どんなに飢えてもしいたけだけは食べられない程に加熱時の匂いが無理。
今後、自分の死因になりそうなのが濃厚なしいたけ臭による窒息です。
肉まんの椎茸含有率が10%を超えたら僕にとっては毒入り饅頭であり酢豚に高確率で潜入しているあいつは宿敵。
でも何かを栽培するのは好き。
なので挑戦する事にしました。
多分これは…盆栽の感覚。
収穫が終わるまで追記していきます。
栽培キットの使用感をこちらにまとめました。
収穫後のメンテナンス
まだ答えは出ませんが、育成してみて最善かと思われる方法を。
収穫後は即浸水させ、その後霧吹きで水やりをしつつ生えるのを待つ。
これで行こうと思っています。
何故ならば、一度目収穫終了後にアクシデントが発生。
2~3週間ブロックを休ませる。マニュアルにそう書かれていたので霧吹きによる水やりを継続していたらまたすぐ生えてきてしまった。
次回栽培前に行うブロックへの浸水作業をすっ飛ばしての第二ラウンド開始。
菌類に休息などない!
まさか菌類に生き様を教えられるとは…
なんて思っていたらブロック内の水分が足らないのか、生えたしいたけも皺が入って見るからに元気がない。
とんだ勇み足…いや、まんまと素人な僕に騙された椎茸達。
敵ながら見るも無残なしわしわのしいたけになってしまった…。
それを踏まえて、3度目の育成に向けて本日は収穫後に即浸水。
ブロックは空気を含んでおり、水に沈まないのでクーラーBOXで無理やり沈める事にしました。
水が黒いのは液肥を100ml程入れたからなのですが、なんとも黒い。
ミミズコンポストからでた汁なのですが…すごく濃い。
16Lの水に100ml入れてもこの濃度…養分になるかと軽い気持ちで混ぜたらとんでもない事になりました。
3度目の収穫は無いかもしれない…。
一度目の栽培
到着 初日
入手したのは森産業株式会社の製品、シイタケ栽培キット【もりのしいたけ農園栽培容器付】
amazonにてお値段1980円なり。
しいたけの存在そのものが嫌いなわけじゃなくて加熱調理した時の匂いが駄目なだけ。
きっと愛情をもって育てればあの毒ガスを放つことなく美味しく食べられるはずなのです。
というわけで、付属のマニュアルに書かれた通りに菌床を水洗い。
全体を手で軽く水洗いしたらあっという間に水に椎茸の色が。
菌床に圧縮された椎茸力を感じます。
出来れば普通サイズのが5個くらいで終わってほしい。
1月26日に準備完了。
お勧め栽培温度は
朝から夕方20~23℃、夕方から朝にかけて18度以下。
現環境だと、平日は20度以上になる時間が5時間程度で休日は16時間程。
ちょっと温かい時間が不足してたり多すぎたりするのですが、ちゃんと生えてくるのでしょうか。
27日 二日目
特に変化なし。
しいたけ嫌いを察知して出てこないのでしょうか。
ちょっと悲しい。
28日 三日目
何やら、白い部分に黒い色が付き始めました。
中央付近のが忌々しいあの椎茸になるのでしょうか。
そしてこちらが夜の写真。
温度が低めだからかそんなにニョキニョキっとは出て来ません。
んん?白い部分がやけに盛り上がっているように見えます。
26日の写真と見比べればボコボコしているのは明らか。
この盛り上がった部分が全部しいたけになるのだろうか。
んまぁ~…今のところ気持ち悪い見た目ですね。
いっぱい生えてきたら困るけど、きちんと霧吹きで水やりします。
29日 四日目
帰宅直後に撮影。
うわぁ…想定を超える勢いでボコボコしてきてる。
このでっぱりが全部成長したら20本は超えるのでは…?
ちょっと愛情を注ぎ過ぎたかもしれない。
これぞ椎茸って感じのが3本くらい出来れば嬉しいな。
と思っていたらこの有様です。
僕は、今からシメジにジョブチェンジしたっていいと思う!
何も椎茸だけがキノコではないんだ!
世の中には様々なキノコがあるのだから自分に合ったキノコになるべきなんだ!
マツタケを目指す奴はいないのかい?
と念を送ってみました。
この先、必ず訪れるであろう椎茸臭に正気ではいられません。
30日 五日目
滅茶苦茶生えてきてます。
通常、三回くらい栽培出来るそうなのですが…ここで栄養を全部使いきってしまうのではなかろうか。
密集しているので、美しいたけに育てようとするならここである程度間引かなければいけないのでしょう。
でも今回は折角生えてくれたのでこのまま観察することにしました。
良くみると、一つ気になるキノコが居ました。
密集する事なく一人孤独にそびえ立つキノコ。
ちょっと根本に不穏な気配を感じますが、こいつは美しいたけになる逸材にちがいない。
更なる愛情を込めるために、このキノコをマリオと命名。
キノコを食べて巨大化する髭男のように強くなって欲しい…
そんな願いを込めつつ名付けたら、なんかちょっと可愛く思えるので不思議。
そうなると根本から生えようとしているのはルイージではないか?
このブラザースを誰が見てもため息がでちゃう程の立派なしいたけにする!
高い確率で勝手に育っていくのだと思いますが、なにかしてやりたい。
霧吹きで水分を保つ以外にも、なにか方法があるのだろうか。
31日 六日目
マリオ&ルイージも順調に成長している様子。
まるで1upキノコじゃないか!
ルイージに若干の反逆心を感じますがどうか仲良く成長しますように。
さて、その他の皆さんはというと
もう手が付けられません。
真上から撮影したのがこちら。
片側に集中してるのは何が原因だろう。
日中に多少入り込む光も影響するのかもしれない。
この生えまくったしいたけを見た母がウッキウキなのが癪に触ります。
干ししいたけを作ると息巻いてます。
何故鮮度抜群のしいたけを干そうとするのか。
強化されたしいたけ臭で息子の暗殺を企てているのかも知れません。
現在、バター炒めで一気に食べてくれと懇願中です。
でも、良く考えたらこれは僕のしいたけなんですよねぇ…
余分な量はしいたけ好きな人にあげてしまいたい。
2月1日 七日目
全部一斉に椎茸らしく変わってきている。収穫は傘の裏にひだが発生してからという事なので、これでもまだ完全体ではないらしい…。大きいので直径5cmくらいに成長しているが、密集しちゃってるので綺麗な形になるのは少なさそう。
今日の椎茸兄弟。
思った通り、ルイージの頭がマリオに接触しそう…というよりもマリオの方が圧し掛かっているような。
仲良さそうだなぁ…このままにしときます。
2月2日 八日目
菌類の生存競争恐るべし。
俺だ俺だー!と言わんばかりに他キノコを押しのけでかくなろうとしています。
貴様らちょっと落ち着けと誰か伝えてあげて。
見た目重視なら間引く必要があり、量を取るなら放置で良いです。
菌類なめたらいけません。
写真のように、状況に合わせて良い感じに生えていきます。
今日はファミマで鶏五目のおむすびを購入して食べたのですが、残りあとわずかという所で口腔内に激震が。
居やがったのですよ…ほんの数ミリの椎茸片が。
己の慢心を悟りました。
まさか不意打ちを喰らうなんて…。
五目と付く料理には高確率で奴らが潜伏している事を失念。
さらに育成してるので克服した気になってました。
僕は何と恐ろしいもの育ててしまったのか。
椎茸嫌いな人々への裏切りですよこれは。
不幸中の幸いなのは母が椎茸好きという事…
先日、母が何を思ったかニット帽をくれたのです。
母さんが夜なべ的な…?
最近は寒波の影響で寒いからと気遣ってくれたのだろうか、なんて思っていたのですが。
気付いてしまったのです。
己の頭部が寒波とかお構いなしに寒々しい事に。
夏に氷点下を狙う、そんな夢を見られる程に。
母は…これでは冬は乗り越えられないと思ったのでしょう…。
ゆえに、これは武士の情け的な意味合いが強い贈り物。
フフフ…優しさが痛い。頭がひりひりすらぁ…。
しかし恩は返さねば…というわけでやはり立派なしいたけを育てなくてはいけません。
裏をよく見るとうっすらとひだができてました。
8日目にして大分椎茸らしくなってます。
まだ傘の外側がくるんとしてるので、収穫はもう少ししてからにしてみよう。
兄弟茸はギリギリ接触していない状態。
兄茸を見ると、やはり1本離れて生えている方が椎茸的にスタイルが良く見えます。
発生から、小さいキノコになって、一日置きに大きくなった過程を見てると愛着湧きますね…。
マリオだけは食ってやらねばならないような気が。
1upキノコかもしれないし。
2月3日 九日目
キノコの裏を見たら全て裏にひだが出来ていた為、思い切って収穫してみました。
この2本はもう少し観察してみます。もはやペット感覚。
菌床は上部がやや小さくなっていました。
栄養が失われたのか、それとも下部に移ったのか…。
次回栽培する時は逆様に立てた方が良さそうです。
驚いたことに、接地面でも椎茸が育ってました。なんというド根性椎茸。
他の椎茸と菌床の重量を受けながらも、椎茸になろうという揺るがぬ意思…なのか?
菌類に只ならぬ脅威を感じるのですが、病院送りにされそうなので黙っています。
採れたしいたけは大きなもので直径8㎝くらい、小さなものは1~2cmくらいまであり、数は数えきれません。
肉厚ではないけど、十分立派なしいたけです。
これぞ収穫の喜び。
しかし、軽く引いてしまう光景です。
鍋の蓋を開けてこの光景が見えたら絶対に気を失うかマーライオンの真似をしてしまうでしょう。
重量にして630g。
ちらっと市場のお値段を調べてみたら、生シイタケ1パックが100g前後で450円程。
お値段に換算すると2,835円程の椎茸パワーになりました。
スーパーに足を運んだら194gで198円で1g1円に近いお値段でした。
買って来て計ってみたので確実なお値段…。
形の悪さや不揃いなサイズに目を瞑れば1000円くらいお得な感じ。
つまり、全然お得ではなかったです。
上手に栽培すると3回くらい収穫出来るらしいので、さらにお得。
だからと言ってお得ではない…!
徐々に弱まる菌力的に考えて…三度栽培して菌床のみのお値段と同じくらいでしょう。
でも収穫の楽しさを考えれば納得のお値段。
菌床の栄養を使い切る程栽培出来れば…しいたけに不自由しない生活が!
なんて思ったけどそもそも不自由なんてしてなかった。
さて、肝心のお味はというと…やはり食べてみないと。
極小しいたけをゴマ油で炒めて麺つゆかけて食べてみました。
お箸のサイズと比較すればかなり小さいしいたけな事がお判りいただけるはず。
少し食べて残したら勿体ない。
勿体ないからこそ、このサイズなのであって…ビビッているわけじゃない。
素揚げに近い感じで軽く火を通したらちょっと縮みました。
かなり警戒しつつ口に入れたのですが、ここでハプニングが発生。
すんなり食べられちゃいました。
どういう事だ?と自分自身でも不思議で2個目からはかなりモグモグ噛みしめてみたけど全然平気。
椎茸とわかるものの、いつものあの嫌な風味は感じませんでした。
バター炒めを食べてみたい気がする。
干して匂いが強化されたらきっと食べられないのでしょうが、
あとで母が作成した干ししいたけを試してみようと思います。
10日目
そのまま観察中のしいたけを載せておきます。
栄養を集めやすくなったのか、傘も開いてきて大きく成長しました。
最初は豆粒みたいだったのに、立派になったなぁ…。
昨日僕が食べられたのは、完全に成長する前に収穫したからかもしれない。
胞子が出たら食べて確かめなければ。
不慮の事故が起きないようにするためには、食べられなくなる境界を見極める事が重要なはず。
11日目
これが完全体しいたけだろうか。もう胞子をばら撒く気満々にしか見えない。
ここで椎茸を克服したい皆様にとって残念なお知らせが。
収穫より2日、保管していた椎茸を鍋に入れて食べたら臭気がパゥワーアップしてました。
なんとか食べられましたが、秘めた力を感じさせるには十分な臭気。
ほっといたら大変な事になるレベル。
この結果から考えられるのは、収穫から時間が経つほどに狂おしい椎茸臭を解き放つという事でしょうか?
しいたけは収穫直後は大人しいということで間違いない。
食べられる、僕にも食べられるよ!というあの感動を覚えてるので間違いない。
でも、たまたま丁度良いタイミングで食べただけなのかも…。
しいたけ食べられるもんね~と余裕かまして口に入れたら広がる椎茸ランド。
今はもうショックで足腰ガクブル状態且つ自信喪失です。
しいたけは収穫直後から椎茸臭をモリモリその身に発生させる…
確かに、スーパーで購入された椎茸は確実に僕を仕留めてくる程の臭気を持っています。
店頭に並ぶまでの時間が関係しているに違いありません。
これはもう干したら絶対無理だし、現在観察中のマリオ君なんて既に毒キノコレベルの臭気を内に秘めている可能性があります。
キノコの旨味だけをいただくならば、詰んですぐに食べよう!
これを胸に刻みつつ、かなり激しく勇気を振り絞ってマリオ君を食べてみなければなりません。
臭気の決め手は成長度合いなのか?収穫後の時間経過なのか?これを突き止めなければ明日はない。
今日は椎茸許容量を軽くオーバーしたので勘弁してやります。
二回目
1日目
休養期間中も表面が乾かない程度に霧吹きをしましょう。という教えを守ってたらまた生えてきたでござる。
水を吸わせる作業を飛ばしてまさかの第二ラウンド開始。
もっさり生えた方が小さくなったので、今度は上下を切り替えました。
上に生えていたあの兄弟は既に胃袋のなかです。
大きいマリオ茸はソテー、小さなルイージ茸は鍋に投入して匂いの発生する原因を調べてみた。
ソテーは前回同様、僕でもキノコの旨味を味わう事が出来たのでやはり採取からの時間なのか…?
前回のしいたけと比較すると大分でかい。
こんなに大きくても食べられた。苦手な食べ物を克服する感動に酔いしれちゃう。
と、思ったらルイージ茸が兄の敵討ちと言わんばかりのしいたけ臭で自爆攻撃してきました。
つまり…時間の問題ではなくて、調理方法の問題と言えます。
結論、煮たらめっちゃしいたけ。
詳細不明ながら間違いないという謎の結論に明日が見えない。
しいたけ克服チャレンジは焼きしいたけのみ成功で、煮しいたけは永遠に食べられないようです。菌類って深い…。
次回収穫したら全部炒める決意。
2日目
休養期間をすっ飛ばしているせいか、今回はなんとも控えめなしいたけさん達。
逆様にした直後は下を向いていたのが、今日はしっかり上を向いていた。
重力に反応しているのだろうが、菌糸が絡み合った物体として考えるとかなり凄い機能だと思うのですが。
最近、何を思ったか菌活なんてしている己の人生、それについて考えを巡らせる時間がちょっぴり増加中。
座右の銘は婚活より菌活。
3日目
初回よりも数が少ない分、大きく育ちそうな配置になってます。
スーパーで購入した物と比較すると、どうしても見劣りしてしまう。温室育ちみたいなものなので無理もないとは思うんだけど、自宅でオラついたしいたけを生み出す方法はないものか。
少し加熱しただけで激臭が出るほどの野生児が生まれたら嬉しさでしいたけ嫌いがなおるかも知れない。
だいたい三度目の収穫で打ち止めらしいが、ちょっと無限るーぷ出来ないかどうかの悪あがきをしてみようと思ってる。
ベランダのミミズコンポストからわき出る液肥を、ブロックに浸水させる段階で少し添加したらもしかして…なんて考えた。
二度目の収穫が終わり次第やってみよう。
ニョキニョキが止まらないという結果が出たら夢の菌活ライフに突入、喰えないしいたけに食わせて貰う生活もあり得る!
今熱いのはなんちゃらコインなんかじゃねぇ…菌だ!
金でもないよ!菌だよ!
因みに、よく分からないものは基本スルーが信条。
よく分からない人がよく分からないものを絶賛しようとも、やはりよく分からないのでスルー、片方だけわからなくてもスルー。
マンション経営がお得なんですよおおぅぁ!なんて電話もスルー。
まぁそんなにお得なら人に進める暇もなく経営してるだろう…。
スルーしまくったせいか、最近その手の電話が来なくなった。ちょっと寂しい。
と、しいたけ嫌いなのに栽培しちゃうなんだかよくわからない奴がほざいております。
後で不要な情報を排した栽培に関する情報だけのページを作ろう…。
4日目
だんだん大きくなってきている気がする。
今回の成長具合を見て、次回は密集した場合に間引くかどうかを決めたい。
ここまで観察日記を書いてきてやっと気づいた事が有る。
新しい記事を上に足していった方が手っ取り早いのでは…。
常日頃からチョコレートを購入して食す習性を持つ吾輩にとって2月は苦難の月。
実はモンロワールのチョコレイトがお気に入り。
プチパックリーフメモリー(紫):チョコレートハウス モンロワール
リーフメモリー等は小さくて可愛らしい3種類のチョコが入っていて、少しずつチョコレートを楽しむことが出来るのが嬉しい。
今までに橙、緑、桃の巾着を食べましたが、どの味もとても美味しい。
小さな一粒をじっくり丁寧に味わうのが至福。
他にもトリュフやら生チョコレートやら魅惑の品々が多数販売されているので、
いつの日か全て味わってやろう…!なんて野望を抱いていた…
そして今しがたとんでもない事に気が付いてしもうたのです。
それはバレンタイン限定メニュー。
うわ、ハードルたっけぇ…としか言えぬ。
この時期に店舗を襲撃して女性陣の目の前から限定チョコレートを掻っ攫う。
見える。
色んな視線で焼け死ぬ自分が。
うむーん、でも、どれもこれもが美味しそうなんだなぁ…
生チョコトリュフ 恋酔箱(こよいばこ)〜2018〜:チョコレートハウス モンロワール
なんという高嶺の花よ…
通販ぽちー!
後日写真をアップしてやりますよ!
自分で購入したバレンタイン限定チョコの写真をね…!
高く高く聳え立つハードルを難なく飛び越えて目標を達成する自分に震えが止まらない。
6日目
今日はしいたけを日光浴させてみた。
エルゴステロールの効果によりビタミンDが増えるとか。
臭いの原因はそれなのか確認するためにお試し。
気持ち、少し日焼けしたような色合いに。
天辺に生えかけていたしいたけが枯れてしまったのは、水がかかりすぎたからだろうか。
そして、一度目のしいたけを干していたので回収。
腐る事なくちゃんと干ししいたけになった。
水で数時間戻してみると、シワが少しあるもののこれまた普通に戻った。
しかし、戻しただけで匂いというか殺意というか…近寄りがたい程のかほり。
これを加熱したらスーパーしいたけ臭が拡がるに違いない。
市販の干し椎茸と比べて色は薄いものの、戻し汁もちゃんと色付く。
僕が焼くのは自殺行為である。
つまり、しいたけ好きな人ならたくさん採れても干し椎茸にすれば保存可能なわけです。
7日目
しいたけが萎びている!
浸水せずに育成開始した事が原因に違いない。
初回の椎茸はブロック内部の水分を吸収しつつ成長していたのでしょうな。
霧吹きしてもすぐ乾くなぁ…なんて呑気にしてる場合ではなかったぁ…。
収穫が終わったらすぐ浸水させ、次回まで霧吹きしつつ休養という流れが正解のようです。不覚!
さらに、裏を見たら既にひだが発生している。前回よりも少し早い上に椎茸もそんなに大きくなっていない。
二回目は失敗か。
まとめ
良い点
しいたけ嫌いな僕でも採りたてを焼いたのは食べられる。
10日という短期間でかなりの椎茸が収穫可能。
収穫までの間、帰宅後や起床時に成長具合を見る楽しみが生まれる。
収穫じたいも植木の剪定みたいで面白い。そして、とったどー!というあの感じ。
収穫したてのものを炒めた場合、しいたけ特有の香りが少ないので苦手な人でも食べられそう。僕が食べられたので匂いが苦手な人でも平気なはず。
悪い点
定点カメラで成長過程を追いたくなる。
食べたいだけならばスーパーで出来たものを買った方が早いしお安い。
名前とか付けちゃうと収穫を躊躇する可能性がある。
立派な椎茸を作るには間引きが必要である。
肉厚は恐らく菌の種類によると思われるが、強いキノコを生み出してみたくなる。
僕が食べられるという事は、あの風味が大好きな人にとっては少々物足りないかも。
強い風味を求めるならば、一度干して戻す必要があるかもしれない。
煮たら鮮度とか関係なく椎茸風味が出てきたので、煮る調理では苦手な人は食べられない。
しいたけ農家さんというプロの腕前を思い知らされる。
うーん、特にこれといって悪いとこは無いですね。
栽培するぞ!と思って購入したからでしょうか。
結果に大満足しています。
採れたてのしいたけなら食べられる、そんな発見まで有ったのでなおさらです。
たったいま、僕が喰えない物はこの世に存在しなくなりました。※干し椎茸は除く。
キットを発見するまでは、まさか家でしいたけを栽培する日がくるとは思っていませんでしたが…
ここ数日間はしいたけの成長を楽しく追う事ができて良かった。
恐らく母は今後も僕にしいたけを栽培させようとするだろう…。
そして僕も、生えるのが楽しいので栽培します。
そうなったら今後、しいたけを購入するという事はしなくなるのですが。
結構な量が採れたし、こんなにお手軽な栽培キットを売っちゃって平気なのだろうか。
ちょっと気になります。
さて、次回の栽培は休養期間である2~3週間を過ぎてから。
また生えたら追記していきます。
それでは、よいキノコライフを!
以下はとりあえずしいたけ憎しでだらだらと書かれたわりとどうでもいい内容となっております。
改めて読むとだいぶ頭がおかしいたけ状態。
ここまで嫌いな食材を何故栽培しているのか。
これまで食べたものの中で唯一、しいたけだけが食べられない。
あの加熱した時発生する独特の匂いのせいかと思っていたけど、それだけが原因ではなさそう。
匂いしないからと言われて天ぷらを食べてみたら手首に蕁麻疹がでた。
そしてunkがまるで他人のものかと思う程に他人行儀だった。
心を許しきっていた親友に裏切られたかのような寂寥感。
この出来事により、再び挑戦しようという気概は木っ端微塵だ。
しいたけが好きな人はモリモリ食べればいいとも思う。
僕の居ない所で異臭を放つフニャッとしたそれを恍惚とした表情でむしゃむしゃすればいいのです。
しかし、こちらに争うつもりが全くないのに椎茸派は隙あらば攻撃して来やがりますのよ。
以降、椎茸とそれを愛する者達への呪詛が続きます。
僕の周囲では何故か愛されている椎茸…
こちらは完全に少数派なので形勢は不利だ。
ある日、椎茸派の同僚が繰り出した攻撃はなんと椎茸茶
あの度しがたい臭気を粉末状態に閉じ込めた化学兵器である。
熱々のお湯を注ぎ、立ち上る湯気を嗅いで恍惚とした表情を浮かべる様は異様にも程がある…!
あの匂いが苦手な自分には、彼らが握りっぺを嗅いでうっとりしているようにしか見えない。
三人分も用意すれば部屋は屁…じゃなくて椎茸の匂いでいっぱいになり、呼吸もままならない。
なのでいつも急いで部屋を出るのだが、
同僚には感謝して欲しいところだ。
もしそのまま僕が部屋に滞在したならば、フレッシュな吐瀉物の香りがプラスされた事だろう。
そうなったらフレッシュがフレッシュを呼び、椎茸+フレッシュでまたフレッシュ…
誰も幸せにはなれない。
平穏な日々を送る為に…
少なからず不快感を感じる人が居るならば椎茸茶はプライベートな空間で密かに楽しんで頂きたい。
そもそもお茶じゃないよね出汁だよねそれは。
本だしをお茶のように飲む人は居ないんだよ?多分。
クサヤを弁当に入れて持ち込む人なんて居るまい?
デザートにドリアン持ってこないでしょ?
納豆だってわざわざ…これは居た。
兎に角、駄目な人にはとことん無理なあの匂いをどうしたら。
ググれば効能とか栄養とかで椎茸上げ上げな記事多数…まるで神を崇めるかのように椎茸様々な感じじゃないか。
エリタデニンという成分が血液をサラサラにして動脈硬化や高血圧に良いとか…そういえば最近血圧高めかも。
うぬっ…これは椎茸への憎しみのせい!
ビタミンDで骨が丈夫になるよ!
ローカロリーだからダイエットにも効果的!
…良いことだらけやないか。
しかしダイエットについてもの申す。
食ったら痩せる、飲んだら痩せるは、無い。
必要なのは己を律する心のみなのだ…
そんな僕はあと10kg痩せたい。
無いものねだりの虚しさよ。
テレビで椎茸あげあげ番組を見る度に食べさせようとしてくる家族。
家族愛とは何か…?
少なくとも椎茸を食わせることじゃない。絶対ない。
確かに、僕の食事を全てしいたけに置き換えたら痩せられるのは間違いない。
摂取不可能であるがゆえに…つまり断食じゃねぇか。
うーん、前に死ぬ気で食べた時手首の辺りに蕁麻疹ぽいのが出来たことあるし、その後もなんか椎茸臭のあるゲップでたりしてたのも受け付けない要因だろうか。
おや?椎茸皮膚炎という不穏な記事が!?
しいたけ注意報…!?なにこの甘美な響き。
僕もちっこいキッズだった頃は食べられていたそうので、もしかしたら細胞が拒否してるのかも。
食べられていたものを急に食べられないと言い出した我が子に、そんな馬鹿なと幾度も挑戦し続けたお父さんお母さん…あと婆ちゃんも。
こんなん有るらしいですよ?
子供が特定の食材を突然食べられなくなった、受け付けなくなったなんて場合には
ちょっと注意が必要かもですね。
気合いじゃ!慣れじゃ!と食べさせて万が一の事があったら大変だもの。
なんかちょっと…今生きている事に感謝したくなってきました。今こうして生きている奇跡。
さて…受け付けない原因がなんとなくわかったのはいいけど、椎茸に虐げられた歴史は変わらない、変えられない…。
帰宅時に臭いで道を塞がれ…強行突破しようとしてゲロッパ、大惨事発生
ピカピカの小学一年生の頃、給食で出された大豆と椎茸の煮物。
残そうとしたのに食べなさいという先生は今考えたらクレイジーにも程があるが、た、食べなくちゃ!と口に入れた当時の僕もクレイジー。
皆が見守るなか、とくとみよ!とばかりにマーライオンさながらのそれは見事なゲロッパ大噴射。
どうだまいったか先生!なんて言ってる場合ではない。
小学生がゲロッパするというのは、通勤電車で尻からゲロッパするのに匹敵する一大事なのだわ!
そうして社会的に抹殺された僕は母の故郷へ転校を余儀なくされ…
転校はたまたまだけども。
あと、お肉は好きなのに、潜り込んだ椎茸のせいで酢豚の日は一品消滅するという悲しい給食の時間になること多数。
何かで入院した時に、食べられないものは有りますか?と聞かれたので元気よく椎茸!と答えた。
しかし帰って来たのは大鍋で調理しますのでどうしても入ってしまいますね~という謎の返答。
じゃ、じゃあ聞くなよ!
高頻度で登場する椎茸にぶち切れて、検査入院だというのに食事をスルー。
レストランにばかり行っていて入院がちょっと伸びたのは椎茸のせい。僕は悪くない。
余談ですが、担当医が君は何歳までいきたい?と聞いてきたので、
人間50年ていいますけん…そんくらいかのう!
と、ほのかに中二病な回答をしたところ
担当医はいい笑顔でううん、40歳だね!と言いました。
もしや、彼がドクターXだったのだろうか。直球過ぎ。
家で椎茸が水で戻されつつあるのを発見した時の絶望感。
干したら匂いがパワーアップするとかなんだそれ…
こうなったらもう倒すしかない。
しいたけを。
孫子曰く
敵を知り己を知れば百戦殆うからず
品種改良してあの匂いを焼き鳥の匂いに変えられないものかどうか、観察してみよう。