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ラブコメ…それは読み手のメンタルによっては諸刃の剣となる…
面白く楽しげで幸せな雰囲気であればあるほど現実との乖離を痛感しメンタルが捥げることだろう。
そして僕はいつも捥げる側な陰の者…それなのにそれなのに、読むと思わずニヤニヤしちゃうんですよね。
ほんと…ラブコメ読むのも命懸けだぜっ!
うっかり読んだら最後までモリモリ読み進めてしまったこちらの作品、道産子ギャルはなまらめんこいが面白かったんですよね…心は傷だらけになったけど。
そして北海道北見市に行ってみたくなりました。
作中で予備知識が得られるおかげで楽しく観光出来ちゃいそうなんだもの。
ところで、未読の人はアプリ・ジャンプ+で初回なら最新話まで読む事が出来ますのよ。
こちらの作品のヒロインが無自覚なエロ可愛さに純真さを併せ持つという奇跡的存在であり、見ていて飽きないどころかおっさんニッコニコな仕上がりにござった(⌒∇⌒)
こちらがヒロインの冬木美波ちゃんですね。
あらぁ~可愛い。
しかしこの美波ちゃんの魅力を引き出してくれるのが、東京から越してきただけで掴みはOKだった主人公、四季翼君なんですねぇ…ちっ
良い感じに普通っぽいではないか…
そんな彼が「東京から来ました!16歳です!通う学校は北稜高校です!」
で、
同い年で同じ学校に通うってだけであっと言う間にこれよ…
この子、天性のインファイターだ!強い。
しかしこれはまだまだ序の口で、その後も翼君は美波ちゃんの距離感に翻弄されていく事になり…そんな二人の様子を眺めておいちゃんはニヤっとさせられるわけですね?
…良きかな。
美波ちゃんの純真さに対し、普通の男の子代表な翼の反応には同調せざるを得ません。
が!
うらやまし過ぎて感情移入は出来ませんねぇ!
序盤は翼がエロ妄想するもんだから僕はなんだかお父さんは認めんからな的な気持ちが芽生えたわい。
娘いませんけども。
そういや奥さんも居なかった。
でも美波ちゃんが…くっそぉう!
いつも美波ちゃんの振舞いや反応を見てにっこりした直後に
翼君のうへへ…という反応を見て次々と生じるうらやまけしからん気持ちに、
ぬぁー!とかとぁー!とかきえぇぇーい!なんて奇声をあげながら読んでますけどそろそろご近所に通報されないか心配です。
心に傷を負いながらも目を背ける事が出来ぬとはなんと恐ろしい青春パワー…しかしなんとか堪えねば。
そう思っていると黒髪清楚系ギャルな秋野沙友里ちゃんと急接近
おい二の腕!きぃやぁああたってるぅ!
超美人で二年連続ミス北陵な玲奈先輩がお隣さんどころかさらに急接近
いやこれは着物が!和装好き過ぎてこうなっただけだから!
その後やっぱりフラグが立っており我がメンタルは無事死亡…ぬぉぉ…
えっ?美波ママまで!?ぱふって…おんどりゃぁー!
あぁ…だめだこいつ強いよ!強すぎる。
美波達の可愛さを引き出す為の出汁かなにかだと思いこむか、俺が翼だ!と気合いで自己投影するしか道はないね?
いや暖かく見守ってあげたまえよ、なんて言われても無理だよ羨ましすぎて僕には無理だ( ;∀;)
女の子の可愛らしさにはなまら癒される。
それはいい…最高。
たが主人公が羨ましすぎるが故に我がメンタルは満身創痍ですよ。
わかってるんだ…この夢のような青春の日々が現実的にはあり得ない事は。
僕にもこんな青春を送れた可能性があったのだろうか?
なんて考えたら微塵も無かったと判明し致命傷を負ったりもした…でも夢見た世界がここにはあるんだ!
これが…飛んで火に入る夏の虫の気持ち…か…
最早自分が何を言わんとしているのか定かではなくなってきましたが。
道産子ギャルはなまらめんこいは、
自分の人生には存在しなかった青春を目の当たりにする事で負う精神的ダメージを差し引いても面白かったし、
北海道の方言や北見市のご当地ネタという情報も知ることができて好奇心まで満たされちゃいますね!
読めばこれから高校生になる若者は、学園ライフに希望を抱く事ができ、手遅れな人は自らの人生に理想郷が存在した可能性に思い当りそれをやり過ぎしてしまったと悶絶することでしょう…高確率で気のせいなんですけども。
あとどれ程心を抉られる事になるのかまで全部ひっくるめて、今後も楽しみな作品ですね!
美波ちゃん達のような子に囲まれて華やかな学園生活を送りたい人生だった…(゜-゜)
最後まで読んで頂き有難う有難う!
僕、生まれ変わったら北見に降り積もる雪になるんだ…あのちっこい雪だるまになれたなら溶けたって構わない。