悦楽るーぷへお越し頂き誠に有難うございます!
最近、頭皮の貧しさは呪いである可能性に気付いたペケジローです。
幼少期に祖父のワックス要らずのつるぴか頭をキャッキャしながら弄ったわたくし。
内心穏やかではなかったであろう祖父…我が身に宿る1/4の遺伝子が今!頭皮に牙を剥く!
そんな感じ。ごめんよ爺ちゃん…もうゆるしてぇ!
それでは今月も気になったコマをお借りしつつ感想を述べていきたいと思います。
始皇帝が目隠し外して試合再開。
先手はハデス様が猛攻を繰り出し、始皇帝がそれを凌ぐ展開となりますが!
ハデス様がもういっかい前回効いた大地を砕きし者を繰り出したとこがちょっと面白かったですね。
ここであっさりコォンと返された『嵐を破壊せし者』を繰り出せば始皇帝さんも「なんか対策されちゃったのかも!?」と判断が鈍ったかも知れないけどぶっちゃけすんごい刺突ですもんね。
そして、相手の始皇帝さんもそれまで上手に回避してたのに受けちゃうという。
これは…また足がピーンとさせられたなら、それはそれで面白いですな!
しかし次の瞬間、とある一コマで僕はそうはならんことを確信しました。
左上に注目ですよ…
そう、アレスさんが知った風な口をきいているではありませんか!?
軍神から裏目の神へと転身を遂げちゃってるアレスさんが終わったと言ったなら…終わるわけがありません。
この人類にとって幸運ともいえるカットインが発生した次の瞬間
始皇帝覚醒
おめめがお星さまになりよったけどこれ、必殺演出でしょうか!?
やっぱなんか眼力もってそうですなぁ…
なんかおめめに謎パゥワーを秘めた闘士が多くなってきましたね。
ジャックさんは感情の色が見えるだけですけども。
いやそれにしてもカッコよい。
スゥゥゥと息を吸ってポッと吐いたその息がハデス様の身体に当たると異変が。
前回であれば持ち手を引いて力の流れを変える場面で、なにやら力が抜けちゃった感じ。
先端を掴んだ始皇帝に槍を操られちゃいました。
攻撃の最中に槍の柄を手放してしまうのはハデス様としても相当不可解でしょうなぁ。
蚩尤鎧式 承力天鳳ってのが相手の力を利用する技の名前なのかしら?
身体に力の入らないハデス様の脇の下というか関節を利用してぶん投げる所がきちんとしてますね。
そしてハデス様があられもない姿に。
武士の情けか小さく描かれておりますが…ひっくり返ったカエルのようなお姿。
ぐえーって聞こえてくるようです。
足をピーンとさせられた始皇帝の仕返しでしょうか。
その後ももういっちょ!って感じで衝突するのですが…
またしても始皇帝が息を吐くとハデス様に異変発生と。
力が集中している個所に息を当てる事で異変を生じさせているっぽいですが、喰らった当人も良くわからんてすごいもんです。
この技を耳にやられたらどうなってしまうんだ…
目隠しを外してから形勢逆転し始めましたなぁ
始皇帝が次に繰り出した技がカッコよかった。
これは矛式だそうですが、上のコマは事後の残心状態にござる。
当たった瞬間ハデス様はズギャァァ!とぶっ飛びすんごいダメージを喰らった模様。
ヒルデさんもなんか気に入ったようで、後でそれっぽいポージング真似してました。
意外と余裕をもって観戦してそうですね。
ハデス様のどてっぱらが抉れて始皇帝優勢だからでしょうか。
ぶっ飛ばして足ピンさせたらすんごい仕返しされたでござるの巻き。
とはいえ、謎の現象を二度も喰らったのでハデス様も始皇帝が何をしてるか気が付いちゃいました。
空気の塊を力の要にぶつけ、技の流れを乱す。
その後は小次郎さんによる力の流れ講座等が続きますが…僕が何より刮目したのは近藤さんですね。
闘士じゃないんだけどなんか…めっちゃ馴染んでる!
見習いたい、この処世術。
小次郎さんヒルデさんの説明によれば、
始皇帝には相手の力の要、『星』が見えるのですと。
それを聞いたゲルちゃんの発言に相変わらず安心感を覚えちゃいました。
そうか、良くわからなくてもいいんだなって僕に勇気を与えてくれる。
ですが、後の発言が良い着眼点にございましたね!
星が見えるならどうして目を覆っていたんです?
姉さまのいう事にゃ、過剰な力を得れば一つ失うですと。
それでは始皇帝の眼力の秘密についてヒントっぽい描写を振り返りつつあれこれ考えてみましょうぞ。
まず始めに現れた異変は、大地を砕きし者を繰り出したハデスにカウンターをお見舞いした後で始皇帝に生じた異変。
ぶっ飛ばした後、ハデスからの攻撃を喰らってはいないのにビキビキキってダメージ受けちゃってました。
上のコマの瞳の中にはハデスボディ…
そしてお次は泰山龍爪をブチかました直後。
先の異変が発生した時同様に、上のコマでは瞳にハデス様の姿が。
そしてやっぱり攻撃を喰らってないのに痛みを感じているかのような始皇帝さん。
最終的にはハデスの損傷部位と同じ場所に傷が現れました。
ここまでわかったら次回は答えが描かれそうな気もしますが、今回は別の次元から大ヒントが示されておりましたぜ…物語最終ページの次のページ、他作品紹介ページにあったのがこれ!
トレース (trace) は、すでにある物をなぞること
星が見えるってのは実際に目視できるって意味ではなく、相手の身体の状態を自身の身体でトレースする事で、現在力の要となっている部位を把握することだったんですね?
で、あれば相手の損傷までが再現されちゃう事も納得であります。
そうだ、幕引きのページの始皇帝さんのお顔がもしかしたらドヤ顔だったりするじゃろか?
だからこの目で闘うのは嫌なのだ
からの~
やっぱドヤ顔か?ドヤ顔なのか!?
始皇帝さんよぉ…できるもんならペケジローの頭頂部をトレースしてみたまえよ!泣くぜ?
少し今後の戦いの流れを考えてみますかな…
始皇帝は相手の肉体の状況まるわかりで蚩尤鎧式が炸裂しまくるのは確定。
でも相手のダメージも再現しちゃうからボコればボコるほど自分もダメージ受けちゃう。
ハデス様は全部把握されちゃうので攻撃しても逆にダメージを受けちゃう。
でも自分が傷つく程に始皇帝もダメージを負う事になる。
これは我慢比べな戦いになるんじゃろか…?
ハデス様は自身の損傷以外に始皇帝にダメージを与える事が出来れば、始皇帝はハデスに致命傷を与えて「やったぜ!」って思ったら目を隠せば勝てるかな?
それともハデス様も始皇帝の眼力をどうにかしちゃう奥の手を持っていたりするじゃろか…?
現時点では始皇帝優勢に思われますが、どうなっていくんでしょ!
あと、作品の内容は全然関係ないんですけども…
ヒルデさんが始皇帝の技の説明をしている一コマを見た時のこと。
わたくしの頭頂部から毟った毛をフッと吹き飛ばしているイメージが浮かんで背筋がゾクリとなりました。