ファースト坊主
ハゼ喰いてぇ!という衝動に駆られ出動しましたが、
人生、欲しいものが手に入るとは限らないという事を痛感した堂々の釣果0
場所は鶴見川汽水域でした。
早朝6時から竿を出しハゼの活性が上がるのをのんびり待つスタイルで開始。
7時頃に1回ハゼが掛かったのですが…無念の根掛かり。
その後、ズッシリとした感触のお魚が掛かったけど仕掛けを切られてしまい正体不明。
ビビビ!という反応では無くて、こちらが巻くとグンと引き、その後再び巻ける感じ。
エイだったのかなぁ…以前釣った感じだとエイは相当やる気のない感じで釣られちゃうお魚だと思うので、それとも少し違った感じ。
9時頃まで竿を出してましたが、3時間釣果無しという状況に耐えきれず撤退
僕と入れ替わるように釣り場にやって来た人によると、今年は気温が急に上昇したせいで川が酸欠状態になりハゼは駄目だと聞いたそう。
どおりで釣り人が少ないわけですね!
以前は7時には釣り人いっぱいだったのに、8時過ぎても僕だけなんだもの(-_-;)そう言えば以前は早朝から大挙して押し寄せていた川鵜も全くいない事に思い至りました。
あいつらどうして餌となるハゼがたくさんいるってわかるんでしょ…って羨ましかったもんですが、それが全く来ていない(゚Д゚;)
ハゼを沢山釣りたいのならば、川鵜がたくさんいる川で釣った方が良いのかも知れません。
川鵜がゴチャっと押し寄せてきてた年は僕も300匹とか釣れちゃってましたしね!
その後ハゼ師匠から聞いた情報によると、
今年の鶴見川はハゼの数が激減しているものの、黒鯛の子供のキビレや、30センチ大のセイゴが良く釣れるような状態だそうです。
こいつらがハゼ喰っちゃってるんだよ!とハゼ復興の為に日夜釣りに勤しんでいるそうな。
ハ、ハゼも釣れるよ…とは言ってましたが一日粘ってハゼ3匹と寂しい釣果にござる。
ん~
なんだかここ数年の鶴見川はハゼが釣り辛くなっていますね。
昨年は数は出ないものの、釣れたら良型という状況にござった。
護岸工事やら浚渫が行われて居たり、上流部では橋を新しくするための工事等も行われており、ハゼにとって川の環境変化が忙しないことや、
季節外れの急な温度上昇。
フッコ手前サイズのセイゴが大発生していること。
この辺がハゼの生息数に影響しているのですかねぇ
今年始まった橋梁の工事は特に影響が有りそうですね。
そういえば以前釣れていたセイゴは20cmのヒョロヒョロサイズがメインでしたが…
今年はこのくらいの型にまで大きくなったのがハゼの仕掛けに喰らい付いてくるそうな。
ちとサイズ感わかりにくいですけども、セイゴにしてはグラマーって事で良いじゃろか。
こいつぁ…ハゼ喰ってそうですねぇ
川鵜もこれは飲み込めそうにないですし実に厄介。
川底が浚われた事でハゼの隠れ家が無くなり、無防備なハゼをセイゴがパクパクっと食べまくり…って流れなのだろうか?
いろいろな条件が重なってしまった感もありますね。
暇を持て余してるくらい時間に余裕があれば粘って釣るのもよろしかろうが…半日で3匹は流石に痺れちゃう。
鶴見川の河川工事が終わり、環境が落ち着くまで暫く静観しておいた方が良いですね。
また仕掛けをひょいと投げたらハゼがパク―!という環境が帰って来ますように!
へたっぴ釣り師ペケジローにはそれくらいお手軽に釣れてくれないと耐えられませぬゆえ(;´∀`)
セカンド坊主 2020年11月7日追記
もしかしたらこの間はたまたま釣れなかっただけかも…と都合よく考えまたしても鶴見川に再出動。
より海に近い下流ならばこの間とは状況が異なるかも…かも!
しかも今回はハゼスプというヒラヒラムーブでハゼの本能を刺激する仕掛けを盛って行っちゃうもんねー!
これで念願の初ハゼゲットですよぉ!
よっしゃー!チガウ!
目いっぱい拡大してますので実は小さいハゼです。ハゼ違い。
今回もマハゼにはとんと縁がありませんでした。
ちょい投げの仕掛けには何も反応が無く、川岸の真下にハゼスプを落として仕掛けの動きを見てたら喰ってきました。
手前ではこんな4cm前後のちっこいハゼが仕掛けをポイっと入れたらパクっと喰ってきますね。
種類は違うもののお魚さんに遊んでもらえて嬉しいかった…
当然、小さすぎるので全部リリース。
子供に釣りの楽しさを教えるにはうってつけの対象魚ですね~
あっ…あれは人間の罠だパク―!って感じに、もうかぶりつきたい衝動に抗えないのでは…!
確保も容易なので、エアポンプを用意して釣りの生餌にするのも有りかも?
と、いうわけで二週連続で無為な休日のスタートを切ったわたくし。
マハゼに相手にされないからってちっこいハゼに遊んで貰い、強引に自分の心を偽り満足気に帰宅する土曜日って…なかなか辛いもんがあります。
そうでした、今日は釣りをしに行ったわけじゃなくてドライブをしていたのでした。
そしてふと川を通りかかったのでついでにハゼ釣りを嗜んでみたってすんぽーです。
そういえば、例年ハゼ釣りの船を出している船宿の釣りものを確認したらハゼが有りませんでした。
船宿が商売にならんと判断する…これはやはり、昨年から状況が一変しておるようです。
なるほど、スポーツ新聞の釣り情報を確認してから出かけるという手も有効ですね。
セカンド坊主を喰らってから気付いても時すでに遅しですが。
来年はそうしよっと。
2020年のハゼ釣りはペケジローの完全敗北にて決着( ;∀;)