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7巻読んでろくでなし新発見 8/6
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カートリッジについて 8/6追記
ベラフ&ヴエコさんの回想からろくでもない事に思い至ったので書いてみます。
まずベラフの回想でのボンドルドの六層への来訪時。
籠の中には良くみるとミーティ以外にも成れ果ての子たちが入っている。
ベラフが言うには、あらゆる対価での取引を申し出たがお断りされたそうな。
そしてヴエコさんの方では、祭壇が再び降りてきた時成れ果てだけは無事であったように見えた。
以上の事から、あの籠は旧式のカートリッジであり、連れてきた成れ果て達は5層へ帰還する為に必要だったのではないか?
恐らくはそのようにして何度も村を訪問したのではないか?
と、考えました。
左側のごついのが背負ってる柱っぽいものもなんか怪しいし。
で、旧式ってどこから出てきたんだっけ…
どこかでボンドルドがナナチに新しいカートリッジがどうとか言っていた気がするんですが探してみたけど見当たらないですね。
おかしいなぁ…気のせいだったのだろうか?ゾアホリック?それとも普通にボケなのかしら(;´∀`)
見つけたらどこか教えてくれると嬉しいです。
幻覚だったら病院へ行かねばなりませんが気にせず新型に着目しちゃいましょう。
新型カートリッジのでは詰められた子供達は次々と終わっていく…終わるってのは死ぬって事ですよねぇ…
恐らくは肉体が不完全な状態での変化と、詰められた時点で数日間の延命しか考えられていないというゲスな設計思想が仇となってカートリッジの子は成れ果てると死んでしまうのだろう。
無限に使えそうなものが有ったのに、何故使い捨てのカートリッジに改良したのか?
それをボンドル度マシマシで考えると…
嵩張るので危険生物による襲撃等の緊急時には使えない事。
装置として活用するには何やら準備が必要そうな事。
この点だけでも探窟家の本分を全うするには不完全と言えます。
という事で…もっと軽くて携帯しやすい形状を目指し、例え押し付けられる者が命を落とすとしても安全装置としての性能を優先したって事ですかね。
本来、死なずに済むものを利便性の為に使い捨てにするところが、いかにもボンドルドらしい。
リコにプルシュカを解放しろと言われてちゃんと解放しますよというあの発言の意味もじんわりと来ますなぁ…
安心して下さい。
ちゃんと負荷を押し付けて死なせますよ。
って意味合いを曖昧にしてのお返事か…
成れ果てるよりも死の方が救いはあると考えては無さそうなんだけど。
成れ果てた子供達は箱庭に放置されてたのだし。
なんかその時々で適当に耳障りの良い言葉でお茶を濁してる感じがたまらんですね。
いや~ここまで来ると、ぶつける言葉が見当たらない。
ろくでなし!なんて言葉は慣れっこだろうし…凄くもやもやしちゃいますね。
やはりこの男はろくでなし以上の侮蔑を以て評価すべき逸材!
なにかボンドルドを罵るにふさわしい言葉はないものかしら!
彼はかなり純度の高いサイコパスだと思う。
サイコパスの特徴が書かれている書籍が有りましたのでリンクをペタリ。
プレビューの段階でチェック項目があったのでこちらを参考に、ボンドルドと照らし合わせてみます。
- 魅力的な外見、持ち物、語り口、礼儀正しく、丁寧な口調、人当たりがよい、ビッグマウスで嘘が多い。
ナナチがボンドルドと初めて遭遇したこの場面で、既に上記の項目が一致していますね。
ちょっとこじつけてみます。
魅力的な外見は白笛の探窟家自身が登場した事でクリア。
持ち物はその白笛。
語り口も子供たちの憧れを刺激するような内容に変えられています。
「常識に左右されない新しいアプローチ」なんて大嘘を言ってますが、人体実験の材料にならないか!?なんて言ったらついてくるはず有りません。
礼儀正しさもここでは凄く効果的に作用しています。
生活に困窮していた孤児達にとっては、敬意さえ感じられるあの態度はかなり好印象だったことでしょう。
あの演説でボンドルドは、まるでハーメルンの笛吹き男のように子供達を大量に連れ去ったのでした。
嘘に関しては、僕が何度見ても腹が立つのがこちらの場面。
嘘と言うよりは屁理屈でごまかしているのかも知れません。
プルシュカは今は背中でカートリッジになって眠っています。
きちんと魂を開放しますよ。
というべきところを、大分濁して伝えているのだとも思えます。
どちらにせよ、許しがたい発言に変わりないですが。
- お世辞が上手い。
上手くはないですが、作中でわりと頻繁に「ナナチは可愛いですね。」と発言してますね。
ナナチに協力者として戻ってきて欲しいと度々アプローチしている事から、やはりお世辞のつもりなのでしょう。
そういえばパパドルドの癖に、プルシュカに可愛いって言ってないような。
うわぁ…思わぬところでゲス外道が発覚してちょっと引きました。
- ユーモアがある
これは無いですね、この生き物は全然笑えないやつです。
パパ棒のネーミングについて、
ボンドルドがプルシュカからの質問に対し苦し紛れに答えたものだったりして…なんて考えたりもしましたが。
でもそれだと人間臭くなってしまうので無いですね。
やはりボンドルドは得体の知れない怪物のような存在でなければいけません。
- ナルシスト的な気質
これは魅力的~な所の後の場面でも見られるのですが、名のった後でキッチリと白笛アピールしてましたね。
オーゼンさんはわざわざ白笛でぇすなんて言ってなかったと思います。
武装の名前も何処かオサレっぽいセンスしてます。
月に触れる で ファーカレス。しかも自称。
レグに対して使用した時の1シーンにも注目です。
これ、多分言わなくてもいいセリフ。
閉じろと言って閉じたら僕ってカッコいいじゃない…!というノリを感じます。
- 恐怖心が無い、緊張しないように見える。危険な行動を平気でとる。
これらはゾアホリックの使用により死が遠ざかった結果ともとれちゃうので微妙ですね。
肉体なんて飾りですよと言わんばかりの、体を使い捨てにするような場面が多々見られました。
上の場面では、後に落下の衝撃で無事に死亡。
カッショウガシラのコロニーと知りながら祈手同伴で入り込んだりも。
ナナチが火葬砲の巻き添えを受けそうな場面では、多少ビビってたのかも知れません。
最後まで、何故かナナチが一番大事そうだったのが謎ですね。
- 批判を受け入れない、自分に非が有っても謝らない、嘘や矛盾を指摘されても開き直る。
ミーティを9回もすり潰しておきながら、彼女の相棒であるナナチに嬉々として実験の成果として語ってました。
ナナチが見るからに鬱状態なのにお構いなし。
腕を切断されたレグを救出した後の場面では、ナナチに対して大事なお人形だったんですね…とは言うもののやはり謝っていません。
リコとの舌戦…というかリコの糾弾に対してもどこ吹く風よ~ってなもんでした。
何を言われても淡々と回答するボンドルドさんのメンタルならば、圧迫してくる面接官を倒せるに違いない。
- 付き合う人間が頻繁に変わる。昔付き合っていた人の悪口を言う。
付き合う人間がそもそも居ないような気がしますが。
子供達の事を次々と…と考えると、人間関係の構築に難があるという意味で当てはまるのでは。
そして、届け出も出さずに6層へ降りた神秘卿と先導卿に対してのセリフ。
付き合いがあったかどうかは置いておくとしても、かなり上級のお前が言うなだと思いました。
- 信望者のような取り巻きがいる。
これはもう、ズバリ探窟隊の祈手がそのまま当てはまります。
ボンドルドに体を預けるだけで信仰心MAXな気がしちゃう苦行。
カートリッジの作成で子供の体を切り刻むのもヘッチャラです。
ボンドルドになっている時の祈手の意識はどうなっているのか…。
今はいない…という発言からすると、体をボンドルドが動かしている時でも意識は有るのでは。
その次の発言内容はゾアホリックの仕様に関してであると思いますが、これは遺物から距離が離れた場合って事でしょうか。
なんだか、wi-fiで通信しているっぽいイメージです。
他に、祈手になれなかった人達というのが登場します。
皆、頭部を損傷しているように見えますが、これは自傷ではないかと。
精神的に耐え難いカートリッジの製造も、ボンドルドが体を動かしてOn-the-Job Training
これはかなり画期的な教育方法ですね、実際に体を動かして学べちゃうなんて。
それが子供の解体作業でなければですが。
耐え難い精神的苦痛を感じ、それが自分が生きている限り何度も訪れるとなれば…やっちゃうかもしれませんね。
そんな中で、現在も死を厭わずにボンドルドに体を貸し続ける祈手。
まさに信望者というに相応しい存在ではないでしょうか。
- 芸能人や著名人との関係をほのめかす、場に合わせた意見しか言わない、性に奔放
こちらは今のところ思い当たる部分は有りません。
この作品の世界観で芸能人というのは難しいし…
かなりこじつけっぽいですが、オーゼンさんについて知ってる風な事言ってましたけど、アイドルかなぁ…
…アイドルならば目玉真っ黒はやめて頂きたい。
- 話を盛大に盛る、経歴や資格を詐称する
ナナチの回想では、ミーティの不死性についていかにも自分で発見したように話していました。
それが45話で、実は自分が発見したわけでは無かったとわかっちゃいます。
他人から聞いた事を自分の功績のように語るのは、まさに詐称ですね。
こうして照らし合わせてみると、当てはまる部分が多くあります。
他で見たものに、社会的地位の高い職業に就くことが多いと有りました。
メイドインアビスでは探窟家、中でも白笛の地位は伝説とも言えますのでボンドルドにとってはうってつけの職業。
これから登場するかも知れない他の白笛も、案外似たようなものかも知れませんね。
次のサイトにて対象を診断する事が可能なのですが、ボンドルドさんは高得点です。すごいですね。
サイコパスの生態を理解しつつ改めてボンドルドを見つめ直すと…物語がまた少し違って見えるのではないでしょうか。
ボンドルドが滅茶苦茶するのはなぜだろう。
メイドインアビスといえばボンドルド、と言える程に多数の爪痕を残した黎明卿。
いろいろと危ういこの人物ですが、狂人なりに理由があるような気がしてきました。
サイコパスの他人を一種の「物」としてしか見ない心理が全てかも知れませんが、出来る事なら他に理由が欲しい。
2000年周期でアビスに発生する異変も関係有る気がします。
まず、良く考えたら6層から生還した唯一の白笛なのですよね、このクレイジー卿は。
奈落について、誰よりも深く知っていてもおかしくありません。
知識の持ち腐れも甚だしいですね。
そんな彼の行動は全て次の二千年に関わっているのだと思います。
体がアビスの祝福を受ける事で準備が整う…。
ナナチが祝福により力場を視認出来る事から、力場を視認しなければ避けられない事態が発生するのだろうか。
2000年周期で乱造されたお祈りガイコツ、そしてアビスが発見されたのは1900年前であるという事。
異変によって以前の住人が絶えたと考えられます。
現在、オースでは誕生日に死ぬ奇病が徐々に蔓延しつつ有りますが、それを回避する事と祝福を受ける事の関係はボンドルドのみぞ知るところ。
ボンドルドがアビスに住む人々の絶滅を確信している前提ならば、どうせ死ぬなら今死んでも一緒なので有効活用しましょう。
なんて考えなのか…クレイジーなイメージしか沸いてこないですね。
日頃の行いって大切なんだなと思います。
干渉器同士の連絡が途絶えたのって…ボンドルドが?
枢機に還す光・スパラグモスは、レグとの交戦時には両肘の光を交差させて火葬砲を打ち消したりしてました。
火葬砲と同質の物と考えられます。
また、レグについて彼らは、
少年型は前例の無い個体
危険な遺物であり、油断を誘わねば捕らえることも敵わない。
と語っていました。
交戦、捕獲の経験者ならではの警戒心がみえます。
そんな理由から干渉器同士の連絡が途絶えた原因はボンドルドが絡んでいると感じました。
ボンドルドが原因であるならば、皆解体されちゃった気がする謎の信頼感。
あちこちに迷惑かけすぎで、本当に困った奴です。
精神隷属機【ゾアホリック】の仕組みが気になる
植えつけられた精神はそれ同士で共有可能
対象は人でもそれ以外でも可能
遺物からの距離が精度に影響するらしい。
発見時は小動物が捕食対象を操っていたと有りますので、精神を移す対象に処置を施す必要も無し。
そんな暇あったらさっさと食べるに決まってる。
もしボンドルドがリコに精神を植えつけてたら試合終了だったのでは。
やはり電波っぽいもので対象の体をハッキングするような仕組みなのだろうか?
ハッキングされた者にも意識が有った場合、ヤバイヨヤバイヨと思ってもボンドルドが平気で死地に飛び込むので発狂する可能性も。
本編ではその前に絶命してましたが、祈手になれなかった人達がそうなのではなかろうか?
祈手は皆わたしと言ったボンドルドを信じるならば、精神を植え付けられた祈手それぞれがバックアップの役割も果たしていると考えた方がわかりやすいのですが、どうなのだろう?
カートリッジの仕様
自分の負荷を他人に押し付けるボンドルドご自慢の品…。
他者の痛みに共感出来ないボンドルドならではの発想にて生み出された、この忌まわしきアイテムについて気になる事が。
ナナチがボンドルドについて、カートリッジをフル装備であるとレグに注意している場面がありましたが
そもそもカートリッジを沢山装備したからって長持ちするのかな?という疑問が生じました。
仮にカートリッジ A、B、Cを装着した状態で負荷を受けた場合、
A,B,Cそれぞれが負荷を受け、そこにボンドルドの負荷が上乗せされる仕様ではないのか?
それならば1個でも2個でも終わるタイミングに大差は無いと思うし、もしAに対して負荷を集中させる仕様であればあっという間に終わるはず。
カートリッジなら負荷を受けない!というのはあり得ませんね。
精神を植え付けられた祈手では人と判断されない…とボンドルドが言っていた事から、負荷を押し付ける事の出来るカートリッジもアビスによって人と判断されていて、それ自体が負荷を受けて居なければなりません。
レグとの戦闘時では、真っ先にレシーマが終了。
その後、5層に戻ってきた時に一気に4つのカートリッジが終了してました。
この場面を参考にすると、全て同時に負荷を受けていると考えられます。
終了の条件は恐らく中の子供たちの死。
沢山装備した場合、ボンドルド自身の負荷をA,B,Cがそれぞれ受ける事で少し長持ちするという事なのだろうか。
5つなら一人辺り負荷が20%増量、10なら10%の負荷で済むと?
自身に対する100%の呪いが既に危険過ぎると思う。
これに関しては、気にし過ぎると僕の毛根カートリッジが全滅しそうですね。
不屈の花園にクオンガタリを蔓延させたのは誰?
6層から5層へ移動した者が犯人…ならばレグが怪しいと思ってました。
わざとではないとして、持ってきちゃったのかと。
しかし、45話で6層を行ったり来たりしていたと発覚したボンドルドも怪しさ満点です。
そうなると駆除にあたっていた祈手の発言はいかがなものか。
彼がボンドルドが6層へ行った事を知らないというのは腑に落ちませんが、祈手って隊員というよりは消耗品みたいな存在だった印象。
かなりブラックな労働環境だと考えられるので、情報を与えられていなくても不思議ではないかも。
そもそもボンドルドが何よりも研究最優先って感じですからね、ちょっとした好奇心の為にはあれくらい平気でやらかしそう。
6/22 追記
ボンドルドとの初戦闘時、クオンガタリの幼体を見たボンドルドの反応が気になった。
4層で祈手がサンプルを回収していたけども、最終的に辺り一面火の海にしてました。
あいつ…生きてたの?
気になって基地内に居た祈手の仮面を見てみたけども、同じ仮面は見当たらなかった。
と、いう事はサンプルはボンドルドに渡っていない可能性がお高い。
もう一つの可能性はナナチがせっせと集めている時に死角の覗き見をしていたからというもの。
しかしこの時の戦闘は視覚の覗き見を逆手に取る作戦で攻めているので、ナナチは幼体を目にしていないはず。
4層の祈手もボンドルドは今は居ないって言ってたので4層で見ていたわけでもない…
それでいて、この時点でのこの反応。
ナナチの発言の後になんと素晴らしいしか言ってませんが、なんか知ってるふうの反応に思える。
幼体を見て『!』って反応も、その危険性を知っているからこそのもの…と言えなくもない。
初見ならば普通は『?』ってな反応だと思うのだけど。
6層の生物であるクオンガタリ、その幼体の危険性まで知っているボンドルドは6層へ行った事があり、さらにクオンガタリの生態を良く知っているのではなかろうか?
うーん、ますます怪しい。
ナナチの視覚を覗き見る仕組みって…ゾアホリックなんですか?ボンドルドさん!
ナナチ本人が仕込まれた事に気付いていなかったので、ゾアホリックの機能の一部を利用する方法で視覚情報のみを得ていたのではなかろうか?なんて勝手に考えてます。
ゾアホリックの仕様的に、使う対象に処置は要らないところもこじつけるには便利な所。
何故かナナチを大切に扱う事に定評のあるボンドルドさんなので、ひそかに外科的な処置を施したとは思えないんですよね。
6/22追記
今更気付いたんですが、レグを拘束中に祈手が言った、精神があるのなら…試せるか?
これってゾアホリックでレグの体を貰っちゃおうって意味ですよね。
それに対し教育が必要だと否定されていますが、そんな手間が必要ならゾアホリックで覗き見はなさそう。
危険っていうのは、乗り移った相手に逆襲されちゃう可能性があるって事でしょうね。
随分使い込んでる様子。
先を読んで後から気付く事が沢山あるなぁ…
あと、レグが右腕を切断された理由も有りそう。
タマちゃん討伐時、ナナチの前でレグは火葬砲を右腕で放ってた。
視覚の覗き見で、レグの右腕に武装があると確実にわかってたので真っ先に落としたのではなかろうか?
そして拘束台も良く見ればレグ用に特注で拵えたようなフィット感…
出迎え時の歓迎しますよって発言も今考えるとそりゃ大歓迎でしょうよって感じ。
もう出番がないはずなのにますますお盛んなボンドルドの悪事。
ほんと、やべーキャラですね。
ボンドルドの笛とプル笛誕生の関係。
ボンドルドは自分の笛を使えない気がする。
リコが、どうして使えてたのか?と言ってはいるんだけども、それは単純に他人の体でどうやって笛を使うのか?という疑問だと思う。
その後、リコはボンドルドの持つ白笛が自身を供物にして作られた物だと知り納得していました。
が、本当に?
まず、実際にボンドルドが笛を使用する場面を見ていない。
だからと言って使えない事にはなりませんが…うむむ、これが悪魔の証明ってやつでしょうか。
あとはプルシュカの回想での発言にも注目してみました。
貴重な協力者も出て行ってしまい…というもの。
僕はこれが神秘卿なのではないかと勝手に思っているのですが、神秘卿の笛で遺物を動かせば6層への移動も可能だし。
カートリッジが有っても6層行けないわー困ったわーという状況だったのではなかろうか?
そんな前提で考えたプル笛発生の理由。
ボンドルドさん、プルシュカをカートリッジにするのみならず、笛にする気も満々だったのではなかろうか?
命を響く石の作成は儀式によって執り行われる。
たまたま出来ちゃうものでは無さそうなんですよね。
いつからそうする気だったのか?というとプルシュカにパパと名乗った場面から既にそのつもりだったと思います。
この時ボンドルドは既にナナチとミーティの結果を知り、祝福を受けるには呪いを肩代わりする者の強い愛慕が肝要であると考えていたはず。
ナチュラルにクレイジーなボンドルドさんでも、常識ある者にとって自分がいかに度し難い存在かは理解していたはず。
ならば作ればいいじゃない。
どうでしょう…いかにもボンドルド的発想ではありますまいか?
それから数年の歳月、プルシュカにゾアホリックによる増殖を伏せつつ、また良き父として接しつつ過ごしていた。
全てはアビスの祝福と自分が使用可能な白笛を手にするために。
そこに丁度良く現れたのがリコ達です。
彼らの憎しみや怒りを煽り、自身を攻撃させ死に至る過程をプルシュカに見せる。
その後目の前で復活劇をお披露目し、プルシュカが祈手と知っている者を、その精神のみでボンドルドと認識した事で完成したと判断。
精神のみでボンドルドを認識したプルシュカが白笛となったなら、肉体を何度変えようとも笛は鳴る事でしょう。
この、精神を以ってボンドルドを認識する過程は祝福を受けるだけならば必要無いはず。
また、最終決戦ではわざわざ祈手の肉体を消耗させてまでレグを黎明の箱庭へ誘導し、委ねてくださいと言っている。
殺し合いの最中で何を委ねるというのか?
と考えれば、この最終決戦こそが儀式なのではなかろうか?
ボンドルドの誤算であったのは、プル笛とリコの命の紋が一致した事。
プルシュカがボンドルドへその愛慕で祝福を与えた一方で、リコとの冒険を望んだことによる奇跡。
紛い物の愛よりも、真の友情の勝利とも言える結末ではなかろうか。
そう考えると、リコがボンドルドに与えたダメージは火葬砲の一撃よりもこちらの方が強烈だったことだろう。
プルシュカの回想初見ではボンドルドに対して「なんや…素敵なパパやないか…それがどうして…!」なんて思ったものです。
始めからそのつもりで…と考えながら読み直すと…ボ卿ヤバすぎない?
最近気づいた、ボンドルドもう一つの戦い
最近まで知る由も無かったもう一つの戦いに気付いてしまった。
しかしこれはボンドルドを心の底から敬愛する人にとって不快な内容かも知れません。
居ないとは思いますが念のため。
それではまず、ボンドルドが祝福を得た姿を見てみよう。
腕も尻尾もモフモフ。
何故気付かなかったのか…いや、気付いていたのかも知れない。
しかしこの直後、読者はプルシュカ、そしてレグを注視するような状況に追い込まれてしまう。
超シリアスな空気、そして激戦…それどころじゃない流れによって見事に失念してしまったのではなかろうか。
ここでナナチも見てみよう。
上のコマでは尻尾が生えている事が、そして下のコマでは立派なケモ耳が確認できます。
そう!耳!
ナナチ同様に祝福を受けたのならばボンドルドにも耳がニョキっと!ワッサー!っと生えているに違いないのです!
しかし悲しいかな、ボンドルドさんはギャングウェイ搭載の頑丈な仮面を付けている。
内部は耳の体積が増えた分ギッチギチであり、頭部に尋常ではない圧力を感じていた事だろう…。
くっ…私は黎明卿ボンドルド…ここで醜態を晒すわけにはまいりません…なんて考えながら戦っていたのだろうか?
祝福を受ける前から成れ果てている肉体であったならば、既に仮面を装着する為に耳をカットしていたのでは?
しかし祝福の過程を追った時にそれを否定する描写がありました。
ボンドルドさんの尻尾は、祝福を受けるちょっと前にレグに切断されているのです。
しかし上のコマでは尻尾が元通り。
祝福を受け肉体が変化する過程で再生されたとするならば、傷口がフレッシュだったからか?
しかしナナチを見ると耳の生える場所が変わっちゃってます。
再生と言うより変化自体があのような体を形成する仕組みなのかも知れません。
だとすれば、やはりボンドルドさんにも新しい耳が生えていて、仮面の中はギッチギチという事になるまいか?
以上の考えを踏まえて読み直してみたら、それっぽい部分が!
仮面の中から何かはみ出してますね…。
そして仮面に亀裂が入ってますね…。
合わせるとピッタリ付きそうな…これは内部から仮面を押し広げるような力が加わったのでしょうか。
元々の健康的な仮面はこちら。
こうしてみると、祝福後は全体的に丸みを帯びたような気がしないでもない。
仮面の中がギッチギチなのにあれほどの戦闘をするとは…
最後まで緊迫する空気を損なわずに我々を物語に引き込んだプロ意識は賞賛に値しますね。
僕はそんな彼にこそこの言葉を捧げたい…
素晴らしい。
と言っても、ボンドルドさんは痛覚とか無さそうなんですよね。
彼はどのような傷を負っても、一度も呻き声すら上げていない。
しかも高硬度からのダイブなんて事も平気でこなしてしまいます。
ボンドルドが他者の痛みに鈍感である事の一因かも知れない。
そして、痛みを感じないのなら、多少の不快感も気にならないでしょうね。
それでも仮面内部のギチギチは多少では済まないと思うので、やっぱり素晴らしいですよ。
ナイスファイト。
レグ達が6層へ向けて旅立った時、新しいボンドルドさんがお見送りしてましたねそういえば。
仮面を回収する時、外すのにちょっと苦労したのかなぁ…。
外れた瞬間、耳が飛び出したりしたんでしょうか?
というわけでボンドルドさんの仮面の中身ギチギチ疑惑なんて書いちゃいましたが、
一度くらいならボンドルドの仮面の背後に脳内でギチ…ギチッとか擬音を付けて読んでみるのも良かろうと思います。
まさに新しきボンドルドが見られる…いらん事書いた感が半端ないです。
[…] 黎明卿 新しきボンドルドが気になって夜しか寝れない。 […]
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