悦楽るーぷへお越しいただき誠に有難うございます。
最近山間部の土地を入手し開墾に勤しんでいるペケジローですこんにちは。
大きくなれよぉ~?と鉢で2年育てたアドカドを植え、1週間後に見に行ったら鹿によって芽の部分全部食われて茎だけになってました。
我が子達を安寧の地に送り込んだと思ったら全員斬首されてたでござるレベルの超絶悲劇です。
奈良の公園で鹿をぶっ飛ばす人の気持ちがわかっちまったかもしれねぇと思った秋の夜、とくらぁ
今鹿と遭遇したら全国デビューしちゃいそうだわよ!
そんな現実から目を逸らすのにうってつけの作品、それが終末のワルキューレなの!
というわけで与太話を切り上げ早速感想を述べていきたいと思います。
そうはいっても今月もわりと激闘過ぎて口だしする部分が少な目かもしれませぬが。
それでは93話、鳶飛戻天からのスタートです。
真・鬼子モードにより蒼炎を纏いし沖田総司なり。
生命力そのものを燃やすことで発露したその蒼は、観客席の偉人達に涙させる程に美しい色合いだそうな。
もう、これが最後でいいと覚悟完了した沖田さんの生命はあとどれほどもつのだろうか。
最後の交戦に臨むにあたって相棒に礼を言う沖田さん。
相方ワルキューレのお姉さんがここにきてやっとこさ登場しましたね!
どことなくゲルちゃんにも似た感じのスカルモルドさん。
ルーンの力は剣の時代
なんでも沖田君が病死しなかった未来において存在しえたかもしれない可能性を現在に集約して強制的に引き出しているのだそうな。
なぜスカルモルドさんが沖田の相棒であるのか、わかるような気がしますねぇ。
沖田さんは全盛期なんて迎えておらなんだのよ…病に伏しておったのだから。
なにやら小次郎さんが俺は死んでからも修行してましたけどぉ?と言いたそうな気がしますけどもまぁそれは小次郎さんが変態なだけなのでスルーでいいですね。
観客席で二人を見ていたゲルちゃんは胸騒ぎを覚えるのですが、それもそのはず本来耐えられるはずのない状態の沖田の肉体をスカルモルドさんがむりくり留めている状態みたい。
二人ともかなりの無茶をしている状態ゆえ、勝敗はどうあれ終わりが近いと。
そんな状況であなたの「わがままは私の望み」って言ってくれる相方って素敵よねぇ
そして再び剣が交わる時がやってくる。
真・鬼子モードの沖田さんはもうわけわからんパワーアップをしてましたわね。
神羅八百万にて迎撃するも沖田は既にそこにはおらず、残像。
この最強の反撃技でもとらえ切れない速力で動くとは…なんか防御してるだけで勝手に死んじゃうのでは?と思える程に異常な身体能力ですね。
このあたりの応酬は本誌で淀みなく読んだ方がよろしいですね。
恐らくスサノオさんとシンクロできるに違いありません。
受けた次の瞬間には「は?なんで?」って位置から攻撃してくるからねぇ!
どれくれいやべーかはスサノオさんのお顔を見ればわかりますね。
スマイル多めだった印象のスサノオさんがこの迫真の顔面ですよ…
そしてこれは芽を全て食い尽くされたアボカドを見た僕と全く同じ表情です。
鹿めぇ…
さりとて闘士目線でやべーとか言われてもピンとこないかもしれませんね。
一般人目線の印象も描かれてましたのでこちらをどうぞ。
もう実況できないレベルで視認が不可能みたいです。
やっちまったなヘムさんよぉ…ヤルルと交代した方がいいですよ?
この攻防を観戦していたゼウス様も沖田さんの攻撃をみてムキムキっとしちゃう程にすごかった模様。
主神をして
人の限界を超えておると言わしめる超強化。
ギシィ…ッという音が不穏でございますが、剣の祖を破るにはこれくらい無茶をせにゃならんって事かもしれませぬ。
そして同志の皆さんもやっべぇと驚いておりましたが、あんな技あったんか?と問われた近藤さんのお返事によってさらにとんでもない雰囲気増しちゃいましたぜ
あの超速度で繰り出されていた連撃の一つ一つが天然理心流における一撃必殺の剣なのですと。
必殺ぅ…と溜め、機を見極めてここぞと言うときにぶっ放す技を次から次へと繰り出していたなんてやっべぇですわね。
この術理の生まれた経緯が壮絶にござった…
また皆と一緒に戦うんだ、と。
いつか快復した時の為にと病んだ身で必死に考案してたのですと。
願いかなわず落命した沖田氏が、今その術理を存分に実践しているわけですねぇ
胸アツぅ
そして93話の幕引きはただ笑みを浮かべて技を繰り出す沖田さんの姿にございます。
最早奥義というべきこの術理の名
天然理心流 エンピレイテン
先のコマから次のコマへ至る過程も胸アツにございましたぜ…
お次は94話 剣の頂き
近藤さんは沖田が誰もたどり着けなかった境地に至ったと感涙しておりましたわね。
ここで変に突っ込むと野暮かもしれませんが!
人の身では実現不可能ですし…
沖田さんも命がけでやっと至った状態ですからね。
であれば鳶飛戻天は最後の煌めき…切ないですね。
しかし沖田総司は根っからの剣士にござる。
ただ技を繰り出す、繰り出せる喜びに身を任せているようにも見えますな。
そりゃもうウッキウキで繰り出しますとも!
スサノオさんがこんな風になっちゃうくらい
攻撃を捌くのに忙しくて息する暇さえない。
しかしスサノオさんも根っから武人ですわ!
沖田総司はやっぱり最高だ!と言ってのけましたぜ
その発言に対する返答が上のコマなわけですね。
この構え、背中の曲がりや剣の構え、足の位置、カッコよいですなぁ
ここから放たれた技は沖田の十八番の突き攻撃にござった。
三段突きとありますが、二段目まではスサノオに剣で弾かれておりましたね。
しかしもしかするとレベルではありますが、沖田さんの本気が描かれておるかもしれないと思いましたぜ。
初手とニ撃目のスサノオさんの防御がこちらにございます。
こちらが一撃目
これは剣の真ん中らへんで弾いておるように見えますね。
そしてこちらが二撃目
ここでも剣の中央部で受けておるように見えます。
そして三撃目
この流れは正直見返すまでわからんかったですね~
沖田さん、最初からスサノオのすんごい得物をぶっ壊すつもりで三段突きしてたのでは?
三段目はスサノオさんが剣の腹で突きを受けた状態でさらに突進。
後にこのような結果に至りましたのよ
ヴェルンドが超が3つくらい付く業物の神器をぶっ壊したでござる。
しかしこれは先の沖田の同一箇所三段突きの功績が大きいかもしれませんわね。
腹を抉られるのはともすれば致命傷かもしれませんなぁ
会場の誰もが勝敗が決したと思った瞬間、いや僕もそう思いましたけども沖田だけが違和感を感じていたのだそうな。
その違和感の正体とはなんぞ?
そしてスサノオさんを見ると、どてっぱらを抉られたことなど意にも介さず胸が躍っておるような?
この目…何かを見つけたかのように純粋な眼差しよ…
本物の闘いに身を投じてドキドキしちゃってるのかい?
と、思った次の瞬間目から水出そうになりましたわい!
スサノオさん、末期の沖田の有り様を見守っていたでござるの巻きぃ!
しかもかなり感情移入していた様子。
もう沖田総司の大ファンじゃん…そりゃこの試合譲れないわけですね。
感動的ですねぇ…ってあれぇ?
えっ…?
まだなんかするんですか?
過程はすっ飛ばして繰り出した技にいきますとこれ!
エア斬とでもいえばよろしいのか。
剣を握るように手を構え、振り下ろす。
ん~?
ガチバトルでは「ぐわぁ~やられたぁ~!」なんて小芝居で返しちゃくれねぇぜ?
と思ったら沖田さんなんか乗ってしもたわね?
なんか直感的に動いちゃったっぽい感じ?
そんなまさかこれでダメージ受けたりはせんじゃろぉ?なんて思ってましたがこうなった。
ここはわたくしの考えを述べるために二点お借りせねばなりませんなぁ
なんかわからんけど回避したはずの沖田さんの肉体に異変が生じはじめたのが次の場面。
斬撃なのに…斬撃なのにベコベコってどうしてぇー!?
いやなんぞこれ…と思った次の瞬間に決定的な変化が。
バキボキとこれまた斬撃とは縁のないダメージが沖田さんの身に生じました。
本人曰く、中が斬られた!?だそうです。
ひとまず技の正体に対する考えは保留しまして、この技を繰り出したスサノオさんのドヤ顔をみてみましょう。
無双にして
夢想にして
無装…
無装剣て
ははぁ…突っ込んだら負けなやつだなこれはー!
スサノオさん、やったぜ!って顔してますねぇ!
これは相手のイマジネーションに左右される技と思われますぜ!
沖田程の修練を経た相手であれば、スサノオさんの構えから剣、振りからその軌道を想起することは容易であり相手の力みや速力によって斬撃の威力を推測する事は容易。
沖田さんの身に生じた事象を元に考えますれば、回避行動を取ったものの
なんのつもりかわからなんだので一歩遅れた沖田さんの脳は斬られた場所や範囲をイメージ。
するとそれに応じて肉体がダメージを再現せんが為に強張り始めます。
その肉と肉が離れん程の強張りが自らの骨を砕いたのだと思われます。
つまりスサノオさんの超絶リアルな振りをみて斬撃をイメージさせられちゃって沖田さんの肉体が勝手にダメージを再現しちゃったって事なのではないかしら?
と、いうわけで無装剣はですね、アレスさんには効かない!
スサノオさんがエア斬撃を繰り出した次の瞬間、アレスさんは「え?なんです?」とか言ってノーダメージに違いないわけです。
スサノオさんの業前がわかる人にしか通用しない境地と考えてよいかしら。
とはいえ今この状況においては沖田キラーな剣に相違ありませんな。
この二人は一体どこまで互いを高め合うというのか。
この試合はラグナロク初の相打ちになる可能性もありそうですねぇ
コメント失礼します。
お互いの手の内の内を見せたというところですかね。このまま、見えない剣で素戔嗚尊が勝つのか。それとも、沖田も素戔嗚尊のように自身の鬼子を剣の形にして放つのか。
最後まで目が放せなくなってきました。