深夜0時に釣り場へ到着。
対岸の公園では夜通しライヴが行われているようで、テクノっぽい曲が流れており申した。
まさか朝までズンドコし続けるとは思いませんでしたが、
おかげでそれほど寂しい釣りにならず良かったですね。
たまにイエー!とか聞こえてめっちゃ楽しそうだった…
対照的に釣れない地味な時間が続く僕は深夜になにやっとんじゃ…と思い始めて心が撤収に傾き始めましたがリールを巻くリズムを音楽に乗せたりして頑張った。
全然反応無かったけどね!兎に角今日はいつもより長く釣りに興じてられましたよサンキューDJ!
さてこの釣り場、前回来た時にはチビアナゴが掛かったのでした。
アナゴ仕掛けをぶっこみで放置しておけば釣れるかも知れん!その間にタコを狙うのじゃ!
そもそも夜間に餌木でタコ…狙えるんか?
タコさんだって暗いところでは良く見えんのではないか?
と、疑問を感じたので今回は餌を使って誘い出す作戦で行ってみます。
ワタリガニが入手出来ませんでしたので、鳥の手羽で代用してみましたが…
手羽もどちらかと言うと日中使用するならあるいはって部類だったのかも知れませんね、反応がないままあっと言う間に時が経ちすぐに飽きてしもうた。
アナゴ仕掛けを引き上げてみると、餌のキビナゴが柔すぎて1回投げたらボロボロになると判明。
いかんぞこれではただの餌やりなのだわ…
タコもダメ、アナゴもダメ、餌はプヨプヨなキビナゴしか持ってきてないし、足元にそっと落として釣れるのかもわからんし…
割と早めに坊主の気配が漂い始めちゃいました。
いいもんね、最近は坊主にも慣れっこだもんねー!
深夜のドライブで海を見に来たと思えばよかろうもん…
心がへし折れそうになったところで、念のためテンヤを購入しておいた事を思い出し予定変更。
アナゴ?タコ?知らんなぁ…今日は太刀魚釣りに来たのだし!
と、無事に己の心を偽り立ち直る事に成功したのでした。
テンヤ仕掛けで太刀魚を釣るのは初めての挑戦です。
まぁ…釣れないでしょ!と思いつつとりあえずキャストしてズルズル引いてました。
着水してからの秒数をカウントしつつ棚を探るんだ…!と誰かに聞いた気がするのでそのように。
しばし投げていて気が付いたのですが、餌のキビナゴは3度投げたら海水すってプヨっとしてきますね。
そのまま気付かぬふりして投げてると、テンヤの針で上下から挟まれているのに中身のキビナゴだけ消えてたりしよるんですわ!
えぇ…餌持ち悪すぎぃ…と思いながら、テンヤにセットするには大きいサイズのキビナゴをセットして投げた時の事じゃった…
なんか海底に引っかかったような感触が手に伝わってきました。
(‘Д’)?
テンヤをロストして撤退ですかそうですか…とウンザリした瞬間、竿が下にギュンと引き込まれビックリするわたくし。
えっ!?何が起こったのん?(‘Д’)
と動揺しつつも糸を巻くのですが、まったく手ごたえが無かったり。
ナンダヨーいったい何だったんだ…と巻き続け、仕掛けを上げたらなんかくっついてました。
釣れとるがな!
ビックリして対岸のライヴに合わせてポォーゥ!って声でたかも知らん…
初チャレンジで太刀魚れちゃった。
おまけにルアーでお魚釣れたの人生二度目だったりします。
テンヤって言うなれば餌ルアーなので似たようなもんですね。
そんなこんなで釣れた太刀魚がこちらです。
いやはや、釣りたての太刀魚は美しいですね。
太刀の名に相応しい輝きにございます。
タオルが体表に写り込んでるんだもんなー!
今回釣れたのは、長さはそうでもない気がしますが幅は指4本分あって、スーパーで見る切り身よりも大きい。
これは陸からにしてはなかなかのサイズなんでしょか?
初太刀魚なので比較する知識がないですねぇ
船なら指10本、ドラゴン級が釣れたりするとなんかで見たような。
こうやって一度釣り味を覚えてしまうと、船で良い型を狙いたくなりますね~!
で。
よーし、こうしちゃいられねぇ!もう一匹釣っちゃうもんねー!
と、その後もチャレンジしたけど全然でしたね!
釣れた時にびっくりして棚を忘れちゃったし、そこから探り直しもしてみたけどもさっぱり駄目でした。
あの1匹がどうして釣れたのか…良くわからんけど釣れちゃった状態です。
ともあれ、今年初釣果が出て良かった…
陸釣りの厳しさを痛感しましたが、苦難の時を過ごす程に釣れた時の喜びは大きいですね。
なるほど皆さんこの喜びを体験する為に耐えてらっしゃるんですね?
僕も今ならわかりますよその気持ちが!
次はドラゴン級太刀魚を釣り上げねばなりますまい…船で。