長らく厚めのコートを着てスクーター通勤してたんだけど兎に角お寒い。
手袋も厚めのものをつけているものの冷風は容赦なく貫通してくるし指はカチコチでしっかりブレーキも引けないという状況にいかんぞこのままではいろんな意味で死んでしまうぞ…!
そんな悩みに直面したペケジローが真冬の快適通勤を与えてくれた品物をご紹介致す。
僕の乗り物はアドレスV125sなので、恐らくはスクーター寄りのお話だと思います。
他にもっと良い品があるかも知れないけど僕はこれしか知らんので自信満々なのは次の品。
これは、なんと釣り用の防寒着であります。
ゆったりめの物を入手したので普段着の上から着用可能でありフード部分は取り外し可能。
海での使用を想定しているので防水性能も有り。
表面の生地が水でべしょべしょになっても中にまでは染みてこないので突然の雨にも対応可能な優れもの…
しかも沿岸部の強い冷風もなんのその!
2月の船の上でも覆われた部分はきっちりと寒さから守ってくれたので素晴らしい防寒性能。
これを釣りの時だけに限定してしまうのは勿体ない!って事で夜も明けきらぬ早朝の寒い寒い時間帯に着用して走ってみたら思いの外素晴らしい効果を発揮してくれたんです。
制限速度よりちょいとお速めに走ったとしても皮膚が冷気に蝕まれる事はありませぬ。
恐らくはズボン+この防寒着の二重構造によって三重の守りが得られるからこその耐久力。
高速道路は…僕は大型免許持ってるけどバイクは125ccなので走れません。
免許あるけどバイクが無い!駐輪場がない!つまり高速道路での使用感はわからんです!
弱点は袖口の作りが甘いので徐々に解れてきてしまう事かなー
しかし寒さの前には見た目を気にしている場合ではないので僕は許した。
あとはなんか手の平にフィットする手袋っぽい作りがあるんだけど、これがちょいと邪魔くさいかも知れない。
僕は付けずに手を通しちゃってます。
少々欠点がチラホラ有りますが、この暖かさは捨てがたいものがありますぞ。
ついでに言うと、スタイリッシュを追求するならばこれは重ね着するので体が一回り膨れたようなモコモコ感を演出するので無いわーと思うかも知れない。
でも、暖かいぜぇ…?
あ、あとは洗濯しても平気でした。
ダメって書いてあるけど鯵釣りでコマまみれになったのでたまらず水をかけて流した後に柔軟剤まみれにして洗濯しちゃったけど平気。
洗濯後は水のキレが悪いので取り出しの時には注意しましょう。
タオル等の吸水性の良い物を一緒に洗って二回くらい脱水すると良い感じ。
その後釣りで着用したけどやはり水は染みてこない。
洗濯すな!とか書いてあった気がするのでやるなら自己責任ってやつですね!
お値段も安くて上下セットで9000円程。
求められる効果は同じでありながら釣り用ってだけでこのお値段はなかなかのお値打ち。
ライダー用防寒着はカッコいいものが多いけどお値段もお高い。
上着だけで3万かぁ…くっ…それにしてもカッコよいじゃないの。
でもWater Rocksならば4セット買えちゃう上に下半身の面倒まで見てくれちゃうのだし…!
欲しいのは性能のみ!という人にはかなりお勧めできる品といえますね。
ちょっと体が膨らむけどもコスパが圧倒的過ぎる。
本体の寒さ対策はこのウェアでバッチリ。
しかし手はどんなに厚手の手袋を着用しても冷たいままだったので…こちらを導入いたした。
ハンドルカバー…ださ~いとか言ってる場合じゃなかったんや…!
グリップヒーターとナックルバイザーを取り付けて…なんて思ってたけどそんなの待ちきれないしお高いじゃない!
そもそも各種ヒーター備え付けのモデルを頼もうとしたら3か月待ちとか言われてノーマルを購入したのだから後から取り付けるのはなんか癪。
しかし使ってみるとこれが凄い効果的である事がわかった。
カッコ悪い…から一転してこ、こんないいもんを使ってたんかい!って感じ。
内部はハンドルやらブレーキを操作する関係上広めになっていて、結構な空間があるんだけどこれが良いのかも。
素手でも意外と平気だけど、僕は軍手を着用して運転してます。
これなら素手と比べて違和感が少なくハンドル操作が出来るし、これで十分暖かい。
購入したものは既に無いので、同じメーカーの新型っぽいものを紹介してますが、手を入れる部分がガバガバな感じなのが気になるかも知れません。
でも、ガバガバなくらいで良いんです。
購入したものは口を引き絞る為の紐があったんだけど、それを引いてぴっちりにしたらとっさの時に手が抜けない。
もしコケたら手が離れずにバイクに引き摺られちゃったりするかも知れない。
そんなわけで口は緩い方が良いです。
向かい風を防げるだけでも大分違うし、どういう仕組みかわからないけど風が対流して中に入り込んでくる事も無いのでゆるいままでも暖かい。
あとは使い始めたばかりの時は手に出し入れにちょいと苦戦するかも。
僕も信号待ちで手を抜いて、青に変わった時に手が入って行かずに焦る事が何度かありました。
今では慣れなのかスッとハンドルに手が行くので、不便さは感じておりませぬ。
なので、使い始めの時はちょいと気を付けた方が良いかと。
ナックルバイザーはなんだかカッコいい雰囲気なんだけど使った事ないからわからんですね…
風が巻き込まれて結局冷やされちゃう気がするので、グリップヒーターとセットで使うのが前提なんだろうか?
オサレ感を取るか実利を取るか…悩ましい所ではありますが僕はメンタルがゆるキャラなので今後もハンドルカバーで生きていくのだと思います。
以上、カッコよさを捨てたペケジローの冬用バイク防寒着のご紹介でした~!