釣り

船でタコ釣りに行ってきたでござる

投稿日:

2020年12月12日に船に乗ってタコ釣り。

今回は愉快な中乗りさんと常連さんのお世話になって、実に楽しい釣行でありました。

エギタコ初挑戦のペケジローでしたが何とか1匹釣り上げる事が出来て良かったですね。
goproで喜びの瞬間を動画におさめようとしたのですが、バッテリーの仕組みが良くわからずに途中で電力供給がわけわからん事になり肝心な所が撮れませなんだ(゚Д゚;)
モバイルバッテリーを差し込んで撮影する場合、直接その電源を使用して稼働するもんだとばかり思ってましたがちょいと違ったみたい。
実際はバッテリー → カメラって流れのようですね。
モバイルバッテリー → バッテリー → カメラと電力が供給されると。
今回途中で内部バッテリーが無くなってしもうたのは、撮影開始時の充電が足らんかった事によるものですかねぇ。
モバイルバッテリーを使うと充電しながらの撮影が出来るが…消費電力の方が大きくて内部バッテリーが0になると撮影できんようになるってことかな?
バッテリーだけで撮影するより長持ちするようになると?
イメージ的にはモバイルバッテリーとSDカードの容量が許す限り撮影できる感じだったのですが。
うーん…なにやら変な気もしますが、万が一に備えて予備バッテリーを持っておけばよかろうか。

て事で記憶を頼りに後から振り返ってみるといろいろやらかしていた事が判明。
あれで良く釣れたもんですよ…
そんな素人&やらかしという絶対ダメでしょな状況を覆して釣らせてくれた中乗りさん達には感謝ですね。

これに挫けず来シーズンもタコ釣りには参加していきたいと思います。
が!タコ船のシーズンは6月~12月の半年間なので、もうすぐ禁漁期間になっちゃいます。

この僕が、折角教えて貰った技術を脳内で半年も保持できるとは思えませんのでその記録と共にペケジロー奇跡のタコ1杯ゲットの過程、そして釣りを楽しむ最中遭遇した遊漁船同士の静かでありながらもバチバチっとした闘いのお話のことを記述していきたいと思いまする。

エギタコテク

根が多い場所での誘い方。

誘いを入れる場所

まず最初に誘いを入れる場所を探るべし。
錘が下に着いた時に「ゴリ」「ジャリ」という感触がしたらばそこで誘うのは危険だそうな。
根掛かりのリスクが大分お高い。
「トン」という柔らかな感触を探り、そこで誘いを入れるようにすべし。

ガチャガチャした根の中にふと現れる、柔らかな底地…そんな場所はタコが寝床にしている可能性がお高い!

誘い方

錘を海底から話してはいかんです。
錘が底を叩くと擦れたタコさんは逃げてしまう可能性がある。
そこで道糸と竿の角度を90度に保ちつつ、糸が張った状態で錘が底に付いた状態にする。
この状態から糸を弛ませて張る動作を1秒で1セット、これを5~7回繰り返しちょいと止め…合わせを入れる

ヌ~ンと重みが掛かった場合は、そのまま竿を下げずにゴリゴリ巻いてタコを水面まで引き寄せ、丁寧にタモをつこうて回収すると。
この時、タモ入れは他の人にお願いしましょう。
自分で竿もってタモもって…ってややこしいし、バレたらとっても悲しい。
ゆえに大きいサイズのタコ釣りでは助け合いの精神でタモ入れをし合うべし。

再チャレンジ時の仕掛けの落とし方

底の位置が大体知れた二度目の仕掛けの落とし方はそぉ~っと行いましょうぞ。
錘が底にズドンと落ちるとその衝撃にタコさんが違和感を感じちゃうかもしれねーんだ…!
ちったぁタコの気持ちも考えてみやがれぃ的な?

投げて探る場合

根の多い場所で投げるのは根掛かりの危険性が段違い。
船頭さんによって底がまっ平という情報が伝えられた場合には積極的に広範囲を探るべし。
その場合も道糸と竿の角度を90度に保って行いましょう。

右手で釣るのだぜ

竿の持ち手に伝わる振動で海底の状況を探るよりも、手元から最初のガイド付近を指でつまみつつ探るのが良い。
このほうがより繊細に糸から伝わる振動を感知可能なんですと。

仕掛け

竿

基本何でもよいが、硬めで先が敏感な竿がお勧め。タコ専用竿を触らせて貰った所、先端は柔軟でありながら胴の個所はカッチカチで曲げようとしても曲がらないくらい硬いものでした。

道糸

pe4号から~とあるが6号巻いている人も多い。

餌木

シンプルなもんで良い。
なんならイカ用で良い。
ダイソー餌木がコスパ良いですが、これは船宿が3個1000円で販売してたりする。
故に発見・即・購入まった無しであり基本的に絶滅危惧餌木であらせられる。

根掛かり前提の釣りゆえに仕掛けのロストが非常に多い。
一般的なエギタコでよく見る、餌木2個付けやらタコスイベルを使用する仕掛けはとってもハイコスト。

なので錘もスナップも一番安いので良い。

もし餌木2個を使用する場合。同じタイプのものを2つ付けても微妙。
だって海底でおんなじ動きをする事になるのし?
という事で付けるならタコ用とイカ用というように、タイプの異なるものを漬けましょうぞ。そして根掛かりよ!

道糸pe6号に直結するスナップは頑丈なものを使用する事。

前準備

スナップと錘をpeで結んだものを用意しておくと良い。
根掛かりした時に錘をパージする事で餌木が助かる事も多い。

最近話題の餌巻き餌木でやる場合。
現地で作ろうとすると油でベタベタになっちゃうので家で用意しておく。

餌木の腹はタコさんへのアピールポイント。
豚バラで隠しちゃうとその良さが失われるので、豚バラを付けるならば餌木の背中側へちょいと乗せる程度で良い。

釣り糸で引っ張ったら縮まるようにわっかを作り、反対側は輪ゴムと結びつけたものを用意する。
餌木の頭付近の豚バラを1か所固定。
その後豚バラが剥がれないように糸で尻尾側まで抑えて行き、最後に輪ゴムを針に引っ掛ければお終い。

ここまで教えてくれた常連さんは言いました。
「まぁ、俺は豚バラ巻いて釣れた事ないんですけどね!」
2019年500杯、今年は260杯を釣り上げておる猛者のお言葉である…
他にも名言が飛び出してましたね、
「タコは…わかんないですよ…」
「エギタコはなぁ~…やればやるほど下手になるんですわ!」等々

タコが釣れた経緯がドラマティックだったお話

今回エギタコ初チャレンジとしった中乗りさんが先のレクチャーを丁寧に教えてくれ、常連さんもレクチャー受けたから釣れますよ!と太鼓判を押してくれた直後の第一投

仕掛けを落とすとゴリ…ガリ…とした感触が指先に伝わって来たので、教えの通りに再び底を丁寧に探るわたくし。
何度か糸をそぉっと落としたその瞬間に「トン」という感触が伝わって来たのでした。

ここだ!と脳内イメージで「ペケジロー!いきまぁーす!」とひょいひょい~っと糸を操り…聞き合わせ。
すると竿にどぅんと重みを感じ…あれぇ?(;´・ω・)

と、わかってない感たっぷりのわたくしの横で常連さんがタコだ!と。
巻いて巻いて!と言われるがままリールを巻いたらタコが掛かっておったと。

今思い出してもレクチャー終了後の太鼓判から釣れるまでの流れが速すぎて喜劇的な状況にございましたな!
中乗りさんも常連さんも喜んでくれて、ペケジロー大満足な1杯にございました。

その後が全然だったわけですが、原因は帰宅後に判明。
今回持ち込んだ餌木の中にタコやんてのがあったのですが、これにはぶら下げる感じの錘が脱着可能な状態で付いているんですねぇ

イカの餌木には埋めこまれて固定されているこの錘を、何を思ったか僕は外しておいたのです。
錘を外すとタコやんは…ひっくり返るんですわ!
塩を洗い流そうとして水に入れたら死んだように浮かんでおるわ。
釣れた時の餌木は錘埋め込み型のものでしたが…その後調子にのって投げて探ったら根掛かりでロストしちゃったんですよねぇ
つまり途中からタコさんにとってはとても怪しい物体を海中でひらひらさせていただけという事になりますな?
ダウンショットで餌木を揺らしタコを誘うエギタコにタコやんは向いてないかも知れん…単体で完璧であるがゆえに。
普通が一番って事ですかね。
もし使うならばタコやんの錘を宿指定の重さのものに変えて使うのが良いじゃろか。

船宿どうしの静かなる闘い

遊漁船には暗黙の了解ってのがあるそう。
縄張りに居つくタコを釣る場合、ポイントに入る場合は潮下から上へ向かって探っていく事になります。
なので先に他の遊漁船がポイントに入っていた場合には、その船の潮下から入るのがマナー。
それがあろう事か、今回は後からやってきて潮上に入った船がありました。
船頭さんのイメージ的には自分の所のお客さんに釣らせるようのタコをひったくりに来たようなもんです。
そこで2艘出しだった本宿は、もう一層が急遽その狼藉船の潮上へ移動し進路を封鎖。
無言のプレッシャーをかけますが向こうも負けじともう一度潮上へ移動。
再びこちらのお宿に潮上を封鎖されておりました。
その後撤退していきましたけども、普段知る事の無い世界を知ったようで興味深かったですね~

余談ですが常連さんが呟いた乱入船宿の名が衝撃的で笑ってしもた。
以前友人と真鯛釣りに行った時に世話になった宿でねーか!
HPでは至極好感度のお高い文章が記述されていたので、きっと楽しい釣行になるぞ!と思ってたらば、実際の釣行時にはコレジャナイ感が凄まじかったとろですねぇ…

さらっと名が出てくるあたりどうやら頻繁にマナー違反を繰り返しておる様子。
常連さん曰く、この船にもあそこに行って嫌な思いして流れてくる人が多いのだとか。
相変わらずなスタイルで営業中なようで、着々と評判が世に知れ渡っておるとは(゚Д゚;)
蓼食う虫もって事で、
船頭さんに「釣らせて貰う」とか「釣れれば何でもいいのだ」って人には良いお宿なのかも知れませんねぇ…僕は無理だけど。
今回は珍しい光景を目の当たりにした事や、それにまつわるお話を聞けたのも面白かったですね。

と、いうわけで

タコ釣りテクニックを教えて貰って、
タコもなんとか釣れて、
面白い事を見たり聞いたり出来て実に良い過ごし方が出来たでござる。

肝心のタコさんはただいま丸ごと冷凍中。
解凍して水洗いすればヌルヌルはすぐに落ち、身も柔らかくなるそうです。

すぐに食べたい場合は、野菜の水切りに使う網のボウルを使って、水を流しながら揉むように根気強く洗えばヌルヌルが落ちますのでお勧めなり。
塩もみだとタコの身に塩気が移ったりしますし。

うーん、もっとたくさん釣れるようになりたいですね~

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