神ながら天晴れにございますな!
かブーきー
与えられた二つ名は史上最強の敗者
カッコいいじゃないの…そして小次郎の名が各コマ1文字ずつ仕込まれているページも良かったですね。
小次郎の名前を追う事でページに動きが表現されておりました。
最後のコマはちょっともやっとしたけども。
ヒルデさん、めっちゃドヤ顔してますやん…
それに付き合うゲルちゃんて健気よね。
困った姉を持つ苦労が滲み出ている気がします。
前回あれだけ動揺しておいて、これだものなぁ…って、ヒルデさんが居るという事は小次郎の武器になったのは誰なんだろう。
小次郎は前回登場した時点で刀を持ってたんですよねぇ…だとするとフリストでも無さそう?
ギャラリーに出場選手に縁のある人物が登場するのもお約束。
ぢだだんッ!と登場
地団太踏んでるという事が良くわかる良い擬音ですね。
僕はぢだだんッってどんな音なのか2時間くらい考えちゃいました。
今回は吉岡清十郎やら宝蔵院胤舜、そして宮本武蔵とその養子である伊織が登場しました。
しかし前回小次郎が爺のまま召喚された理由を知っている我々にしてみれば…なんぼ見た目が強そうでも弱く感じちゃいますね。
武蔵が天に召されたのはもっと歳を取ってからのはずなので、この人たちは怠けてたって事だな!
それなのに吉岡達は小次郎の出場に不満を漏らし、黙して語らぬ武蔵も不機嫌オーラをお漏らししちゃってます。
その最中、舞台上の小次郎が刀を構えた瞬間、それまで荒れていた波が静まりました。
空が写りこむほどの穏やかな水面はまるで小次郎が明鏡止水の心境である事を表しているかのようです。
なんで波がおさまるのかさっぱりわからん謎パワー
でも剣客である武蔵達や神たちはその凄さを知る事が出来るみたい。
武蔵はぬはぁっ!って感じで目を見開くし吉岡たちはえっ(゜-゜)って顔してる。
アレスもケツに汗をかくレベル
ヘルメスも驚きましたと言うし、戦闘狂らしいロキも小次郎を面白そうと評する…神を唸らせたのはこれが初ではなかろうか?
これはなんだか期待できそうです。
どんなパワーなのか今はわからんけども今後の戦闘で見せつけてくれるはず!
ここ、ちょっと気になったんですけど神側の観客席に伊織が紛れ込んじゃってるのでは…
位置的にすぐ近くに武蔵達もいる事になるし野球観戦とかなら試合中絶対揉めるやつだこれ!
ちょっと観客席からも目が離せない状況になりそうです。
この後伊織が小次郎の詐術に決まってるわいと現実逃避しちゃうのですが、それに対する武蔵のアクションがこれ。
秘剣☆ドレスブレイク
みねうちにござる…一刀で五輪書を全て破るのは流石ですが、伊織の着物まで破ってしまうのはいかんですね…威力はあっても剣が荒いって事かな!
小次郎とは対照的な剣風なのがわかりまする。
父上!!何故五輪書を…と武蔵に問う伊織ですがそれ以外に突っ込むべきポイントがあるとおもうの。
あぁ…でも父上!!何故着物を…と聞いてかようなものなどもはやいらぬとか言われたらなんだかイケナイ方向へ突き進んでしまいそうです。
いろいろ可能性を感じる一コマですね。
小次郎パワーを目の当たりにした武蔵さんは、いろんな汁がじょばぁ~っと出ちゃってます。
あっ…明鏡止水じゃないんだ?
それは良いとして、かつて倒した小次郎の強さを体感し、素直に自分以上と認める事が出来ちゃう武蔵達もなかなかの人物に描かれてございますな。
武蔵に天下無双の太鼓判を押された事と、ポセイドンも少し小次郎を警戒したっぽい様子からジジ郎の強さに期待が高まりますね。
やっぱりフサフサなポセイドン…これでゼウスの兄ちゃんってやっぱりおかしいよ!
そんな僕のイライラをスルーして対峙する両名…これからいよいよ対戦開始って所で次回とか、いやらしい終わり方させますねぇ~エロ過ぎるのでマガジンウォーカーで読むからいいやという信念が揺らぎそうです。
それにしても登場してから「ふん…雑魚共が」しかしゃべってないポセイドン感じ悪過ぎていい味出ちゃってます。
性格がゲロカスでもイケメンだからOK…って感じで女性にモテモテっぽい気がしちゃうのも許せねぇよ…!
小次郎が負けたら気が狂いそうなくらいこいつ嫌い(;´・ω・)
あぁ~でもヒルデのお顔もヤベー事になりそうなのでそれも捨てがたい…
出場選手がわかった状態でのヘイムダルのMC回でしたが、今後の戦闘に期待が高まる良い回にございました!