こんにちは、わけあってミミズの飼育をしているペケジローです。
連載が終了してしまったトリコに触発されて美食ハンター を目指した結果、お店では買えない食材である手長エビとハゼが僕のフルコース入りを果たしたわけなのです。
この二種どちらも狙える餌として繁殖させています。
ハゼと手長エビ、どちらも市販のミミズより魚の食いが良い気がしますが、冷蔵庫で冷やされてぐったりしたミミズよりも元気だからかな?
そのぶん針に付けるの大変ですが、釣果に直結するとあれば元気に育ってほしいもの。
釣りの前日にわざわざ店まで買いにいくのも面倒ですからね。
さて、需要があるのかわからんですが…
お世話の仕方
ペケジロー流ミミズ飼育術を披露。
餌として与えてるものは、野菜くずとコーヒーの出がらしがメインです。
コーヒーはしばらく後で掘り返すと近くに集まっていたりするので問題なさそう。
夏場にスイカの皮を入れた後、ミミズがサイズアップしたような気がするので、スイカの皮はもしかしたらミミズの適合食材かも知れません。
秋から冬にかけては、リンゴの皮と芯が追加されます。
鍛え上げるとお魚の皮とかも始末してくれるみたいですが、僕は植物性の餌のみを与えています。
動物性のものを入れるとなんか変な虫がわいたりしますので。
釣り餌も手に入り、生ゴミが減らせて出てきた水分は園芸の肥料になるなんて…
そしてなんとなく生活の知恵を駆使している気分まで味わえちゃうのでミミズはたいしたもんですね!
失敗したと思ったことも数点あります。
まず最初に餌の水分量。
スイカの皮などは意外にも大量の水分を含んでおり、半玉分の皮を入れようものならバケツの底が水没し、ミミズが窒息してしまいます。
一度、水没させミミズの大量死を招いてしまったことがあります。
きちんとした環境が出来ていれば土の匂いなのが、異臭を放つ程に悪化しました。
バケツの底から余分な水分が抜けるような工夫は必要ですね!
水不足も気をつけねばなりません。
ミミズがオアシスを求めて旅立ってしまいます。
お隣のいつも綺麗に水洗いされたベランダで干からびるペケミミズ…というちょっと笑えない事案が発生したこともあります。
釣果を献上してお茶を濁す事に成功…したつもりでいますがお相手によっては大事件になるので気を付けましょう。
地表の様子を見て、乾いているようなら少量の水を霧吹き等で散布したほうが良いかも。
あと、入れて失敗したのが米糠です。
どうやら嫌気発酵とやらをするそうで…熱に追われたみみずが地表にほぼ全部出現。
ミミズ玉なんて初めて見ました。
とてもグロかった…。
しかし良く考えるとミミズの引っ越しに使えそうな現象でもあります。
動物性の生ゴミはやめておいたほうが無難。
ペケミミズを強化しようとしてお肉の脂身を放り込んだ結果…土がしばらく臭くなるし変な虫も沸きます。
あとは構い過ぎないことが大事かと思いました。
緊急時以外には様子を見つつ、なるべく手を出さないように心がけています。
ミミズではなく、ミミズが生きる環境を育てると安定する気がします。
と、いうわけで環境が出来上がったら基本的に放置がおすすめ。
最近は釣りに行けてないので、ミミズが増えるばかり…
そろそろ、出来上がった土を回収もしなければなりません。
この土もなかなか良い副産物となります。
取り分けた土をプランターに移し、レタス等の種をばら蒔いておけば勝手に生えてきます。
栄養豊富なようで、かなり元気に生えまくるレタス達…それが僕の餌になるわけですね。
釣り餌になるし、野菜くずの処理もしてくれるし、できた土でレタスが育つ。
このように、一石三鳥くらいの恩恵が得られるミミズの飼育は見た目以外はお勧めですよ。
事件発生 8/18日追記
”虫注意”
”閉じる”
暫くぶりに土を掘り返してみたらミミズが絶滅しかけてました(´・ω・`)
代わりにこんな幼虫が大量に…恐らくこいつらの仕業。
いったい何の幼虫なのかわかりませんが、こいつらやたらと元気が良い…
今度鯵釣りにでも行った時に餌にしてやろうかしら…(怒
こんな事になった原因は蓋をあけっぱなしだったからでしょうね。
トマトが生えてきたので蓋を開けて育てつつ時々水やりしてたんですが、栄養豊富な土なので嬉々として産卵しに来たのだと思うとそんな土を作るミミズはやはり優秀だなぁと思います。
居なくなっちゃったけど( ;∀;)
完全密封するとミミズも苦しいのか脱出しちゃうので、網等で通気性を確保しつつ外敵の侵入を阻止できる蓋を設置する必要がありそうです。