こんなの絶対死んじゃうよ死にたくねぇ…と試合中にお座りしちゃった小次郎さんの生前の様子、そして何故小次郎が最強の敗者と言われるのかを知る回にござった…
小次郎:あっこの人強いよ!参りましたぁー!
相 手:よっわ…
小次郎:よーし、あの人に勝てるように修行じゃーい!
後日
もうあの人超えたし(脳内)次の強者にボコられてまた修行してぇ…オッスオッス
て感じの行動を繰り返し強くなっていったそうなんだけども僕の表現力に難有りなのでコマを拝借致そう。
まず最初の相手は道場のパイセン景勝くん。
尊敬する人はハルクと言いそうなくらいムキムキなお侍です。
剣術というより力業な感じで相手を打ち負かすスタイルじゃろか。
彼がお寝坊してきた小次郎に喝を入れんと試合した結果…序盤は善戦してたけども、途中で景勝がムキッと力んで小次郎の木刀を弾き飛ばしちゃいます。
しかしどうやら武士の試合はここでは終わらん様子。
景勝さんは得物を持たない小次郎に襲い掛かかっちゃいますが、剣を失ってから如何にリカバリーするかも腕の見せ所だったりするのかな?
そんな興奮度MAXな景勝さんに対し小次郎が取った行動がこれ。
今やっても景勝には絶対勝てないし、怪我でもしちゃったら損だも~んて感じ。
武士道に酔いまくりな周囲からは浮いちゃってしょうがない奴扱いされちゃってますが、己の信念に基づいて行動しとりますね。
だからと言って勝てずとも良いってわけではないと。
景勝に勝つためにはどうすれば良いか、きちんと己を強化開始です。
獣肉を喰らい体を作り、野生動物の躍動感やら呼吸を習得するという独自の修行を繰り返して半年後。
体がムキムキになって再登場。
普段雑穀食べてる諸先輩達にいわせりゃこんなのチートかドーピングなんじゃないかしら(; ・`д・´)
小次郎のムキムキに興奮した景勝が試合を挑みますが小次郎くんがいい感じに断っちゃいます。
いやもう勝ったし…(脳内で)あんたは結構でぇ~す。
そりゃ景勝くんも怒りますよ…戦った覚えもないのに勝ったぜとか言われたらイライラカチンとくるに決まってます。
相当怒ってるのか武士道とかどうでも良くなっちゃってますね。
背後から絶対殺すスラッシュをお見舞いしちゃいます。
しかしその攻撃に小次郎が反応し…
実際には小次郎は景勝を制止しただけでしたが、実は出来る子景勝が小次郎の動作に己の死をイメージしたって事でしょうかなぁ。
また、それを素直に受け入れ参ったという景勝の好感度お高めな場面ですね。
脳筋野郎だったらば、ばかぬぁあ~!とか言って斬りかかって本当に死ぬとこですが景勝はちゃんと武士です立派よ立派。
さて小次郎のお目当ては開祖である富田勢源にシバかれる事でした。
みてよこの顔…
この人に勝てるくらい修行すれば吾、また強くなれるじゃない?と想像してのこのお顔なんでしょうかね。
シバかれる事に喜びを見いだしているわけでは無いと思いたい。
小次郎は勝つ事は二の次で強くなったと感じる事に喜びを見いだしているって事なのかな?
実証する事すら必要ないとなると、時代背景的に考えてだいぶ変わり者ですね、
その後、道場の強い人全員に勝つ(脳内)のに四年くらいかかったのだとか。
で、こうなった。
脳内シミュレーションとはいえ、キチンと効果が出ているようですね。
開祖の勢源先生に認められるという事は、ハッタリでは無く本当に強くなっているって事でしょう。
その後も名のある武人に挑んでは降参し、修行を経て勝利(脳内)しまた次へ向かう事を繰り返します。
伊藤一刀斎を超え
柳生石舟斎を超え…
って感じに次から次へと負けては超えてを繰り返し、一度も勝利せぬまま史上最強になったのが小次郎なのだぜ!というお話にござった。
石舟斎 > 一刀斎って事になっちゃうので場合によっては荒れそう。小次郎のせい。
神vs人間抜きにして、実に面白い佐々木小次郎が描かれてますね。
実は超強い佐々木小次郎てのがしっくりと来るように描かれている為、武蔵に負けた人から一転、なんだ小次郎が最強じゃん!とイメージの塗り替えバッチリOKにございます。
しかし…この感じだと小次郎って一回負けてから修行せんとポセイドンに勝てないのではないかしら。
でも既に試合中なのでそんなの無理だしどうするだ?
精神と時の部屋が必要ですね出でよシェンロン。
死後数百年の修行により1秒で1年分の脳内修行が出来るようになったのだ!とかならなんとかなるかも知れないなぁ…でも僕がポセイドンなら試合中に座禅とか組み始めたら速攻で刺すよね。
試合中に脳内修行とか舐めプ過ぎて即殺されそうなので…ここらで今一度ヴェルンドの便利な設定を活用するのじゃろか?
第一試合では神器破壊をやってのけた盾を壊す者ランドグリーズでしたが、第二試合の神々の残された者レギンレイヴはなんかスルー…第三試合に至ってはヴェルンドになったワルキューレが誰かもわかってないので特性の扱いがどうなるのかも気になるところですなぁ
神器錬成された武器には戦乙女十三姉妹それぞれがもつ特性が宿る
僕としてはこの設定が作品の面白ポイントたり得ると思いますのであれやこれやと捏ね繰り回してもらいたいところ。
レギンレイヴがどのような特性だったのかいまだに気になりますのよね…アダムが死んでもパンチ打ってたところに関係ありそうとは思うけども。
でも確かに神々の残された者ってどうすりゃいいのさ!って気もしますのでね、あれはしょうがないね!
あとそういえば、人類の出場選手を決めたのは誰なんじゃろ?
ヒルデじゃないよねぇ…なんか興奮してたし。
しかもその直後にウットリしつつエインヘリヤル~とか言ってたのにまさかの二連敗でサルミアッキパイわしわししちゃういまいち言動の読めない姉御にござる。
ヒルデの凄い顔が見られる事を期待しつつ次号を待とうと思います。