えぇ…これって自己啓発本の類でしょ~?
僕ってキッチリカッチリ真面目な本て読んで数秒で眠くなっちゃうのよね…なんて思って発売からつい先日まで名前は知っててもスルーしてたわけです。
でもってこの前のプライムセールでkindle unlimitedのお試し3か月99円をこうしちゃいられねぇ!と申し込んで即解約し、現在は制限無しにもかかわらずなんも読んでおらず安物買いの銭失い状態でありまして。
何か読まなきゃ勿体ないな~と思ってたところに完全に手抜きで描かれた、神秘性の欠片も見当たらないゆるガネーシャと目が合ってしまったのです。
あっ…ちらっと読んでみようかな~
思った通りの中身だったら読むの止めればいいんだし。
と、思って目を通したらまんまと2冊目迄読まされちゃった。
そして今、3冊目もめっちゃ気になってるという有様でして…
もしかしたら僕のようにイメージが先行しちゃって読むに至らない人もいるんじゃなかろうか?
確かにこちらの作品を読むと夢を叶える為の心がけを知る事も出来る。
しかし主人公が半信半疑ながらもそれを実践し、学んでいく過程を読者が追う形なのでなんとなく僕はやらんでも良さそうな雰囲気であり、ガネーシャ様も見た目の通りゆるっといい加減でそれに振り回され所々キレつつも何故か成長していく主人公…根本的にお話が面白いんですわ!
ガネーシャの薫陶とは言い難い教えを本気で受け止め自身を成長させることも可能に違いない…違いないんだけど普段からふざけた感じなのにたまに刺さる事を言ってくるので質が悪いんですよねブレまくりやん…
所々イラっとくるし。
でもキッチリ有言実行してくるあたり、ほんまもんの神様ってこんな感じなのかもと思える不思議な神様なんですわ。
ガネーシャと貧乏神
貧乏神って…穏やかではないな?
もしや今度は神同士で主人公を引き上げたり突き落としたりの迷惑な戦いが繰り広げられる的なお話なのだろうかとついつい目を通したらやっぱり全然違ってた。
まさかガネーシャの啓発本っぽい作品でこんな物語を見せられると思わなかったわ…最後は不覚にもちょっとじ~んと来ちゃったし。
でもガネーシャ様は相変わらずやりたい放題だしお釈迦様まであんな感じにしちゃって大丈夫なんだろうか?バチ当たらんですかこれ?
前作もそうなんだけど、お話が面白いから気張らなくても自然と入ってくるところが数多くある自己啓発本とは違う所ですね~
まぁ僕はお話が好きなだけでなんも頑張らんのだけど。
僕は夢を叶えるゾウシリーズが物語として好きですね~
わけわからんガネーシャの相手は主人公にお任せして、僕は彼らが歩む物語を楽しませてもらいましたわ。
つまり…読んでも全然成長してないわけですが。
こちらも面白かったから満足ですね、幸ちゃん最高!
で、これが3冊目ですか…まだ読んでないけどブラックガネーシャってめっちゃ気になるぅ
でも3冊目だけに…夢を叶えるゾウサン ゲハハァ!とかそんな姿が目に浮かんでイラっとくるのでもうちょっと我慢して取っておこうと思います。
それにしても…ブラックってなんなん?
どうせハワイで日焼けしたとかしょうもない理由で黒くなってるんだろうけども。