悦楽るーぷにお越しいただき誠にありがとうございます。
暑い日が続きすぎてついに冬が恋しいとさえ思い始めたペケジローですこんにちは。
誰か虫眼鏡で僕の頭を攻撃してるでしょ…でも残念!黒いとこ少ないからそんなに効かないもんねぇ!なんて考えながら太陽光に炙られてました。
おのれ太陽神…イケメンだしよぅ!
ってことで前回盛大にぶっ飛ばされたアポロンの姿を追ってみようじゃありませんかい!
勝ち誇って見下すレオニダスとごめんなさいのポーズしてるアポロンの図。
これより前は散々ボコられていたとはいえ、一撃で形成をひっくり返すとは強いと言わざるを得ませんなレオニダス。
しかしこれ、アポロンがスパルタ応援団の挑発に付き合ってくれたから実現したってことを忘れてはいかんですぞ。
お姉さまも大興奮にございます。
普段は無理してるんでしょうね。
自然体が一番ですよ!
そして場面が試合観戦中のフレックちゃんへと変わりましたな。
姉妹が闘士と共に戦っているので、試合終了後の姉妹は固唾をのんで見守っているわけですね。
で。
レオニダスとゲイレルルのどっちがすごいのかでいちゃいちゃしよるわけですよ
会話の流れを見る限りではかなりお似合いの組み合わせでしたぜ
ヒルデ姉さまの仲人っぷりがすごいのかもしれねぇ
もしかしたらばヴェルンドすると互いの事を良く知ることができるのかもですね。
ジャックさんて悪い子専門殺人鬼なとこありますし?ならまぁいっかってなったんじゃろか!
そしてフレックちゃん激推しのゲイレルルお姉ちゃん。
やっぱヒルデさんすげぇなって思いました。
似た者夫婦ですね~ビジュアル的にもとっても近寄り難い雰囲気です。
どぎつい一撃をブチかましてご満悦だったレオニダスさんが「一発で終わらせたったわ俺がワンパンマンだ!」と思ったかどうかわかりませんが、実況のヘイムダルさんが勝負あったか?という終わってないフラグをピコッと立てました。
そしてこう!
まだ太陽は燃え尽きていない!!
これ、これが言いたかったんよ…
てことでヘイムダルさんの実況テクを感じましたぜ
そして起き上がったアポロンさんがこちらです。
実はノーダメでした~って流れでもおかしくないと思ったりしましたけど意外にもしっかりとダメージ受けてました。
光の神器ってなんでも有りっぽかったですし。
しかし現実は立ち上がるにも苦労する程の大ダメージを受けている。
この状況ではレオニダスさんが勝ち誇っても無理はないですね。
スパルタの前には立つなだから!
もう寝ておきなさいいよ無様な姿を晒すのは不本意だろ?
と言って、おそらくトドメを刺すべく近づいて行ったわけですがそこで意外なアポロンの反応有り。
多分この時点ではただの減らず口と思ってますなレオニダスは。
しかしながら続くセリフを聞いてちとこれまでのイメージが覆り始めましたな
君ならわかるはずだろう?
ただ君を倒すために魂を焦がし闘おうとしている今のオレ様は
そう断言するアポロンと対峙していたレオニダスさんはこうなった。
これ、多分アポロンの有り様がレオニダスの闘いの美学的なものに触れたのではなかろうか。
しかし凡神ギャラリーからは理解を得られず。
馬鹿正直に正面から打ち合ってあんなになっちゃって~
身の程ってもんがわかっちゃいないんですわ!
という発言が神側ギャラリーから出ちゃいました。
それを聞いたアレスさんの尻が大激怒です。
直後にヘルメスからやっぱアポロン好きですね~と言われてち、ちがうー!と否定していましたけども、
ただ…あいつは絶対に…身の程知らずなんかじゃない
そういって闘技場のアポロンを見つめる姿は久方ぶりのかっこよいアレスさんでしたな。
やっぱ神友じゃないの。
ゼウス様もその通りとアレスの発言に太鼓判を押し、アポロン程に己を知る神はいないといいます。
そうして始まる過去回想と。
アポロンを祭るデルフォイ神殿に刻まれている言葉に「汝、自身を知れ」とあるそうな。
それを古代ギリシアの人はこんな感じでとらえてたんですて。
でもこれは全くの勘違いで、本来の意味は全くの逆であるぞよということで真実の物語が展開されました。
デルフォイの地にピュトンという怪物がおって暴れまわっていたそうな。
このピュトン、実は神なんだけどビジュアル的にはモンスター
天界からキッショ!と追われて地上ではギャーおっかねぇなんて扱いをされるもんだからぐれちゃってたんですね。
これをアレスの部隊が制圧せんとしやってきますがピュトンさんなかなかにお強い。
そんなピュトンさんのもとへある日一柱の神がやってきましたよっと。
神友の期待に応えんがためにやってきた!その名はアポロンにございます。
しかしながらその期待、アレスさんの方はどうかというと、こうだった。
なんで!?
という一言にすべてが集約されております。
その一言に答えたのかはわかりませぬが、
太陽は頼まれずとも昇るもの、友の期待は求められずとも答えるものだ
という素敵なセリフが飛び出しましたぜ
どうよわかったかいお友達!
すみません、友達がいない場合はどうすればいいですか?
ともかく友のピンチに一肌脱ぐ感じでピュトンのもとへやってきたアポロンさん。
相手をしてやるというアポロンに、ピュトンはその気に食わねぇつらをズタズタにしてやるぜぇ!と襲い掛かるもワンパンKO
足が生まれたての小鹿のようにプルプルしつつも気合だけは衰えませぬ。
物凄い気迫で俺はまだ負けてねぇぞ!という姿に必死さを感じましたな。
恐らく死を覚悟しての叫びだったのが、じゃ続きは明日な!と言われて拍子抜けにござる。
しかし来る日も来る日もアポロンへ挑み返り討ちに会うピュトンさん…
ある時、アポロンに負けるわけにはいかぬ理由を吐露し始めます。
自分は天界でも地上でもいつも理由なく迫害される。生まれつき怪物だから、こんな姿だから
だから最初から全部持って生まれてきた万能神なんかに負けられねぇ
負けたくねぇんだよ!!
というピュトンを見てアポロンは美しいというんですね~
ピュトンさんはバカにしてると怒りますが、アポロンはバカにしていないといいます。
曰く、姿、造形などどうでもいい。
美しいのは今の君という存在そのものであると。
己と向き合い魂を焦がして闘う君はとても美しい
しかしまだ納得できないピュトンさんはお前に何がわかるんでぇ~いと頑張ります。
が、アポロンのオレ様も同じだから
恐らくこの時アポロンの成り立ち等を細やかに話して聞かせてもらったのでしょうな。
なんとアポロン、最初は凡神だったんですて。
な、なんてこった…
で、でも僕はごまかされないぞ
凡神だってビジュアルはイケメンだったに違いないんだ。
僕は強いとか賢いとかそういう次元で敵対してるわけじゃないんですよ…イケメンか否か、というもっとも~っと低い次元で活動しておるわけなのでこういう頑張り屋さんエピソード持ってこられても刺さらんですわよ!
それにしてもピュトン…俺っちに似てる気がします。なんかいろいろ。
ピュトンに対してはアポロンの有難いお言葉が与えられ、なにやら感銘を受けた様子。
美しく無き者とは…
今に満足し前進を止める者、今の幸運や幸福の上であぐらをかくものだ。
己を知るものは己が足らぬことを知る
己を知るものは己が弱きことを知る
己を知るものは己が変わることを恐れぬ
凡神でありながら努力で12神まで上り詰めたアポロンだから言える言葉であり、だからこそ刺さるセリフにございますなぁ
そんなアポロンさんのビビビームを間近で受けたピュトンさんはこう!
ハッっとさせられております。
しかしながらピュトンさん、自分は人間を傷つけてしまった、気付くのが遅すぎたんや…涙をポロリ
それをアポロンがナイスフォロー
尾を踏まれた蛇が人に噛みつくこともある…
つまり、ピュトンに対する人間の姿勢もよろしくなかったよねってことですかね。
で、大きな争いになる前に止めるのも神の仕事なのかもしれないなーとおっしゃいます。
つまるところ、今までの事を悔やむよりこれから頑張りましょうねってことなのかも。
そうして、オレ様は十分バカンスを楽しんだから帰るねーと去っていきますが、そんなアポロンにピュトンはこう叫ぶのですわ
オレっちは負けねぇ!オレっちはもう…負けねぇぞ
アポロンと語らうことで、荒くれちゃってたピュトン自身が物事の認識を改め改心するって、かなりスマートな解決方法です。
そうか自分に負けねぇか…僕、負けっぱなしなんですけど!
今回の件では誰も不幸になってませんし…強いて言えばイケメン許すまじなペケジローとピュトンのシンクロ率がヤバすぎて最終的にハートをミラクルキャッチされたのがピュトンなのか僕なのかというもやっと感を植え付けられたわたくしだけがお辛いくらいです。
それにしても、今回の回想ではアポロンもやっぱり神様なんだなってところを見せつけられましたな。
そして場面は現代へ。
昨日よりも今
今この刻よりも…
と。
アポロンさんの美の基準、その根幹は有り様生き様に対して向けられており、ビジュアルは重要ではなかったわけですか。
そのくせ本人はお美しいってんだからもうね、実に厄介な神ですね。
一緒にお風呂入ってたビューティーズみな可愛いのでまだ疑わしいような。
そんなアポロンの発言を受けてレオニダス様はといいますと…
ポカーンとしつつも
その様でまぁだカッコつけるかよ…
くそウゼェ…
えっ?
気に入っちゃったのぉ!?
闘士どうしなにやら通じ合う部分があったようですがヤバいですぞこれは…
これではイケメン許すまじというしょうもない理由でレオニダスを応援している僕がいとあはれではあるまいか!
どうにかして最後はシレッといやー良い戦いでしたなぁ~どっちが勝ってもおかしくなかったねッくらいの立ち位置に向かわねばですよ
しかしながらレオニダス王のブッ殺精神は変わらぬようでして、
気に入ったのでクソ殺意を込めて全力でぶち殺してやる!と言ってますね。
まぁこうして闘技場で対峙してしまったのなら勝敗を決するのは互いの消滅以外にないので、気に入ろうが気に入るまいが避けられぬ運命にございます。
ここにきてアポロンの好感度が天井付近まで上昇したことでいよいよどちらが勝っても不思議ではない状況。
ぶち殺し宣言をしたレオニダスに対し、アポロンは君のその汚らしい言葉遣いは気に入らないが…語り始め
自分をぶっ飛ばした一撃に美しかったと賞賛を送っちゃいましたな。
こうなるとアポロンもまた自身の確固たる信条を胸に生きておることがレオニダスに伝わった事と思えますね。
あの一撃によってアポロンもまたレオニダスが己を知り魂を焦がすものであると認識した様子。
で、あればすべきことは一つであると。
共に心ゆくまで魂を焦がし尽くそう
という、かっこよいアポロンで今月の幕引きとなりました。
今回のお話でアポロンとレオニダスがきっちり分かり合ったようですなぁ
互いを理解しあったところで次回から激闘の開始でしょうかね。
地上の皆さんがアポロンの神託を曲解しちゃってたようですが、
レオニダスがアポロンに対してもやッとしてたのはそれが原因だったようですな。
これからどんな試合になるのやら。
今回でアポロンが立派な神様感をぶちあげてきましたし、アポロンの有り様を知ったレオニダスは負けてもそんな悔しがったりしないかも。
20巻が11月20日に発売になるそうですぞ。
コメント失礼します。
今回の話で、アポロンが人類滅亡派に回った理由が見えてきましたね。
ギリシャの神々の中でも、誰よりも努力を重ねて数々の神としての称号を得た、アポロンからすれば地上の人間は努力の一つもしない、堕落した美しくない存在。地上を穢させない為に最終闘争に参戦した。
口は悪くとも、高潔な精神を持つ者同士の戦いがどんな結末を迎えるのが楽しみです。
コメントありがとうございます。
アポロンさんの場合、地上の人間が自分の教えを曲解したもんだから性格悪い神様なんてイメージ持たれちゃってますしね、こいつらなんなの(怒
くらいへそ曲げる権利はあるかと思いますね!
人類の勝手な解釈というのが出てきたから、レオダニスが怒っているアポロンの啓示も本来は、“祭りの間くらい楽しくやって、人殺しの戦争はするな”という程度のことで防衛とかを禁じた訳ではないと思う。
それを勝手に戦争そのものを禁じると解釈した人間達に問題がある。
戦いの中でアポロンの啓示の真の意味が分かることを期待したいです。
マンガやラノベでよくあるパターン…神託が曖昧なものだから誤解が発生して大惨事でございましたか。
解説付きで詳しく諭して頂けないものでしょうか、神様。