悦楽るーぷへお越しいただき誠に有難うございます。
連休だ!となっても何かをしようというお楽しみパゥワーが空っ欠なペケジローですこんにちは。
強いて言えば最近プランターに植えた空心菜が育つのを観察するのがお楽しみくらいのもの…はっ!?
これが歳を経たという事なのですか?
これじゃいけないそうだ終ワルでエンジョイパゥワーを補給するんだ。
というわけで今月も気になったコマをお借りしつつ感想を述べていきたいと思います。
さて前回のラストでは沖田君のぶっ殺モードにてスサノオさんに痛打が見舞われましたが今回はその直後から。
喰らったスサノオさんの反応がこちらにござる。
これはだいぶ本気で痛がっておられるし、血飛沫も派手な感じ。
全方位対応型の構えを無効化させる方法に気付き、またそれを実行する術を身に着けていた沖田という剣士の強さが際立つ場面にございますな。
こうして神様に膝を突かせた沖田に対する賞賛があちこちでささやかれますが意外にもそれを諫める姿勢を見せたのはヒルデさんにござった。
対戦相手であるスサノオの事も良く調査しているという事ですかな。
試合が佳境に入ったことでこれまでのように人類闘士の優勢に素直に喜ぶ心境ではないのかもしれませんが、ヒルデさんがこれまで以上に冷静になっているではありませぬか。
この語りからスサノオの過去編へ突入
全体的には古事記等に記されたスサノオのクレイジーなエピソードは上手にスルーしつつ、高天原追放イベントを上手に描いて素敵エピソードとなっていますね。
上の場面はまだ剣術の祖には至っていないスサノオさんの姿ですね。
それでも超強いのは見ての通り。
そんな剣の祖スサノオが、どのようにして剣術の祖と呼ばれるに至ったかのエピソードが面白く、またスサノオさんの好感度をブチ上げるものにござった。
それは悪神邪神を成敗する日々を繰り返し幾年か過ぎたある日の事じゃった。
ふと目を向ければデカツヨに絡まれるちぃかわ兄妹がおり、兄は妹を守ろうとデカツヨに立ち向かおうとしておった。
スサノオは敗色濃厚な状況でそのように振る舞う兄を好ましく思い、手助けしてやろうと思いましたが…
目の前で繰り広げられたまさかの出来事に度肝を抜かれたのでした。
ちぃかわ兄はデカツヨの攻撃をいなし、顎に反撃の一撃をお見舞いして見事に妹を守りきったのです。
これにはスサノオさんもマジびっくりでこうなった。
神、神格崩壊するの巻き
なにゆえスサノオさんがこうも取り乱したのかというと、それまでスサノオさんが一撃必殺の剣で敵をばったばったと成敗していたのは、剣に神力を込めてぶん回していただけの事だったからです。
脳筋がチート武器を振っていただけの神生を送ってたら明らかに弱っちい人間が目の前でジャイアントキリングをぶちかましよったのでびっくらこいたと。
見方を変えればこれ、スサノオさんも人間の謎のテクニックでやられちゃう可能性があるんですよね。
さて、兄者が質問に答えていうことにゃ
なんでも昔々スサ様という神様が剣ででっかい敵を一撃で倒していたのに憧れて、皆でそれを真似て訓練して身に着けたのであると。
それを知ったスサノオさんはまんざらでも無さげ
自分が持ち前のスペックに胡坐をかいて脳筋プレイしている間に、よわよわ人類は弱さを補う術を身に着けていたことを知ったスサノオさんの過去が黒歴史化した瞬間がこちらです。
なんとわかり味が強い場面であることか…おふとんあったら被って絶叫してるとこですよこれは。
人が見に着けた技を言い表すには剣では足りぬと至ったのが、剣術。
次には何より驚いた我々が知る傲岸不遜なスサノオ像とは異なる振る舞いが見られましたぜ。
己に無いものを身に着けた弱き人に教えを乞う神様の図
なんという神格者にござろうか。
これが出来る神はなかなかいませんぜ。
アヌビスに絡んでた時はクレイジーな神様だと思いましたけども、ここで突然立派な神様に印象が変わっちゃいましたぜ。
もしかしてクレイジーな奴にはクレイジーに対応しているだけなのか?なるほどよく考えたらかなり有効な手段かもしれません。
そしてスサノオさんのかなり根っこの部分が出ちゃった場面がこちらですね。
剣術を学習したくてウキウキですわ
さて、三貴神の立場ゆえにおねいちゃんに報連相。
大事なことですね。
で、こちらがおねいちゃんの天照大神様にございます。
人間に教えを乞うというスサノオに血迷ったかという天照様。
オコな様子と思いきや弟をちゃん付で呼ぶあたり、きちんと話を聞こうとしているようにも思えますな。
逆に兄者の月読様がガチギレでなにやらイメージが逆転しておるような。
そしてツクちゃん呼び。
月読様のいう事にゃ、三貴神ともあろうものが人に教えを乞うなど神の威厳を貶めるぅ~って事で大反対。
そこでスサノオちゃんはこういいました。
辞めますわ!
ここでおねいちゃんは弟がなぜにそうまでして剣術にこだわるのかをきちんと聞いてくれるんですね。
すると、ガチ勢にお楽しみ対象のどこがいいの?って聞いたらこうなるよなぁ…という熱弁をスサノオが繰り広げ初めてフィニッシュはこの最高なスマイルときたもんです。
これまでスンって感じで淡々と悪神等の成敗に勤しんでいたスサノオのこんな良い笑顔を見ちゃったら、さすがのおねいちゃんも認めざるを得ませんな。
弟想いのおねいちゃんの眼差し。
しかしながら他の神々への体裁も取繕わねばなりませぬ。
けじめってやつでしょうな。
そんなわけで
スサノオは高天原に出禁
神の姿で教えを乞うてはならない
という条件を付けられ剣術を学ぶことを許されたのでありました。
以上のことから
スサノオさんの追放の流れは、シッシッ!って感じに追っ払われたわけでなく、本人の希望を叶える形で起きた出来事となっておりましたな。実に良い解釈。
そしてスサノオさんは古今東西の剣術を姿変え形変え学び続けたのでありましたっと。
しかし過去回想の学習過程でやべー描写がありましたな。
スサノオさん、沖田君の技も学習済みだったの巻き。
そして場面は現在へと。
良く考えたら沖田と試合したくてアヌビスにウザ絡みまでしたんですもんね、沖田の技をウキウキで学習しててもおかしくないんだった。
どれくらい沖田君を戦いたかったかというとハートがもりもり沸き上がっちゃうくらい、今彼と闘えていることは感激な模様。
神様は剣術バカじゃった…
そして剣術バカな神様の礼とはなんぞ?
俺を沸かせてくれた沖田も沸かせてあげてぇ!
?
差し向けられた刀のド迫力よ…
この勝負、もはや人類存続やら神のメンツ等はどこかに行っちゃってますな!
お互いしか見えないイチャイチャモードに突入しちゃってる感ありますぞ。
スサノオさんの手強いところは、どんな神でも序盤は人類を侮って舐めプなとこあったんですけど
人に頭を垂れて剣術を学ぼうとしたスサノオさんにはそれがないんですよねぇ…ってことで付け入る隙は微塵もない
そのうえ剣術バカなので全世界の剣術を習得済みという極めて厄介な対戦相手となっております。
勝利するには、沖田がスサノオの未知をぶつけるしかないのでは。
それが前回の一撃とも言えますが…学習のプロのスサノオさんならば先刻の一撃で技の妙を学んでいてもおかしくなさげ。
現時点で勝敗は読めませんが、先の楽しみな試合になってきました。
なんにせよスサノオさんの目がバッキバキになってるので次回は沖田君お返しでぶった切られそうな予感がしちゃいますぜ…
今月は素戔嗚の過去エピソードが面白かった。
コメント失礼します。
いつもなら、人間が神に挑むというパターンでしたか、今回は逆で神が剣術を生み出した人間に挑むというのも良い味を出していますね。
大方の予想では、ちるらんの主要人物である沖田に軍配が上がるとあるが、神を挑む側にすることでどうなるのか予想できなくなってきました!
コメントありがとうございます。
今回はスサノオさんがかつての小次郎ポジションですからね~
なんかとんでもない修行の成果が出てきちゃいそうで、まさに予測不可能な状況ですね
神にあるまじき行為なので高天原には出禁だけど、それでも神代表としてラグナロクには参加させてもらえたのは姉の天照が手引きしてくれたのかなあ
コメントありがとうございます。
天照おねえちゃん弟想いっぽかったので世話焼きはしてくれてそうですよね!
今回の試合で観客席に登場する可能性に期待しております。
さてさて、素戔嗚の剣術と言えば林崎甚助に授けた抜刀居合術、神夢想林崎流ですが、果たしてそれを使うかが注目です。