愉快痛快抱腹絶倒!本所おけら長屋の9巻が発売されました!
落語を読めるのは知りうる限りこの作品だけかも。
買わねば…!
これを読まずに死ねるかってんでぇ。
時は恐らくお江戸の時代。
おけら長屋の住人たちが繰り広げる乙な物語。
作中、悲しい事も多々あるけれど、人間っていいな素敵だなって思える作品です!
作中の米屋の万造と酒屋の松吉の掛け合いはたまらんですね。
まさに愛すべき馬鹿野郎達。
他にも八百屋の金太や左官の八五郎さん、その嫁のお里さん…。
万松コンビの後輩的ポジション、魚屋の辰吉。
おけら長屋の良心且つ最後の砦、浪人の鉄斎。
どいつもこいつも素敵で困っちゃう。
住人達の毎度毎度のお祭り騒ぎをちょいと覗けばあら不思議、
気付けばにんまり不気味な笑顔でございます。
基本的に電車の中で読むのはお勧めしません!
予期せぬタイミングで襲い掛かる笑撃に変な声が出るかもしれない。
そうなったら、翌日から車両を変えるか経路を変えるか…
なんとも恐ろしい作品だぜ…
特に要注意な話は第四巻の、よいよい という話です。
試しに今見返したらまた声が出てしまった。
何度見ても耐えられないこの話、初めて見た時の笑撃は測定不能!
酒の失敗で浪人になってしまった若芽錦之介。
彼と万造、松吉、八五郎、彼らの酒盛りシーンは必見!
毎度いちいち面白いこの話、
今後、各話を読んだ感想を書いて行きたいと思います。